上 下
2 / 2

しおりを挟む

 俺が童貞を、かのんが処女を卒業してから、もう1か月ほど経った。
それなのに、あれからまだエッチを一回もしていない。
エッチはしていないが、デートはもう既に何回もしている。
水族館行ったり、映画見たり。
もう普通のデートはもうお腹いっぱい、一刻も早く俺はかのんとエッチがしたい。

 だから俺は策を考え、かのんにメールした。

――今週の土曜日暇? レポートを書かなきゃいけないんだけど、手伝ってくれる?

 すぐにかのんから返信がきた。

――今週の土曜日暇です。レポートの手伝いですね、了解しました。資料集めとかでしょうか?
――うん。そんなもん。じゃあ、今週の土曜日俺の家に来て。時間はかのんにまかせるよ。
――はい。では2時ごろ伺います。
――駅着いたら連絡してね。迎えに行くから。
――わかりました。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


 午後2時ちょい過ぎに、かのんは改札口から出てきた。
今日のかのんは、紺色のワンピースを着ている。
相変わらず、かのんはキラキラ輝いている。
すれ違った男が、振り向くほどに。

 家に着くと、俺は機械がある部屋にかのんを引き入れた。

「和也さん、レポートはここで書くんですか?」
「うん。この機械のレポートだからね」
「そっ、そうなんですね。それで私は何をすればいいですか?」
「うん。かのんには、またこの機械で実地体験して素直な感想を言って欲しいんだ」
「えっ……」
「頼む、かのん」
「……、わかりました。頑張ってみます」
「ありがとう」

 俺はかのんの気が変わる前に、かのんのワンピースのファスナーを下げ、脱がした。
で、すぐブラジャーも下着も脱がし、機械の椅子に座らせた。
かのんは両手でおっぱいを隠し、足をくねらせて、おまんこを隠そうとしている。

「じゃあ、電源入れるね」
「はい……」
「今回は、いろんなパターンを組み合わせてコースメニューを作成したんだ」
「コースですか?」
「うん。初心者コース、中級コース。上級コース、3種類作ったんだけど、今回は初心者コースにしようか」

 俺はかのんの返答を待たずに、初心者コースのコマンドを入力し、エンターキーを押した。

 モーターが動き、まずはかのんの両手、両足を4台のアームで拘束した。
極力楽で疲れない姿勢にするため、少し後方に椅子をリクライニングさせ、手の拘束は肘の高さで、足はM字開脚にして拘束。

「かのん、どうこの姿勢?」
「恥ずかしいです……」
「だね。辛くはない?」
「辛くは、ないです」
「それは、良かった」

 次に残りのアーム4台の内、1台はローションを持ち、残りの3台は大中小の筆を持つ。
それら4台が同時に動き、かのんの身体にローションを垂らしながら、3本の筆でそれを塗りつけていく。
大きな筆は、首筋や、腕や、手先など、色々な場所をなぞる。
中の筆は、おっぱいの外側から中心目掛けて円をかくようになぞり、その筆が乳首の先端までいくと、乳首をぐりぐりと押しつぶす。
小さな筆は、クリトリスをやさしく撫でる、ただ上下に何度も、何度も撫でる。

「どうかな、筆? 感触は丁度いい? かなり筆のやわらかさにこだわったんだ」
「あっ、 ん゛っ、 ん゛っ、、 わっ、わかりませんっっ、 んっ」
「ちゃんと答えてくれないとレポート書けないよ。じゃあさ、クリトリスの感触はどう? クリトリスに意識集中して答えて」
「んんっ、 あっ、 あ゛ぁっ、 いいですっ、 すごくっ、 あぁっ」
「そう。次は乳首は? もっと大きな筆の方がいい?」
「わっ、わたしはっ、 あぁ、 丁度いいですっっ んん゛っ」
「そう。じゃあ今、首筋をなぞっている大筆は? くすぐったい?」
「ちょっ、ちょっと、 んっ、んっ、、 くすぐったいっ ですぅっ あっ」
「ふーん。大筆は改善した方がいいかもな」

 かのんは、目をギュッと閉じ、唇を噛みしめ、ずっと身体をビクビクさせている。
ああ、触りたい、俺も触りたい。
だが、まだだ、初心者コースが終わったら、その時に、やりまくる。

「かっ、和也さんっ、あぁっ、これ、どれくらいでっ、んんっ、終わりますかっっ?」
「1時間だよ。今20分くらい経ったから、あと40分くらい残ってるよ」
「えっ、 んんっ、 ん゛っ、  わっ、わたしっっ、 んん゛っ、もうっ、もう」
「もう? イっちゃう?」
「はいっ、もうっ、もうイっちゃうぅっっ」
「我慢した方がいいよ。 これから本格的な攻めがあるから」
「もうっ、  むりぃぃっっ  んん゛ーーーっ」

 かのんの身体が大きくビクビクっと脈立つ。

「和也さんっ、 もうっ、止めてっっ、イっちゃったからっ、もうっ」
「もうちょっとだけ頑張って」
「やだっ、  だめっ、 あっ、 あ゛っっ」

 かのんは必死に快楽から逃れようと、足や腰を動かそうとするが、アームの拘束が強くビクともしない。
物凄く感じているようで、かのんのおまんこから、ローションと混じり合った愛汁が、たらたらと垂れている。

 そんな時、1台のアームがローションからバイブに持ち替えた。
残りの3台のアームも、クリトリスを撫でていた小さな筆はローターに、中筆と大筆は、乳首開発用のアダルトグッツに持ち替えた。
このアダルトグッツはネットの口コミで☆4、5以上をゲットしている優れもの。
複数の柔らかい突起で乳首を刺激し、実際に舐められている感覚を得られ、しまいには乳首でイケるようになるとのことだ。
念のため俺も試したが、かなり気持ちが良かった。

 それらの玩具が、かのんの身体に襲いかかる。
バイブがゆっくりと、かのんのおまんこにねじ込まれつつ、クリトリスにローターが当てられる。
おっぱいには、乳首開発グッツが装着され、その全てが同時に振動し始める。

「やっ、あ゛っ、これっ、 だめっ、本当にっ、あ゛っっ、 だめっ」
「何が駄目?」
「感じすぎてっ、 だめなのっ、 ん゛っ、 ん゛っ、 あっ ぁあっ」
「そう。おっぱいのおもちゃはどう? かなり高評価なおもちゃなんだけど」
「あっ、あ゛っ、 こんなに感じたのっ、 初めてっっ くぅっ」
「そうなんだ。買って良かったよ。 じゃあバイブは? これ小さいけど膣開発用で高評価なんだ」
「んん゛っ、 バイブはっ、 感じちゃうところ、ずっと責められててっ、 辛いよっ あ゛っ、変に辛いっっ」 
「その辛さを耐えれば、膣でイケるかもね」
「やだっ、 怖いっ」
「きっと気持ちいはずだから。耐えて」
「くっ、 んん゛っ、 ん゛っ、 あ゛っ ああっ」
「あ、でもすぐにイったら辛いかも。残り20分以上まだあるから」
「でっ、でもっっ、もうっ わっ、わたしっ」
「頑張って、耐えて」
「和也さんのっ、意地悪っ あっ、 あ゛っっ、ああっ」

 俺は、かのんが可愛くてしょうがなくなり、かのんのおでこ、頬、唇に軽くキスをしまくった。
もう、可愛すぎるだろ、かのん。

「うっ、ん゛っ ぁあっ、あ゛っ、あ゛っ、 やだっ、もうっ、 ああ゛っっ」

 かのんのおまんこから、バイブが出し入れされる度に、ぐちょぐちょと卑猥な音がする。

「やっ、 やだっ、 あ゛っ、 本当に、もうっ、 くっっ 」
「かのん、もうちょっと耐えて」
「だめだめっ、 もうっっ、 ん゛っ、 ん゛ん゛っーーー、イっちゃうっ」

 かのんの全身が強張り、かのんは息を止める。
そして少し経つと、身体がビクビクと痙攣しまくり、かのんは荒く息を吐く。

「和也さんっ、 お願いっ イっちゃったから、もう、止めてっ、止めて下さいっっ」
「でも、あと少しで終わるよ」
「もう耐えられないっ、耐えられないのっ、 感じすぎて辛いっ、 やだっ、もう、やだっっ」

 残り5分……。
強制的に終了させることはできるけど、止めたくない。
感じまくって、乱れまくって、さらにぐちょぐちょになるかのんが見たい。

「あ゛あ゛っ、 ぁああっ やだーっ」
「もう少しだから、いい子だから、頑張って」
「だめっ、 んんっ、くっ、 ん゛っ、ん゛っっ、 だめなのっ、くぅっ」

 かのんは、さっきよりもさらに必死に快楽から逃れようとしているが、機械は淡々とかのんを攻め立てる。

「やだっ、おかしくなっちゃうっ、 もうっ、 わたしっ、やだよぉ」
「あと1分」
「和也さんの、バカっ、バカっっ」
「あ、もう終わる」

 1時間丁度経ち、機械の動きが全てストップした。
かのんは、ぐったりしてる。

「よく頑張ったね」

 俺は、かのんの頭をなでなでした。
すると、かのんは涙目で俺を見つめ、口を少し尖らせた。

「それで、お疲れの所申し訳ないけど、挿れていい? おれのちんぽ」
「だめですっ。絶対にだめです」
「たっ、頼む。もうおれのちんぽ限界」
「私も限界だったのに、和也さん止めてくれませんでした」
「でも、気持ち良かったでしょ?」
「…………」
「ね? 否定しないよね?」
「気持ち良かったですけど、今は和也さんとエッチしたくありません」
「じゃあ、1時間後だったらいい?」
「だめです」
「じゃあ、2時間後」
「だめです」
「じゃあ、3時間後……、頼む、お願い」
「もう、わかりました。3時間後ですからね」
「うん。また機械でする? ベッド?」
「それは……」
「ベッドにしよっか? 今度は俺がかのんちゃんを気持ち良くさせるよ」
「うーーん……」
「機械がいいの?」
「…………、はい」
「そっ、そうなんだ……。わかった」

 もしかして、かのん、俺より機械の方がいいのか?
俺のまじかるちんぽより?
いやいや、そんなことは決してない。

「あのさ、俺のちんぽと、バイブどっちが気持ち良かった?」
「それは……」
「正確なデータが必要だからね。ちゃんと正直に答えてね」
「もちろん、和也さんのです」

 そう言ったかのんは、俺から目を反らした。
どう見たって、嘘ついている素振り。
もしかすると、かのんって男を手玉に取るタイプなのかもしれない。

 いやいや、かのんを信じなくてどうする。
かのんは、いい子なんだ、嘘なんてつくはずがない。
そう、俺のちんぽは、まじかるちんぽなんだから、バイブに劣るはずなんてない。
3時間後、かのんを俺のまじかるちんぽで、イキまくらせてやるぜ!



しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

アイドルグループの裏の顔 新人アイドルの洗礼

甲乙夫
恋愛
清純な新人アイドルが、先輩アイドルから、強引に性的な責めを受ける話です。

辣腕同期が終業後に淫獣になって襲ってきます

鳴宮鶉子
恋愛
辣腕同期が終業後に淫獣になって襲ってきます

【完結】大学で人気の爽やかイケメンはヤンデレ気味のストーカーでした

あさリ23
恋愛
大学で人気の爽やかイケメンはなぜか私によく話しかけてくる。 しまいにはバイト先の常連になってるし、専属になって欲しいとお金をチラつかせて誘ってきた。 お金が欲しくて考えなしに了承したのが、最後。 私は用意されていた蜘蛛の糸にまんまと引っかかった。 【この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません】 ーーーーー 小説家になろうで投稿している短編です。あちらでブックマークが多かった作品をこちらで投稿しました。 内容は題名通りなのですが、作者的にもヒーローがやっちゃいけない一線を超えてんなぁと思っています。 ヤンデレ?サイコ?イケメンでも怖いよ。が 作者の感想です|ω・`) また場面で名前が変わるので気を付けてください

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

パート先の店長に

Rollman
恋愛
パート先の店長に。

ドSな彼からの溺愛は蜜の味

鳴宮鶉子
恋愛
ドSな彼からの溺愛は蜜の味

絶体絶命!!天敵天才外科医と一夜限りの過ち犯したら猛烈求愛されちゃいました

鳴宮鶉子
恋愛
絶体絶命!!天敵天才外科医と一夜限りの過ち犯したら猛烈求愛されちゃいました

若社長な旦那様は欲望に正直~新妻が可愛すぎて仕事が手につかない~

雪宮凛
恋愛
「来週からしばらく、在宅ワークをすることになった」 夕食時、突如告げられた夫の言葉に驚く静香。だけど、大好きな旦那様のために、少しでも良い仕事環境を整えようと奮闘する。 そんな健気な妻の姿を目の当たりにした夫の至は、仕事中にも関わらずムラムラしてしまい――。 全3話 ※タグにご注意ください/ムーンライトノベルズより転載

処理中です...