5 / 5
二人は将来を誓い合う
しおりを挟む
数日後、俺の寝起きする「連合同盟官邸」の表がにわかに騒がしくなった。
あの日以来、俺は水晶玉に布をかぶせて使わないようにしていた。気持が落ち着くまで、彼女を見るのはやめるつもりだった。だって大好きなレイチェルと生で会ってしゃべった刺激が、あまりに強すぎたから――
「開けて下さいなー 戻りましたわー」
どこからともなく、愛する人の声が聞こえる。幻聴か?
「ジュリアン様ー、いらっしゃらないのですか?」
「おかしいなぁ、いつもこの時間はいらっしゃるんだが」
幻聴に誰かが返事をしている。――てことは幻聴じゃない!?
勢いよく執務机から立ち上がって、俺は窓際に走った。
「レイチェル!?」
見下ろすと彼女が玄関前に立っていた! 横には馬車と車夫の姿。
ドタバタと階段を駆け下りて玄関ホールに降り立つと、少し息を整えてから扉を開けた。
「な、なんで、またここへ――?」
息を整えたはずが、うまく言葉が出てこない。
レイチェルは少し困ったようにほほ笑んで、
「いけなかったでしょうか?」
「そんなわけない! でも君は自分の国に帰ったのに――」
「わたくしは親元に居場所なんてないのです」
「うん、それは知って――」
俺は二の句を飲み込んだ。間違っても水晶玉でのぞき続けた危ない男だとは思われたくない。
レイチェルはちょっと首をかしげたが、
「次期国王には処刑された国王陛下のいとこである女公爵様が即位されますし、聖女は妹のクロエが務めますの」
あの妹が、神殿にほとんど幽閉されて生きて行けるのだろうか? 派手なドレスを見せる相手もおらず、一生舞踏会にも出られない日々だ。訊いてみたいが、俺がクロエを知っているわけはないのでやめておく。
「というわけで、わたくしには帰る場所がないのです」
「君の家はここだ」
俺は即答していた。
「俺が連合同盟の盟主を辞めたときには、一緒に俺の故郷に帰ろう。そこに二人で暮らす家を建てるから」
レイチェルはうふっとかわいらしく笑って、いたずらっぽい上目づかいで俺に尋ねた。
「それはプロポーズですか?」
し、しまったぁぁぁっ! 俺にとっては十年来の恋だが、レイチェルにとっては数日前会って話しただけの他人じゃないか! しかもほとんど男子禁制で育てられた清らかなレイチェルにとって、いきなりプロポーズなんて恐怖体験では!?
「す、すまん…… 忘れてくれ」
俺は両手で顔を覆って、なんとか声を絞り出した。
「忘れたくありませんわ!」
「え……」
「あなたは初めて会ったときから、十年来の親友のようにわたくしを理解してくださいました。そんな方、きっとどこにもいらっしゃらないもの!」
そりゃあ君を四六時中のぞいてる危ない男なんて、俺以外にはいないだろうなぁ。
心優しいレイチェルは、俺のプロポーズを受け入れてくれた。
「――というわけで、俺たちは結ばれることになった」
各種族の族長たちに報告すると、
「我々亜人の地域にいてくださるのですか?」
「それは助かる!」
「我々は魔力量が多いとはいえ、聖魔法は苦手でして……」
「レイチェルさんがいてくれれば医者いらずですな!」
みんな手放しで喜んでくれた。俺の恋が実ったことについてではなく、偉大な聖女であるレイチェルが我々の土地に住んでくれることに対して。
「今後も私の聖魔力を役立てられるのね! とっても嬉しいわ」
それが彼女の本心であることは良く分かっている。だが、言っておかねばならない。
「レイチェル、俺は君に聖女の力があろうとなかろうと、君が好きだ!」
見る見るうちにレイチェルの頬が朱く染まってゆく。いとおしい彼女を抱きしめようとしたとき――
「ジュリアン、そういうの二人きりのときにしてくれよ」
ルーピ氏がニヤニヤしているのに気が付いた。
レイチェルは控えめに目をそらしながら、
「あの、ジュリアン? 私は異常に聖魔力が多いのですが、そこは大丈夫でしょうか……?」
「ん? 人族の異常値って俺たち竜人族なら普通だよ?」
獣人の皆さんもうなずいている。
「はっ、そうですわね! 私、ここでは化け物じゃないんだわ!」
「当たり前じゃないか。多種族連合ではみんな違うのが当たり前さ!」
「素敵! ここが私の居場所になるのね!」
俺の首に飛びついて来たレイチェルを、俺はぎゅっと抱きしめた。
「そうさ。いつだって俺の腕の中が君の居場所だよ!」
あの日以来、俺は水晶玉に布をかぶせて使わないようにしていた。気持が落ち着くまで、彼女を見るのはやめるつもりだった。だって大好きなレイチェルと生で会ってしゃべった刺激が、あまりに強すぎたから――
「開けて下さいなー 戻りましたわー」
どこからともなく、愛する人の声が聞こえる。幻聴か?
「ジュリアン様ー、いらっしゃらないのですか?」
「おかしいなぁ、いつもこの時間はいらっしゃるんだが」
幻聴に誰かが返事をしている。――てことは幻聴じゃない!?
勢いよく執務机から立ち上がって、俺は窓際に走った。
「レイチェル!?」
見下ろすと彼女が玄関前に立っていた! 横には馬車と車夫の姿。
ドタバタと階段を駆け下りて玄関ホールに降り立つと、少し息を整えてから扉を開けた。
「な、なんで、またここへ――?」
息を整えたはずが、うまく言葉が出てこない。
レイチェルは少し困ったようにほほ笑んで、
「いけなかったでしょうか?」
「そんなわけない! でも君は自分の国に帰ったのに――」
「わたくしは親元に居場所なんてないのです」
「うん、それは知って――」
俺は二の句を飲み込んだ。間違っても水晶玉でのぞき続けた危ない男だとは思われたくない。
レイチェルはちょっと首をかしげたが、
「次期国王には処刑された国王陛下のいとこである女公爵様が即位されますし、聖女は妹のクロエが務めますの」
あの妹が、神殿にほとんど幽閉されて生きて行けるのだろうか? 派手なドレスを見せる相手もおらず、一生舞踏会にも出られない日々だ。訊いてみたいが、俺がクロエを知っているわけはないのでやめておく。
「というわけで、わたくしには帰る場所がないのです」
「君の家はここだ」
俺は即答していた。
「俺が連合同盟の盟主を辞めたときには、一緒に俺の故郷に帰ろう。そこに二人で暮らす家を建てるから」
レイチェルはうふっとかわいらしく笑って、いたずらっぽい上目づかいで俺に尋ねた。
「それはプロポーズですか?」
し、しまったぁぁぁっ! 俺にとっては十年来の恋だが、レイチェルにとっては数日前会って話しただけの他人じゃないか! しかもほとんど男子禁制で育てられた清らかなレイチェルにとって、いきなりプロポーズなんて恐怖体験では!?
「す、すまん…… 忘れてくれ」
俺は両手で顔を覆って、なんとか声を絞り出した。
「忘れたくありませんわ!」
「え……」
「あなたは初めて会ったときから、十年来の親友のようにわたくしを理解してくださいました。そんな方、きっとどこにもいらっしゃらないもの!」
そりゃあ君を四六時中のぞいてる危ない男なんて、俺以外にはいないだろうなぁ。
心優しいレイチェルは、俺のプロポーズを受け入れてくれた。
「――というわけで、俺たちは結ばれることになった」
各種族の族長たちに報告すると、
「我々亜人の地域にいてくださるのですか?」
「それは助かる!」
「我々は魔力量が多いとはいえ、聖魔法は苦手でして……」
「レイチェルさんがいてくれれば医者いらずですな!」
みんな手放しで喜んでくれた。俺の恋が実ったことについてではなく、偉大な聖女であるレイチェルが我々の土地に住んでくれることに対して。
「今後も私の聖魔力を役立てられるのね! とっても嬉しいわ」
それが彼女の本心であることは良く分かっている。だが、言っておかねばならない。
「レイチェル、俺は君に聖女の力があろうとなかろうと、君が好きだ!」
見る見るうちにレイチェルの頬が朱く染まってゆく。いとおしい彼女を抱きしめようとしたとき――
「ジュリアン、そういうの二人きりのときにしてくれよ」
ルーピ氏がニヤニヤしているのに気が付いた。
レイチェルは控えめに目をそらしながら、
「あの、ジュリアン? 私は異常に聖魔力が多いのですが、そこは大丈夫でしょうか……?」
「ん? 人族の異常値って俺たち竜人族なら普通だよ?」
獣人の皆さんもうなずいている。
「はっ、そうですわね! 私、ここでは化け物じゃないんだわ!」
「当たり前じゃないか。多種族連合ではみんな違うのが当たり前さ!」
「素敵! ここが私の居場所になるのね!」
俺の首に飛びついて来たレイチェルを、俺はぎゅっと抱きしめた。
「そうさ。いつだって俺の腕の中が君の居場所だよ!」
72
お気に入りに追加
175
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(1件)
あなたにおすすめの小説

【完結】毒妹に婚約者を奪われ、廃嫡された私を拾ったのは隣国の王子でした
チンアナゴ🐬
恋愛
「もう、疲れた…」
シャーロットは自分の部屋でそう呟いた。
これは、妹に婚約者を奪われ、家族に捨てられたシャーロットが幸せになるまでのお話。

呪いを受けたせいで婚約破棄された令息が好きな私は、呪いを解いて告白します
天宮有
恋愛
伯爵令嬢の私キャシーは、夜会で友人の侯爵令息サダムが婚約破棄された場面を目撃する。
サダムの元婚約者クノレラは、サダムが何者かの呪いを受けたと説明をしていた。
顔に模様が浮き出たことを醜いと言い、呪いを受けた人とは婚約者でいたくないようだ。
サダムは魔法に秀でていて、同じ実力を持つ私と意気投合していた。
呪いを解けば何も問題はないのに、それだけで婚約破棄したクノレラが理解できない。
私はサダムの呪いを必ず解き、告白しようと決意していた。

王子に買われた妹と隣国に売られた私
京月
恋愛
スペード王国の公爵家の娘であるリリア・ジョーカーは三歳下の妹ユリ・ジョーカーと私の婚約者であり幼馴染でもあるサリウス・スペードといつも一緒に遊んでいた。
サリウスはリリアに好意があり大きくなったらリリアと結婚すると言っており、ユリもいつも姉さま大好きとリリアを慕っていた。
リリアが十八歳になったある日スペード王国で反乱がおきその首謀者として父と母が処刑されてしまう。姉妹は王様のいる玉座の間で手を後ろに縛られたまま床に頭をつけ王様からそして処刑を言い渡された。
それに異議を唱えながら玉座の間に入って来たのはサリウスだった。
サリウスは王様に向かい上奏する。
「父上、どうか"ユリ・ジョーカー"の処刑を取りやめにし俺に身柄をくださいませんか」
リリアはユリが不敵に笑っているのが見えた。

虐げられた私、ずっと一緒にいた精霊たちの王に愛される〜私が愛し子だなんて知りませんでした〜
ボタニカルseven
恋愛
「今までお世話になりました」
あぁ、これでやっとこの人たちから解放されるんだ。
「セレス様、行きましょう」
「ありがとう、リリ」
私はセレス・バートレイ。四歳の頃に母親がなくなり父がしばらく家を留守にしたかと思えば愛人とその子供を連れてきた。私はそれから今までその愛人と子供に虐げられてきた。心が折れそうになった時だってあったが、いつも隣で見守ってきてくれた精霊たちが支えてくれた。
ある日精霊たちはいった。
「あの方が迎えに来る」
カクヨム/なろう様でも連載させていただいております
公爵令嬢エイプリルは嘘がお嫌い〜断罪を告げてきた王太子様の嘘を暴いて差し上げましょう〜
星里有乃
恋愛
「公爵令嬢エイプリル・カコクセナイト、今日をもって婚約は破棄、魔女裁判の刑に処す!」
「ふっ……わたくし、嘘は嫌いですの。虚言症の馬鹿な異母妹と、婚約者のクズに振り回される毎日で気が狂いそうだったのは事実ですが。それも今日でおしまい、エイプリル・フールの嘘は午前中まで……」
公爵令嬢エイプリル・カコセクナイトは、新年度の初日に行われたパーティーで婚約者のフェナス王太子から断罪を言い渡される。迫り来る魔女裁判に恐怖で震えているのかと思われていたエイプリルだったが、フェナス王太子こそが嘘をついているとパーティー会場で告発し始めた。
* エイプリルフールを題材にした作品です。更新期間は2023年04月01日・02日の二日間を予定しております。
* この作品は小説家になろうさんとアルファポリスさんに投稿しております。

完璧な妹に全てを奪われた私に微笑んでくれたのは
今川幸乃
恋愛
ファーレン王国の大貴族、エルガルド公爵家には二人の姉妹がいた。
長女セシルは真面目だったが、何をやっても人並ぐらいの出来にしかならなかった。
次女リリーは逆に学問も手習いも容姿も図抜けていた。
リリー、両親、学問の先生などセシルに関わる人たちは皆彼女を「出来損ない」と蔑み、いじめを行う。
そんな時、王太子のクリストフと公爵家の縁談が持ち上がる。
父はリリーを推薦するが、クリストフは「二人に会って判断したい」と言った。
「どうせ会ってもリリーが選ばれる」と思ったセシルだったが、思わぬ方法でクリストフはリリーの本性を見抜くのだった。

婚約者を義妹に奪われましたが貧しい方々への奉仕活動を怠らなかったおかげで、世界一大きな国の王子様と結婚できました
青空あかな
恋愛
アトリス王国の有名貴族ガーデニー家長女の私、ロミリアは亡きお母様の教えを守り、回復魔法で貧しい人を治療する日々を送っている。
しかしある日突然、この国の王子で婚約者のルドウェン様に婚約破棄された。
「ロミリア、君との婚約を破棄することにした。本当に申し訳ないと思っている」
そう言う(元)婚約者が新しく選んだ相手は、私の<義妹>ダーリー。さらには失意のどん底にいた私に、実家からの追放という仕打ちが襲い掛かる。
実家に別れを告げ、国境目指してトボトボ歩いていた私は、崖から足を踏み外してしまう。
落ちそうな私を助けてくれたのは、以前ケガを治した旅人で、彼はなんと世界一の超大国ハイデルベルク王国の王子だった。そのままの勢いで求婚され、私は彼と結婚することに。
一方、私がいなくなったガーデニー家やルドウェン様の評判はガタ落ちになる。そして、召使いがいなくなったガーデニー家に怪しい影が……。
※『小説家になろう』様と『カクヨム』様でも掲載しております
【完結!!】妹と婚約者に虐げられ全てを奪われた光の大聖女は、断罪された後なぜか【シン・魔女】となり、もふもふ殿下の呪いまで解呪し溺愛された件
竹本蘭乃
恋愛
【簡単なあらすじ】
大聖女と国中から愛された私。でも気がつけば、世界最悪の称号【常闇の魔女】と認定された。
父や妹。そして婚約者に暴行され、終いには国民から石を投げつけられて、火あぶりにされてしまう。
悲しくて胸が張り裂けそう……でもその時、太陽に一筋の黒い陰があらわれて、私を連れ去る。
旅の途中、新月の夜に出会う不思議な人物――【新月華の皇太子】
彼との出会いが私の心を大きく動かし、もう、すべてが、止まらないと魂が理解した。
【普通のあらすじ】
神の寵愛をうけた娘が国の安定を司り、発展と平和の象徴――聖女。
その聖女の中でも、百年に一度と言われる大聖女が生まれ落ちた。
名をエリーシア・フォン・ローデックといい、この国の第一王女でもある。
ある時、エリーシアは王家の血筋にちかしい四大公爵家の一つ、ワール公爵家の嫡男であるデレクと婚約をし、仲むつまじく過ごす。
それが一年ほどたった、とある正午に、全ての運命が大きく動き出す。
大聖女たるエリーシアは前日に急激なめまいにより倒れ、気がつけば朝だった。
頭が冴えないまま起床すると、メイドを押しのけ近衛兵が押し寄せやって来る。
何事かとたずねるエリーシアだったが、一切答えずに国王たる父の元へと突き出されてしまう。
困惑するエリーシア。しかしその原因が廊下を歩く時に気がついていた。
そう……聖女の象徴たる〝右手の甲にある聖印〟が無くなっていたのだから。
案の定、その事で国王に問い詰められるが、原因が全くわからない。
ますます混乱するエリーシアの元へと双子の妹、コレットがやって来る。
コレットはエリーシアを抱きしめると、自分がハメたのだとソッと耳打ち。
その意味がわからずさらに困惑した瞬間、婚約者に殴られ床へと血を流し転がってしまう。
そして父たる国王より言い渡される、この国最悪の存在――〝常闇の魔女〟認定。
国中から怨嗟の声を一身に受け、エリーシアは翌日火あぶりの刑に処され、命が消え失せる刹那それは現れる。
悪魔の象徴――厄災の魔女。
それが突如現れ、エリーシアを連れ去ってしまう。
やがて自由になったエリーシアは、知り合った白いもふもふと旅をし、新月の夜に【新月華の皇太子】と出会い恋に落ちる、が……。
二人の行き先に立ち阻む茨の道。それらを乗り越え、二人はどこへ向かうのか。
そして妹のコレットとエリーシアの関係は?
最後に訪れる、絶望と希望は誰の手に? それは物語を見ている、あなただけが知っています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
ジュリアンもレイチェルも幸せになれて良かった‼︎
妹へのざまぁは軽く感じたけど、聖女がいなくなるとレイチェルが出ていけなくなるから、妹の続投にしたのかな
面白くて読み易かったです!
妹へのざまぁ、軽くてごめんなさい~💦
そうです、聖堂に閉じ込められて祈り続けるなんて、レイチェルにさせたらかわいそうなので妹に押し付けました!
しかも王太子以外の男と触れ合えないし、聖女なんてやってもいいことないです(苦笑
過去作に感想をいただき嬉しいです。ありがとうございます!