イシュラヴァール放浪記

イシュラヴァール拾遺

解説 辺境伯と碧眼の男（「亡霊」「復讐」他）

【辺境伯】
フィストプレイ（「亡霊」参照）をさせるためにマルスに手首切り落とさせたわけではないのですが……
「爺さん、ここまで落ちぶれたらもう勃たねーだろうなー」と思って。
でもファーリアを犯してやりたいって気持ちはあるとしたら、どうやるんだろう、と考えたら、
結果的にこうなってしまいました。

そして、拳がなくなってもフィストって言うのかしら……

そもそもマルスに両手をぶった切られた時にこの人が死んでいればこんなことにはならなかったのですけども。
名前がないまま死んでしまいましたジャヤトリア辺境伯。
最後まで変態できもい爺さんに徹してくれて、お疲れさまでした。

【碧眼の男】
最終章でようやく明らかになりました、謎だったこの男の正体が。
ずっと名前も出てませんでしたしね。碧眼……青緑色の目の男。
しかしよく考えたらマルスも氷色＝灰青、スカイも青、奴隷の少年も青い目です。そんなに珍しくもなかった。

クーデター起こされるまでマルスはアトラスの顔は知らなかったんですが、アトラスはマルスの顔を知っています。
（まあ王様だから顔を知られてても当たり前、って話もありますが）
（ちなみにテレビ的なものはありません。写真は……どうだろう……）
さてここで問題、二人が出会っているのはいつだったでしょう？
アトラスの過去とか、ちょっとした伏線なんかを追って読み返していただくのも一興かと思います。

マルスママVSアトラスママの番外編も、構想だけはあります。
でも女同士のドロドロって実はちょっと苦手なので、いつになるやら。
（そもそもママバトルなんて読みたい人いるのかな？）

しかし、こうしてマルスとアトラスを並べてみると、格の違いが歴然だなぁ……言葉遣いとか。
育ちの悪さはどうしようもないのだろうか。