16 / 21
第一章・・・卵はたまごなんです!
14話【保護】
しおりを挟む
・・・別に忘れていないんですよ?ただちょーーーっとウェドルフさんに感動していただけであなた達のことはあとで知らせようとしていたのですよ?
「私達はアトラテイからトロテアトに向かう途中にゴブリンに・・・」
アトラテイとは私たちのいた町で、トロテアトというからふた山越えた先にある別の貴族が支配する領地にある町から山を越えたあたりでゴブリンに襲われて護衛の男たちは殺され自分たちはこの集落に連れてこられた。
奇跡的にも連れて来られたのは昨日の事でゴブリンたちに侮辱行為はまだされてないので人間の女性としての尊厳は保たれたらしい。
どうでもいいけどアトラテイとトロテアトって言葉似てて分かりにくいって思うのは私だけ?
そして連れて来られた人たちと身を縮めながら絶望を抱いていた所大きな音と振動が聞こえゴブリンたちの悲鳴が途絶えた後にウェドルフさんの大声(怒鳴り声)が聞こえたので助けが来たと安堵し蔦で縛られた体を使って小屋の扉を叩き助けを呼んだ。
「本当に和たち達はこのままモンスターの家畜となるんだと思ってました・・・本当に・・ほんとうにありがとうございます・・!!」
「お、おい。落ち着いてくれ!」
その場に座り込んで泣く女性とその後ろにまだあどけなさが残る少女らなど十数人ほど土汚れた姿ながらも絶望から解放された思いが涙となり次々と鳴き声が一つ、また一つと増えていく。
そんな女性らにウェドルフは慌てふためきなんとか落ち着かせようとする。
ワタワタと慰めるウェドルフさんをよそ眼に私は魔法で人間の声を聴いて寄って来たモンスターをウェドルフさんに見つからないように倒し『インベントリ』にしまい込み。そのあたりの木々を魔法で切って組み立て荷馬車のような物を作り台車に繋いだ蔦を強化して私に巻き付けておく。
うん、今度は失敗しないようにバレないよう倒す。ようはバレなきゃOK!だめだこの子全然反省してない。
その場でパッパッと作り上げた割には中々の出来栄えであり、出来立ての荷馬車(私付き)をウェドルフさん達の所に戻った。
「ユティ・・・・ってなんだそりゃあ!」
「きゃあ!」
ウェドルフさん筆頭に皆さん真ん丸お目目で驚いてくれましたそのまま町までの道の方に荷馬車モドキを向けて停止する。
ボロボロな女性陣にさらに追い打ちで靴もない裸足状態で町までは大変だしウェドルフさんもこの人数を一人で引率しながら護衛も大変そうだと思い作りました!
・・・べ、別に怒られたのでお詫びや私の評価を少しでも上げようとして用意しわけじゃアリマセンヨ?
人間の姿なら間違いなく挙動不審でウェドルフさんの態度をチラチラ伺っていると丸わかりだろう。卵でよかった!
そんな私の思考を呼んだか一つため息をはき私の荷馬車(モドキと呼ぶな!馬じゃないけども!)に女性陣を誘導する。
「コイツは俺の契約獣で悪いヤツじゃないんだ。とにかく日が暮れる前に町に戻ろう。・・・とその前にゴブリンの討伐部位は・・・あ」
そんなこともあろうかとゴブリンの討伐部位と進化したモンスターは丸々『インベントリ』に入れときましたよ!モンスターを『インベントリ』に出し入れして見せた。(実際はモンスターが消えたり現れたりしているように見える)
「・・・ありがとな」
そういってポンポンと撫でてくれましたが笑顔ではなく呆れというかなんとも言えない表情だった。・・あれ?
全員を乗せた(ウェドルフさんは御者席)荷馬車を魔法を地面スレスレで飛ばしながら町に向かう。振動もなく動く荷馬車にまた驚いていたが。これも早く町につけるように下まで。だって地面は現代みたく均しているわけではないのでガタガタしてて引っ張りずらいし乗っている人も振動で体が痛いといいことないのでこれが一番!それにこれは魔法使い続けるいい修行?になるし!孵化するにもこういった面で魔法を使えば怒られない・・はず!!
え?さっきあきれ顔だったじゃないかって?・・・気のせいですよ!!
「私達はアトラテイからトロテアトに向かう途中にゴブリンに・・・」
アトラテイとは私たちのいた町で、トロテアトというからふた山越えた先にある別の貴族が支配する領地にある町から山を越えたあたりでゴブリンに襲われて護衛の男たちは殺され自分たちはこの集落に連れてこられた。
奇跡的にも連れて来られたのは昨日の事でゴブリンたちに侮辱行為はまだされてないので人間の女性としての尊厳は保たれたらしい。
どうでもいいけどアトラテイとトロテアトって言葉似てて分かりにくいって思うのは私だけ?
そして連れて来られた人たちと身を縮めながら絶望を抱いていた所大きな音と振動が聞こえゴブリンたちの悲鳴が途絶えた後にウェドルフさんの大声(怒鳴り声)が聞こえたので助けが来たと安堵し蔦で縛られた体を使って小屋の扉を叩き助けを呼んだ。
「本当に和たち達はこのままモンスターの家畜となるんだと思ってました・・・本当に・・ほんとうにありがとうございます・・!!」
「お、おい。落ち着いてくれ!」
その場に座り込んで泣く女性とその後ろにまだあどけなさが残る少女らなど十数人ほど土汚れた姿ながらも絶望から解放された思いが涙となり次々と鳴き声が一つ、また一つと増えていく。
そんな女性らにウェドルフは慌てふためきなんとか落ち着かせようとする。
ワタワタと慰めるウェドルフさんをよそ眼に私は魔法で人間の声を聴いて寄って来たモンスターをウェドルフさんに見つからないように倒し『インベントリ』にしまい込み。そのあたりの木々を魔法で切って組み立て荷馬車のような物を作り台車に繋いだ蔦を強化して私に巻き付けておく。
うん、今度は失敗しないようにバレないよう倒す。ようはバレなきゃOK!だめだこの子全然反省してない。
その場でパッパッと作り上げた割には中々の出来栄えであり、出来立ての荷馬車(私付き)をウェドルフさん達の所に戻った。
「ユティ・・・・ってなんだそりゃあ!」
「きゃあ!」
ウェドルフさん筆頭に皆さん真ん丸お目目で驚いてくれましたそのまま町までの道の方に荷馬車モドキを向けて停止する。
ボロボロな女性陣にさらに追い打ちで靴もない裸足状態で町までは大変だしウェドルフさんもこの人数を一人で引率しながら護衛も大変そうだと思い作りました!
・・・べ、別に怒られたのでお詫びや私の評価を少しでも上げようとして用意しわけじゃアリマセンヨ?
人間の姿なら間違いなく挙動不審でウェドルフさんの態度をチラチラ伺っていると丸わかりだろう。卵でよかった!
そんな私の思考を呼んだか一つため息をはき私の荷馬車(モドキと呼ぶな!馬じゃないけども!)に女性陣を誘導する。
「コイツは俺の契約獣で悪いヤツじゃないんだ。とにかく日が暮れる前に町に戻ろう。・・・とその前にゴブリンの討伐部位は・・・あ」
そんなこともあろうかとゴブリンの討伐部位と進化したモンスターは丸々『インベントリ』に入れときましたよ!モンスターを『インベントリ』に出し入れして見せた。(実際はモンスターが消えたり現れたりしているように見える)
「・・・ありがとな」
そういってポンポンと撫でてくれましたが笑顔ではなく呆れというかなんとも言えない表情だった。・・あれ?
全員を乗せた(ウェドルフさんは御者席)荷馬車を魔法を地面スレスレで飛ばしながら町に向かう。振動もなく動く荷馬車にまた驚いていたが。これも早く町につけるように下まで。だって地面は現代みたく均しているわけではないのでガタガタしてて引っ張りずらいし乗っている人も振動で体が痛いといいことないのでこれが一番!それにこれは魔法使い続けるいい修行?になるし!孵化するにもこういった面で魔法を使えば怒られない・・はず!!
え?さっきあきれ顔だったじゃないかって?・・・気のせいですよ!!
0
お気に入りに追加
469
あなたにおすすめの小説
全てが終わる、その日まで
憂鬱なう
ファンタジー
主人公こと夜見島 凍夜は、高校入学をキッカケに不幸なことが立て続けに起きた。
最終的に自殺したが創世神(以後主神)により異世界に転生した!。
しかし、そこでも不幸の立て続け。
これは主人公による復讐(?)の物語である!
火曜〜金曜の平日UPできるといいなぁ
収納持ちのコレクターは、仲間と幸せに暮らしたい。~スキルがなくて追放された自称「か弱い女の子」の元辺境伯令嬢。実は無自覚チートで世界最強⁉~
SHEILA
ファンタジー
生まれた時から、両親に嫌われていた。
物心ついた時には、毎日両親から暴力を受けていた。
4年後に生まれた妹は、生まれた時から、両親に可愛がられた。
そして、物心ついた妹からも、虐めや暴力を受けるようになった。
現代日本では考えられないような環境で育った私は、ある日妹に殺され、<選択の間>に呼ばれた。
異世界の創造神に、地球の輪廻の輪に戻るか異世界に転生するかを選べると言われ、迷わず転生することを選んだ。
けれど、転生先でも両親に愛されることはなくて……
お読みいただきありがとうございます。
のんびり不定期更新です。
絶対死なない吸血鬼
五月雨
ファンタジー
学校の帰りにトラックに引かれ、重傷の中気付いたら異世界にいた。
魔女の従者になって、人でなくなって、吸血鬼になっていた。
不死身の吸血鬼の異世界転生ファンタジー!
fin!!
転生者は力を隠して荷役をしていたが、勇者パーティーに裏切られて生贄にされる。
克全
ファンタジー
第6回カクヨムWeb小説コンテスト中間選考通過作
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門日間ランキング51位
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門週間ランキング52位
異世界に来ちゃったよ!?
いがむり
ファンタジー
235番……それが彼女の名前。記憶喪失の17歳で沢山の子どもたちと共にファクトリーと呼ばれるところで楽しく暮らしていた。
しかし、現在森の中。
「とにきゃく、こころこぉ?」
から始まる異世界ストーリー 。
主人公は可愛いです!
もふもふだってあります!!
語彙力は………………無いかもしれない…。
とにかく、異世界ファンタジー開幕です!
※不定期投稿です…本当に。
※誤字・脱字があればお知らせ下さい
(※印は鬱表現ありです)
義母に毒を盛られて前世の記憶を取り戻し覚醒しました、貴男は義妹と仲良くすればいいわ。
克全
ファンタジー
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
11月9日「カクヨム」恋愛日間ランキング15位
11月11日「カクヨム」恋愛週間ランキング22位
11月11日「カクヨム」恋愛月間ランキング71位
11月4日「小説家になろう」恋愛異世界転生/転移恋愛日間78位
へぇ。美的感覚が違うんですか。なら私は結婚しなくてすみそうですね。え?求婚ですか?ご遠慮します
如月花恋
ファンタジー
この世界では女性はつり目などのキツい印象の方がいいらしい
全くもって分からない
転生した私にはその美的感覚が分からないよ
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる