27 / 55
地球を快楽で侵略した宇宙人 カイタ編
27話(NH)親戚
しおりを挟む
パパは気にするなって言うけど父さんと仲良く出来ないかな
『そうだ!!』
近くに行ったら不幸にしてしまうなら
気が付かれなければいいんだ
影に隠れて見てるだけなら……
―――――――――――――――――
「……?」
「兄ちゃんどうしたの?」
「あそこにアホなエクス星人が見える」
月で青い身体をしていたら分かるに決まってるだろ
白いキャンバスに青い絵の具で描けば一目瞭然
「誰?」
「俺が産まされたエクス星人でカイタの息子」
「……甥っ子?」
「そうとも言える」
俺の感覚を妹に押し付けたくはない
それに妹が仲が良いなら別に俺としちゃ好きにしろって感じだな
愛情たっぷり家族ですとは言わんが
「ねぇねぇ」
「なんだ次郎」
弟の方も興味があるらしい
「話しかけに行ってもいい?」
「……まぁいいけど」
「やった!!」
珈琲を入れた
男の姿はやはり便利である
胸はゆれないし力も出る
「……あ」
子供のエクス星人が1人でこっちに来てるってもしかして向こうじゃ迷子扱いか?
探してたらちょっと問題かもな
出かけ先をここだって言われたらアイツ止めそうだけど
「お兄ちゃん!!」
「なんだ、りえ?(妹)」
「あの子と家で遊んでいい?」
「いいよ」
そもそもそこまで嫌っている訳ではないと何度も言ってるのだが
『おじゃましま、す?』
「エクス星人が遊びに来るの初めてなの」
『ソなの?……あ』
「よぉ」
『父さん?』
「好きに呼べばいい」
だからといって抱き着かれたらウザい
「ブルーマン君?」
「お前らコイツ剥がせ、プールにでも案内してやれ」
「はーい、行こ!」
きゃっきゃと遊ぶ弟と妹
電話がかかってきた
「ブルーマンそっちに行ってねぇ?」
「行き先いわなかったのか?来てる」
「すぐ帰るように言ったんだがまだ帰ってなくて……まさか帰る途中で迷子に」
「プールにいる」
「何て???」
「妹につれられてうちの2階にあるプールに行ったけど?」
「あ、はいお世話になります」
もや
「?」
何だ今の感覚?
しばらくしてプールから3人(?)とも上がってきた
「ブルーマン君すごく泳げるんだねー」
『泳ぐってハジメテした』
「すいすいだもんー」
楽しかったようで何より
「オヤツは手を洗ってから、お前も食べる?」
『いいの!?』
お菓子あげた
「ほらゴミ寄越せ」
『く、くれたんじゃ……』
「へ?」
お菓子の皿を捨てるから寄越せと言ったら泣き出した
「捨てなくていいよ!!持って帰っていいよ」
『いいの?』
「うん」
衛生的によくないが俺も昔はそういうの集めた事あったな
お菓子のオマケの袋?とか
もしかして珍しい菓子の皿だったろうか
後日
「また来てやがる……」
「遊んでいい!?」
「いいぞー」
普通に来いよ近所のガキ、そしてインターホンを鳴らせ
今日はわいわいゲームしてる
「そういやお菓子のゴミどうした?」
飾ってあるとカイタの奴がちょっと不憫だな、汚いし
『一緒に寝てるー』
電話ッ!!
「もしもし!?」
「う、ウチの子何かしました?」
もや
「?……お菓子のゴミと一緒に寝てるって不衛生だから捨てさせろよ?」
「えぇ!?」
「知らなかったのか?」
「あんなに大切そうにしてるのに捨てさせろと!?」
「ゴミじゃん!!」
「アンタに貰ったもん何て俺が口なんか出せるか!!」
そうかね?
「……普通ガキって人形とか欲しがるだろ?」
「え、くれるの?」
「人形の一つも変えないほどお前切羽詰まってんの?」
「……今確かに金ねぇけど」
「ああそうか記憶喪失で今は仕事止めてるもんな」
「……うん」
「仕方ねぇな一個ぐらいならいいぜ?」
「お兄ちゃんどうしたの?」
『父さん?』
「お前、抱いて寝てるお菓子のゴミ捨てろ」
『え』
「代わりのもん買ってやるから、これとかどうだ?」
適当に子供向けでよくあるテディベアの広告をみせた
『いいの!?』
「ああ、今まで寝ていたゴミはちゃんと捨てろよな?」
『う、うん!!』
―――――――――――――――――――――――――
あれから7日
「……こねぇなアイツ」
「お兄ちゃん」
「何?」
「ブルーマン君の家に遊びに行きたい!!」
『そうだ!!』
近くに行ったら不幸にしてしまうなら
気が付かれなければいいんだ
影に隠れて見てるだけなら……
―――――――――――――――――
「……?」
「兄ちゃんどうしたの?」
「あそこにアホなエクス星人が見える」
月で青い身体をしていたら分かるに決まってるだろ
白いキャンバスに青い絵の具で描けば一目瞭然
「誰?」
「俺が産まされたエクス星人でカイタの息子」
「……甥っ子?」
「そうとも言える」
俺の感覚を妹に押し付けたくはない
それに妹が仲が良いなら別に俺としちゃ好きにしろって感じだな
愛情たっぷり家族ですとは言わんが
「ねぇねぇ」
「なんだ次郎」
弟の方も興味があるらしい
「話しかけに行ってもいい?」
「……まぁいいけど」
「やった!!」
珈琲を入れた
男の姿はやはり便利である
胸はゆれないし力も出る
「……あ」
子供のエクス星人が1人でこっちに来てるってもしかして向こうじゃ迷子扱いか?
探してたらちょっと問題かもな
出かけ先をここだって言われたらアイツ止めそうだけど
「お兄ちゃん!!」
「なんだ、りえ?(妹)」
「あの子と家で遊んでいい?」
「いいよ」
そもそもそこまで嫌っている訳ではないと何度も言ってるのだが
『おじゃましま、す?』
「エクス星人が遊びに来るの初めてなの」
『ソなの?……あ』
「よぉ」
『父さん?』
「好きに呼べばいい」
だからといって抱き着かれたらウザい
「ブルーマン君?」
「お前らコイツ剥がせ、プールにでも案内してやれ」
「はーい、行こ!」
きゃっきゃと遊ぶ弟と妹
電話がかかってきた
「ブルーマンそっちに行ってねぇ?」
「行き先いわなかったのか?来てる」
「すぐ帰るように言ったんだがまだ帰ってなくて……まさか帰る途中で迷子に」
「プールにいる」
「何て???」
「妹につれられてうちの2階にあるプールに行ったけど?」
「あ、はいお世話になります」
もや
「?」
何だ今の感覚?
しばらくしてプールから3人(?)とも上がってきた
「ブルーマン君すごく泳げるんだねー」
『泳ぐってハジメテした』
「すいすいだもんー」
楽しかったようで何より
「オヤツは手を洗ってから、お前も食べる?」
『いいの!?』
お菓子あげた
「ほらゴミ寄越せ」
『く、くれたんじゃ……』
「へ?」
お菓子の皿を捨てるから寄越せと言ったら泣き出した
「捨てなくていいよ!!持って帰っていいよ」
『いいの?』
「うん」
衛生的によくないが俺も昔はそういうの集めた事あったな
お菓子のオマケの袋?とか
もしかして珍しい菓子の皿だったろうか
後日
「また来てやがる……」
「遊んでいい!?」
「いいぞー」
普通に来いよ近所のガキ、そしてインターホンを鳴らせ
今日はわいわいゲームしてる
「そういやお菓子のゴミどうした?」
飾ってあるとカイタの奴がちょっと不憫だな、汚いし
『一緒に寝てるー』
電話ッ!!
「もしもし!?」
「う、ウチの子何かしました?」
もや
「?……お菓子のゴミと一緒に寝てるって不衛生だから捨てさせろよ?」
「えぇ!?」
「知らなかったのか?」
「あんなに大切そうにしてるのに捨てさせろと!?」
「ゴミじゃん!!」
「アンタに貰ったもん何て俺が口なんか出せるか!!」
そうかね?
「……普通ガキって人形とか欲しがるだろ?」
「え、くれるの?」
「人形の一つも変えないほどお前切羽詰まってんの?」
「……今確かに金ねぇけど」
「ああそうか記憶喪失で今は仕事止めてるもんな」
「……うん」
「仕方ねぇな一個ぐらいならいいぜ?」
「お兄ちゃんどうしたの?」
『父さん?』
「お前、抱いて寝てるお菓子のゴミ捨てろ」
『え』
「代わりのもん買ってやるから、これとかどうだ?」
適当に子供向けでよくあるテディベアの広告をみせた
『いいの!?』
「ああ、今まで寝ていたゴミはちゃんと捨てろよな?」
『う、うん!!』
―――――――――――――――――――――――――
あれから7日
「……こねぇなアイツ」
「お兄ちゃん」
「何?」
「ブルーマン君の家に遊びに行きたい!!」
0
お気に入りに追加
59
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる