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パートナー選択
【パートナー選択】レッド×ホワイト
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『あ、あのっ』
「新聞はいりませんが……」
『先生ッあそこの家で人が倒れてて!!』
「え?」
『とにかく来てくださいッ!!』
こうして家を訪ねるとそこには倒れている大人の女性。
階段から滑り落ちたらしく
すぐに診察した結果、彼女は脳震盪である事が分りました。
「救急車呼んで!!」
こうして一命をとりとめたのは超有名作家で
新聞屋さんはいつもぬいぐるみを抱えて出て来る彼女が出てこなくて
何かあったのではないかと家にお邪魔させてもらい発見
「そうだったんですか……良かった」
『こちらこそすぐ救急車よんだら良かったですね、すみませんテンパっちゃって』
「別に構いませんよ」
こうして目覚めた彼女の傍に付き添うレッド。
「……似てる」
「ん、ん?」
「起きました?」
うっすら目を開けた寝起きの彼女は言いました。
「レッドちゃん?」
「え……」
「お休み」
「わー!!」
こうして彼女がホワイトである事に気が付いたのです。
意識がはっきりしてきて
二人で話しました。
「久しぶり、俺だよレッド!!」
「レッドちゃんだ!!」
「本当に助けられて良かった……脳震盪と気胸なんて洒落にならなかったから」
「何それ?お医者さんがいってたの?」
「俺がお医者さんなの」
「レッドちゃんすごい!!」
飛びつくホワイトに驚くレッド。
「まだ起きちゃ駄目だってッ」
「すっごく、すっごく、寂しくて―――ずっと一人だったから」
「え?」
「レッドちゃん―――う、うっ」
泣き出すホワイトの様子を見に来た看護師
『えーと?』
「すみません、えっと、幼馴染なんですけど……俺もう帰った方が良い?」
「やだっ!!一緒にいてくれなきゃやだぁ!!」
「放してくれない……」
『あー元気ならいいですが病院では出来るだけお静かに』
「はい」
「うぅ……」
「一人暮らしなのか?」
「ずっと1人」
「え?」
「お仕事で人と話す事はあるけど……お友達がいないの」
「なら、俺の所くる?」
「え」
「俺もホワイトだけでも一緒にいたい!!」
「結婚するってこと?」
「……そう、なるかなっ結婚してほしい!!」
五月蠅いと注意しに行こうとした看護師を他の患者が必死で止めました。
やがて二人はレッドの家で一緒に暮らし始めます
近かったのですがホワイトはレッドの事を知りませんでした。
「ここのお医者さんレッドだったんだ!?」
「……近くにデザイナーが住んでるのは知ってたけど感心なかったからなぁ」
「病気になった事ないから、病院って初めてだった」
「それはそれですげぇ」
二人は結婚式をする事になりましたが。
イエローは旦那からのDVが原因で死亡
ブルーは病気になり言葉が話せません
ピンクだけが連絡がまともにつき
「え、えぇ!?レッド!?」
「俺とホワイト結婚するから……良かったら式に招待してもいいか?」
「結婚式場はもう決めたの!?」
「いやそれが―――俺もホワイトも多忙で」
「いちばんいい所をぼくが用意する!!」
「えぇ!?」
ピンクはずっと引き篭もっていて両親はとても彼を心配していました
しかし友人たちの結婚式のために頭を下げて少しでもいい式をさせてあげたいと
両親はほっとして他の会社に頼みとても高級な式場になりました。
「こ、こんな豪華な場所すげぇ大変だったんじゃ」
「二人の事ずっと支えていくから!!共働き夫婦って色々大変でしょ?」
「……ピンクちゃんもうちにくる?」
「え」
「3人いるほうがいいなぁホワイトちゃん」
親戚や関係者が固まりましたが
レッドは大きな声でいいました。
「いいなそれっ!!」
「え、え?」
「俺達でやってくよりピンクもいたほうがいい!!」
「ねーねーピンクの家でメイドになって?」
「……ボク、いいの?」
「家政婦な家政婦、給料あんまりだせないけど」
「うん!!する、家政婦するよ!!」
素敵な結婚式から10年後
「ぼっちゃん、またテストちらかして」
「……え?遊べ?」
「ヒーローごっこ?いいですよ!!でもピンクだけはゆずらないから」
「レッドは俺な」
「ホワイト参上!!」
こうして仲のいい家族のお医者さんはいつまでもその町にありました。
【END:両親はヒーロー】
「新聞はいりませんが……」
『先生ッあそこの家で人が倒れてて!!』
「え?」
『とにかく来てくださいッ!!』
こうして家を訪ねるとそこには倒れている大人の女性。
階段から滑り落ちたらしく
すぐに診察した結果、彼女は脳震盪である事が分りました。
「救急車呼んで!!」
こうして一命をとりとめたのは超有名作家で
新聞屋さんはいつもぬいぐるみを抱えて出て来る彼女が出てこなくて
何かあったのではないかと家にお邪魔させてもらい発見
「そうだったんですか……良かった」
『こちらこそすぐ救急車よんだら良かったですね、すみませんテンパっちゃって』
「別に構いませんよ」
こうして目覚めた彼女の傍に付き添うレッド。
「……似てる」
「ん、ん?」
「起きました?」
うっすら目を開けた寝起きの彼女は言いました。
「レッドちゃん?」
「え……」
「お休み」
「わー!!」
こうして彼女がホワイトである事に気が付いたのです。
意識がはっきりしてきて
二人で話しました。
「久しぶり、俺だよレッド!!」
「レッドちゃんだ!!」
「本当に助けられて良かった……脳震盪と気胸なんて洒落にならなかったから」
「何それ?お医者さんがいってたの?」
「俺がお医者さんなの」
「レッドちゃんすごい!!」
飛びつくホワイトに驚くレッド。
「まだ起きちゃ駄目だってッ」
「すっごく、すっごく、寂しくて―――ずっと一人だったから」
「え?」
「レッドちゃん―――う、うっ」
泣き出すホワイトの様子を見に来た看護師
『えーと?』
「すみません、えっと、幼馴染なんですけど……俺もう帰った方が良い?」
「やだっ!!一緒にいてくれなきゃやだぁ!!」
「放してくれない……」
『あー元気ならいいですが病院では出来るだけお静かに』
「はい」
「うぅ……」
「一人暮らしなのか?」
「ずっと1人」
「え?」
「お仕事で人と話す事はあるけど……お友達がいないの」
「なら、俺の所くる?」
「え」
「俺もホワイトだけでも一緒にいたい!!」
「結婚するってこと?」
「……そう、なるかなっ結婚してほしい!!」
五月蠅いと注意しに行こうとした看護師を他の患者が必死で止めました。
やがて二人はレッドの家で一緒に暮らし始めます
近かったのですがホワイトはレッドの事を知りませんでした。
「ここのお医者さんレッドだったんだ!?」
「……近くにデザイナーが住んでるのは知ってたけど感心なかったからなぁ」
「病気になった事ないから、病院って初めてだった」
「それはそれですげぇ」
二人は結婚式をする事になりましたが。
イエローは旦那からのDVが原因で死亡
ブルーは病気になり言葉が話せません
ピンクだけが連絡がまともにつき
「え、えぇ!?レッド!?」
「俺とホワイト結婚するから……良かったら式に招待してもいいか?」
「結婚式場はもう決めたの!?」
「いやそれが―――俺もホワイトも多忙で」
「いちばんいい所をぼくが用意する!!」
「えぇ!?」
ピンクはずっと引き篭もっていて両親はとても彼を心配していました
しかし友人たちの結婚式のために頭を下げて少しでもいい式をさせてあげたいと
両親はほっとして他の会社に頼みとても高級な式場になりました。
「こ、こんな豪華な場所すげぇ大変だったんじゃ」
「二人の事ずっと支えていくから!!共働き夫婦って色々大変でしょ?」
「……ピンクちゃんもうちにくる?」
「え」
「3人いるほうがいいなぁホワイトちゃん」
親戚や関係者が固まりましたが
レッドは大きな声でいいました。
「いいなそれっ!!」
「え、え?」
「俺達でやってくよりピンクもいたほうがいい!!」
「ねーねーピンクの家でメイドになって?」
「……ボク、いいの?」
「家政婦な家政婦、給料あんまりだせないけど」
「うん!!する、家政婦するよ!!」
素敵な結婚式から10年後
「ぼっちゃん、またテストちらかして」
「……え?遊べ?」
「ヒーローごっこ?いいですよ!!でもピンクだけはゆずらないから」
「レッドは俺な」
「ホワイト参上!!」
こうして仲のいい家族のお医者さんはいつまでもその町にありました。
【END:両親はヒーロー】
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