13 / 15
第13話、愛し合うふたり
しおりを挟む
「すっかり飲み過ぎちゃいました……」
メイに寄りかかって歩くミシェルを私も反対側から支えつつ、抱きとめるようにしてベッドへ連れてゆく。
「ミシェルは皇太子妃なんだから、挨拶に来た家臣たちにつきあって毎回乾杯してやる必要なんてないんだぞ?」
大きな天蓋付きベッドの端に腰かけたミシェルは、首に巻いたレースチョーカーのリボンを解きながら、
「だって皆さん僕とお酒を酌み交わすの、うれしそうなんだもん。断れないよ……」
なんだか話し方まで怪しい。
「そりゃミシェルが美人だからだろ」
なんとなくおもしろくない。配偶者たる私がすぐ横にいるのに家臣どもめ、私のミシェルをさんざんみつめて―― いや、見たって減るものじゃないけれど。
メイは手早く紐を解いたり、いくつも刺してあるピンをはずしたりして、ミシェルの重いガウンや窮屈な胸当てをはずしてやる。女性のドレスは複雑なのだ。
「メイ、あとは私が看るから大丈夫だ。もうだいぶ夜も更けた。休んでくれ」
「お気遣い感謝いたします、殿下」
メイは深々と頭を下げたまま床にむかって、
「今夜はどうぞお楽しみください。幸せな夜を」
と、つぶやいた。
ん……? 楽しむって晩餐会はもう終わったじゃない――って……!
「ちょっとメイ!?」
私が意味に気付いたときには、
「おやすみなさーい!」
彼女――いや、彼は控えの間に逃げて行った。
そうだった、今夜はお互いの性別を明かして初めての夜なのだった。
ミシェルの顔を見ると、酔っていても意味が分かったのか大きな目をさらに大きくして、何度もまばたきしている。……これはどういう反応なのかしら? 恥ずかしがっているのか、男子として一戦を交えるつもりなのか、まったく読めない。
「ミシェル、ひとつ訊きたいのだが――」
「はい、セザリオ様」
緊張した面持ちで私をみつめるミシェル。
「きみは、ゆくゆくはヴァルツェンシュタイン帝国の皇后になる、という人生で良いのか?」
ミシェルはきょとんとしている。
「私は今後、アルムハルト王国との関係も見直してゆくつもりだ」
帝国内にいつ反乱が起きるか分からない地域をいくつも抱えて、つねに武器を持った兵を駐屯させるなんて、私はそんな国庫と国民の使い方をしたくない。
「だからミシェルは王国に戻って、男であったことを明かし王太子に戻るという道もあるんだ」
ミシェルの、海の色をした両の瞳から涙があふれた。
「僕を帝国から追い出すのですか!?」
「違う! そんなつもりじゃない!」
私はあわててミシェルの肩を抱き寄せた。
「僕は愛してしまったんです、あなたを――」
私の腕の中で彼は、かすかに震える声で続けた。「この心も体も、すでにあなたのものです。いまさら、いらないなんて言わないで……」
「言わない、絶対言わないから」
彼の額に唇を押し当てる。
「私だってミシェルとずっと一緒にいたい」
その言葉にミシェルは、ふと糸がほどけるように微笑を見せるとやさしいまなざしで、
「ミシェルは皇太子妃として、あなたをしっかり支えますって申し上げたじゃないですか」
そういえばそんなこと―― 婚礼の儀の翌朝に言ってくれたんだっけ。
私はうなずいて、ミシェルの頬を指先でなでた。愛のない政略結婚のすえにこんな夜が訪れるなんて思いもしなかった。
「私は皇太子として、皇帝として、ミシェルを守り続けるから」
「うれしいですっ」
ミシェルが私のあごのしたに頭をすり寄せた。「あ、セザリオ様。アルムハルト王国は叔父が継ぐからご心配なく」
「そうか」
ガウンを脱いだミシェルが寒そうに見えて、肌着の肩に自分の長上着をかけてやる。それから恐る恐る、私は気になっていることを尋ねた。
「あのー、二人きりのときは女性らしくしてほしいもの――だよな?」
「へ? 僕が恋をしたのは男装したセザリオ様だけど―― 女装したいならご自由にどうぞ?」
女装て! 私はミシェルと違って生まれつき女性だから!
「あー複雑なお顔されてますね、セザリオ様。僕、かっこいい女の人が好きなんで」
なんとなく予想はついていたけれど。ミシェルのしたり顔がちょっと気に入らない。私は彼の両肩に手を添えると、ベッドのヘッドボードに並んだクッションの上に押し倒した。
「じゃあベッドの上でも私は男のように振舞って良いのかな?」
「むしろ本望です……」
ミシェルは両手で自分の顔を覆いながら、指の間から私を盗み見た。「セザリオ様―― 素敵……!」
これは重症だ。
「ほら、この手をどけて。きみのかわいい顔が見えないじゃないか」
やんわりと彼の手をにぎる。
「うふふっ」
と、うれしそうに笑っていたミシェルが、ふと真顔になって、
「あのっ、でも今夜はだめです…… 僕、たくさん飲んじゃったので――」
飲むとなんなの? ――あ。
「殿方はお酒を飲み過ぎると勃た――」
「ひゃぁぁぁ、言わないでくださいっ セザリオ様の美しい唇がけがれてしまう!」
なんなのよ、それは。
「私の唇は私のものだ。勝手なことを言わないでくれ」
憮然と言い放つ私に、
「僕のはセザリオ様のものです」
言ったわね? 私は有無を言わさず彼の唇を奪った。
「んんっ」
あら、かわいい声あげちゃって。唇をふさいだまま背中に手を回し、コルセットの紐を素早く解く。女性の衣服の構造はよーっく把握してるんだから。
「ああっ だめですっ」
ミシェルの制止には耳を貸さず、コルセットを引きはがしてベッドの下に捨て、首元で結ばれた肌着の紐をほどいた。
「やだ、恥ずかしい……」
などと言いながら、さしたる抵抗もせずに上半身をあらわにされるミシェル。
「きれいな顔していても、カラダは男の子なんだね」
私はくすっと笑って、のどぼとけの突起から下へ向かって指をすべらせた。平らな胸の間をなぞって、ひきしまった腹直筋をなで、へそのくぼみまで――
「ひあぁぁ……」
ミシェルはまぶたを閉じ、口を半開きにしたまま小さな悲鳴をあげた。
私は構わず、胸の上にちょこんと乗った小さなつぼみを唇ではさむ。
「んはっ…… あっ」
舌の先で転がしていると、それは次第に固くなる。
「色っぽい声だしちゃって。ここいじられるのがそんなにイイの?」
もう一方のつぼみを指先でクルクルなでながらからかうと、
「ちがっ……」
「違くないでしょう?」
顔を見ると涙目になっている。まばゆい輝きを放つピンクブロンドの髪を私の指でもてあそばれながら、
「僕は……っ セザリオ様にさわられたら全身、性感帯になっちゃうんですっ」
「あらやだ、はしたない」
「僕ばっかりずるい……っ セザリオ様も脱いでよ――」
うるむ瞳で訴えかけてくるが、
「だーめ」
私は冷たく言い放った。片手を彼のへその下へすべらせながら、
「ミシェルのここがちゃんと元気になるまで、お預けよ」
「い、いじわる……」
ふくれっつらして尖らせたその唇を、もう一度キスでふさいでやった。
メイに寄りかかって歩くミシェルを私も反対側から支えつつ、抱きとめるようにしてベッドへ連れてゆく。
「ミシェルは皇太子妃なんだから、挨拶に来た家臣たちにつきあって毎回乾杯してやる必要なんてないんだぞ?」
大きな天蓋付きベッドの端に腰かけたミシェルは、首に巻いたレースチョーカーのリボンを解きながら、
「だって皆さん僕とお酒を酌み交わすの、うれしそうなんだもん。断れないよ……」
なんだか話し方まで怪しい。
「そりゃミシェルが美人だからだろ」
なんとなくおもしろくない。配偶者たる私がすぐ横にいるのに家臣どもめ、私のミシェルをさんざんみつめて―― いや、見たって減るものじゃないけれど。
メイは手早く紐を解いたり、いくつも刺してあるピンをはずしたりして、ミシェルの重いガウンや窮屈な胸当てをはずしてやる。女性のドレスは複雑なのだ。
「メイ、あとは私が看るから大丈夫だ。もうだいぶ夜も更けた。休んでくれ」
「お気遣い感謝いたします、殿下」
メイは深々と頭を下げたまま床にむかって、
「今夜はどうぞお楽しみください。幸せな夜を」
と、つぶやいた。
ん……? 楽しむって晩餐会はもう終わったじゃない――って……!
「ちょっとメイ!?」
私が意味に気付いたときには、
「おやすみなさーい!」
彼女――いや、彼は控えの間に逃げて行った。
そうだった、今夜はお互いの性別を明かして初めての夜なのだった。
ミシェルの顔を見ると、酔っていても意味が分かったのか大きな目をさらに大きくして、何度もまばたきしている。……これはどういう反応なのかしら? 恥ずかしがっているのか、男子として一戦を交えるつもりなのか、まったく読めない。
「ミシェル、ひとつ訊きたいのだが――」
「はい、セザリオ様」
緊張した面持ちで私をみつめるミシェル。
「きみは、ゆくゆくはヴァルツェンシュタイン帝国の皇后になる、という人生で良いのか?」
ミシェルはきょとんとしている。
「私は今後、アルムハルト王国との関係も見直してゆくつもりだ」
帝国内にいつ反乱が起きるか分からない地域をいくつも抱えて、つねに武器を持った兵を駐屯させるなんて、私はそんな国庫と国民の使い方をしたくない。
「だからミシェルは王国に戻って、男であったことを明かし王太子に戻るという道もあるんだ」
ミシェルの、海の色をした両の瞳から涙があふれた。
「僕を帝国から追い出すのですか!?」
「違う! そんなつもりじゃない!」
私はあわててミシェルの肩を抱き寄せた。
「僕は愛してしまったんです、あなたを――」
私の腕の中で彼は、かすかに震える声で続けた。「この心も体も、すでにあなたのものです。いまさら、いらないなんて言わないで……」
「言わない、絶対言わないから」
彼の額に唇を押し当てる。
「私だってミシェルとずっと一緒にいたい」
その言葉にミシェルは、ふと糸がほどけるように微笑を見せるとやさしいまなざしで、
「ミシェルは皇太子妃として、あなたをしっかり支えますって申し上げたじゃないですか」
そういえばそんなこと―― 婚礼の儀の翌朝に言ってくれたんだっけ。
私はうなずいて、ミシェルの頬を指先でなでた。愛のない政略結婚のすえにこんな夜が訪れるなんて思いもしなかった。
「私は皇太子として、皇帝として、ミシェルを守り続けるから」
「うれしいですっ」
ミシェルが私のあごのしたに頭をすり寄せた。「あ、セザリオ様。アルムハルト王国は叔父が継ぐからご心配なく」
「そうか」
ガウンを脱いだミシェルが寒そうに見えて、肌着の肩に自分の長上着をかけてやる。それから恐る恐る、私は気になっていることを尋ねた。
「あのー、二人きりのときは女性らしくしてほしいもの――だよな?」
「へ? 僕が恋をしたのは男装したセザリオ様だけど―― 女装したいならご自由にどうぞ?」
女装て! 私はミシェルと違って生まれつき女性だから!
「あー複雑なお顔されてますね、セザリオ様。僕、かっこいい女の人が好きなんで」
なんとなく予想はついていたけれど。ミシェルのしたり顔がちょっと気に入らない。私は彼の両肩に手を添えると、ベッドのヘッドボードに並んだクッションの上に押し倒した。
「じゃあベッドの上でも私は男のように振舞って良いのかな?」
「むしろ本望です……」
ミシェルは両手で自分の顔を覆いながら、指の間から私を盗み見た。「セザリオ様―― 素敵……!」
これは重症だ。
「ほら、この手をどけて。きみのかわいい顔が見えないじゃないか」
やんわりと彼の手をにぎる。
「うふふっ」
と、うれしそうに笑っていたミシェルが、ふと真顔になって、
「あのっ、でも今夜はだめです…… 僕、たくさん飲んじゃったので――」
飲むとなんなの? ――あ。
「殿方はお酒を飲み過ぎると勃た――」
「ひゃぁぁぁ、言わないでくださいっ セザリオ様の美しい唇がけがれてしまう!」
なんなのよ、それは。
「私の唇は私のものだ。勝手なことを言わないでくれ」
憮然と言い放つ私に、
「僕のはセザリオ様のものです」
言ったわね? 私は有無を言わさず彼の唇を奪った。
「んんっ」
あら、かわいい声あげちゃって。唇をふさいだまま背中に手を回し、コルセットの紐を素早く解く。女性の衣服の構造はよーっく把握してるんだから。
「ああっ だめですっ」
ミシェルの制止には耳を貸さず、コルセットを引きはがしてベッドの下に捨て、首元で結ばれた肌着の紐をほどいた。
「やだ、恥ずかしい……」
などと言いながら、さしたる抵抗もせずに上半身をあらわにされるミシェル。
「きれいな顔していても、カラダは男の子なんだね」
私はくすっと笑って、のどぼとけの突起から下へ向かって指をすべらせた。平らな胸の間をなぞって、ひきしまった腹直筋をなで、へそのくぼみまで――
「ひあぁぁ……」
ミシェルはまぶたを閉じ、口を半開きにしたまま小さな悲鳴をあげた。
私は構わず、胸の上にちょこんと乗った小さなつぼみを唇ではさむ。
「んはっ…… あっ」
舌の先で転がしていると、それは次第に固くなる。
「色っぽい声だしちゃって。ここいじられるのがそんなにイイの?」
もう一方のつぼみを指先でクルクルなでながらからかうと、
「ちがっ……」
「違くないでしょう?」
顔を見ると涙目になっている。まばゆい輝きを放つピンクブロンドの髪を私の指でもてあそばれながら、
「僕は……っ セザリオ様にさわられたら全身、性感帯になっちゃうんですっ」
「あらやだ、はしたない」
「僕ばっかりずるい……っ セザリオ様も脱いでよ――」
うるむ瞳で訴えかけてくるが、
「だーめ」
私は冷たく言い放った。片手を彼のへその下へすべらせながら、
「ミシェルのここがちゃんと元気になるまで、お預けよ」
「い、いじわる……」
ふくれっつらして尖らせたその唇を、もう一度キスでふさいでやった。
0
お気に入りに追加
135
あなたにおすすめの小説
王子様と過ごした90日間。
秋野 林檎
恋愛
男しか爵位を受け継げないために、侯爵令嬢のロザリーは、男と女の双子ということにして、一人二役をやってどうにか侯爵家を守っていた。18歳になり、騎士団に入隊しなければならなくなった時、憧れていた第二王子付きに任命されたが、だが第二王子は90日後・・隣国の王女と結婚する。
女として、密かに王子に恋をし…。男として、体を張って王子を守るロザリー。
そんなロザリーに王子は惹かれて行くが…
本篇、番外編(結婚までの7日間 Lucian & Rosalie)完結です。
【完結】物置小屋の魔法使いの娘~父の再婚相手と義妹に家を追い出され、婚約者には捨てられた。でも、私は……
buchi
恋愛
大公爵家の父が再婚して新しくやって来たのは、義母と義妹。当たり前のようにダーナの部屋を取り上げ、義妹のマチルダのものに。そして社交界への出入りを禁止し、館の隣の物置小屋に移動するよう命じた。ダーナは亡くなった母の血を受け継いで魔法が使えた。これまでは使う必要がなかった。だけど、汚い小屋に閉じ込められた時は、使用人がいるので自粛していた魔法力を存分に使った。魔法力のことは、母と母と同じ国から嫁いできた王妃様だけが知る秘密だった。
みすぼらしい物置小屋はパラダイスに。だけど、ある晩、王太子殿下のフィルがダーナを心配になってやって来て……
骸骨と呼ばれ、生贄になった王妃のカタの付け方
ウサギテイマーTK
恋愛
骸骨娘と揶揄され、家で酷い扱いを受けていたマリーヌは、国王の正妃として嫁いだ。だが結婚後、国王に愛されることなく、ここでも幽閉に近い扱いを受ける。側妃はマリーヌの義姉で、公式行事も側妃が請け負っている。マリーヌに与えられた最後の役割は、海の神への生贄だった。
注意:地震や津波の描写があります。ご注意を。やや残酷な描写もあります。
婚約破棄された親友の悪役令嬢に成り代わり王太子殿下に果たし合いします!
家紋武範
恋愛
王太子リック、その婚約者である公爵令嬢ライラ、そして王太子剣術指南ジンの三人は親友同士。
普段は仲の良い三人。ジンは将来夫婦になるであろうリックとライラを微笑ましく見ていた。
だが、リックは正式な場でライラに対し婚約破棄を言い渡す。
ジンはライラに成り代わり、リックに決闘を申し込むも返り討ちにあい押し倒されてしまう。
そして、気持ちを伝えられるのだ。男装の麗人ジンへの恋心を。
もふもふの銀猫は公爵令嬢に恋をする
松石 愛弓
恋愛
公爵令嬢シャルルは魔法学校に通っている。美形でタラシの王太子と婚約したばかりに、嫉妬に狂う令嬢たちから嫌がらせを受けることに。親同士が決めた婚約で、シャルルは王太子妃になりたいとは思っていない。しかし、王太子は婚約破棄もしてくれない。困っていると、同級生サファーロがシャルルを助けてくれた。サファーロは優しくて、なぜか懐かしい感じがした。実は、サファーロとシャルルは前世でも知り合いで、前世の日本でサファーロはずっとシャルルに片思いしていた。しかし、サファーロは辺境伯爵の次男。家督も継げないし、シャルルとは立場が釣り合わないと思っている。今世での2人の恋の行方は…? 序盤はかわいそうな感じなのですが、狐の和み亭あたりからコメディ路線になる予定です。
くだらない冤罪で投獄されたので呪うことにしました。
音爽(ネソウ)
恋愛
<良くある話ですが凄くバカで下品な話です。>
婚約者と友人に裏切られた、伯爵令嬢。
冤罪で投獄された恨みを晴らしましょう。
「ごめんなさい?私がかけた呪いはとけませんよ」
【完結】一番腹黒いのはだあれ?
やまぐちこはる
恋愛
■□■
貧しいコイント子爵家のソンドールは、貴族学院には進学せず、騎士学校に通って若くして正騎士となった有望株である。
三歳でコイント家に養子に来たソンドールの生家はパートルム公爵家。
しかし、関わりを持たずに生きてきたため、自分が公爵家生まれだったことなどすっかり忘れていた。
ある日、実の父がソンドールに会いに来て、自分の出自を改めて知り、勝手なことを言う実父に憤りながらも、生家の騒動に巻き込まれていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる