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第60話 一戦目
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「第三教団の反応あり、いけるかな二人とも?」
「変身、レッドハート」
「変身、ブラックホープ」
酉さんの命令で、動くことになった
怪人が暴れている
もう一度、言おう【怪人】が暴れている
オネェでもなく
リストにも乗って無い、宇宙人がハサミ持ってるみたいな見た目
「あれも第三教団なのかよ!?」
(ああ、恐らくだが)
通信から酉さんの声
「第三教団って、あんなのもいるの!?」
「俺もあれ初見なんだわ」
(けっこう昔に第三教団が連れていた物とにている為、まず第三教団という事になっている)
悪神ならラギが分かるもんな
「いくよ、闇の結界!」
悪神も味方になると、頼もしいもんだ
はるか上空に出来る黒の一般人には見えない球体
この不気味な空間であれば目一杯
俺達と敵しか、ここにはいない
「ぎぎぎぎぎぃぃぃぃぃぃ!!!」
「こいつ、口があんのか」
「……酉さん、もしかして真実何か黙って、る?」
(さて、何の事やら?)
ラギには、俺たちヒーローには見えないナニかが見える事があるらしい
「多分、人間だ」
「え?」
「ただしくは、レッドに近い身体、かな?メルド先輩が『もって』そうな」
エビルエナジーを構えるブラックを見てレッドも構える
彼に似ているという事は『本体』が存在する
そこを叩く必要があるのだ
「合わせる必要はねぇ、お前の好きに動け」
「うん」
――――――――――――――――――――――――――――――――――
※メルドをフェラしていた時
「悪神の強さ分かったでしょ?」
「ああ、嫌というほどに」
「ブラックちゃん悪神だよ、レッドちゃん足手まといだね」
ぐさりと言葉が刺さった
「そう、かもな」
「でも僕、まだ先輩から一本も取れてないよ」
「俺ちゃん悪神で一番強いからねぇ、強さがケタ違いな時点でウガマ以外に敵いないよ」
「アンタはウガマの事、ずっと崇拝してんのかと思ってた」
「ははは」
殴られた
「痛ぇ!」
「むかついたんでつい殴っちゃった」
「先輩、止めっ」
「ごめんねぇラギちゃん、あ、そうだラギちゃんが望むならサポーターでもぜんぜんいいのよ?」
「えっ?」
「戦争っていろんな駒があるんだよー、例えば―――」
それは、ラギには衝撃的だったようだ
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
とにかく、俺より本来ラギの方がパワーが上
俺はオマケみたいなものだ
「いけ!」
「エビルチェーン!」
地面から鎖の形をしたエビルエナジーが現れて、第三教団の怪人をぐるぐる巻きにした。
「レッドキック!」
かなり硬いが、避けられなかったので攻撃を当てる事は出来た
それに手のようなハサミを片方蹴り落とすことが出来た
これなら勝て
「ぎぎぎぎぎぎぎっ」
口らしき場所から、触手が伸びてきて腹にささった
「痛ッてぇッ!?」
「えっ」
「気ぃつけろ、こいつはまだッ」
貫いた触手がラギに襲い掛かった、だが、それをエビルエナジーで防いだ
「これぐらいなら、ふせげ……」
「避けろラギッ!!!」
「へ?」
横から、もう一つの触手がラギの脇腹に刺さっった
「レッドキャノン!」
敵は、倒せた、鎖ごと吹き飛ばした
しかしラギの怪我はあまりにも酷い
悪神の筈なのに、能力が上がっている筈なのに
「う……」
手を叩こうとしないラギ
「分かった、基地に行くぞ」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヒーロー基地にて
「私、悪神の治療何か初めてするわよ」
サポーターの医者、伊能八子さんにラギを診て貰った
現在ベッドに寝て貰っている
そして俺の方は特殊な身体であり治りが早い
ダブさんのせい(恐らく、おかげの方が近い)で今は頑丈な身体にしてもらっている為だ
ラギの傷は思ったより浅く、防御力が上がっているからと言えるのは確かなのだが
「……ごめ、ん」
「俺の方こそ役にたってやれなくてすまなかったな」
「レッドの怪我は?」
「貫かれたのは確かなんだが、俺は平気だ」
「平気じゃないわよアンタ寝てなさい、治りが早いとはいえまだ痛むでしょアンタ」
「これぐらいへ」
【いき】まで言うまえにラギに引っ張られて、ベッドに連れ込まれた(物理)
「痛いのに我慢したら、駄目」
「これぐらい我慢できるさ」
「我慢がっ駄目、なの!」
そうか?
「このぐらい、なら」
「じゃあ痛みの具合入れ替える?」
「……まじ?そんな事、契約してるのかお前」
「うん」
「降参、大人しく寝るから止めてくれ」
「変身、レッドハート」
「変身、ブラックホープ」
酉さんの命令で、動くことになった
怪人が暴れている
もう一度、言おう【怪人】が暴れている
オネェでもなく
リストにも乗って無い、宇宙人がハサミ持ってるみたいな見た目
「あれも第三教団なのかよ!?」
(ああ、恐らくだが)
通信から酉さんの声
「第三教団って、あんなのもいるの!?」
「俺もあれ初見なんだわ」
(けっこう昔に第三教団が連れていた物とにている為、まず第三教団という事になっている)
悪神ならラギが分かるもんな
「いくよ、闇の結界!」
悪神も味方になると、頼もしいもんだ
はるか上空に出来る黒の一般人には見えない球体
この不気味な空間であれば目一杯
俺達と敵しか、ここにはいない
「ぎぎぎぎぎぃぃぃぃぃぃ!!!」
「こいつ、口があんのか」
「……酉さん、もしかして真実何か黙って、る?」
(さて、何の事やら?)
ラギには、俺たちヒーローには見えないナニかが見える事があるらしい
「多分、人間だ」
「え?」
「ただしくは、レッドに近い身体、かな?メルド先輩が『もって』そうな」
エビルエナジーを構えるブラックを見てレッドも構える
彼に似ているという事は『本体』が存在する
そこを叩く必要があるのだ
「合わせる必要はねぇ、お前の好きに動け」
「うん」
――――――――――――――――――――――――――――――――――
※メルドをフェラしていた時
「悪神の強さ分かったでしょ?」
「ああ、嫌というほどに」
「ブラックちゃん悪神だよ、レッドちゃん足手まといだね」
ぐさりと言葉が刺さった
「そう、かもな」
「でも僕、まだ先輩から一本も取れてないよ」
「俺ちゃん悪神で一番強いからねぇ、強さがケタ違いな時点でウガマ以外に敵いないよ」
「アンタはウガマの事、ずっと崇拝してんのかと思ってた」
「ははは」
殴られた
「痛ぇ!」
「むかついたんでつい殴っちゃった」
「先輩、止めっ」
「ごめんねぇラギちゃん、あ、そうだラギちゃんが望むならサポーターでもぜんぜんいいのよ?」
「えっ?」
「戦争っていろんな駒があるんだよー、例えば―――」
それは、ラギには衝撃的だったようだ
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
とにかく、俺より本来ラギの方がパワーが上
俺はオマケみたいなものだ
「いけ!」
「エビルチェーン!」
地面から鎖の形をしたエビルエナジーが現れて、第三教団の怪人をぐるぐる巻きにした。
「レッドキック!」
かなり硬いが、避けられなかったので攻撃を当てる事は出来た
それに手のようなハサミを片方蹴り落とすことが出来た
これなら勝て
「ぎぎぎぎぎぎぎっ」
口らしき場所から、触手が伸びてきて腹にささった
「痛ッてぇッ!?」
「えっ」
「気ぃつけろ、こいつはまだッ」
貫いた触手がラギに襲い掛かった、だが、それをエビルエナジーで防いだ
「これぐらいなら、ふせげ……」
「避けろラギッ!!!」
「へ?」
横から、もう一つの触手がラギの脇腹に刺さっった
「レッドキャノン!」
敵は、倒せた、鎖ごと吹き飛ばした
しかしラギの怪我はあまりにも酷い
悪神の筈なのに、能力が上がっている筈なのに
「う……」
手を叩こうとしないラギ
「分かった、基地に行くぞ」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヒーロー基地にて
「私、悪神の治療何か初めてするわよ」
サポーターの医者、伊能八子さんにラギを診て貰った
現在ベッドに寝て貰っている
そして俺の方は特殊な身体であり治りが早い
ダブさんのせい(恐らく、おかげの方が近い)で今は頑丈な身体にしてもらっている為だ
ラギの傷は思ったより浅く、防御力が上がっているからと言えるのは確かなのだが
「……ごめ、ん」
「俺の方こそ役にたってやれなくてすまなかったな」
「レッドの怪我は?」
「貫かれたのは確かなんだが、俺は平気だ」
「平気じゃないわよアンタ寝てなさい、治りが早いとはいえまだ痛むでしょアンタ」
「これぐらいへ」
【いき】まで言うまえにラギに引っ張られて、ベッドに連れ込まれた(物理)
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「これぐらい我慢できるさ」
「我慢がっ駄目、なの!」
そうか?
「このぐらい、なら」
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「……まじ?そんな事、契約してるのかお前」
「うん」
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