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ガンタ・パイレーツ編

128話 ガンタ・パンレーツEP1A

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「それでは行きま……おや?」

一目見て分かるぐらい皆に囲まれているパレット

「しっかりしろ!?」
「……」
「パレットちゃんどうしたの?」
「今朝から何て言うかこの間抜け顔のままで」

顔文字でいうなら(゜∀゜)こんな顔のままフリーズしている


「何か昨夜あったのかしら?」
「パレットに何かあった訳では……」
「でも何かは知っている訳?」
「ユメカがその……襲われたというか襲わせてしまった?」
「はぁ!?」
「本気で言ってるのかな!?」
「襲われた!?」

「……先生として少々見過ごせない言葉が聞こえた気がするのですが」

「まさかアイツ『死刑』初めてやったのか!?」
「どういう事かな?」
「……男が5人ともユメカを襲っていて、パレットが首を、その」
「ふぅん?」
「今朝行方不明の生徒が5人出たのはそういう事ですか」
「先生!!パレットは悪く無くて……俺がっ!!」
「じゃあ取り敢えずガンタさんがひっぱって連れてきてください」
「え?」
「親しい女性を襲われて死刑にした何て王族ではよくある話なので」

よくあるの?

「確かにそうですけど……」
「あなたの立場では難しいですがフタギロの王子であるパレットさんの地位なら何とでもなりますから」
「パレットに罪をかぶせると?」
「実際首を堕としたのは彼なのでしょう?切り口を見れば分かります」

先生が現場を調べていたらしい

「いいから授業にいきませんこと?たかが底辺貴族の死刑の5つぐらいどうってことありませんわ」

ナイスクルリーナ


―――――――――――――――――――――――――――――

戦闘ちゅう

「――――はっ!?」
「お前ようやく気が付いた?」
「戦場に来てもまだ呆けている時は目を疑ったけどね」
「すまんちょっと衝撃的な事が昨夜あって」
「人に剣を向けたの初めてなんだろ?俺のせいで……」
「えーと」

彼があの顔になったのはパレットが好きだと自分が伝えてから
しかしあなたは当て馬ですよと言う訳にもいかないし
そういう事にしておくしかないだろう

「私は嬉しかったですよパレット様に助けられて」
「そうか!?」

顔が真っ赤である

「パレットお前……」
「えーと」
「そんなに初心だったんだな!?」

うん?

「えっいや」
「女性の裸なんて見慣れるだろって俺も言われたからさ?」
「アタシは見慣れてるけどね」
「そりゃギクザ(ゴウホの国)はそうだろうけど」
「ユメカもお前ならまんざらでも無いって、ガンバ」
「優しく譲るな!?」
「譲るって……あんな怖い思いさせた俺にチャンスなんかあるわけ無いだろ?」

今までと違うトラブルが起きそうな予感がする




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