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カモック・ヒトリー編

97話 カモック・ヒトリーEP???A

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状況を生理しよう

①体育祭をしていた
②本来のイベントを多分スルーした
③恐らくバグってしまい部屋に来てメニュー画面を開いた

④ヒロインの部屋にゴリラがいる

「何で!?」
「バグですわね」
「冷静だねクルリーナ」

『ウホッ』
「助けてくれ!!」

ゴリラに抱き着かれているパレット
絵面が今回こそ本当に誰も得しないゴリラ×パレットになっている
尚ゴリラ攻めフェチとかいう特殊性癖は考慮しない物とする

「ゴリラさん離してあげて下さい」
「通じるのか!?」
『ウホッ』

パレットはゴリラから開放された

「……話の分かるゴリラで助かった」
「言った私がいうのも何ですがよく助かりましたね!?」
「ゴリラの握力でぎゅっとやられていたらセロZになる所だった」
「そんなバイオレンスな乙女ゲーム嫌ですわ」

相変わらず机の上にはスウィッチがあるのだが
他にも鞄が3つ


「これ私の……」
「アタシの鞄ある!!」
「僕の鞄もありますね」

3人のカバンが机の上に3つとも在ったようで

「中身確認しようか」

電車に乗っていたあの時と同じでスウィッチとノートに鉛筆
スマホには何故か普通に電波が入っていた
wifiマークが付いては無いものの4G回線は繋がっている

「普通こういう変な空間って繋がって無い事の方が多いのに」
「あら?」
「クルリーナ何か気付いた?」
「今の時刻が07:30で止まってますわ」

全員がスマホを出すと確かに朝の7時半のまま動いていなかった。

「何か調べてみるか?」
「とりあえずこのゲームについて調べません?」
「ゴリラのバグをどう対処すればいいのかも調べませんとね」
『ウホッ』

ゴリラの事はとりあえず一旦置いておきゲームについて調べた


検索:魔法学校と8人のプリンス

普通にHPが出て来た
こうしてみると普通の乙女ゲームに見えなくはない
筋肉の塊マッチョとゴリラがいることを除いて

「公式HPにゴリラいる」
「本当にいますわね」
「あれ……でもコレ」

・お部屋の模様替え

という恐らく説明の所に何故かゴリラがいてページを開いた


『攻略対象の愛レベルが上がるとプレゼントが発生!』

リンにプレゼントされたセンスを疑う布団ではなくパレットに渡された方


「だよねぇ」
「コレじゃないか?」

2周目からのお楽しみ要素も盛りだくさん!

☆模様替えモード
皆に貰った布団や枕などで部屋を模様替えしちゃおう!
愛が溢れすぎると時に困ったプレゼントを貰う事も?

『ウホッ』

「ゴリラをプレゼントしてくる奴がいるのか!?」
「餌代を考えてほしいですね」
「もっとそれ以前の問題がありませんこと?」










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