イシュラヴァール放浪記

イシュラヴァール拾遺

解説 マルスって強いの？（「死闘」他）

途中、ゲロ吐きまくったり「血の臭いが……」とか危ないこと独白しだしたりして「こいつメンタル大丈夫かな、王様なのに」と心配になっちゃったマルスですが。
個人的には楽しく書いているのですが、本人（マルス）は全然楽しそうじゃないですね。


「番外編　夜明け」ではようやくちょっと元気になって、新キャラのルビーといちゃこらしてますが、
マルスは血の臭いがしていれば吐かないでいられますから、レーはあの時は戦場ですから、多分体調は絶好調なんです。
ところでこの番外編、少々下世話な解説をすると、マルスは射精してません。
理由は色々あるのですが……そもそもマルスは子供が欲しいとき以外には中で出さないとか、ルビーとやりたかったというより、戦略的にそうせざるを得なくて犯しただけとか、
プライドの高いルビーを精液で汚したくなかったとか。
作者的には、処女と王様シチュエーションを書いてみたかったので、（ファーリアは処女とは程遠いし）満足です。


一応、強さの番付的には、
マルス、アトラス＞ユーリ、シハーブ？＞カイヤーンとかスカイとか＞エディとかイランとか……って感じです。
シハーブもマルスもあんまり戦わないので、実際どんなもんなのかはわかりにくいのですが。

終盤のマルスVSユーリ戦がこういう結果になったのは、マルスが落馬したファーリアに気を取られたからですね。
ちなみにユーリは実力以上の力を出すべく集中してたので、ファーリアのことまでは気が回ってなかった……のかもしれないし、単純に位置関係的に背中を向けていたのかも。

ところで戦場では剣よりも弓矢や槍が実用的というのが定説ですが、
あくまでこの時は一対一の戦いなので、剣で戦っています。
ユーリはたぶん弓矢もかなり使えますが、脱獄してきたまんまなので持ってません。
マルスは銃も持っていそうですけどね。忘れてきたんですかね。


それにしても、摂食障害やら睡眠障害やら、この王様は持病が多くて大変。