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第42話 己の夢 2
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ラギ視点
ドシン、ドシン!
「わっ!?」
「痛ッ!?」
突然だった、気が付いたらどこなのか分からない場所に飛んできた
「ここ、どこ……?」
「あのやろう雑に飛ばしやがって、ラギ君けがしてね?大丈夫?」
「ぼ、くは、平気、です」
あたりを見渡す、うす暗い廊下でホラー的な意味で恐ろしかった
「このフロア、こんな暗かったかな?」
「あ、の、っ……どこ、なん、でしょうか?」
「いわゆる病棟だな、俺も何度も世話にはなってるが」
「暗いのに?」
「こんなに暗いって事は何かトラブルが起きてるかも?俺から離れるなよ」
「は、い」
「ほら手、繋いでくれるか?」
「う、うん!」
握られた手に安心した、敵の筈だったのに、何故こんなにも落ち着くのかと疑問に思う
何やら騒がしい所に出た
「クソッ!!何で、あいつが……えっ」
「おいっす、申(さる)どういう状況?」
「生きてたのかお前ええええええええぇぇぇぇぇぇ」
抱き着く申
「待ッて!?ダブは連絡はしたって言ってたような気がするんだけど?」
「何でもいいよ!!!お前が、生きてるの、わか……良かった、ほんとに」
泣いてる
「あ、のぅ」
「うわ!?お、お前ラギじゃん!?なんでいんの!?」
「す、すみません」
何でかは自分が聞きたかった
「ダブに頼まれて、それよかなんか廊下が暗いんだけど原因しらね?」
「第三教団が暴れまくって電気を供給する所があちこち断線、医療チームへ全力で電気ふってる」
「すごいよく分かった」
人が、多い
「ラギさんじゃないっすか」
タカヒロの部屋を訪ねた時にいた、騒がしいヒーロー
「えっと、タカヒロ君の、後輩さんですよね?」
「19歳なんで多分俺の方が年下かと」
「あれ、同い年なんだ僕も19歳だよ」
「そうなんすか!?」
「ええとタカヒロ君、は」
「先輩ならまだ動けないっすよ?」
ナニソレ
「どういう、事?」
「……やったのアンタ等でしょうに」
「僕、知らない、よ?」
「いいか末っ子ヒーロー、悪神は別に俺等みたいに一筋縄じゃねぇ」
「そうなんすか」
「メルド何か特に単独で動くからな、ラギ本人が知らないのも無理な……」
「ラギ……ちゃん?」
目を覆いたくなるような怪我人がいた、十二支の未(ひつじ)
それが分かるのは右耳が残っているから
左側は目も耳も包帯が巻かれており、腕にいくつも点滴をつけていた
「ひつじ、の、ヒーローさ、ん?その、怪我は……!?」
「第三教団が強くて、ね?いいの、生きてたから」
「でも、そんな大けがッ」
「優しいのね」
「……え、と」
「ヒーローが三人殉職していて、それも十二支までも一人、殉職してしまって」
十二支は強いヒーロー、流石にラギでも知っている事だ
「誰が、亡くなったんですか?」
佐々木勇気(シャーク・パイロット) 一人目は、知らないヒーロー
小島ななこ(ミラクル) 二人目も、知らないヒーロー
「三人目の名前は【村川賢治】、十二支の辰、ドラゴンよ」
ドシン、ドシン!
「わっ!?」
「痛ッ!?」
突然だった、気が付いたらどこなのか分からない場所に飛んできた
「ここ、どこ……?」
「あのやろう雑に飛ばしやがって、ラギ君けがしてね?大丈夫?」
「ぼ、くは、平気、です」
あたりを見渡す、うす暗い廊下でホラー的な意味で恐ろしかった
「このフロア、こんな暗かったかな?」
「あ、の、っ……どこ、なん、でしょうか?」
「いわゆる病棟だな、俺も何度も世話にはなってるが」
「暗いのに?」
「こんなに暗いって事は何かトラブルが起きてるかも?俺から離れるなよ」
「は、い」
「ほら手、繋いでくれるか?」
「う、うん!」
握られた手に安心した、敵の筈だったのに、何故こんなにも落ち着くのかと疑問に思う
何やら騒がしい所に出た
「クソッ!!何で、あいつが……えっ」
「おいっす、申(さる)どういう状況?」
「生きてたのかお前ええええええええぇぇぇぇぇぇ」
抱き着く申
「待ッて!?ダブは連絡はしたって言ってたような気がするんだけど?」
「何でもいいよ!!!お前が、生きてるの、わか……良かった、ほんとに」
泣いてる
「あ、のぅ」
「うわ!?お、お前ラギじゃん!?なんでいんの!?」
「す、すみません」
何でかは自分が聞きたかった
「ダブに頼まれて、それよかなんか廊下が暗いんだけど原因しらね?」
「第三教団が暴れまくって電気を供給する所があちこち断線、医療チームへ全力で電気ふってる」
「すごいよく分かった」
人が、多い
「ラギさんじゃないっすか」
タカヒロの部屋を訪ねた時にいた、騒がしいヒーロー
「えっと、タカヒロ君の、後輩さんですよね?」
「19歳なんで多分俺の方が年下かと」
「あれ、同い年なんだ僕も19歳だよ」
「そうなんすか!?」
「ええとタカヒロ君、は」
「先輩ならまだ動けないっすよ?」
ナニソレ
「どういう、事?」
「……やったのアンタ等でしょうに」
「僕、知らない、よ?」
「いいか末っ子ヒーロー、悪神は別に俺等みたいに一筋縄じゃねぇ」
「そうなんすか」
「メルド何か特に単独で動くからな、ラギ本人が知らないのも無理な……」
「ラギ……ちゃん?」
目を覆いたくなるような怪我人がいた、十二支の未(ひつじ)
それが分かるのは右耳が残っているから
左側は目も耳も包帯が巻かれており、腕にいくつも点滴をつけていた
「ひつじ、の、ヒーローさ、ん?その、怪我は……!?」
「第三教団が強くて、ね?いいの、生きてたから」
「でも、そんな大けがッ」
「優しいのね」
「……え、と」
「ヒーローが三人殉職していて、それも十二支までも一人、殉職してしまって」
十二支は強いヒーロー、流石にラギでも知っている事だ
「誰が、亡くなったんですか?」
佐々木勇気(シャーク・パイロット) 一人目は、知らないヒーロー
小島ななこ(ミラクル) 二人目も、知らないヒーロー
「三人目の名前は【村川賢治】、十二支の辰、ドラゴンよ」
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