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Ⅱ、道中ザコが襲い来る
27、瘴気の森の主、目覚める
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「キャー! お師匠様、モンスターの雄叫びが聞こえました!」
「それだけじゃない! 遠くから近づくこの足音もモンスターでしょう、師匠!?」
「ど、どうするのですか!?」
林の中から若者たちの慌てふためく声がいくつも聞こえて、俺とレモは顔を見合わせた。
「まさかとは思うけど――」
レモが言いかけたとき、
「皆さん、落ち着いてください! 結界の中に入って!」
師匠と呼ばれていた人物だろうか? 大人の男の声が必死で呼びかけている。
「ああ、やっぱり」
「レモの知り合い?」
「今の声、師匠よ。私の魔法学園時代の指導者――」
「えっ、現代の賢者アンドレア・セラフィーニ!?」
帝都中央にいるすごい魔術師、くらいの認識だが、俺たち亜人族にもその名は知られている。
「そ。セラフィーニ師匠。魔法学園の弟子たちを連れて、瘴気の森の入り口で実習中だったみたいね」
「てこたぁ魔法使える人間がたくさんいるってことだな」
ちょっと安堵する俺。一人で大勢を守って戦わなくてすみそうだ。
「甘いわよ、ジュキ。魔法学園の生徒なんて貴族ばっかり。生涯、魔法騎士団や衛兵に護衛される立場。突然のクーデターを防ぐため、基礎魔法くらいは学ぶけれど」
「そっか、レモは特別なのか」
「レモせんぱいは、いつだって魔法学園一位の成績だもん!」
我が事のように胸を張るユリア。おそらく自分は、下から数えて一番だったんだろうなー……
「レモ、努力家なんだな」
感心する俺に、レモはきょとんとした。
「努力? 私はただ攻撃魔法が好きなだけよ。だって聖魔法って地味なんだもーん! 攻撃魔法は派手だし目立つし、パーッと花火みたいで気持ちいいのよ!」
あ。これ、めちゃくちゃ本音だ……
「じゃ、俺らで一丁倒しますか!」
窓から半身を出した俺を、御者が振り返った。
「お願いします! 天使の女騎士さん!」
……あーこれ一人称「俺」の女の人だと思われてんのか。ついつい、いつも通りしゃべっちまうんだよな……
「ジュキ、空から仕掛けるわよ。先手必勝ってね!」
ウインク一つ、空中遊泳の呪文を唱えだすレモ。
今も巨大な何かの足音は、大地を揺るがせ近付いてくるが、姿は見えない。空から見りゃあ一発で分かるか。
俺は聖石付きの留め具からマントをはずすと、馬車の扉を開けた。
「空揚翼!」
そこからレモが飛び立つ。同時に俺も翼を広げて大空へ。
女騎士のコスチュームは露出度が高くて嫌だったが、翼と角の邪魔にならないというのは利点だ。いやそもそも肩から枝分かれした角が生えてるってぇ俺の姿、どういうデザイン? 異界の神々あたりが発案者なら、なんの意図だか問い詰めてぇわ。
「いたわ! あそこ!」
手をつないで空を飛んでいたレモが、瘴気の森の奥を指さした。
「すげぇ大きさ……」
五階建ての建物くらいだろうか? 深い森の中、ぽっかりとあいた沼地から這い出し、木々をなぎ倒しながら進んでくる。その姿は類人猿のように毛むくじゃらで、両眼は獰猛な光を放っている。
「魔法学園で習ったことがあるの。瘴気の森には湖底巨人と呼ばれる主がいて、普段は沼の底で眠ってるって――」
俺の手を握るレモの指先に力がこもる。
「起こしちまったってわけか」
「みたいね。私たちが森で実習するときは彼らを刺激しないように、マジックソードや烈風斬でスライム狩りをするくらいなの」
狐女とイタチ男め、バンバン魔法弾打ち合ってたもんなー。
「学園の授業でヤツの弱点は習った?」
俺の問いに、レモは首を振った。
「瘴気をまとった肉体は強靭で、マジックソードは通さないし、並みの攻撃魔法も効かないってことしか――」
「へぇ。聖剣の試し斬りにゃあちょうどいいな」
俺は腰から聖剣アリルミナスを抜いた。
「もしくは強力な攻撃呪文ね」
レモは俺の手を離すと、印を結んだ。
「強力な攻撃呪文で、さらにほかのモンスターが目覚めちまうってこたぁねえの?」
俺の問いに、レモは気まずそうに笑った。
「ある。大ありよ。でも――」
ふと真面目な顔になって、
「手加減して倒せる相手でもないし、聖剣は敵の間合いに入らなきゃいけない。今は遠慮せず、グレンデルを倒すことを優先しましょ!」
レモは明るい声で断言すると、魔術構築に集中する。
「聞け、風の精、空を統べる主よ――」
彼女の詠唱から察するに、風魔法の上位魔術である空間魔法らしい。
「――願いしは其の大いなる力を以て空歪ましめ――」
俺はどうするか。この位置から動く対象に、ダイヤモンド硬度にした氷のつるぎを当てるのは難しい。グレンデルの体内を凍らせるか沸騰させるにしても、遠すぎて意識を集中しづらい。それなら――
「我が力溶け込みし清らかなる水よ、我らを守り続ける帳となれ」
精霊力を込めた水の結界で、自分とレモの身体を包み込む。レモが攻撃を仕掛ければ、グレンデルは上空にいる俺たちに気付いて必ず反撃してくるだろうから、先に防いでおく。
「――奈落の底より猶遠き深海の如く、凄まじき圧にて拉ぎたまえ」
レモの空間魔法が完成したようだ。
「巨圧押潰!」
─ * ─
レモの放った術の効果は!? 次話ではユリアの活躍もあるよ!
「それだけじゃない! 遠くから近づくこの足音もモンスターでしょう、師匠!?」
「ど、どうするのですか!?」
林の中から若者たちの慌てふためく声がいくつも聞こえて、俺とレモは顔を見合わせた。
「まさかとは思うけど――」
レモが言いかけたとき、
「皆さん、落ち着いてください! 結界の中に入って!」
師匠と呼ばれていた人物だろうか? 大人の男の声が必死で呼びかけている。
「ああ、やっぱり」
「レモの知り合い?」
「今の声、師匠よ。私の魔法学園時代の指導者――」
「えっ、現代の賢者アンドレア・セラフィーニ!?」
帝都中央にいるすごい魔術師、くらいの認識だが、俺たち亜人族にもその名は知られている。
「そ。セラフィーニ師匠。魔法学園の弟子たちを連れて、瘴気の森の入り口で実習中だったみたいね」
「てこたぁ魔法使える人間がたくさんいるってことだな」
ちょっと安堵する俺。一人で大勢を守って戦わなくてすみそうだ。
「甘いわよ、ジュキ。魔法学園の生徒なんて貴族ばっかり。生涯、魔法騎士団や衛兵に護衛される立場。突然のクーデターを防ぐため、基礎魔法くらいは学ぶけれど」
「そっか、レモは特別なのか」
「レモせんぱいは、いつだって魔法学園一位の成績だもん!」
我が事のように胸を張るユリア。おそらく自分は、下から数えて一番だったんだろうなー……
「レモ、努力家なんだな」
感心する俺に、レモはきょとんとした。
「努力? 私はただ攻撃魔法が好きなだけよ。だって聖魔法って地味なんだもーん! 攻撃魔法は派手だし目立つし、パーッと花火みたいで気持ちいいのよ!」
あ。これ、めちゃくちゃ本音だ……
「じゃ、俺らで一丁倒しますか!」
窓から半身を出した俺を、御者が振り返った。
「お願いします! 天使の女騎士さん!」
……あーこれ一人称「俺」の女の人だと思われてんのか。ついつい、いつも通りしゃべっちまうんだよな……
「ジュキ、空から仕掛けるわよ。先手必勝ってね!」
ウインク一つ、空中遊泳の呪文を唱えだすレモ。
今も巨大な何かの足音は、大地を揺るがせ近付いてくるが、姿は見えない。空から見りゃあ一発で分かるか。
俺は聖石付きの留め具からマントをはずすと、馬車の扉を開けた。
「空揚翼!」
そこからレモが飛び立つ。同時に俺も翼を広げて大空へ。
女騎士のコスチュームは露出度が高くて嫌だったが、翼と角の邪魔にならないというのは利点だ。いやそもそも肩から枝分かれした角が生えてるってぇ俺の姿、どういうデザイン? 異界の神々あたりが発案者なら、なんの意図だか問い詰めてぇわ。
「いたわ! あそこ!」
手をつないで空を飛んでいたレモが、瘴気の森の奥を指さした。
「すげぇ大きさ……」
五階建ての建物くらいだろうか? 深い森の中、ぽっかりとあいた沼地から這い出し、木々をなぎ倒しながら進んでくる。その姿は類人猿のように毛むくじゃらで、両眼は獰猛な光を放っている。
「魔法学園で習ったことがあるの。瘴気の森には湖底巨人と呼ばれる主がいて、普段は沼の底で眠ってるって――」
俺の手を握るレモの指先に力がこもる。
「起こしちまったってわけか」
「みたいね。私たちが森で実習するときは彼らを刺激しないように、マジックソードや烈風斬でスライム狩りをするくらいなの」
狐女とイタチ男め、バンバン魔法弾打ち合ってたもんなー。
「学園の授業でヤツの弱点は習った?」
俺の問いに、レモは首を振った。
「瘴気をまとった肉体は強靭で、マジックソードは通さないし、並みの攻撃魔法も効かないってことしか――」
「へぇ。聖剣の試し斬りにゃあちょうどいいな」
俺は腰から聖剣アリルミナスを抜いた。
「もしくは強力な攻撃呪文ね」
レモは俺の手を離すと、印を結んだ。
「強力な攻撃呪文で、さらにほかのモンスターが目覚めちまうってこたぁねえの?」
俺の問いに、レモは気まずそうに笑った。
「ある。大ありよ。でも――」
ふと真面目な顔になって、
「手加減して倒せる相手でもないし、聖剣は敵の間合いに入らなきゃいけない。今は遠慮せず、グレンデルを倒すことを優先しましょ!」
レモは明るい声で断言すると、魔術構築に集中する。
「聞け、風の精、空を統べる主よ――」
彼女の詠唱から察するに、風魔法の上位魔術である空間魔法らしい。
「――願いしは其の大いなる力を以て空歪ましめ――」
俺はどうするか。この位置から動く対象に、ダイヤモンド硬度にした氷のつるぎを当てるのは難しい。グレンデルの体内を凍らせるか沸騰させるにしても、遠すぎて意識を集中しづらい。それなら――
「我が力溶け込みし清らかなる水よ、我らを守り続ける帳となれ」
精霊力を込めた水の結界で、自分とレモの身体を包み込む。レモが攻撃を仕掛ければ、グレンデルは上空にいる俺たちに気付いて必ず反撃してくるだろうから、先に防いでおく。
「――奈落の底より猶遠き深海の如く、凄まじき圧にて拉ぎたまえ」
レモの空間魔法が完成したようだ。
「巨圧押潰!」
─ * ─
レモの放った術の効果は!? 次話ではユリアの活躍もあるよ!
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