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第20話 正義 3
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ヒーローのダイガーZは敵と会う度に敗北して、さんざん犯される、というのを繰り返した。
「あれを倒して消し去るってのは無理なのよ」
「……煉瓦さんが俺を抱えて逃げた理由がよく分かりました」
「助けられたのは奇跡的ね、アタシが戦闘すると思ってたからこそ成立した猫だましみたいなものよ」
そんな中で、彼に後輩が出来た。
「俺にもヒーロー、やらせてください!」
ヒーローに変身した俺を見ての事だったので、正直に言った。
「俺達ヒーローの仕事ってのは負け続けて、悪党にサンドバックみたいに殴られ続け、何度犯されて現実を突きつけられても、立ち上がんなきゃならないぜ?」
「分かってます」
「え」
「ずっと思ってました、ヒーローっていつも勝てないよなって……負けても、守ろうとしてくれるのがヒーローで、俺の目指すヒーローっす!!」
「変わってんな」
一人目の弟子は、元からヒーローは負ける事だってあるという事を理解してる頭のいい者であった。
「俺も戦わせてくれよ!」
「……馬鹿、そのまま走って結界の外に逃げろ!」
「行くぜ悪党!」
なんていうか、昔の自分みたいで痛々しく、敵に犯されるのをみて最初の感想はだから言ったのに、である
ただヒーローとして異常な打たれ強さを持っていたので天才的にヒーローに向いていた
あそこまで勝てると思って敵に挑んでいくのはいっそ清々しい。
でも彼の勢いは長く続かなかった
「師匠、俺、方針かえようと思うんす」
「え」
「……あ、あ゛あ゛ッ!!!!!!」
抱き着かれて泣かれた、いつも何が何でも明るい後輩だったので驚いた。
「落ち着け、何があった?」
「俺のせいで、子供たちがッ……!!!」
「どういう事だ?」
敵の中に子供への性癖を持ち合わせた奴は基本的にいない
子供作らされたヒーローや子供の姿にされたのはいても、基本奴らの趣味の外にある
機械・奴隷・人形、子供である必要性が薄い、手をださない訳ではないが滅多な事ではない
「あいつが言ったんです『倒すチャンスをやるが、その間に攻撃した回数だけ子供を殺す』って」
「……そう、か」
「いつも、何言おうが、どうせ被害者は出るからって、それよりまえに倒そう、って」
倒すチャンス、ね
「倒す事は出来たかもしれないが、倒しても大した利はねぇな」
「……倒せもしませんでした」
「それで、結果として子供たちを殺されたと」
テレビのニュースで、子供たちは乗っていた幼稚園バスへトラックがつっこみ、死んだと報道されていた。
「俺、は」
「……ヒーローしてれば、こういう事はよくある、もっと注意すべきだった、俺の監督不足だ」
「せん、ぱいっ!!!」
その日から、倒すではなく『守る』を中心に俺たちは活動し始めた。
「ちょっと出かけてきます」
「どうした?」
「ガンマさんに呼び出されたんです」
「そりゃ珍しい事もあるな、最近はほとんど話さなかったのに」
「……俺が、倒すって事を止めた事、すごく嫌悪してたんで」
何が何でも奴らを倒す、それが、ガンマのしたい事であり元々討伐する派だった後輩とは仲が良かった。
裏切ったように感じているのかもしれないが、もしかしたら討伐派に戻るように説得する気かもと思い、自分が口を出して余計にややこしくなるのをさけるべくただ見送った。
あまりにも帰りが遅く連絡がつかなかったので、ガンマに連絡するも通じなかった。
次の日に闇の結界が発生して、現場に向かったのだが、そこには悪神しかいなかった。
「……質問がある」
「ん?」
「俺の後輩とガンマを知ってるか?」
「後輩?名前言われなきゃ俺ちゃんでも分かんないんだけどー?」
「本名はアルト・サーカスと大塩十五、ヒーローとしてはクラウンマンとハイパーマン」
「あーはいはい!知らん!」
「……」
「いや知ってはいるよ?あんまりにも無謀な戦い挑んでくるやつと、初手で土下座してきたヒーローっしょ?」
「本当にやってるとは思わなかったが、奴らを手にかけたか?」
「うんにゃ?ガンマについても俺ちゃん何も知らないけどな」
悪神と対峙して消されるヒーローは、ごくたまにいる
「嘘をつくタイプの悪神じゃないよな……くそったれ」
「んー?」
「連絡が昨日からとれねぇんだよ」
「ふーん」
「アンタじゃないなら……他の悪神、か?」
悪党のせいに出来ればいい、むしろそうであったなら、ヒーローとして殉職しただけだ。
「うん?」
結界に、新たにヒーローが入って来た。
「ガンマ?」
「……」
「お前、後輩たちどうしたんだよ?」
「殺した」
「は?」
「お前もだ、今のヒーローは、敵に塩を送るだけで倒そうとしていない」
「あいつらは、倒そうとしていない訳じゃ、それに、殺したって嘘だろ?」
「アイスレイン」
その技をヒーロー、ガンマ・ホーリーは、同じようなヒーロースーツを着たダイガーZに浴びせた。
「はぁ!?」
「へぇ」
氷の雨をかいくぐるも、ダイガーZは特殊な必殺技をあまり持ち合わせていない。
炎が出せたりするなら自分の頭上に張れば溶かせるが、そういう小回りが効く技を持つヒーローは少ない。
何より、彼の得意技は『勝利』ではなく相打ちに持っていくために鍛えた物だ。
かわせなくはない、そう判断してヒーロースーツの性能で勝負を選んだ、だが
「ここ、どこ……?」
5歳ぐらいに見える、幼い少女
「なんっ!?」
「死ね」
「ヒュー」
少女自体は守れたが、腹には穴が開いていた、戦いに決着がついていた。
「ッ何で、だよ!?」
「お前らみたいなのがいるから、指揮が下がる、倒せる敵も倒せなくなる」
「だから、って」
「お、おにぃさん!」
「なぁにぃ?」
突如として悪神に近づく少女、しかし、止める力が出ない。
先ほどの戦闘でコアを破壊されており必殺技どころかヒーローとしての機能を停止させられていた。
「神様?あっちのお兄さん、助けられる?」
「んー、神様に会いたい?」
「う、うん」
「ウガマ様って呼んでみ?」
「う、ウガマ様!」
滅多に見ない、悪神の親玉が姿を現した。
『ふむ、何かようですか?メルド』
「人の獲物ぶんどられたら腹立つじゃない?」
『確かに』
「やられそうなのよ」
『それで、どうします?』
倒れたダイガーZの前に、カメラのフィルムケースが投げられた。
中身は黒い液体
「それ飲んで、悪神になれ」
「……え」
「好きに選んでいいぜ?俺らの手を借りてあいつの正義とぶつかるか、はたまたあいつの正義を見届けるためにここでくたばるか」
両方嫌だが、そうも言ってられなかった、自分の他にも温厚派はいる、なにより後輩たちを殺された時点で
「やってやるよ」
「いいことしてやるよ」
「ありがとよクソ野郎」
メルドの指鳴りで少女は消えた、殺した様子はなく瞬間移動だろう
フィルムケースごと、ごくりと呑みこむ、最後のあがき。
「やはり、ここでお前も殺すべきだな」
「……ダイガーボム」
今まで使った回数なんてたかが知れてる、理由は単純で反動で自分が大やけどするから、命を粗末にして戦うのならばこの技でもいいだろうが、それは目指す真のヒーローでは無かった。
「……こんなもの、かッ」
ダメージは大きかったものの、彼はそこに立っていた。
「……」
煙を吐きながら、地面に倒れ伏した、満足感など無い、やり切った筈なのに、ただ絶望していた
「死ね」
メルドの氷が、上空に現れ、トドメの一撃まで時間が無い、そんなタイミングで
『ダブ君、うちこない?』
「あれを倒して消し去るってのは無理なのよ」
「……煉瓦さんが俺を抱えて逃げた理由がよく分かりました」
「助けられたのは奇跡的ね、アタシが戦闘すると思ってたからこそ成立した猫だましみたいなものよ」
そんな中で、彼に後輩が出来た。
「俺にもヒーロー、やらせてください!」
ヒーローに変身した俺を見ての事だったので、正直に言った。
「俺達ヒーローの仕事ってのは負け続けて、悪党にサンドバックみたいに殴られ続け、何度犯されて現実を突きつけられても、立ち上がんなきゃならないぜ?」
「分かってます」
「え」
「ずっと思ってました、ヒーローっていつも勝てないよなって……負けても、守ろうとしてくれるのがヒーローで、俺の目指すヒーローっす!!」
「変わってんな」
一人目の弟子は、元からヒーローは負ける事だってあるという事を理解してる頭のいい者であった。
「俺も戦わせてくれよ!」
「……馬鹿、そのまま走って結界の外に逃げろ!」
「行くぜ悪党!」
なんていうか、昔の自分みたいで痛々しく、敵に犯されるのをみて最初の感想はだから言ったのに、である
ただヒーローとして異常な打たれ強さを持っていたので天才的にヒーローに向いていた
あそこまで勝てると思って敵に挑んでいくのはいっそ清々しい。
でも彼の勢いは長く続かなかった
「師匠、俺、方針かえようと思うんす」
「え」
「……あ、あ゛あ゛ッ!!!!!!」
抱き着かれて泣かれた、いつも何が何でも明るい後輩だったので驚いた。
「落ち着け、何があった?」
「俺のせいで、子供たちがッ……!!!」
「どういう事だ?」
敵の中に子供への性癖を持ち合わせた奴は基本的にいない
子供作らされたヒーローや子供の姿にされたのはいても、基本奴らの趣味の外にある
機械・奴隷・人形、子供である必要性が薄い、手をださない訳ではないが滅多な事ではない
「あいつが言ったんです『倒すチャンスをやるが、その間に攻撃した回数だけ子供を殺す』って」
「……そう、か」
「いつも、何言おうが、どうせ被害者は出るからって、それよりまえに倒そう、って」
倒すチャンス、ね
「倒す事は出来たかもしれないが、倒しても大した利はねぇな」
「……倒せもしませんでした」
「それで、結果として子供たちを殺されたと」
テレビのニュースで、子供たちは乗っていた幼稚園バスへトラックがつっこみ、死んだと報道されていた。
「俺、は」
「……ヒーローしてれば、こういう事はよくある、もっと注意すべきだった、俺の監督不足だ」
「せん、ぱいっ!!!」
その日から、倒すではなく『守る』を中心に俺たちは活動し始めた。
「ちょっと出かけてきます」
「どうした?」
「ガンマさんに呼び出されたんです」
「そりゃ珍しい事もあるな、最近はほとんど話さなかったのに」
「……俺が、倒すって事を止めた事、すごく嫌悪してたんで」
何が何でも奴らを倒す、それが、ガンマのしたい事であり元々討伐する派だった後輩とは仲が良かった。
裏切ったように感じているのかもしれないが、もしかしたら討伐派に戻るように説得する気かもと思い、自分が口を出して余計にややこしくなるのをさけるべくただ見送った。
あまりにも帰りが遅く連絡がつかなかったので、ガンマに連絡するも通じなかった。
次の日に闇の結界が発生して、現場に向かったのだが、そこには悪神しかいなかった。
「……質問がある」
「ん?」
「俺の後輩とガンマを知ってるか?」
「後輩?名前言われなきゃ俺ちゃんでも分かんないんだけどー?」
「本名はアルト・サーカスと大塩十五、ヒーローとしてはクラウンマンとハイパーマン」
「あーはいはい!知らん!」
「……」
「いや知ってはいるよ?あんまりにも無謀な戦い挑んでくるやつと、初手で土下座してきたヒーローっしょ?」
「本当にやってるとは思わなかったが、奴らを手にかけたか?」
「うんにゃ?ガンマについても俺ちゃん何も知らないけどな」
悪神と対峙して消されるヒーローは、ごくたまにいる
「嘘をつくタイプの悪神じゃないよな……くそったれ」
「んー?」
「連絡が昨日からとれねぇんだよ」
「ふーん」
「アンタじゃないなら……他の悪神、か?」
悪党のせいに出来ればいい、むしろそうであったなら、ヒーローとして殉職しただけだ。
「うん?」
結界に、新たにヒーローが入って来た。
「ガンマ?」
「……」
「お前、後輩たちどうしたんだよ?」
「殺した」
「は?」
「お前もだ、今のヒーローは、敵に塩を送るだけで倒そうとしていない」
「あいつらは、倒そうとしていない訳じゃ、それに、殺したって嘘だろ?」
「アイスレイン」
その技をヒーロー、ガンマ・ホーリーは、同じようなヒーロースーツを着たダイガーZに浴びせた。
「はぁ!?」
「へぇ」
氷の雨をかいくぐるも、ダイガーZは特殊な必殺技をあまり持ち合わせていない。
炎が出せたりするなら自分の頭上に張れば溶かせるが、そういう小回りが効く技を持つヒーローは少ない。
何より、彼の得意技は『勝利』ではなく相打ちに持っていくために鍛えた物だ。
かわせなくはない、そう判断してヒーロースーツの性能で勝負を選んだ、だが
「ここ、どこ……?」
5歳ぐらいに見える、幼い少女
「なんっ!?」
「死ね」
「ヒュー」
少女自体は守れたが、腹には穴が開いていた、戦いに決着がついていた。
「ッ何で、だよ!?」
「お前らみたいなのがいるから、指揮が下がる、倒せる敵も倒せなくなる」
「だから、って」
「お、おにぃさん!」
「なぁにぃ?」
突如として悪神に近づく少女、しかし、止める力が出ない。
先ほどの戦闘でコアを破壊されており必殺技どころかヒーローとしての機能を停止させられていた。
「神様?あっちのお兄さん、助けられる?」
「んー、神様に会いたい?」
「う、うん」
「ウガマ様って呼んでみ?」
「う、ウガマ様!」
滅多に見ない、悪神の親玉が姿を現した。
『ふむ、何かようですか?メルド』
「人の獲物ぶんどられたら腹立つじゃない?」
『確かに』
「やられそうなのよ」
『それで、どうします?』
倒れたダイガーZの前に、カメラのフィルムケースが投げられた。
中身は黒い液体
「それ飲んで、悪神になれ」
「……え」
「好きに選んでいいぜ?俺らの手を借りてあいつの正義とぶつかるか、はたまたあいつの正義を見届けるためにここでくたばるか」
両方嫌だが、そうも言ってられなかった、自分の他にも温厚派はいる、なにより後輩たちを殺された時点で
「やってやるよ」
「いいことしてやるよ」
「ありがとよクソ野郎」
メルドの指鳴りで少女は消えた、殺した様子はなく瞬間移動だろう
フィルムケースごと、ごくりと呑みこむ、最後のあがき。
「やはり、ここでお前も殺すべきだな」
「……ダイガーボム」
今まで使った回数なんてたかが知れてる、理由は単純で反動で自分が大やけどするから、命を粗末にして戦うのならばこの技でもいいだろうが、それは目指す真のヒーローでは無かった。
「……こんなもの、かッ」
ダメージは大きかったものの、彼はそこに立っていた。
「……」
煙を吐きながら、地面に倒れ伏した、満足感など無い、やり切った筈なのに、ただ絶望していた
「死ね」
メルドの氷が、上空に現れ、トドメの一撃まで時間が無い、そんなタイミングで
『ダブ君、うちこない?』
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