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今井先生「と」初めて
☆9
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今井先生が、ゆっくりと息を吐く。
「ふぅ……。全部入りました、よく頑張りましたね、雛ちゃん」
「ん、いまいせんせ……っ、んん」
「ふふ……ちゃんと返事も出来ないほど、気持ち良いんですか?雛ちゃんが感じている顔、すごく可愛いですよ。めちゃくちゃにしたくなるくらい、可愛いです。ねぇ、めちゃくちゃにしても、いいですか……?胸も、繋がっているここも、雛ちゃんが泣くまで、触ったり舐めたりしたいです」
ゆるゆると腰を動かしながら、今井先生がちょっと、いや、かなりえっちなことを言い出す。それに対して、私は、ふるふると首を横に振るのが精一杯だった。
「……あぁ、そうだ。さっきの言葉の続き、聞きたいです。痛くないです、って、言った時、なにか言いたそうにしていましたよね。言って、くれますか?」
今井先生は珍しく、低い声でそう囁いて、腰を動かすのをやめた。今井先生の低い声って、あんまり聞けないから、きゅんとしてしまう。
「いまい、せんせ、途中で、やめないでください……」
「でも、動かしていたら、ちゃんと喋れそうにありませんよ?ほら……」
「っ、あ、ぁ……!」
「ね?ちゃんと喋れないでしょう……?あぁ、もしかして、そういうプレイが好きなんですか?だったら、やっぱり、めちゃくちゃにしたいです。僕の与える快楽に耐えながら、さっきの続き、言ってみてくださいよ」
いきなり腰を動かされ、私の身体はびくっと跳ね上がった。駄目、小刻みに腰を動かされると、なんかもう、もっともっと、ってなっちゃって、駄目。
「ねぇ、雛ちゃん。さっき、なにを言おうとしたんです?」
「ん、んっ……!なんでも、ないです……!」
「なんでもないのに、こんなに濡らしちゃったんですか?雛ちゃんの中から、ローションじゃない蜜が溢れてきて、シーツも僕の白衣も、びしょびしょなんですけど」
今井先生の意地悪すぎる言葉に、心だけじゃなく、身体も反応してしまう。
……あれ?ちょっと待って。今井先生、今さっきまで、私の身体を、とってもとっても気遣ってくれてなかったっけ?いつからSのスイッチが入ったの?
「言えませんか?言えないなら、やっぱり、言えるようにやめるしかないですね。さぁ、雛ちゃん。気持ち良くなりたかったら、さっきの続きをどうぞ」
「うーっ……今井先生の、意地悪」
「なんとでも。ほら、イきそうだったんでしょう?」
さっき、私がなにを言おうとしたのか、ちゃんとわかってるじゃないですか!今井先生を潤んだ目で睨むと、ニッコリ、笑顔が返ってきた。
私が自分の口で言わない限り、今井先生はこれ以上してくれそうにない。私は今井先生の顔から目を逸らすと、小声で、しかし、はっきりと言った。
「全然痛くなくて、思ってた以上に気持ち良くて、」
「はい」
「……イッちゃいそうでした」
……顔が熱い、高熱を出している時みたいに熱い。今井先生の顔が近付いてきて、ちゅっと音を立てて、頬にキスをされた。そして、ずっと疼いていた場所に、待ち望んでいた快楽を与えられる。
今井先生は、ぐちゅぐちゅと水音が立つように、私の感じる場所を重点的に擦り上げた。ひっきりなしに声を上げて、私は喘ぎ続ける。
「ん、やっ、やだ……いまいせんせ、」
「嫌じゃなくて、良い、でしょう?僕も、気持ち良いですよ。雛ちゃんの中、熱くて、すごく締め付けてきて、もうイッてしまいそうです。ねぇ、一緒にイきましょうか?それとも、まだ物足りないですか?もっと恥ずかしいこと、されたかったりします?今なら、どんなお願いでも聞いてあげますよ」
今井先生の声、繋がっているところからの水音。耳がどうにかなりそうなほど、聴覚を攻められて。元々、耳が弱い私は、感じすぎて、意識を手放しそうだった。
「今井せんせ、も、イかせてくださ、い……!」
私が泣きそうになりながら強請ると、今井先生は腰の動きを速めた。そして、私の蜜か、ローションか、よくわからないけど、濡れて、ぷっくりと勃っている芽を指先で転がすようにいじる。
びくんびくん、と、身体が震えるほどの快楽が全身を駆け巡って、頭が真っ白になった。熱の先端で最奥を突かれ、深いところで今井先生を感じてしまうと、もう、理性なんてどこかへいってしまった。
「ふぅ……。全部入りました、よく頑張りましたね、雛ちゃん」
「ん、いまいせんせ……っ、んん」
「ふふ……ちゃんと返事も出来ないほど、気持ち良いんですか?雛ちゃんが感じている顔、すごく可愛いですよ。めちゃくちゃにしたくなるくらい、可愛いです。ねぇ、めちゃくちゃにしても、いいですか……?胸も、繋がっているここも、雛ちゃんが泣くまで、触ったり舐めたりしたいです」
ゆるゆると腰を動かしながら、今井先生がちょっと、いや、かなりえっちなことを言い出す。それに対して、私は、ふるふると首を横に振るのが精一杯だった。
「……あぁ、そうだ。さっきの言葉の続き、聞きたいです。痛くないです、って、言った時、なにか言いたそうにしていましたよね。言って、くれますか?」
今井先生は珍しく、低い声でそう囁いて、腰を動かすのをやめた。今井先生の低い声って、あんまり聞けないから、きゅんとしてしまう。
「いまい、せんせ、途中で、やめないでください……」
「でも、動かしていたら、ちゃんと喋れそうにありませんよ?ほら……」
「っ、あ、ぁ……!」
「ね?ちゃんと喋れないでしょう……?あぁ、もしかして、そういうプレイが好きなんですか?だったら、やっぱり、めちゃくちゃにしたいです。僕の与える快楽に耐えながら、さっきの続き、言ってみてくださいよ」
いきなり腰を動かされ、私の身体はびくっと跳ね上がった。駄目、小刻みに腰を動かされると、なんかもう、もっともっと、ってなっちゃって、駄目。
「ねぇ、雛ちゃん。さっき、なにを言おうとしたんです?」
「ん、んっ……!なんでも、ないです……!」
「なんでもないのに、こんなに濡らしちゃったんですか?雛ちゃんの中から、ローションじゃない蜜が溢れてきて、シーツも僕の白衣も、びしょびしょなんですけど」
今井先生の意地悪すぎる言葉に、心だけじゃなく、身体も反応してしまう。
……あれ?ちょっと待って。今井先生、今さっきまで、私の身体を、とってもとっても気遣ってくれてなかったっけ?いつからSのスイッチが入ったの?
「言えませんか?言えないなら、やっぱり、言えるようにやめるしかないですね。さぁ、雛ちゃん。気持ち良くなりたかったら、さっきの続きをどうぞ」
「うーっ……今井先生の、意地悪」
「なんとでも。ほら、イきそうだったんでしょう?」
さっき、私がなにを言おうとしたのか、ちゃんとわかってるじゃないですか!今井先生を潤んだ目で睨むと、ニッコリ、笑顔が返ってきた。
私が自分の口で言わない限り、今井先生はこれ以上してくれそうにない。私は今井先生の顔から目を逸らすと、小声で、しかし、はっきりと言った。
「全然痛くなくて、思ってた以上に気持ち良くて、」
「はい」
「……イッちゃいそうでした」
……顔が熱い、高熱を出している時みたいに熱い。今井先生の顔が近付いてきて、ちゅっと音を立てて、頬にキスをされた。そして、ずっと疼いていた場所に、待ち望んでいた快楽を与えられる。
今井先生は、ぐちゅぐちゅと水音が立つように、私の感じる場所を重点的に擦り上げた。ひっきりなしに声を上げて、私は喘ぎ続ける。
「ん、やっ、やだ……いまいせんせ、」
「嫌じゃなくて、良い、でしょう?僕も、気持ち良いですよ。雛ちゃんの中、熱くて、すごく締め付けてきて、もうイッてしまいそうです。ねぇ、一緒にイきましょうか?それとも、まだ物足りないですか?もっと恥ずかしいこと、されたかったりします?今なら、どんなお願いでも聞いてあげますよ」
今井先生の声、繋がっているところからの水音。耳がどうにかなりそうなほど、聴覚を攻められて。元々、耳が弱い私は、感じすぎて、意識を手放しそうだった。
「今井せんせ、も、イかせてくださ、い……!」
私が泣きそうになりながら強請ると、今井先生は腰の動きを速めた。そして、私の蜜か、ローションか、よくわからないけど、濡れて、ぷっくりと勃っている芽を指先で転がすようにいじる。
びくんびくん、と、身体が震えるほどの快楽が全身を駆け巡って、頭が真っ白になった。熱の先端で最奥を突かれ、深いところで今井先生を感じてしまうと、もう、理性なんてどこかへいってしまった。
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