男性向け18禁置き場（かなりの紳士向け）

宝者来価

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地球を快楽で侵略した宇宙人　カイタ編

37話　尻の中でカフェ（NH)

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尻の中でカフェという単語にエロいかと聞かれると答えはNOである
目玉商品ではあるのだが正直な話なんでそこでカフェやっての？ぐらいの感覚
仕事の都合で本当に仕方なく来ている。

『ここが＜ヒトシリカフェ＞デスネ！！なんて素敵なっ！！』
「お気に召してなによりです」

ようするに接待である
ゴロギアという惑星のゴロギア星人は生物に寄生する事に美を感じるらしい
それでこのカフェがいいと彼がいうので本当に仕方なくきている

さて遙か昔のまだ月で暮らすのが当たり前になっていない人類には説明が必要だ

尻の穴カフェは文字通り尻の穴で建てものほどに1人の人間がもつ尻穴を拡張し
そして天井や床を安定させる固定処置した中で行われているカフェ
可哀想？ではない『エリート』外交の場として公務員の上級職

やることはケツ開いてるだけだが

上級者になると身体を自由に変化させて客をもてなすこともあるらしい

『机が肉体なのがまたいいな……最高だ！！』
「……メニューは普通ですよ」
『こういうカフェだからな、普通のメニューにしてこそ！！』
「そうですか」

顔が少しひきつる

『はははッ！寄生系の星人を地球人があまりこのまない事はしっているから遠慮するな』
「仕事ですので」

仕事だから割り切らないと

『ニホンジン！？』
「えっ」
『ニホンジンすぐ仕事ですのでって言う我慢する！！本当だった！！』
「……あはは」
『面白く無いのに笑っている！！ニホンジンだ！？』
「まぁそうですよ」
『名前は？』
「……カイタです」

すると肛門、というより地面からから口が生えた

「……よぉ兄ちゃん」
「人違いです」
「あの出来が悪い兄貴が外交官？」
「人違いです」
「時代は変わるねぇ兄貴」
「人違いです」
『えっ兄弟？』
「人違いですって」
『しかし……ふむ』

べろん♡（身体を舐められた）

「うひゃ♡」
『この味は肉親だろう？』
「……まぁじゃあはい、弟ですが特に仕事には関係ないので」
「とっくに野垂れ死んだかと思ってたけど生かしてもらってんの？」

相変わらずのエリート上から目線で嫌味
まぁ尻の中で言われるとは思わなかったが
当時の状況でそんな事想像してたらDQNである

『……ふむ？』
「打ち合わせはじめましょうか」
『いや出よう』
「え？」
『……少々ここは賑やかすぎる』

尻に生えた口が喋る

「ああすみません五月蠅くして、外交官も別のを用意します」

この野郎

『いや必要ない、行こう君』
「はい」

―――――――――――――――――――――――――

ごく普通のカフェ

『ここで打ち合わせしよう』
「いいのですか？」
『少々興奮しすぎてしまってね、あのままでは床に寄生根を張ってしまいそうだったので』
「きせいこん？」
『我々寄生族は寄生する相手に植物のように根を伸ばして操るんだ』
「成程」

ちょっと見たかったなぁソレ

『……それより月の移住先についてだ』
「寄生先は寄生生物用アパートだそうですね？」
『ああ』

寄生生物は2パターンいて同じ宿主に一匹の時と大量の時とある
彼は大量系なので一人は落ち着かないそうだ

「……しかし不思議ですね」
『うん？』
「確かに私は外交官なのですが家となると不動産屋の本業様にかないませんので」
『ああ、それは君の評判が良くてね』
「私の？」
『……家族を大事にすると』
「え」
『君にとって家族とは誰だい？』
「嫁と息子ですかね……？」
『ニホンジンは兄弟だと家族ではないとは聞いたがあんなに嫌いあうものか？』

別に兄弟だからって理由ではないな

「俺は仲悪いですけど、凄い仲良しな兄弟だっていますよ？」
『ほぉ？』
「……俺が不出来だってのは事実ですからいいんですけど」
『人間なんてだいたい大して出来かわらなくないか！？』

宇宙規模で考えれば確かにそうだが違う
ここで違いますと言うと先に進まない

「まぁそうかもしれませんね、それで家なのですが――――」

――――――――――――――――――――――――――――――――

「はい、ではこの家という事で」
『……これは個人的な事だが良かったら明日とかいっしょにカラオケとかどうだい？』

異星人カラオケ好きだな！？

「俺は歌えないので」
『ニホンジンなのに！？』

息子も後輩時代にたような事いってたなぁ

「それに俺は明日も仕事ですし」
『地球人は二日も連続で働くのかい！？』
「はい」
『えっ死なないのそれで……』

2連勤ぐらい逆にやらせてくれないと不便である

――――――――――――――――――――――――――――――――

やっと家に帰ってこれた

「ただいま」
『パパおかえり』
『カイタさん』

飛びついて来た息子にちゅーして

「んー♡」
『えへへ』
「エンジェ、おいで？」
『何ですか？』

口にキスしてディープに舌を入れた
ちゅううううううううううう♡ちゅう、ちゅっ♡

『んんんんんん！？♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡』
「―――ぷはっ」
『幸せ袋がいっぱいすぎて♡♡♡♡♡』

とろけた顔になったエンジェを手放した

「ブルーもちゅーす……あれいない？」

ブルーマンは逃げた

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