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カモック・ヒトリー編
89話 カモック・ヒトリーEP6D
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『さて本題だ』
【AとBが住んでいると聞き男は手土産にワイン二本を用意して行ったがAが全て飲んだが男もBも怒る様子はない 何故?】
「子供って出てきますか?」
『いいえ』
「ワインでなければ成立しない?」
『……どちらとも言えない』
「え」
「ウミガメ問題ではよくある事だ」
「詳しいのですね?」
「ウミガメでよく使う手としてはそうだな、フィクション関係あるか?」
『無い』
「答えが物語……例えばおとぎ話の桃太郎やアニメなんかを一気に省ける」
「へースゴイデスネ(ヨクワカラナイ」
「AとBに性別はあるか?」
『どちらでも成り立つ』
「AとBと男はすべて違うキャラクター?」
『はい』
「AかBは酒に弱い?」
『……』
「何だその解答無し、は?」
『Bが酒を飲んだらどうなるか僕は知らない』
問題を出しておいて知らないって事ある?
「Bが酒を飲むのは一般的ではない?」
『そうだね』
「実在するかどうかは関係する?」
『無いね』
「これBは人か?」
『いいえ』
Bは人間と違うらしい
「そんなの在り!?」
「ウミガメのスープというのは人間では無かったというオチがよくある」
「よくある!?」
『解答はそこのパネルを並び替えてね』
『薬』『て』『人』『を』『ワイン』『猫』『男』『は』『飲まない』『子供』『に』
「猫はワインを飲まない?」
『正解だから通っていいよ』
謎の精霊(?)は消えてしまった
「これくらいの問題が続くならすぐ脱出させられるのだが」
「本当に頭がいいんだなお前は」
「私は別に……大学行ってないし(小声)」
「次の部屋へ行きますか」
ここにきてまさかの数式が書いてあった
「こんなの解ける訳」
「―――――」
ユメカが呪文のような解答を唱えると
扉が開いた
「あれ、これ正解を壁から探す奴だったみたいですね」
「今の数式が暗算で解けたのか!?」
「私〇〇大学に受かっていますから……こういうのは得意なんです」
「大学って何だ?」
パレットの額から滝のように汗が出た
「私の国に存在するテストでな、合格するというのは頭がいいことの証明になる」
「知らなかった……世間知らずで悪かった」
「知らなくて当然の事だから謝らなくていいよ」
「えっ???」
素で言ってしまった彼に戸惑うカモック
「って言いたいんだろう?ユメカ!!」
「そうですね」
「急に口調が変化したのかと」
「ユメカが言いたいであろうことを代弁させて貰った」
「次の部屋に行きましょう」
【あかOOO 黒OOO 黒OOO 黒OOO 黒OOO 黒OOO 青OOO】
イロハホシ コタエハ〇〇〇
ひらがなのパネルが地面に沢山おちている
「分かります?」
「俺には分からないがパレットはどうだ?」
「簡単だ」
彼はパネルを拾って入れた
【ようび】
【AとBが住んでいると聞き男は手土産にワイン二本を用意して行ったがAが全て飲んだが男もBも怒る様子はない 何故?】
「子供って出てきますか?」
『いいえ』
「ワインでなければ成立しない?」
『……どちらとも言えない』
「え」
「ウミガメ問題ではよくある事だ」
「詳しいのですね?」
「ウミガメでよく使う手としてはそうだな、フィクション関係あるか?」
『無い』
「答えが物語……例えばおとぎ話の桃太郎やアニメなんかを一気に省ける」
「へースゴイデスネ(ヨクワカラナイ」
「AとBに性別はあるか?」
『どちらでも成り立つ』
「AとBと男はすべて違うキャラクター?」
『はい』
「AかBは酒に弱い?」
『……』
「何だその解答無し、は?」
『Bが酒を飲んだらどうなるか僕は知らない』
問題を出しておいて知らないって事ある?
「Bが酒を飲むのは一般的ではない?」
『そうだね』
「実在するかどうかは関係する?」
『無いね』
「これBは人か?」
『いいえ』
Bは人間と違うらしい
「そんなの在り!?」
「ウミガメのスープというのは人間では無かったというオチがよくある」
「よくある!?」
『解答はそこのパネルを並び替えてね』
『薬』『て』『人』『を』『ワイン』『猫』『男』『は』『飲まない』『子供』『に』
「猫はワインを飲まない?」
『正解だから通っていいよ』
謎の精霊(?)は消えてしまった
「これくらいの問題が続くならすぐ脱出させられるのだが」
「本当に頭がいいんだなお前は」
「私は別に……大学行ってないし(小声)」
「次の部屋へ行きますか」
ここにきてまさかの数式が書いてあった
「こんなの解ける訳」
「―――――」
ユメカが呪文のような解答を唱えると
扉が開いた
「あれ、これ正解を壁から探す奴だったみたいですね」
「今の数式が暗算で解けたのか!?」
「私〇〇大学に受かっていますから……こういうのは得意なんです」
「大学って何だ?」
パレットの額から滝のように汗が出た
「私の国に存在するテストでな、合格するというのは頭がいいことの証明になる」
「知らなかった……世間知らずで悪かった」
「知らなくて当然の事だから謝らなくていいよ」
「えっ???」
素で言ってしまった彼に戸惑うカモック
「って言いたいんだろう?ユメカ!!」
「そうですね」
「急に口調が変化したのかと」
「ユメカが言いたいであろうことを代弁させて貰った」
「次の部屋に行きましょう」
【あかOOO 黒OOO 黒OOO 黒OOO 黒OOO 黒OOO 青OOO】
イロハホシ コタエハ〇〇〇
ひらがなのパネルが地面に沢山おちている
「分かります?」
「俺には分からないがパレットはどうだ?」
「簡単だ」
彼はパネルを拾って入れた
【ようび】
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