大悪神 ヒーローが悪落ちする話

宝者来価

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94話 第三教団とシーゴ

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新人が現れて2日後


「俺いけますよ!?」
「駄目だ」


第三教団あ現れたけれど新人ヒーローが一人で行くことになった


「でも……」
「モニターを見ていろ、そして経験を詰め」


基地のトップの酉(とり)では何も言えない


――――――――――――――――――――――――――――


「……あら、何者かしら?」


あれは第三教団の中でも一番やっかいなアルフか
街中に出やがったし彼方此方に怪我人がいる
これで負けやがったら承知しねぇからな

「変身」


見た事のある気がするレジスコアの形
そしてライダーのような変身でやっぱり顔は分からない


「……?」
「召喚【闇人形】」

パチンと指を鳴らすとラギさんの闇人形


「あのムカつく奴か」
「ラギとか呼ばれていたガキの人形よねぇ?」
「……いくぞ」
「はっ」


蹴りにいく闇人形と一般人を盾にするアルフ


気にせず蹴り飛ばしたが



「へぇ!?」
「憂さ晴らしに来てるだけだ、一般人なんか知るか」
「……そう」


ドカドカとなぐっている隙に新人が力をためた


「ブラッド・ブラスター!!」


―――――――――――――――――――――――――――――

新人が第三教団を倒して基地に戻ってきた


「ま、まぁよくやったんじゃないか?」
「……」

無視していこうとするので腕をつかむ


「先輩を無視はさすがにねぇだろ!!」
「……」

何も言わない

「おい?」
「……青いな」
「へ?」

頭を撫でられ、そして行ってしまった


「うぃっす」
「申さん!!今のなんです!?」
「……んー」

子(ねずみ)の先輩が慌てて追いかけて行った



「ほら態度が悪いって注意され―――」

彼が引き留め言った事は態度では無かった

「おまえ本当に何者だ!?」
「……」
「何故あのブラスターをお前が打てる!?」

ブラスター?


「なんすか?」
「あ~何かおかしいと思ったらそういう事か」
「教えてくださいっす!!」
「あれタカヒロの技なんだよ」



そして突如である
『ダブ』が基地に現れた
そしてワープを若干ミスって頭をよろけさせて壁にぶつけ



「……いてて」
「ダブ?」
「申さんどもっす」
「何しに来た?」

「シーゴ」

「……はい」
「ラギが動けるようになった、お前は帰れるがどうする?」
「1日だけ下さい」
「なら明日の夜に俺が迎えに来てやる」


「こいつ何者なんです!?」

つい言ってしまった


「……別に明日の夜までここにいるだけの奴だ」
「でもっタカヒロさんの部屋を使ってるのに」
「あまり邪見にするなよ?じゃねぇと俺が悪神としてお前を制裁しにくるからな」


そういって消えた


「……悪いな」
「何なんだ本当」
「明日の夜までだがよろしく」


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