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ガンタ・パイレーツ編
124話 ガンタ・パイレーツプロローグB
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「え」
「どうもですわ」
「やぁ」
「何故……クルリーナとリンがここに?」
「世界の平和を守る為ですわ」
「同じく」
椅子が足りないが今スウィッチを見られるのは少しまずい
「この人数だと流石にせまいですわね」
「いっそ机どけようか」
「そちら持って下さる?」
「うん」
「「よっこらせ」」
机をどかした
「床にに布団をおいて……と」
「まず何から話し合いしますの?」
「この世界で私がガンタ様と結ばれないと世界が壊れる事ですかね」
「!?」
カモックは状況が完全には分からずに頭を抱えている
「ティーカップはどこだったか?」
「それならこちらの木の箱にありますよ」
「お茶の葉は用意してある」
「僕様がお湯を持ってきたからとりあえず入れようか」
全員にお茶が行きわたった所で
「うわ!?」
パレットガ手を滑らせてお茶が零れた
火傷したようなので魔法を使う
「カイフ」
「……すまないユメカ、手の力が急に抜けて」
「それより冷やさないと!!」
「水を持ってくる」
リンが水をもって来てくれて
「ほらこれで冷やしなよ」
「すまない」
「……パレットが動けなく成ったら世界が崩壊するんじゃない?」
「だろうな」
「魔物の封印解放か!?」
カモックが慌てるが
「そんな『小さい』事では終わらないんだよ」
「小さい……!?」
「僕らはとんでもない『強い魔法』に巻き込まれたんだから」
「魔法?」
「簡単に説明すると本来であればこうなる筈の道から反れたら世界が壊れる」
「本来であれば?」
「例えば君がユメカを嫁にしないと言い出していたら世界は終わっていただろうね」
いまいち理解できてないらしい
「所で今朝カモックが泣きついて来たのは、私が裏切ったせいか?」
「それは違う」
「ならどうしてだ?」
「俺がパレットを殺し……てしまったから」
やっぱりそうだよなフラグビンビンに立っていたし
「あれが死か……初めてだな」
「魔物を解き放って、それで何をする気だった?」
「崩壊しないように解き放つ必要と最後に戦う必要がどうしてもあった」
「しなければどうなる?」
「世界が消えてしまう、いや壊れてしまう……人が消え町が消え最後には」
「最後には?」
「全てが止まってしまうだろう」
※彼はフリーズの事をいっています
「そんな魔法が!?」
「僕様が保証するよ……信じてくれるかい?」
「まぁ信じられないっておっしゃるなら暴力で解決するだけですわ」
「やめよう?」
「RPGなんて結局最後は暴力で決着つきますわ」
「そうだけど!!」
「……眩暈がする」
パレットがまた不調になっていた
「ベッドに運びますか」
「いや眠れる気がしない」
「それならいいものがある」
耳かきを取り出したカモック
「……え?」
「気が付いたら部屋にあったんだ」
「ああそれ僕様の時も」
「すまん実はいい年こいたおっさんなので若者に耳かきさせる図がキツイ」
「王族って若い子はべらせてるイメージあるけどね?」
「どうもですわ」
「やぁ」
「何故……クルリーナとリンがここに?」
「世界の平和を守る為ですわ」
「同じく」
椅子が足りないが今スウィッチを見られるのは少しまずい
「この人数だと流石にせまいですわね」
「いっそ机どけようか」
「そちら持って下さる?」
「うん」
「「よっこらせ」」
机をどかした
「床にに布団をおいて……と」
「まず何から話し合いしますの?」
「この世界で私がガンタ様と結ばれないと世界が壊れる事ですかね」
「!?」
カモックは状況が完全には分からずに頭を抱えている
「ティーカップはどこだったか?」
「それならこちらの木の箱にありますよ」
「お茶の葉は用意してある」
「僕様がお湯を持ってきたからとりあえず入れようか」
全員にお茶が行きわたった所で
「うわ!?」
パレットガ手を滑らせてお茶が零れた
火傷したようなので魔法を使う
「カイフ」
「……すまないユメカ、手の力が急に抜けて」
「それより冷やさないと!!」
「水を持ってくる」
リンが水をもって来てくれて
「ほらこれで冷やしなよ」
「すまない」
「……パレットが動けなく成ったら世界が崩壊するんじゃない?」
「だろうな」
「魔物の封印解放か!?」
カモックが慌てるが
「そんな『小さい』事では終わらないんだよ」
「小さい……!?」
「僕らはとんでもない『強い魔法』に巻き込まれたんだから」
「魔法?」
「簡単に説明すると本来であればこうなる筈の道から反れたら世界が壊れる」
「本来であれば?」
「例えば君がユメカを嫁にしないと言い出していたら世界は終わっていただろうね」
いまいち理解できてないらしい
「所で今朝カモックが泣きついて来たのは、私が裏切ったせいか?」
「それは違う」
「ならどうしてだ?」
「俺がパレットを殺し……てしまったから」
やっぱりそうだよなフラグビンビンに立っていたし
「あれが死か……初めてだな」
「魔物を解き放って、それで何をする気だった?」
「崩壊しないように解き放つ必要と最後に戦う必要がどうしてもあった」
「しなければどうなる?」
「世界が消えてしまう、いや壊れてしまう……人が消え町が消え最後には」
「最後には?」
「全てが止まってしまうだろう」
※彼はフリーズの事をいっています
「そんな魔法が!?」
「僕様が保証するよ……信じてくれるかい?」
「まぁ信じられないっておっしゃるなら暴力で解決するだけですわ」
「やめよう?」
「RPGなんて結局最後は暴力で決着つきますわ」
「そうだけど!!」
「……眩暈がする」
パレットがまた不調になっていた
「ベッドに運びますか」
「いや眠れる気がしない」
「それならいいものがある」
耳かきを取り出したカモック
「……え?」
「気が付いたら部屋にあったんだ」
「ああそれ僕様の時も」
「すまん実はいい年こいたおっさんなので若者に耳かきさせる図がキツイ」
「王族って若い子はべらせてるイメージあるけどね?」
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