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14編
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まずは私達のレベルでも戦えそうな
フィールドの探索と連携プレーの
戦略練りが最優先だった。
フィールドは時生さんに教えて貰った
大体の未来の世界のフィールド情報を
当てにするとして、問題は連携プレーだ。
「皆、これからレベル上げにしても強力な
モンスターと戦うにしても、連携プレーが
必要となって来ると思うんだけど、何か
良いアイデアはある?」
私が尋ねると、
「そうだなー。やっぱり私と麗華が
後ろで攻撃・回復したり、足止めして
胡桃ちゃんとお兄ちゃんが守りながら
戦う感じ?」
「それじゃあ今までと変わりないだろ。
実際それで何度も死にかけてるんだぞ。」
雷太の言うことももっともだ。
「じゃあ雷太は何か良い
アイデアがあるわけ?」
「俺達は今までレベル上げに
拘ってきたけど、自分の目の前に
見えているウインドウを
見てみろ。スキルやステータスが見えるか?
今までは適当にスキルやステータスを
振ってきたけど、これの見直しと
モンスターがドロップする
レア装備を身に付けるってのはどうだ?」
「確かに雷太の言うことは的を得ているね。
私達に足りなかったのは
レベルだけではなくて、
スキルや能力の振り直し、
装備強化だったんだよ。」
私は雷太の意見に同意する。
「私は回復量とか魔法発動速度を
強化出来るみたい。装備ももう少し
良いのが欲しいよねー。」
「私は状態異常のヒット率のアップとか、
踊りの種類が増えるみたいね。
私もまともで綺麗な装備が欲しいわ。」
2人も納得している様子である。
「今までレベル上げの際に貰えてた
スキルポイントを1度リセットして
皆それぞれ欲しいスキルに
振り直してみて。」
「うーん。私は回復量の増加に重点を置いて、
後は魔法発動速度と攻撃魔法の魔力増加に
当てようっと。」
「私は状態異常のヒット率を上げてっと。
踊りの種類も状態異常だけではなくて、
モンスターに攻撃出来る踊りに
スキルを優先的に振ることにするわ。」
「俺は盾ガード率と物理・魔法ガード率の
アップが最優先だな。残ったスキルは
攻撃に回すとするか。」
(私は…。選択肢が多いんだよな。
どの属性の魔法攻撃に重点を置くか。
攻撃力やクリティカルヒット率も
上げたいしな。バランス良く均等に
スキルを振るかな…。)
とりあえず皆、今持っているスキル振りを
終えたようだ。
「レベルが上がったらまたスキルポイントが
貰えるから、その都度スキル振りをして
強化していこう!
後は装備か…。私達は
今まであんまり装備に
拘ってこなかったよね。」
「そうだな。俺が持っている装備一覧に
星の数が多いほどレア度が高いみたいだ。
それをMAXまで強化すると、防御力やら
攻撃力が格段に跳ね上がるんだな。」
「レア度が高い装備をドロップする
モンスターってやっぱりたまーに
見る色や姿が少し違う
レアモンスターを倒せばいいのかなぁ。」
「そうね。今まであまり
気にしてこなかったけど
レアモンスターを倒した時はレアアイテムが
手に入ってたわ。
ただレアモンスターの遭遇率は
今まで戦ってきた中で
殆ど無かったけどね。」
(じゃあやっぱり装備はレアモンスターに
遭遇するまで手当り次第、
モンスターと戦うしか
無いってことか…。)
「皆、面倒かもしれないけど
レベル上げも兼ねて
レアモンスターに遭遇するまで手当り次第、
戦ってみよう。今は装備を揃えるには
それしか方法は無いみたい。」
「了解!」
3人とも同意してくれた。
こうしてレベル上げと装備を整えるために
モンスター討伐を始めたのであった。
フィールドの探索と連携プレーの
戦略練りが最優先だった。
フィールドは時生さんに教えて貰った
大体の未来の世界のフィールド情報を
当てにするとして、問題は連携プレーだ。
「皆、これからレベル上げにしても強力な
モンスターと戦うにしても、連携プレーが
必要となって来ると思うんだけど、何か
良いアイデアはある?」
私が尋ねると、
「そうだなー。やっぱり私と麗華が
後ろで攻撃・回復したり、足止めして
胡桃ちゃんとお兄ちゃんが守りながら
戦う感じ?」
「それじゃあ今までと変わりないだろ。
実際それで何度も死にかけてるんだぞ。」
雷太の言うことももっともだ。
「じゃあ雷太は何か良い
アイデアがあるわけ?」
「俺達は今までレベル上げに
拘ってきたけど、自分の目の前に
見えているウインドウを
見てみろ。スキルやステータスが見えるか?
今までは適当にスキルやステータスを
振ってきたけど、これの見直しと
モンスターがドロップする
レア装備を身に付けるってのはどうだ?」
「確かに雷太の言うことは的を得ているね。
私達に足りなかったのは
レベルだけではなくて、
スキルや能力の振り直し、
装備強化だったんだよ。」
私は雷太の意見に同意する。
「私は回復量とか魔法発動速度を
強化出来るみたい。装備ももう少し
良いのが欲しいよねー。」
「私は状態異常のヒット率のアップとか、
踊りの種類が増えるみたいね。
私もまともで綺麗な装備が欲しいわ。」
2人も納得している様子である。
「今までレベル上げの際に貰えてた
スキルポイントを1度リセットして
皆それぞれ欲しいスキルに
振り直してみて。」
「うーん。私は回復量の増加に重点を置いて、
後は魔法発動速度と攻撃魔法の魔力増加に
当てようっと。」
「私は状態異常のヒット率を上げてっと。
踊りの種類も状態異常だけではなくて、
モンスターに攻撃出来る踊りに
スキルを優先的に振ることにするわ。」
「俺は盾ガード率と物理・魔法ガード率の
アップが最優先だな。残ったスキルは
攻撃に回すとするか。」
(私は…。選択肢が多いんだよな。
どの属性の魔法攻撃に重点を置くか。
攻撃力やクリティカルヒット率も
上げたいしな。バランス良く均等に
スキルを振るかな…。)
とりあえず皆、今持っているスキル振りを
終えたようだ。
「レベルが上がったらまたスキルポイントが
貰えるから、その都度スキル振りをして
強化していこう!
後は装備か…。私達は
今まであんまり装備に
拘ってこなかったよね。」
「そうだな。俺が持っている装備一覧に
星の数が多いほどレア度が高いみたいだ。
それをMAXまで強化すると、防御力やら
攻撃力が格段に跳ね上がるんだな。」
「レア度が高い装備をドロップする
モンスターってやっぱりたまーに
見る色や姿が少し違う
レアモンスターを倒せばいいのかなぁ。」
「そうね。今まであまり
気にしてこなかったけど
レアモンスターを倒した時はレアアイテムが
手に入ってたわ。
ただレアモンスターの遭遇率は
今まで戦ってきた中で
殆ど無かったけどね。」
(じゃあやっぱり装備はレアモンスターに
遭遇するまで手当り次第、
モンスターと戦うしか
無いってことか…。)
「皆、面倒かもしれないけど
レベル上げも兼ねて
レアモンスターに遭遇するまで手当り次第、
戦ってみよう。今は装備を揃えるには
それしか方法は無いみたい。」
「了解!」
3人とも同意してくれた。
こうしてレベル上げと装備を整えるために
モンスター討伐を始めたのであった。
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