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地球を快楽で侵略した宇宙人 カイタ編
9話 休日に遭遇する正義(NH)
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身体がまだ怠い中で外へ出かけた
公園で道行くエクス星人を眺める
煙草の煙がやけに登っていく
「はー……だっっっる」
『大丈夫ですか!?』
「ちょっと深くイキすぎて身体がだるいだけなんで大丈夫ですよ」
『薬は?』
「飲みましたよ、怠いんで人間観察のシュミしてるんです」
『なるほどーごゆっくり』
二本目の煙草に火を付ける
「ふー」
「やっほー」
「ヒトスケ!?」
「お隣いいです?」
「……構わねぇけどお前ってもう動けるの?相当な肉体改造手術されてたじゃん」
「さすがに7か月も過ぎればね」
「時間の流れが早い」
「ごほっ」
「煙草苦手だったな、わりぃ」
煙草の火を消して横に来るように手で合図した
「最近はどうです?」
「すごい仲がいいエクス星人が出来てさ」
「……お嫁さんよりも?」
「後輩だし何より男友達な?」
「そういえば聞きましたね青いオスのエクス星人」
「あと驚きなんだけどさ『キュルリラ』が復帰した」
「え!?」
普通は復帰しないから驚くのも無理はない
彼女が治療行きになった時に色々と思いを呑み込んだ
現在も目の前を通り過ぎていく触手服を着せられた人々には言いたい事はある
だが俺には嫁(かぞく)がいるし平和に暮らしたい
「優しくしてやってくれ、触手服でまだ『治療中』ではあるから」
「分かりました」
「おまえがいる訳だし遊園地でも行こうぜ?おーいエクス星人さんタクシー頼む!」
エクス星人の最高時速は550kmある為タクシーとして頼める
ほんとうに一瞬でたどり着いた
『着きましたよ』
「やっぱ月にある遊園地だけあってロマンあるよなぁ」
「何か買います?」
「兎の耳かざりとポップコーン」
「全力で楽しむ気ですね」
「三日前に性欲を全部使ったしスッキリ遊べるなって」
「そういえばお嫁さんは今日何処に?」
「日焼けサロン行ってる」
「エクス星人ってサロン行ったら5日は帰りませんよね」
「いつも支えてくれてるし世話する事ねぇよって無理やり送り出したな」
「ありますよねぇ」
ジェットコースターに乗ったりシューティングをやったり
「けっこう楽しいよな、あっアイス売ってる」
「月で売ってる遊園地のアイスが10円なのほんと安すぎて幸せですよね」
「チョコにするか、イチゴにするか」
「新フレイバーでグレープもあるみたいですね」
「葡萄?それいいな」
「まぁ私はバニラが好きなんで」
ベンチでアイスを食べていると、変な物を見た
エクス星人ではない異星人事体は見る事もあるのだが
遊園地で見るのは初めてだったし※生体ユニットをぶっ壊したのだ
機械の中に人などが入っていて『治療』が行われている
「……は?」
「お、おまわりさーん!!」
出て来た人間を抱える異星人
【もう、大丈夫だから】
「……ぇ」
人ごと透明になって消えた
「何ですか今の?」
「ガチュ星人だろうな」
「……初めて聞きますね」
「どうやらエクス星人のやり方が気に喰わないテロ組織みたいな連中がいるらしくてな」
「成程?」
それはともかくお化け屋敷に行くか行かないか、それが問題だ
「もしかして恐いんです?」
「ここのお化け屋敷マジで恐いからさ……同級生に変なあだ名をつけたら復讐でSNSに拡散されるところから物語はスタートする」
「恐っっっわ!?」
※でも入った
公園で道行くエクス星人を眺める
煙草の煙がやけに登っていく
「はー……だっっっる」
『大丈夫ですか!?』
「ちょっと深くイキすぎて身体がだるいだけなんで大丈夫ですよ」
『薬は?』
「飲みましたよ、怠いんで人間観察のシュミしてるんです」
『なるほどーごゆっくり』
二本目の煙草に火を付ける
「ふー」
「やっほー」
「ヒトスケ!?」
「お隣いいです?」
「……構わねぇけどお前ってもう動けるの?相当な肉体改造手術されてたじゃん」
「さすがに7か月も過ぎればね」
「時間の流れが早い」
「ごほっ」
「煙草苦手だったな、わりぃ」
煙草の火を消して横に来るように手で合図した
「最近はどうです?」
「すごい仲がいいエクス星人が出来てさ」
「……お嫁さんよりも?」
「後輩だし何より男友達な?」
「そういえば聞きましたね青いオスのエクス星人」
「あと驚きなんだけどさ『キュルリラ』が復帰した」
「え!?」
普通は復帰しないから驚くのも無理はない
彼女が治療行きになった時に色々と思いを呑み込んだ
現在も目の前を通り過ぎていく触手服を着せられた人々には言いたい事はある
だが俺には嫁(かぞく)がいるし平和に暮らしたい
「優しくしてやってくれ、触手服でまだ『治療中』ではあるから」
「分かりました」
「おまえがいる訳だし遊園地でも行こうぜ?おーいエクス星人さんタクシー頼む!」
エクス星人の最高時速は550kmある為タクシーとして頼める
ほんとうに一瞬でたどり着いた
『着きましたよ』
「やっぱ月にある遊園地だけあってロマンあるよなぁ」
「何か買います?」
「兎の耳かざりとポップコーン」
「全力で楽しむ気ですね」
「三日前に性欲を全部使ったしスッキリ遊べるなって」
「そういえばお嫁さんは今日何処に?」
「日焼けサロン行ってる」
「エクス星人ってサロン行ったら5日は帰りませんよね」
「いつも支えてくれてるし世話する事ねぇよって無理やり送り出したな」
「ありますよねぇ」
ジェットコースターに乗ったりシューティングをやったり
「けっこう楽しいよな、あっアイス売ってる」
「月で売ってる遊園地のアイスが10円なのほんと安すぎて幸せですよね」
「チョコにするか、イチゴにするか」
「新フレイバーでグレープもあるみたいですね」
「葡萄?それいいな」
「まぁ私はバニラが好きなんで」
ベンチでアイスを食べていると、変な物を見た
エクス星人ではない異星人事体は見る事もあるのだが
遊園地で見るのは初めてだったし※生体ユニットをぶっ壊したのだ
機械の中に人などが入っていて『治療』が行われている
「……は?」
「お、おまわりさーん!!」
出て来た人間を抱える異星人
【もう、大丈夫だから】
「……ぇ」
人ごと透明になって消えた
「何ですか今の?」
「ガチュ星人だろうな」
「……初めて聞きますね」
「どうやらエクス星人のやり方が気に喰わないテロ組織みたいな連中がいるらしくてな」
「成程?」
それはともかくお化け屋敷に行くか行かないか、それが問題だ
「もしかして恐いんです?」
「ここのお化け屋敷マジで恐いからさ……同級生に変なあだ名をつけたら復讐でSNSに拡散されるところから物語はスタートする」
「恐っっっわ!?」
※でも入った
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