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本拠地探検
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エヴェレットに連れられ少し歩いていたら、ペガサスとユニコーンに会った。
「あ!リーダー!レイアお嬢さんも!あれ?2人手ェ繋いでる!俺らも繋ぐ?」
「バカ言うな。リーダー、今から寮の方に?」
「ああ」
「一緒に行きますよ!ユニコーンも行くでしょ?」
「ええ、お供します」
手を繋いでいるところを見られたのは恥ずかしいが、2人がいるなら逸れる心配も無いだろう。
私が手を離そうとすると、エヴェレットは強い力で握り返してくる。むしろ、腕を引かれてもっと距離が近くなる。
「ちょ、え、エヴェレット様、」
「離れるな」
「仲良いー!」
「五月蝿いぞペガサス」
2人が後ろにつきながら私は進んで行く。通りかかる人みんなが私たちの方を見て、驚きの目をしたり何かコソコソと話していた。
外に通じる廊下を経て隣の棟へ行くと、もうそこが寮だった。
少し進むと、ガヤガヤとした声が聞こえてくる。
「ここが食事場だ」
そう紹介されたところは、たくさんの机と椅子が規則正しく並べてある。
バキイング形式で、ここからでもかなりの量と種類が確認できる。
「ここから部屋は遠いからな。もし部屋で食べたかったら俺に言え。持っていく」
「いえ、お気遣いありがとうございます」
「後、ここで食べるときは俺かこの2人に言え。お前は保護の形になっているんだ、誰かが側に居ないと意味がない」
「分かりました」
食事場を後にし、次に向かったのはお風呂場だ。
お風呂場は男女で分かれていて、誰も入っていないことを確認してから足を踏み入れた。
「部屋に風呂が付いていれば良かったんだがな」
「おっきぃ…」
「ここにはサウナや水風呂もあります。是非、お好きにご利用下さい」
「ありがとうございます、ユニコーン様」
2つの場所が無事見終わり、解散しようとしたときに、エヴェレットが私に言う。
「身の回りのことはアルフィーがやってくれる」
「リリー嬢、何かあったら申し出下さい。すぐ、対処いたします」
「あ、ありがとうございます」
勝手に女性が付くものだと思っていたが、ここは騎士団本拠地だ。女性はかなり少ないだろう。
「一回着替えてから、また集合しよう。レイア、行くぞ」
2人と別れてから、私はまたあの部屋に戻る。そう言えば、エヴェレット達の寮部屋はあるのだろうか?着替えてくると言ったからには、ありそうだが。
「エヴェレット様達の寮部屋はあるのですか?」
「ああ。ただし、俺は寮生じゃないからな。空き部屋をその時に応じて使う感じだ。騎士団は急な予定変更も多い。だから、部屋の数は沢山ある。数えたことはないがな」
「凄いですね…」
「全くだ。さぁ、着いたぞ」
いつの間にか部屋の前まで来ていた。
私はマントを外してエヴェレットに渡す。
エヴェレットは断ろうとしたが、私がずっと持っている訳にもいかない。エヴェレットは不服な顔のままマントを受け取り、準備出来次第迎えにくると言って足早に去っていった。
私は特に着替えることもやる事もないので、部屋にある物を確認していた。
筆記用具や懐中電灯、非常用食料もあった。
ノックをされ、ドア開けるとエヴェレットが居た。随分と早い再会だ。
「早いですね」
「そうでもないぞ。ほら、」
エヴェレットが顔を向けた方向に私も顔を向けると、ペガサスとユニコーンがいた。
「リーダー、レイアお嬢さん!俺お腹空きました!この後すごい混むし、先にご飯にしません?」
「そうだな。レイアもそれで良いか?」
「はい!」
「では行きましょう、リリー嬢」
ペガサスとユニコーンは私の後ろに、そして、エヴェレットは私の隣に並んで私たちは食事場に行った。
「あ!リーダー!レイアお嬢さんも!あれ?2人手ェ繋いでる!俺らも繋ぐ?」
「バカ言うな。リーダー、今から寮の方に?」
「ああ」
「一緒に行きますよ!ユニコーンも行くでしょ?」
「ええ、お供します」
手を繋いでいるところを見られたのは恥ずかしいが、2人がいるなら逸れる心配も無いだろう。
私が手を離そうとすると、エヴェレットは強い力で握り返してくる。むしろ、腕を引かれてもっと距離が近くなる。
「ちょ、え、エヴェレット様、」
「離れるな」
「仲良いー!」
「五月蝿いぞペガサス」
2人が後ろにつきながら私は進んで行く。通りかかる人みんなが私たちの方を見て、驚きの目をしたり何かコソコソと話していた。
外に通じる廊下を経て隣の棟へ行くと、もうそこが寮だった。
少し進むと、ガヤガヤとした声が聞こえてくる。
「ここが食事場だ」
そう紹介されたところは、たくさんの机と椅子が規則正しく並べてある。
バキイング形式で、ここからでもかなりの量と種類が確認できる。
「ここから部屋は遠いからな。もし部屋で食べたかったら俺に言え。持っていく」
「いえ、お気遣いありがとうございます」
「後、ここで食べるときは俺かこの2人に言え。お前は保護の形になっているんだ、誰かが側に居ないと意味がない」
「分かりました」
食事場を後にし、次に向かったのはお風呂場だ。
お風呂場は男女で分かれていて、誰も入っていないことを確認してから足を踏み入れた。
「部屋に風呂が付いていれば良かったんだがな」
「おっきぃ…」
「ここにはサウナや水風呂もあります。是非、お好きにご利用下さい」
「ありがとうございます、ユニコーン様」
2つの場所が無事見終わり、解散しようとしたときに、エヴェレットが私に言う。
「身の回りのことはアルフィーがやってくれる」
「リリー嬢、何かあったら申し出下さい。すぐ、対処いたします」
「あ、ありがとうございます」
勝手に女性が付くものだと思っていたが、ここは騎士団本拠地だ。女性はかなり少ないだろう。
「一回着替えてから、また集合しよう。レイア、行くぞ」
2人と別れてから、私はまたあの部屋に戻る。そう言えば、エヴェレット達の寮部屋はあるのだろうか?着替えてくると言ったからには、ありそうだが。
「エヴェレット様達の寮部屋はあるのですか?」
「ああ。ただし、俺は寮生じゃないからな。空き部屋をその時に応じて使う感じだ。騎士団は急な予定変更も多い。だから、部屋の数は沢山ある。数えたことはないがな」
「凄いですね…」
「全くだ。さぁ、着いたぞ」
いつの間にか部屋の前まで来ていた。
私はマントを外してエヴェレットに渡す。
エヴェレットは断ろうとしたが、私がずっと持っている訳にもいかない。エヴェレットは不服な顔のままマントを受け取り、準備出来次第迎えにくると言って足早に去っていった。
私は特に着替えることもやる事もないので、部屋にある物を確認していた。
筆記用具や懐中電灯、非常用食料もあった。
ノックをされ、ドア開けるとエヴェレットが居た。随分と早い再会だ。
「早いですね」
「そうでもないぞ。ほら、」
エヴェレットが顔を向けた方向に私も顔を向けると、ペガサスとユニコーンがいた。
「リーダー、レイアお嬢さん!俺お腹空きました!この後すごい混むし、先にご飯にしません?」
「そうだな。レイアもそれで良いか?」
「はい!」
「では行きましょう、リリー嬢」
ペガサスとユニコーンは私の後ろに、そして、エヴェレットは私の隣に並んで私たちは食事場に行った。
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