AV嬢★OLユリカシリーズ

道化の桃

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第1巻 OLユリカの日常★PM 給湯室は乱交パーティー

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 午後の撮影が始まった。
 午前中は、女子事務員4人のレズプレイの撮影だったんだけど、午後からは男優も入って乱交になるらしい。
 台本は……
 やっぱり、大したことは書いてなくて、
「女子社員が給湯室でオナニーしてると、男性社員が入ってきて、そのまま乱交に突入」
 ……どういう会社だ。まあいいけど。
 AV的には、さっさとエッチシーン始まったほうがいいもんね。観てる方も。たぶん。
 一応、男性社員の登場する順番とかは書いてあるけど、女優は全員最初っから出てるので、あんまり関係ない。
 そしてあたしは午前中の撮影でだいぶヘロヘロだったので、台本なんてたいして読まないまま、撮影に臨んだんだ。

   *****

 最初に給湯室のドアを開けたのは、使い捨てのコーヒーカップのホルダーを手にした、スーツ姿のイケメン。背が高くて骨太な体型に、短い髪はちょっとパーマがかかってて、いかにもスポーツやってましたって体型だ。
「うわっ、ちょ……なにしてんすか?」
 びっくりするのは無理もない。だって給湯室で事務員が、ブラウスのボタン全部外してハアハア言ってるんだもん。スカートに至っては、はかせてすらもらえなかった。もちろんノーパン。
 つまり、お尻丸出し。
 そのお尻には、ご丁寧にまたガムテープでクリトリスにローターが貼り付けられている。
「ん……っくぅ……ん……」
 あたしはもう何回もイキすぎて、まともな言葉をしゃべれない。
 流し台に寄りかかって、ローターの振動をやり過ごすので精一杯だ。朝から先輩たちにいじられすぎて疲れきったクリトリスに、それでも小さな波が間断なく押し寄せて、下腹がうずきっぱなし。
 そんなあたしのおっぱいを、後ろから蘭子さんが弄んでいる。
「あ、お疲れ様でぇす、ひじりさん」
 蘭子さんは聖さんに見えるように、あたしの身体を聖さんの方に向けた。
「これって、ユリカちゃん犯っちゃっていいってことー?」
 イケメンがにやりと笑って、給湯室のドアを後ろ手で閉めた。
「もっちろん♡」
 蘭子さんがそう言って、後ろからあたしの耳をコリッと齧る。
「あん……っ!」
「うわー、そそるねー、ユリカちゃん♡」
 そう言うなり、イケメン聖さんはさっさと自分のペニスを出すと、あたしの腰を掴んで流し台にうつ伏せに押し倒し、後背位で突っ込んだ。
「きゃあっ!」
 ズン、と重い衝撃が走り、あたしは思わず叫んだ。
 どうして男優ってすぐに勃たせられるんだろう、なんて疑問は腟口を貫く快感に打ち消された。
 午前中、先輩たちにバイブやペニバンでさんざん弄ばれたそこに突っ込まれたペニスは、玩具なんかじゃ比べ物にならないくらい……、
「おっきい……っ……!」
 後ろからズンズン突き上げられて、呼吸すら苦しい。
「ひじっ、りさ、ああ、んっ、やめっ、やんっ」
「なに言ってんの、ユリカちゃん♡やめてあげないよー♪」
 ズン、ズン、ズン、ズン。
 きれいな形をした、特大のカリが、内壁をこすり上げる。
「ああっ、あんっ、あんっ、はあっ」
 あたしは金魚みたいに口をパクパクさせて、振動に合わせて必死で息をする。
 そこに、ドアの向こうがにわかに騒がしくなって、ガチャリ、とドアが開いた。
「あれぇ、聖さん、なにやってんすか?」
「あ、いーなぁ。僕らも混ぜてくださいよー」
 スーツ姿の営業が3人、ドヤドヤっと入ってくる。
「いいよー♪ちょっと待って、今いくから」
 ズンっ。
「ああ……っ!」
 ひときわ深いところを突いて、聖さんから熱い精子があたしの中に放出された。
「ごっめん、中出ししちゃった……ユリカちゃんが気持ちよすぎて」
 聖さんはあたしの背中に覆い被さって、そう囁いた。それがすっごく色っぽいんだけど、あたしは流し台にしがみついて立ってるのがやっとだ。ひざがガクガクいってる。
 聖さんは蕩けきったあたしの頬を引き寄せて、優しくキスした。
「ありがと。がんばってね」
 うわあ。整った顔がニッコリ笑って、そんなの反則だよ、聖さん。
「はい……」
 ……がんばる?なにを?
 きょとんとしてると、
「まったくもう、先輩はヤリっぱなしだからなぁ」
 後から入ってきた男が、あたしの膣から流れ出る精液をティッシュでふいた。そして。
「はい、ユリカちゃん、今度は僕の相手してちょーだい」
「あ?あ、やんっ」
 流し台にうつ伏せにされたまま、背中を押さえつけられて、そのまま二人目に挿入されてしまう。膣はもう色んなもので濡れまくってたので、すぐに入った。
「うっわ、ヌルヌルじゃーん、ユリカちゃん」
「きゃ、あんっ、やあんっ!」
 上半身を流し台に押し付けられているので、さっきよりお尻を突き出した格好で犯される。
「いいねぇ、興奮する、このブラウス」
 そう言うと、二人目はブラウスの襟を押し下げて、紐状にしてくるくるっとあたしの両手首を縛り上げた。
「や!ああん、なに……っ?」
 両手を後ろに縛られて、あたしは突かれ続ける。
「あ、いきそう」
 そう言ってペニスを抜くと、二人目はあたしの身体をくるっとひっくり返した。
 流し台に仰向けになったあたしのおっぱいに、白濁した精液がふりかかる。すごい量だ。
 朦朧としながら横を見ると、蘭子さんが聖さんにフェラしていた。
 残りの男性社員二人は、奥の座敷でそれぞれほなみさんとみゆさんとセックスしている。
 脱力したあたしは、スタッフにおっぱいをふかれながら、そろそろ終わりかな、とぼんやり思った。
 でもそんなのは間違いだった。
「おー、やっとるねぇ」
 給湯室のドアを開けて入ってきたのは、いい感じに髪の薄い、ちょっと太ったおじさんだ。その後ろから眼鏡を掛けたロマンスグレーのおじさんがついてくる。
「あ、部長」
「すみません、先にやっちゃいました」
「あー、いいのいいの。ちょっと君、及川くん、その子、上に座らしたげて」
「はいっ!」
 及川、と呼ばれた、二人目にあたしに突っ込んだ男は、あたしを流し台の上に乗せて、両足をM字に開いた。
「どうぞっ!」
「ん」
 太った部長は満足して、あたしのあそこを舐めだした。
「ひあっ」
「んー、ダメだよぉー、脚、閉じちゃ。ちゃーんと開いてねー」
 両手を縛られたあたしは、そのままごろんと後ろに転がった。
 ロマンスグレーが、どっから持ってきたのか、あたしのふくらはぎと太ももをロープで縛った。
 部長はあたしのあそこをくっちゃくっちゃとしつこく舐め回した後、
「おい、聖、ちょっと」
と、奥に向かって声をかけた。
「はい?」
 聖さんはみゆさんとセックスしていたけど、それを中断してこっちに来る。部長命令ですからね。
 それにしても、全開のワイシャツからのぞく腹筋が美しい。こんなのずるい、聖さん。
「ちょっと、この子持ってて」
「あ、はい」
「え、や、きゃあ!」
 聖さんは両手両足を縛られてだるまみたいになったあたしを、後ろから両手で荷物のように抱えた。
 それでなんで及川さんじゃなく聖さんが呼ばれたのか、納得する。聖さんが一番、ガタイがいいのだ。でもムキムキっていう感じではない、均整の取れた筋肉。それが、背の高いがっちりした骨格を覆っている。
「うん、そうやって、持ってて」
 そして部長はズボンのファスナーを開け、ぶっといペニスを引っ張り出した。
 おっさんでもさすが男優。きっちり勃起している。
 それを聖さんに持たせたあたしの中に、ぐいっと挿入した。
「きゃあ!やあ……ぶちょ……ダメ、おっき、いっ……」
「いいねぇー、若いねぇー。ほら、もっと締めて!」
 そう言って部長は、パチン、とあたしのお尻を叩いた。
「んっ!」
「ほら、もっとだよ!」
 パチン。
「もっともっと!」
 パチン、パチン。
「やっ、あんっ」
「おい、お返事は!?ユリカくん!」
 パチン、パチン、パチン。
「はい……っ」
「もっと大きな声で!」
 パチン!
「はいいぃっ!」
 ずぼっ、ずぼっ、と音をたてて、部長のペニスが突き上げてくる。それに合わせて聖さんがあたしを微妙に落とすものだから、全体重がそのペニスに突き刺さる。
「気持ちいいか?え?」
 パチン!
「はいっ、気持ちいい、ですぅっ」
「淫乱だなぁ、ユリカくんは!え?どうなんだ?」
 パチン!
「はいぃっ、淫乱、ですぅっ」
 あたしは必死で答える。
「欲しくて欲しくて仕方ないんだろう!?」
「はいぃっ、ほしいですぅ」
「なにが!」
 バチン。
「ぶ、部長、の、」
「なにが?俺のなにがほしいの!」
 バチン。
「ああっ、部長の、ザーメンが、欲しいですぅ……っ」
 うそだ。そんなのほしくない。欲しくないのに、欲しいって言わされてる。
 あたしはまた濡れた。びちゃびちゃとあたしの液が、部長のペニスをつたって溢れてくる。
「うほっ、いいねぇ。じゃ、ご褒美だ」
 部長はペニスを抜いた。そしてそれをあたしの口に突っ込んだ。
「ごぶっ」
「ほらほら、ちゃんと奥までくわえて」
 喉の奥までいっぱいに突っ込まれて、思わず吐きそうに喉が痙攣する。
 その時だ。
 耳元で、すごい色っぽい声で、聖さんが囁いた。
「ね、いれてあげよっか。ユリカちゃん」
「ぐっ、ぐふぅっ、ううっ」
 返事なんてできっこない。そんなあたしをそっと壁に寄りかからせて、聖さんは部長の後ろに回った。
 部長はあたしの頭を壁にごりごりと押し付けて、口を犯し続けている。
「うわあ、すっごい濡れちゃってるよ、ユリカちゃん♡」
 部長の向こう側から、聖さんの声がする。
「おう、聖も突っ込んだれ。ほらほら、喜んでるぞ。この淫乱メス犬め」
「じゃ、失礼しまっす」
 ズンっ。
「――――っ!!」
 聖さんのおっきいペニスが、あたしの中を掻き回す。
 さっきと向きが逆だから、形の良いカリが反り返って、あたしの奥の一番感じる場所にグサグサ刺さってくる。
「んーっ!んーーっっ!」
 気持ちよすぎて、涙が滲んだ。でも口が塞がれていて声が出せない。
「んーーーーっ!」
 あたしが一番先に、いった。
 膣とペニスのすき間から、びしゃびしゃと液が溢れ出てくる。
 縛られた脚が痙攣する。
「よしっ、いくぞっ。全部飲めよっ!」
 口の中に、部長の精液がどくどくと注ぎ込まれた。
「―――っ!」
「あ、イク」
 同時に聖さんのも、中に放たれる。
「……っ、はあっ、はっ……はぁっ……」
 部長の精液を全部飲まされたあたしは、ようやく開放された口で思い切り呼吸した。
 聖さんはまだ挿入したまま、横に立っていたロマンスグレーを見上げて言う。
「専務、専務もどうです?」
 このオジサン、専務だったんだ。ってか、専務って部長より上だよね?いい加減な役職だなぁ……専務……それっぽい役職を適当に割り当てた感。
 そんなことをぼんやり考えてたら、突然聖さんがあたしをぎゅうっと抱きしめた。
「え……」
 縛られたままのあたしは、そのままごろんと聖さんに乗っかる体勢になった。
「ほら、こっちの穴、お好きでしたよね。今ならローションなくても、ぬるっぬるですよ」
 聖さんの長い指先が、むき出しになったあたしの肛門をなぞった。
「ひゃあんっ!」
「ほら、感度もいい」
 その時だ。
「あの……聖さん、ちょっと」
 スタッフが聖さんに耳打ちする。
「え、なに?」
 そのまま二人は小声でやり取りしていたが、聖さんはあたしの方を向いて言った。
「えー、だいじょうぶでしょ。できるよねぇ?ユリカちゃん」
「え、な、なにを……?」
「だーかーら、ア・ナ・ル♡」
「え、や、えと、その……ひゃあんっ!やんっ!ああん!」
 聖さんがあたしを突き上げながら、肛門をもみほぐす。そう、一応、アナルは経験がなかったので、NG項目にしていたのだ。
「ほぅら、気持ちいいよー?どうせいつかやるんだから、やっちゃお?ね?僕がサポートするから、絶対気持ちいいし」
 聖さんのエロさにまんまとほだされたあたしは、コクンとうなずいてしまったのだ。もう判断力なんてどこかにいってしまっていた。
 するとまたスタッフが、今度は電話を持ってきた。ロマンスグレーが受話器を取って保留を解除する。
「ああ、佐伯くんか。今現場だけど。いいのか?この子、後ろ挿れちゃって」
 すると、受話器から佐伯の声が漏れてきた。
「本人了承してるならいいっすよ。やっちゃってください。専務なら安心ですし」
 え、専務って役名じゃないの?ってか、やっちゃってくださいって。佐伯ー!
「じゃ、遠慮なく」
 専務は電話を切って、ネクタイを緩めた。その仕草がちょっとエロい。
「じゃあねぇ、君、ゆっくり息吐いて」
「はっ、はい……っ、はぁっ……!」
 専務のつんと尖ったペニスが、肛門をぬるぬるとなぞっている。
 これが今にも自分の中に這入ってくるのだと思うと、恐怖で鼓動が早くなる。
 しかし、逃げようにも膣にはがっちりと聖さんのモノがはまり、手も足も縛られたカエルのような格好で聖さんに抱っこされ、為す術もない。あたしの肛門はそれはそれは無防備に、専務の眼前にさらされているのだ。
「いれるよ……んっ……」
「ひっ!」
 強烈な違和感。本来、排出――つまり外に向かって蠕動するはずの筋肉の壁を、無理やり押し入ってくる感覚。
「いやっ!あっ!きゃあ!やめ、っ……ああああ!!」
 みちみちみちみち。
「っはっ……いいねぇ……」
「ああ!ああああ!」
「ほら、息、はいて。リラックス。ね」
「はあっ、はあっ、あっ、はあぁっ!」
 あたしは必死で息を吐いた。リラックスどころじゃない。
 あたしの肛門に専務の長いペニスが収まりきるまで、聖さんはあたしの頭を撫でていてくれた。
「かーわいい、ユリカちゃん」
 動きを止めていた聖さんが、あたしの中でゆっくりと動き出す。
「やぁん……あっ……あああ……」
 あたしはだんだん感じ始めてきた。
 あたしの声の調子が変わったのに気付いてか、専務もゆっくりと動かし始める。
 あたしの中で、聖さんがどんどん大きくなっていく。後ろに入った専務のも、ぬるぬると奥をかき回している。
 専務のペニスは特別太かったりはしないんだけど、なんだかどこまでも伸びていくみたいな不思議な感覚だ。それをゆっくり抜き挿しされると、膣で感じるのとは違う快感が、背筋の一番下、動物ならしっぽがはえているあたりを、ぞわぞわと這い回る。
「んあっ……あぁん……もう……やぁん……」
 一歩間違えたらそのまま排泄してしまいそうな、危うい快感。
 あたしはもう恍惚として、意識があるのかないのかよくわからない状態で、二人の動きに合わせて揺れていた。
「ユリカ、いくぞ」
 永遠に続くかと思った挿入の末に、専務が一番先にあたしの腸に射精した。
「ああ……んっ……」
「うわぁ、ユリカちゃんの顔、すっごいトロけてる」
 聖さんが言うと、カメラがあたしの顔をアップで写した。
 当たり前だけど撮影スタッフは普通に服を着てお仕事している。そんな人達の前で、あたしは素っ裸で、こんなにどろどろに溶けきってる。
 聖さんが、あたしの両腕を縛っていたブラウスを解いた。
 そしてあたしを仰向けに寝かせると、正常位で奥深くに挿入した。
 ズシンっ。
「やあ……っ!」
 ああ、やっぱり聖さんは、重量級。
 聖さんはそのままズンズンとピストンする。
 今日、一番激しく動いて、一番深く挿入して、一番大きくなってる。それが子宮の奥にガンガンと当たる。
「んっ、あんっ、あっ、あっ、やあっ、……いいっ、いいのぉっ……」
 もう、どこが絶頂だかわかんない。
 あたしは必死で聖さんを受け止めた。
「いくよっ……」
 聖さんはひときわ深いところをズンっと突き上げた。
「あああっ!」
 そのままするりとペニスを抜いて、あたしの顔やら髪やら身体やら、お構いなしに精子を振りかける。
 あたしは身体の中も外も精液まみれになって、失神した。

   *****

「――カちゃん、ユリカちゃん、だいじょうぶ?」
 聖さんの声で目を覚ます。聖さんはもう私服に着替えていた。
 あたしはバスローブのまま、畳に寝かされていた。
「今日は良かったよ。お疲れ様」
 そう言ってニッコリと笑うと、聖さんは素早くあたしのバスローブの中に手を滑り込ませた。
 そして、あたしの耳にそっと顔を近づけて、
「次はここ、僕にも挿れさせてね」
と囁いた。
「んくっ!」
 肛門に冷たい感触。それが、ようやく引いていった快感の波を呼び戻して、あたしは反射的に腰をくねらせた。
「ふふっ、約束」
 聖さんは何事もなかったかのように帰っていく。
「じゃあね!お疲れ様!」
 聖さんがあたしの肛門に挿れていったのは、小さな銀色のアナルプラグだった。
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