27 / 191
Ⅲ、身分も種族も超えて二人は惹かれあう
26、その夜、恋が始まった
しおりを挟む
明るい。ここはどこだ?
痛みが消えている。全身が羽のように軽い。
俺は死後の世界に導かれたのだろうか――?
ゆっくりと目を開けると、自分の身体が白い光に包まれていることが分かった。
「まぶしい……」
声も出るな――。なんかふかふかしたところに寝かされているような……。
「ジュキ―― 良かった。目あけてくれた」
細い指がそっと俺の頬をなでた。彼女の両手から放たれていた白い光が、ゆっくりと収束してゆく。
「レモ……?」
俺を見下ろす彼女の額にはうっすらと汗がにじみ、ピンクブロンドのおくれ毛が張り付いている。頬にはいくつも涙の痕が残っていた。
「ごめんね」
レモは涙にぬれた目を細め、慈愛のほほ笑みを浮かべた。その指が俺の銀髪をやさしくとかす。
「私を助けてくれてありがと」
そのとき俺はハッとした。慌てて両手で顔を覆う。
「ローブは? ベールは?」
「ごめんなさい。庭の土と血で汚れちゃったから脱がせてしまって――」
俺は急いで半身を起こし自分の胸を見下ろす。竜眼は閉じていたが、肩から生えた角と背中の翼が視界に入った。
「う、うああ……」
混乱してとっさにうずくまり、両手で自分の肩を抱いた。
「ちょっとジュキ、起き上がって大丈夫!?」
俺を支えようとレモの腕が伸びてきたのが、目を閉じていても分かった。
「どこも痛まない?」
両ひざに顔をうずめた俺の翼を、レモの手のひらがすべる。彼女の細い両腕が俺を抱きしめると、薔薇のような甘い香りにふんわりと包まれた。
「どこか痛いところがあったら言って? 回復魔法かけるから」
耳元でささやいて、彼女は俺をあやすようにゆっくりと頭をなで続けてくれた。彼女の身体のやわらかさとあたたかさを感じているうちに、俺はだんだん落ち着いてきた。ドラゴンの姿を見られて取り乱していたのは俺だけで、レモはいつもと変わらぬ口調で話しかけてくれている。
「魔法?」
俺はハッとして顔をあげた。
「魔法、使えるようになったの? 魔術師たちの魔力障壁は?」
「あ……」
彼女は驚いたように一瞬動きを止めた。それからにっと笑った。
「必死になったらいけたわ!」
だが親指を立てたレモはやつれている。ベッド脇の燭台でゆらめくロウソクの明かりが、彼女の額に光る汗に反射する。
「ごめん。無理させてた……」
「そんなことないわよ! お姉様に呼ばれてほとんどの魔術師たちがお母様の部屋に集まったでしょ? だから結界も弱まったみたい」
少し冷静になってあたりを見回すと、俺はレモの大きなベッドに寝かされていた。彼女はベッド脇に猫足の椅子を持ってきて、その上に座って俺を看病してくれていた。
「それに応急処置は下でかけたから平気よ。命を張って助けてくれたジュキに比べたら、私なんて全然――」
本棚には風魔法の魔術書がたくさん並んでいたし、彼女は風の術を操って俺をここまで運んでくれたのだろう。
「本当にジュキを助けられてよかったわ。私生まれて初めて、聖魔法を与えてくれた神様に感謝したもの」
普段通りの明るい笑顔を見せて、彼女は白いうろこに覆われた俺の腕をゆっくりとなでていた。初めて会った日に、俺が彼女にしたように。
「ほんとに綺麗――」
レモがぽつんとつぶやいた。この身を隠そうと、シーツを引き上げようとしていた手が止まった。
「やっぱりお姉様は大嘘つきだったわね!」
勝ち誇ったように笑ったレモの目が、俺をまっすぐ見た。初めて、彼女と目があった。これまでずっと俺が顔を隠していたから。
彼女の明るい茶色をした瞳の中に、ロウソクの炎がちらちらと燃えている。その目は大きく透き通っていて、とても魅力的だ。
「ジュキ―― なんて綺麗な人……。きみの瞳ってエメラルドみたい。お姉様が持っているどんな宝石より美しく輝いているわ」
まるで俺の歌声を聴いたときみたいにうっとりとみつめる視線に、俺は居心地が悪くなって目をそらした。
「あんたみてぇな美人にそんなこと言われちゃあかなわないよ」
「えっ、ちょっ、何言って――」
褒められ慣れてるのかと思いきや、まさかの挙動不審。
「――や、えっと、ありがとっ!」
真っ赤になってうつむいてしまった。優秀で美人な貴族の娘さんなのに、意外なほどかわいい反応が返ってきて、俺は思わずクツクツと笑いをこぼした。
「なによぉ。いきなりそんなこと言われたらびっくりするでしょ?」
ふくれっつらするレモがかわいくて、そのつややかなピンクブロンドの髪に指をすべらせる。
「でへへっ」
デレデレと相好を崩すレモ。聖ラピースラ王国の聖女候補なのに、ホワイトドラゴンの翼を生やした俺にふれられてもまったく抵抗がないらしい。
「あのさ――、俺の目玉、見ただろ?」
気になることを訊いてみる。
「めだまぁ?」
呆けた表情で俺の両眼をのぞきこんできた。
「そっちじゃなくて」
きょとんと首をかしげていたが、ややあって理解したらしい。
「あ。金色のほうね?」
俺は無言でうなずいた。俺自身、初めてこいつを見たときはビビったんだ。彼女だっておびえると思ったんだが――
「はいはい見たわよー。胸におめめがついてるから首から上になかったらやだなと思ったら、ちゃんと綺麗なのがついててよかったわよ~」
なんか感想がずれてないか、この娘…… 俺のねえちゃんといい、レモの母さんといい意外と女性って肝が据わってんのか。いや、俺がビビリなだけ?
「ふふっ、しかも思った以上にかわいい顔してるし!」
反応に困るからねえちゃんみてぇなこと言わないでくれ! 耳が熱くなるのを感じながら、俺は話題を変えた。
「そういえばレモ、なんでテラスの手すりに座ってたんだ?」
「庭にいた見張りが、お姉様の一声で屋敷の中に入って行ったから、外に出ようとしたの。外からお母様の部屋に入って回復魔法を使いたかったんだけど、ここ三階でしょ? 風魔法使わなきゃ移動できないじゃない」
「それで魔力障壁の及ばないテラスに出たってことか」
「それが、部屋から出れば魔法が使えると思ったんだけど、テラスはまだ結界内だったのよ。結界外に出ようと身を乗り出してたら――」
「俺が来たってわけか。危ないことするなよ!」
つい口調が強くなる。
「ごめんなさい」
意外にもレモは素直にあやまった。
「ジュキまでこんな危険な目に遭わせて――」
うつむいたレモの頬に涙が伝った。
「お、おい……」
俺は慌てた。自分が上半身裸なのも忘れて彼女の肩を抱き寄せる。
「そんな、俺は責めてねぇよ?」
俺の腕の中で、レモはふるふると首を振った。
「地面に激突したジュキの頭から、ぶわーって血の海が広がったの。怖かった。一瞬頭が真っ白になった」
彼女は俺の胸に顔をうずめた。今は閉じているけれど、竜眼の切れ目が入った白い胸に。
俺は彼女を抱きしめ、もう片方の手でそのまばゆいピンクブロンドの髪をなでながら、死にかけた自分を想像してぞっとした。
死への恐怖と、その状態から俺を生還させた彼女の聖魔法への驚愕と、モンスターじみた姿をした俺の胸に顔をうずめる彼女への愛情が絡み合って、わけが分からなくなる。
「もう二度とジュキの美しい声が聞けないんじゃないかと思ったら、魔力障壁のことなんて忘れて必死で回復魔法をかけていたわ」
俺のギフト<歌声魅了>は、完全に彼女の心をつかんだようだ。だがそれは、俺の本当の姿を見ても解けなかった。ひとを見た目で判断しない、歴史的に竜人族と敵対してきた国で育ったにもかかわらず、偏見のないまっすぐな彼女の心に俺は惹かれていた。
-----------------
「おいおいこの後、二人は同じベッドで寝たのか!?」
「ややや、ジュキは控えの間に戻ったんじゃないの!?」
気になる方はぜひしおりをはさんでお待ちください☆
次話で明らかになります!
痛みが消えている。全身が羽のように軽い。
俺は死後の世界に導かれたのだろうか――?
ゆっくりと目を開けると、自分の身体が白い光に包まれていることが分かった。
「まぶしい……」
声も出るな――。なんかふかふかしたところに寝かされているような……。
「ジュキ―― 良かった。目あけてくれた」
細い指がそっと俺の頬をなでた。彼女の両手から放たれていた白い光が、ゆっくりと収束してゆく。
「レモ……?」
俺を見下ろす彼女の額にはうっすらと汗がにじみ、ピンクブロンドのおくれ毛が張り付いている。頬にはいくつも涙の痕が残っていた。
「ごめんね」
レモは涙にぬれた目を細め、慈愛のほほ笑みを浮かべた。その指が俺の銀髪をやさしくとかす。
「私を助けてくれてありがと」
そのとき俺はハッとした。慌てて両手で顔を覆う。
「ローブは? ベールは?」
「ごめんなさい。庭の土と血で汚れちゃったから脱がせてしまって――」
俺は急いで半身を起こし自分の胸を見下ろす。竜眼は閉じていたが、肩から生えた角と背中の翼が視界に入った。
「う、うああ……」
混乱してとっさにうずくまり、両手で自分の肩を抱いた。
「ちょっとジュキ、起き上がって大丈夫!?」
俺を支えようとレモの腕が伸びてきたのが、目を閉じていても分かった。
「どこも痛まない?」
両ひざに顔をうずめた俺の翼を、レモの手のひらがすべる。彼女の細い両腕が俺を抱きしめると、薔薇のような甘い香りにふんわりと包まれた。
「どこか痛いところがあったら言って? 回復魔法かけるから」
耳元でささやいて、彼女は俺をあやすようにゆっくりと頭をなで続けてくれた。彼女の身体のやわらかさとあたたかさを感じているうちに、俺はだんだん落ち着いてきた。ドラゴンの姿を見られて取り乱していたのは俺だけで、レモはいつもと変わらぬ口調で話しかけてくれている。
「魔法?」
俺はハッとして顔をあげた。
「魔法、使えるようになったの? 魔術師たちの魔力障壁は?」
「あ……」
彼女は驚いたように一瞬動きを止めた。それからにっと笑った。
「必死になったらいけたわ!」
だが親指を立てたレモはやつれている。ベッド脇の燭台でゆらめくロウソクの明かりが、彼女の額に光る汗に反射する。
「ごめん。無理させてた……」
「そんなことないわよ! お姉様に呼ばれてほとんどの魔術師たちがお母様の部屋に集まったでしょ? だから結界も弱まったみたい」
少し冷静になってあたりを見回すと、俺はレモの大きなベッドに寝かされていた。彼女はベッド脇に猫足の椅子を持ってきて、その上に座って俺を看病してくれていた。
「それに応急処置は下でかけたから平気よ。命を張って助けてくれたジュキに比べたら、私なんて全然――」
本棚には風魔法の魔術書がたくさん並んでいたし、彼女は風の術を操って俺をここまで運んでくれたのだろう。
「本当にジュキを助けられてよかったわ。私生まれて初めて、聖魔法を与えてくれた神様に感謝したもの」
普段通りの明るい笑顔を見せて、彼女は白いうろこに覆われた俺の腕をゆっくりとなでていた。初めて会った日に、俺が彼女にしたように。
「ほんとに綺麗――」
レモがぽつんとつぶやいた。この身を隠そうと、シーツを引き上げようとしていた手が止まった。
「やっぱりお姉様は大嘘つきだったわね!」
勝ち誇ったように笑ったレモの目が、俺をまっすぐ見た。初めて、彼女と目があった。これまでずっと俺が顔を隠していたから。
彼女の明るい茶色をした瞳の中に、ロウソクの炎がちらちらと燃えている。その目は大きく透き通っていて、とても魅力的だ。
「ジュキ―― なんて綺麗な人……。きみの瞳ってエメラルドみたい。お姉様が持っているどんな宝石より美しく輝いているわ」
まるで俺の歌声を聴いたときみたいにうっとりとみつめる視線に、俺は居心地が悪くなって目をそらした。
「あんたみてぇな美人にそんなこと言われちゃあかなわないよ」
「えっ、ちょっ、何言って――」
褒められ慣れてるのかと思いきや、まさかの挙動不審。
「――や、えっと、ありがとっ!」
真っ赤になってうつむいてしまった。優秀で美人な貴族の娘さんなのに、意外なほどかわいい反応が返ってきて、俺は思わずクツクツと笑いをこぼした。
「なによぉ。いきなりそんなこと言われたらびっくりするでしょ?」
ふくれっつらするレモがかわいくて、そのつややかなピンクブロンドの髪に指をすべらせる。
「でへへっ」
デレデレと相好を崩すレモ。聖ラピースラ王国の聖女候補なのに、ホワイトドラゴンの翼を生やした俺にふれられてもまったく抵抗がないらしい。
「あのさ――、俺の目玉、見ただろ?」
気になることを訊いてみる。
「めだまぁ?」
呆けた表情で俺の両眼をのぞきこんできた。
「そっちじゃなくて」
きょとんと首をかしげていたが、ややあって理解したらしい。
「あ。金色のほうね?」
俺は無言でうなずいた。俺自身、初めてこいつを見たときはビビったんだ。彼女だっておびえると思ったんだが――
「はいはい見たわよー。胸におめめがついてるから首から上になかったらやだなと思ったら、ちゃんと綺麗なのがついててよかったわよ~」
なんか感想がずれてないか、この娘…… 俺のねえちゃんといい、レモの母さんといい意外と女性って肝が据わってんのか。いや、俺がビビリなだけ?
「ふふっ、しかも思った以上にかわいい顔してるし!」
反応に困るからねえちゃんみてぇなこと言わないでくれ! 耳が熱くなるのを感じながら、俺は話題を変えた。
「そういえばレモ、なんでテラスの手すりに座ってたんだ?」
「庭にいた見張りが、お姉様の一声で屋敷の中に入って行ったから、外に出ようとしたの。外からお母様の部屋に入って回復魔法を使いたかったんだけど、ここ三階でしょ? 風魔法使わなきゃ移動できないじゃない」
「それで魔力障壁の及ばないテラスに出たってことか」
「それが、部屋から出れば魔法が使えると思ったんだけど、テラスはまだ結界内だったのよ。結界外に出ようと身を乗り出してたら――」
「俺が来たってわけか。危ないことするなよ!」
つい口調が強くなる。
「ごめんなさい」
意外にもレモは素直にあやまった。
「ジュキまでこんな危険な目に遭わせて――」
うつむいたレモの頬に涙が伝った。
「お、おい……」
俺は慌てた。自分が上半身裸なのも忘れて彼女の肩を抱き寄せる。
「そんな、俺は責めてねぇよ?」
俺の腕の中で、レモはふるふると首を振った。
「地面に激突したジュキの頭から、ぶわーって血の海が広がったの。怖かった。一瞬頭が真っ白になった」
彼女は俺の胸に顔をうずめた。今は閉じているけれど、竜眼の切れ目が入った白い胸に。
俺は彼女を抱きしめ、もう片方の手でそのまばゆいピンクブロンドの髪をなでながら、死にかけた自分を想像してぞっとした。
死への恐怖と、その状態から俺を生還させた彼女の聖魔法への驚愕と、モンスターじみた姿をした俺の胸に顔をうずめる彼女への愛情が絡み合って、わけが分からなくなる。
「もう二度とジュキの美しい声が聞けないんじゃないかと思ったら、魔力障壁のことなんて忘れて必死で回復魔法をかけていたわ」
俺のギフト<歌声魅了>は、完全に彼女の心をつかんだようだ。だがそれは、俺の本当の姿を見ても解けなかった。ひとを見た目で判断しない、歴史的に竜人族と敵対してきた国で育ったにもかかわらず、偏見のないまっすぐな彼女の心に俺は惹かれていた。
-----------------
「おいおいこの後、二人は同じベッドで寝たのか!?」
「ややや、ジュキは控えの間に戻ったんじゃないの!?」
気になる方はぜひしおりをはさんでお待ちください☆
次話で明らかになります!
0
お気に入りに追加
1,309
あなたにおすすめの小説
神速の成長チート! ~無能だと追い出されましたが、逆転レベルアップで最強異世界ライフ始めました~
雪華慧太
ファンタジー
高校生の裕樹はある日、意地の悪いクラスメートたちと異世界に勇者として召喚された。勇者に相応しい力を与えられたクラスメートとは違い、裕樹が持っていたのは自分のレベルを一つ下げるという使えないにも程があるスキル。皆に嘲笑われ、さらには国王の命令で命を狙われる。絶体絶命の状況の中、唯一のスキルを使った裕樹はなんとレベル1からレベル0に。絶望する裕樹だったが、実はそれがあり得ない程の神速成長チートの始まりだった! その力を使って裕樹は様々な職業を極め、異世界最強に上り詰めると共に、極めた生産職で快適な異世界ライフを目指していく。
婚約破棄騒動に巻き込まれたモブですが……
こうじ
ファンタジー
『あ、終わった……』王太子の取り巻きの1人であるシューラは人生が詰んだのを感じた。王太子と公爵令嬢の婚約破棄騒動に巻き込まれた結果、全てを失う事になってしまったシューラ、これは元貴族令息のやり直しの物語である。
異世界帰りの底辺配信者のオッサンが、超人気配信者の美女達を助けたら、セレブ美女たちから大国の諜報機関まであらゆる人々から追われることになる話
kaizi
ファンタジー
※しばらくは毎日(17時)更新します。
※この小説はカクヨム様、小説家になろう様にも掲載しております。
※カクヨム週間総合ランキング2位、ジャンル別週間ランキング1位獲得
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
異世界帰りのオッサン冒険者。
二見敬三。
彼は異世界で英雄とまで言われた男であるが、数ヶ月前に現実世界に帰還した。
彼が異世界に行っている間に現実世界にも世界中にダンジョンが出現していた。
彼は、現実世界で生きていくために、ダンジョン配信をはじめるも、その配信は見た目が冴えないオッサンということもあり、全くバズらない。
そんなある日、超人気配信者のS級冒険者パーティを助けたことから、彼の生活は一変する。
S級冒険者の美女たちから迫られて、さらには大国の諜報機関まで彼の存在を危険視する始末……。
オッサンが無自覚に世界中を大騒ぎさせる!?
鑑定能力で恩を返す
KBT
ファンタジー
どこにでもいる普通のサラリーマンの蔵田悟。
彼ははある日、上司の悪態を吐きながら深酒をし、目が覚めると見知らぬ世界にいた。
そこは剣と魔法、人間、獣人、亜人、魔物が跋扈する異世界フォートルードだった。
この世界には稀に異世界から《迷い人》が転移しており、悟もその1人だった。
帰る方法もなく、途方に暮れていた悟だったが、通りすがりの商人ロンメルに命を救われる。
そして稀少な能力である鑑定能力が自身にある事がわかり、ブロディア王国の公都ハメルンの裏通りにあるロンメルの店で働かせてもらう事になった。
そして、ロンメルから店の番頭を任された悟は《サト》と名前を変え、命の恩人であるロンメルへの恩返しのため、商店を大きくしようと鑑定能力を駆使して、海千山千の商人達や荒くれ者の冒険者達を相手に日夜奮闘するのだった。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる