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第33話 人魚姫は泡にならない 5
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100回の絶頂を迎えたレッドハートは意識を失った。
「レッドハートちゃん、気付いていた感じなのかなぁ?歴史を変えるってとんでもない爆弾だってこと」
蘇生させてあげると言った訳ではない、過去を変えると言った、それは人類から見たら避けなければならないとてつもなく愚かな行為であり、産まれた命も死んでいく命も変わってしまう、この行為の最も愚かである箇所は『過去を変えた』事実があとからくるだけであって、彼女が今まで改造されて苦しんでいた事実が覆らない事
時系列で言えば『改造された世界』→『現在』→『改造されてない世界』こうなるだけである、
結界の中に現れる、変身した5人のヒーロー。
「十二支・子(ねずみ)」
「十二支・卯(うさぎ)」
「十二支・巳(へび)」
「十二支・未(ひつじ)」
「十二支・酉(とり)」
人魚ヒーローを食べ力をつけた悪神は5体、一人ずつ向かい合った。
「これは豪華だなぁ、俺ちゃん感激!ってか今回女の子多いね?」
「俺をカウントすんじゃねえええええええええ!!!」
「うさぎちゃんきゃわ♡」
「チッ」
「おい、馬鹿弟子!生きているか!?」
レッドハートは呼びかけられても、ピクリともうごかない……ではなく、身体は痙攣、白目である
低級悪神たちは食べた人魚の力で【喋る】ようになっていた
「ドウ、シテ?」
攻撃してくるかつての仲間、理由すら分からなくなった哀れな悪神となり果てた、魂を本人とするならばこの5体はすべて魂をわけた本人である。
「いいねぇ!ヒーローってこういうドラマが楽しいんだよね、最近のヒーローつまんない事おおかったしぃ?かつての仲間に手をかけなければならない、とかこういう王道展開はやっぱり面白い!」
ヒーローたちは冷静に、レッドハートや敵の状況を確認していた
「生きてはいそうねぇ?アタシの可愛い後輩ちゃんが頑張ってくれたのなら、アタシらがここでしくじる訳にいかないわね」
「えっアレやるの……」
未が嫌そうな顔をするなか巳(へび)が叫ぶ
「スネイクブレイク!」
大量の緑いろの蛇が低級悪神に絡みついて爆発した、塵も残さない程に消えていた
「ラビットキック!」
蹴りだけの技、なんて事なくその蹴りを喰らった低級悪神の胴体は真っ二つに裂けた
「マウスサンダー!」
鼠型の電撃が飛び、はじけ飛ぶ低級悪神
「シープハンマー!」
巨大な金槌が低級悪神をイラストのようにペタンコにした
「……」
酉は無言で低級悪神を投げ飛ばし、宇宙まで飛んで灰にした
「さっすが十二支、でももうちょっとぐらい躊躇うの見たかったなぁ」
「お前たちはレッドハートを連れて帰りなさい、私は彼と話があるので」
「ミノル(酉)が俺とお話したい何て久しぶりじゃーん」
「レッドハートちゃん、気付いていた感じなのかなぁ?歴史を変えるってとんでもない爆弾だってこと」
蘇生させてあげると言った訳ではない、過去を変えると言った、それは人類から見たら避けなければならないとてつもなく愚かな行為であり、産まれた命も死んでいく命も変わってしまう、この行為の最も愚かである箇所は『過去を変えた』事実があとからくるだけであって、彼女が今まで改造されて苦しんでいた事実が覆らない事
時系列で言えば『改造された世界』→『現在』→『改造されてない世界』こうなるだけである、
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「十二支・子(ねずみ)」
「十二支・卯(うさぎ)」
「十二支・巳(へび)」
「十二支・未(ひつじ)」
「十二支・酉(とり)」
人魚ヒーローを食べ力をつけた悪神は5体、一人ずつ向かい合った。
「これは豪華だなぁ、俺ちゃん感激!ってか今回女の子多いね?」
「俺をカウントすんじゃねえええええええええ!!!」
「うさぎちゃんきゃわ♡」
「チッ」
「おい、馬鹿弟子!生きているか!?」
レッドハートは呼びかけられても、ピクリともうごかない……ではなく、身体は痙攣、白目である
低級悪神たちは食べた人魚の力で【喋る】ようになっていた
「ドウ、シテ?」
攻撃してくるかつての仲間、理由すら分からなくなった哀れな悪神となり果てた、魂を本人とするならばこの5体はすべて魂をわけた本人である。
「いいねぇ!ヒーローってこういうドラマが楽しいんだよね、最近のヒーローつまんない事おおかったしぃ?かつての仲間に手をかけなければならない、とかこういう王道展開はやっぱり面白い!」
ヒーローたちは冷静に、レッドハートや敵の状況を確認していた
「生きてはいそうねぇ?アタシの可愛い後輩ちゃんが頑張ってくれたのなら、アタシらがここでしくじる訳にいかないわね」
「えっアレやるの……」
未が嫌そうな顔をするなか巳(へび)が叫ぶ
「スネイクブレイク!」
大量の緑いろの蛇が低級悪神に絡みついて爆発した、塵も残さない程に消えていた
「ラビットキック!」
蹴りだけの技、なんて事なくその蹴りを喰らった低級悪神の胴体は真っ二つに裂けた
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「……」
酉は無言で低級悪神を投げ飛ばし、宇宙まで飛んで灰にした
「さっすが十二支、でももうちょっとぐらい躊躇うの見たかったなぁ」
「お前たちはレッドハートを連れて帰りなさい、私は彼と話があるので」
「ミノル(酉)が俺とお話したい何て久しぶりじゃーん」
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