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第九章 海賊編
奴隷船の船長
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翌朝。
奴隷船の船長が、水夫を二人伴って野営地を訪れた。
「カナン、あんたは隠れてろ。女がいると面倒かもしれん」
イランがそっとカナンに耳打ちした。
「わたしは平気よ」
「いや、万が一にも顔を知られていないとも限らん。船に潜り込むまでは目立たんほうが良い」
「……わかった」
カナンはようやく納得し、ターバンで顔を隠して、船長たちから顔が見えないように少し離れた場所へ座った。
イランが船長たちに説明する。
「男ばかり、百人ちょっといる」
アルナハブ人たちは手首をゆるく縄で繋がれて、砂の上に座らされていた。
「女はいないのか」
「いない。こいつら全員で50万ラーナでどうだ?」
「高いな。35」
「45」
「40万ラーナで買い取ろう。よく考えろ、ここは密貿易港で、うちほどでかい船はそうそう入らないよ。この人数抱えてアズハル湾まで北上するか?」
船長がため息をついた。
『おいイラン、何を遊んでる。値段なんかどうでも……』
カナルが囁いた。
『わかってる』
イランは船長の方を窺いながら短く答えた。
「……わかった、手を打とう」
「丁度、レーで奴隷を売り捌いた帰りで、船倉には空きがある。すぐ船に連れて来てくれ」
交渉が成立し、イランたちは船長たちについて、アルナハブ人たちを船まで誘導する。カナンはその一番うしろを着いていった。
カナンのいた場所からは、イランたちの会話はほとんど聞き取れなかった。
奴隷船も、どれも似たようなものなのかもしれないと思ったし、以前乗ったときの記憶も曖昧だった。
だから船長がどんな男なのかわからないまま、皆と船に乗り込んだ。
『――今だ!』
最後尾、カナンが船に乗ったのと同時に、イランが声を上げた。
奴隷を装っていたアルナハブ人たちが、一斉に縄を解いて剣を抜き放つ。
「……貴様ら……!」
水夫たちも瞬時に色めきだった。
「諮りやがったな!おい!海に叩き込んでやれ!」
長く地下にいて、更に砂漠を旅してきたアルナハブ人たちは、明らかに痩せ細り、強靭な体躯をした水夫たちの敵ではないように見えた。
『負けるんじゃない!勝ち取れ!せっかく地下から出たんじゃないか!生きるんだ!』
イランが長い槍を振り回しながら、大声で叱咤し続ける。
やがて水夫の三倍はいるアルナハブ人たちが徐々に攻勢に転じ始めた。その時だ。
ひらりと小柄な影が躍り出た。
それは、一段高い船首近くで戦っていた船長の前に、一足飛びに駆け上がる。
カシィン――!
咄嗟に受けた船長の剣とカナンの剣が噛み合い、はらりとターバンが落ちた。
「――あなたは……!」
カナンは目を見開いた。思考が停止し、恐ろしい記憶が、物凄い勢いで襲いかかってくる。
「――あ、あ、あ、ああああああっ!!!」
カナンは叫び声を上げて船長に斬りかかった。
ガシン、ギィン、と、重い音を上げて剣がぶつかり合う。
もう正気ではなかった。腹の奥から突き上げてくる、痛みの記憶が、身体を動かしている。
カナンの勢いに押されながら、若い船長はようやく気づいた。
「君――あのときの坊やか……?」
カン!と乾いた音を立てて、船長――タリムの剣が高く舞い上がり、波間へと落ちていった。
「うああああっ!!」
タリムの首めがけて、カナンが剣を振り下ろす。
「やめろ!」
イランがカナンの背後に飛びついて、動きを止めた。間一髪、剣はタリムの顔の横に突き刺さった。
「あああ……!」
「落ち着けカナン。どうした?こいつに親でも殺されたのか?」
カナンは首を振った。
「それともあんた、本気でこいつを殺したいのか?」
カナンはもう一度、首を振った。
(そうだ……わたしは、タリムを殺したいわけじゃない……ただ、許せないだけ)
身体から力が抜けて、カナンはその場に座り込んだ。
「船長さん、俺達は殺し合いがしたいわけじゃない。船を譲ってくれたらそれでいい」
「――は。まさかこんな手に引っ掛かるとはな」
タリムはくっくっくっと笑って言った。
「……騙される方が、悪い」
カナンがぼそりと呟いた。
水夫たちを全員船から降ろし、カナルが船を沖に出す。
タリムだけは船長室に拘束された。
「で、この後どうするつもり?」
後ろ手に縛り上げられたまま、天鵞絨のソファに腰掛けたタリムが、カナンに訊いた。室内には他にイランともう一人、見張りがいる。
「この船を拠点にして、売られてくる奴隷たちを助けたいの」
「は?何を言い出すかと思えば、義賊気取りか?」
「奴隷なんてなくなればいい。わたしはもう家畜のように売り買いされたくないし、それはきっと、誰でも同じだと思う」
「そういうのを偽善っていうんだよ。奴隷を開放して、その後はどうする?あいつらは所詮、人に使われるしか脳がないんだ。命令してくれる主人がいなかったら、仕事も見つけられず、すぐに食い詰めて死んでしまうよ」
「そう思う?わたしも奴隷だったけど」
「それは君が強いからさ。だが、誰もが君みたいに強いわけじゃない」
「いいえ、わたしは強くなんかない。実際、あなたにはひどい目に遭わされた」
ああ、と言って、タリムはまた小さく笑った。
「心外だな。僕は溺れかけた君を助けてあげたのに」
「……タリム、わたしはみんな同じ場所に立って生きていけるべきだと思う。同じ人間なのに、手足を鎖で繋がれるのは……悲しい」
ハッ、とタリムが笑った。
「そんなのは錯覚だよ。身分がなくなれば幸せか?奴隷がいなくなれば平和か?違う。人間はね、どんなに平等でも、何十人も集まれば、いや、たった三人でも、強者と弱者を生み出すんだ。持っている金、着ている服、受けてきた教育、蓄えた知識の量、親の職業、国籍――そういうたくさんのたくさんのものさしで、威張り散らす者と媚びへつらう者とに分けられる。たとえ君が平等な世界を作ったとしても、その世界の中で人々は新しい差別を見つける。なぜならそれが、社会の秩序だからだ」
「そうならんように働くのが、金や知識を持っている人間の役割だろう」
黙って聞いていたイランが横から口を挟んだ。
「金も知識も、威張るためにあるわけじゃない。人より余分に持っているなら、それを正しく使わないとな。王さまだって、伊達に城に住んで遊んでいるわけじゃない。大勢の民のために働くために必要だから、金も城も持っているんだ。差別の上にしか秩序がないなんて、それこそ錯覚だ――なあ、兄さん。あんたは何を持っていて、誰のために働いている?」
「……うるさいよ」
タリムは薄笑いを消して呟いた。ソファから立ち上がり、カナンの耳元で囁く。
「女奴隷は高く売れる。金持ちの妾になれば食うに困らないし、娼館に買われれば借金を返し切って戸籍がもらえる。……君はよく知っているはずだろう……?」
「売られないに越したことはないわ」
「世の中には食い詰めて身を売る女もその家族もいるんだ。彼らが幸福になるチャンスを潰すんだよ?それに、ねえカナン、助け出した女奴隷たちに、君の手下の男どもが手を出さないと、本当に信じている?男だらけの中に女がいたらどんな目に遭うか」
「おい、そのくらいにしておくんだな」
イランがタリムの襟を掴み上げた。タリムは唇を歪めて言った。
「ねえカナン、それで君は、こいつらの夜の相手をしてやってるわけ?」
「貴様――!」
イランがタリムを殴り飛ばした。
「忠告ありがとう、タリム。せいぜい気をつけるわ」
そう言い残して、カナンは船長室を後にした。
奴隷船の船長が、水夫を二人伴って野営地を訪れた。
「カナン、あんたは隠れてろ。女がいると面倒かもしれん」
イランがそっとカナンに耳打ちした。
「わたしは平気よ」
「いや、万が一にも顔を知られていないとも限らん。船に潜り込むまでは目立たんほうが良い」
「……わかった」
カナンはようやく納得し、ターバンで顔を隠して、船長たちから顔が見えないように少し離れた場所へ座った。
イランが船長たちに説明する。
「男ばかり、百人ちょっといる」
アルナハブ人たちは手首をゆるく縄で繋がれて、砂の上に座らされていた。
「女はいないのか」
「いない。こいつら全員で50万ラーナでどうだ?」
「高いな。35」
「45」
「40万ラーナで買い取ろう。よく考えろ、ここは密貿易港で、うちほどでかい船はそうそう入らないよ。この人数抱えてアズハル湾まで北上するか?」
船長がため息をついた。
『おいイラン、何を遊んでる。値段なんかどうでも……』
カナルが囁いた。
『わかってる』
イランは船長の方を窺いながら短く答えた。
「……わかった、手を打とう」
「丁度、レーで奴隷を売り捌いた帰りで、船倉には空きがある。すぐ船に連れて来てくれ」
交渉が成立し、イランたちは船長たちについて、アルナハブ人たちを船まで誘導する。カナンはその一番うしろを着いていった。
カナンのいた場所からは、イランたちの会話はほとんど聞き取れなかった。
奴隷船も、どれも似たようなものなのかもしれないと思ったし、以前乗ったときの記憶も曖昧だった。
だから船長がどんな男なのかわからないまま、皆と船に乗り込んだ。
『――今だ!』
最後尾、カナンが船に乗ったのと同時に、イランが声を上げた。
奴隷を装っていたアルナハブ人たちが、一斉に縄を解いて剣を抜き放つ。
「……貴様ら……!」
水夫たちも瞬時に色めきだった。
「諮りやがったな!おい!海に叩き込んでやれ!」
長く地下にいて、更に砂漠を旅してきたアルナハブ人たちは、明らかに痩せ細り、強靭な体躯をした水夫たちの敵ではないように見えた。
『負けるんじゃない!勝ち取れ!せっかく地下から出たんじゃないか!生きるんだ!』
イランが長い槍を振り回しながら、大声で叱咤し続ける。
やがて水夫の三倍はいるアルナハブ人たちが徐々に攻勢に転じ始めた。その時だ。
ひらりと小柄な影が躍り出た。
それは、一段高い船首近くで戦っていた船長の前に、一足飛びに駆け上がる。
カシィン――!
咄嗟に受けた船長の剣とカナンの剣が噛み合い、はらりとターバンが落ちた。
「――あなたは……!」
カナンは目を見開いた。思考が停止し、恐ろしい記憶が、物凄い勢いで襲いかかってくる。
「――あ、あ、あ、ああああああっ!!!」
カナンは叫び声を上げて船長に斬りかかった。
ガシン、ギィン、と、重い音を上げて剣がぶつかり合う。
もう正気ではなかった。腹の奥から突き上げてくる、痛みの記憶が、身体を動かしている。
カナンの勢いに押されながら、若い船長はようやく気づいた。
「君――あのときの坊やか……?」
カン!と乾いた音を立てて、船長――タリムの剣が高く舞い上がり、波間へと落ちていった。
「うああああっ!!」
タリムの首めがけて、カナンが剣を振り下ろす。
「やめろ!」
イランがカナンの背後に飛びついて、動きを止めた。間一髪、剣はタリムの顔の横に突き刺さった。
「あああ……!」
「落ち着けカナン。どうした?こいつに親でも殺されたのか?」
カナンは首を振った。
「それともあんた、本気でこいつを殺したいのか?」
カナンはもう一度、首を振った。
(そうだ……わたしは、タリムを殺したいわけじゃない……ただ、許せないだけ)
身体から力が抜けて、カナンはその場に座り込んだ。
「船長さん、俺達は殺し合いがしたいわけじゃない。船を譲ってくれたらそれでいい」
「――は。まさかこんな手に引っ掛かるとはな」
タリムはくっくっくっと笑って言った。
「……騙される方が、悪い」
カナンがぼそりと呟いた。
水夫たちを全員船から降ろし、カナルが船を沖に出す。
タリムだけは船長室に拘束された。
「で、この後どうするつもり?」
後ろ手に縛り上げられたまま、天鵞絨のソファに腰掛けたタリムが、カナンに訊いた。室内には他にイランともう一人、見張りがいる。
「この船を拠点にして、売られてくる奴隷たちを助けたいの」
「は?何を言い出すかと思えば、義賊気取りか?」
「奴隷なんてなくなればいい。わたしはもう家畜のように売り買いされたくないし、それはきっと、誰でも同じだと思う」
「そういうのを偽善っていうんだよ。奴隷を開放して、その後はどうする?あいつらは所詮、人に使われるしか脳がないんだ。命令してくれる主人がいなかったら、仕事も見つけられず、すぐに食い詰めて死んでしまうよ」
「そう思う?わたしも奴隷だったけど」
「それは君が強いからさ。だが、誰もが君みたいに強いわけじゃない」
「いいえ、わたしは強くなんかない。実際、あなたにはひどい目に遭わされた」
ああ、と言って、タリムはまた小さく笑った。
「心外だな。僕は溺れかけた君を助けてあげたのに」
「……タリム、わたしはみんな同じ場所に立って生きていけるべきだと思う。同じ人間なのに、手足を鎖で繋がれるのは……悲しい」
ハッ、とタリムが笑った。
「そんなのは錯覚だよ。身分がなくなれば幸せか?奴隷がいなくなれば平和か?違う。人間はね、どんなに平等でも、何十人も集まれば、いや、たった三人でも、強者と弱者を生み出すんだ。持っている金、着ている服、受けてきた教育、蓄えた知識の量、親の職業、国籍――そういうたくさんのたくさんのものさしで、威張り散らす者と媚びへつらう者とに分けられる。たとえ君が平等な世界を作ったとしても、その世界の中で人々は新しい差別を見つける。なぜならそれが、社会の秩序だからだ」
「そうならんように働くのが、金や知識を持っている人間の役割だろう」
黙って聞いていたイランが横から口を挟んだ。
「金も知識も、威張るためにあるわけじゃない。人より余分に持っているなら、それを正しく使わないとな。王さまだって、伊達に城に住んで遊んでいるわけじゃない。大勢の民のために働くために必要だから、金も城も持っているんだ。差別の上にしか秩序がないなんて、それこそ錯覚だ――なあ、兄さん。あんたは何を持っていて、誰のために働いている?」
「……うるさいよ」
タリムは薄笑いを消して呟いた。ソファから立ち上がり、カナンの耳元で囁く。
「女奴隷は高く売れる。金持ちの妾になれば食うに困らないし、娼館に買われれば借金を返し切って戸籍がもらえる。……君はよく知っているはずだろう……?」
「売られないに越したことはないわ」
「世の中には食い詰めて身を売る女もその家族もいるんだ。彼らが幸福になるチャンスを潰すんだよ?それに、ねえカナン、助け出した女奴隷たちに、君の手下の男どもが手を出さないと、本当に信じている?男だらけの中に女がいたらどんな目に遭うか」
「おい、そのくらいにしておくんだな」
イランがタリムの襟を掴み上げた。タリムは唇を歪めて言った。
「ねえカナン、それで君は、こいつらの夜の相手をしてやってるわけ?」
「貴様――!」
イランがタリムを殴り飛ばした。
「忠告ありがとう、タリム。せいぜい気をつけるわ」
そう言い残して、カナンは船長室を後にした。
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