17 / 51
17話 反撃開始
しおりを挟む
「く、クロ君!!」
ユウナさんの声が耳いや脳に響く。このまま容易く死んでしまうのか? それでいいのか? こんな奴に負けたまま。
言い訳がない。
脳裏に執事長との会話。ユウナさんとの軽く交わした雑談を思い出していた。
まるで走馬灯を見ているようだ。負けたくない! 最強でいたい。ユウナさんの傍に居て守り続けたい。
『だったら力を解放すればいい』
だ、誰だ? 一体誰の声だ? これも走馬灯の声か。
『汝の力を解放せよ』
……走馬灯での声じゃない、これは今ボクに語り掛けている。それにこの声何処かで聞いた。一体どこだっけ? 考えても分からないな。
それに声がガザガサで分からない。
力を解放せよ解放せよって、ボクは魔力のない無能。隠し持った力なんかない。
『ならば我が解放してやろう』
誰なんだよお前は? ボクの問いに返ってくる言葉はなかった。
体に力がみなぎってくる。思考が巡る。声が脳内に響き渡る。ユウナさんが悲しんでいる。いい加減に起きないとな。
「えっ? クロ君の魔道具が反応している」
「ドルグア=ユース。お前を拘束する……!?」
「なんでお前生きてるんだよ!」
「あー腹が痛い」
ボクは走馬灯から現実に戻され、ドルグアの方を見ると、白と黒の混合したローブを着ている人物が二、三にいる。
見る感じ、ドルグアを拘束しようとしているって所か。まぁその本人はボクが生きてる事に驚愕している。
本当っ失礼な話しだ。
腹部に多少の痛みは残っているが、傷は塞がっている、血も大して出ていないが服に穴が空いてる。
腕を回したりして体を簡単に動かす、腹部の痛み以外に異常はない。
一つ挙げるとすれば魔力が体に巡っている。
今までに感じた事がない感覚。違うな部分的には今までも感じていた。
良い例を挙げるとすればリグに執事長。この二人の戦闘の時だろう。
気分もいいし、体の調子が信じられない程いい。自分自身に関心を持っていた時、右のポケットから高濃度の魔力を感じる。
取り出すと鎖で巻かれている黒い本。
それにドルグアが異常に反応した。
「こいつも魔道具と同等の物を持っているじゃねぇか」
「ドルグア往生際が悪いぞ」
「待て! クロ、君は無事なのか?」
ローブの人物がドルグアに接近し、拘束の準備していたが理事長に待ったを掛けられる。そしてボクに対して体の調子を問う。
「ええ、この闘いをやるよりも調子がいいですよ」
「そうか。ならば一つ聞こう。この場をどう思う? ドルグアはルールを破り、君を殺そうとした。このまま拘束しても」
「ご冗談を、このまま終わるとか。ボクの怒りが収まらないですよ」
ユウナさんを遠回し、部分的に侮辱をしてしまった。このまま終わる訳にはいかない。
「君たち下がってよし、それでは今度こそルールに載っての昇格戦」
「は? 冗談だろ? 魔道具ありでいいだろ!」
「ドルグア口を慎め!」
「実際そうだろ? 目の前の主人は魔道具頼りの落ちこぼれ! ポンコツ! リステリの出来損ないじゃないか」
「良いんじゃないすか? 魔道具ありで。その代わり殺す気でいくからな」
ボクの言葉を聞いてドルグアたちは黙る。それに観客席も静かになる。
ただ一つ、右手にある黒い本だけが鎖を破ろうと動いている。
ガタンと音がすると共に、黒い本は片手間に収まる。
次の瞬間、ビリッと肉体にで電流が走る。決して痛い訳ではない。
逆に力を湧く、独りでに本が動く。
まるで何かに反応しているようだ。ボクの体も自然と動く。ある一点の場所に視線を向ける。
そこにはユウナさんがおり、刀剣袋もまた独りがてに動いている。
黒い本とあの魔道具は共鳴している。
自分の力を解放し倒せ言っている、ドルグアの方に体を向ける。
少し口角を上げ笑ってみた。するとドルグアは右手にある魔道具。それで容赦なく突き刺そうとしてきた。
「なっ!? 何故刃が通らない!」
ドルグアは面を喰らった表情で、今目の前に起きている事を理解できていない。
魔道具はボクの眼前で止まる。
防いだ訳でも魔力も使っていない。
ただ勝手に止まっている。だけど表現するとすれば何かに阻まれている。
「そういえば肉体に魔法が覆っているだけ? それってこうか?」
軽く拳を握りゆっくりと出す、ドルグアに当たった。
次の刹那、ドルグアは吹き飛び、観客の人間が気付く頃には、柱の壁に埋まっていた。
ただ軽く当てただけなのに、一瞬であんな所に飛ぶ。ただの試しでやってみた物。
自分でも驚きを隠せていない。ドルグアの表現は正しく、今現在においてはボクの体は魔法が覆っている。
魔力と魔法がっていった方が正しいのかもしれない。
「くっそがァァァ! 炎火」
壁の向こう側からドルグアの雄叫びが、聞こえると同時に火、炎の球体が真っ直ぐ向かってくる。
昔のボクならば慌てていたな。今は妙に冷静でいれる。 あぁ気分がいい。感覚的にいうとリグを倒した時と一緒。
「火球」
ドルグアが放った炎の球体に比べ、ボクは見慣れている火球を放つ。
今ボク魔法を放ってた。嬉しい筈なのに今は極も当然と思えている。
お互いの魔法が衝突し爆散する。周囲には火の粉が広がる。
火の粉はだんだんと大きくなり、火の柱と変貌する。
「火柱」
ボクは火の柱で新たな詠唱をする。火の柱を媒体にし新たな魔法を放つ。
火の柱から無数の火の粉がドルグアを襲い燃やす。
「あっあぁ、あっつい!! 誰か助けろ!」
ドルグアは悲鳴を上げながら、悶え苦しんでいるのだろ、壁からあまり出て来ないから分からない。
左手をドルグアの方向に向けると。
「そこまで! 勝負あり」
と、理事長の勝負終了の合図が入る。
どこからともなく、水が現れ、ドルグアの方面に流れていた。
火の柱も水に流されジュッと音をたて消えた。
これで勝負は終わりかと、不完全燃焼感に襲われていた。
その時、理事長はボクの目の前に現れる。
音も気配もなく現れたな。もしかして今からこの人やるのか?
「これで勝負は終わりだ。後はワシたちに任せ、君は帰っていいよ」
「うっす」
お言葉に甘えて、後は理事長たちに任せる事にした。
踵を返し、入り口に向かっていると、観客から拍手の歓声が合った。
足を止め、観客席に向かって一礼をする。
この時まだ気付いてなかったが、右手に合った黒い本はいつの間にか、ポケットの中に入ってた。
◇
ユウナさんの声が耳いや脳に響く。このまま容易く死んでしまうのか? それでいいのか? こんな奴に負けたまま。
言い訳がない。
脳裏に執事長との会話。ユウナさんとの軽く交わした雑談を思い出していた。
まるで走馬灯を見ているようだ。負けたくない! 最強でいたい。ユウナさんの傍に居て守り続けたい。
『だったら力を解放すればいい』
だ、誰だ? 一体誰の声だ? これも走馬灯の声か。
『汝の力を解放せよ』
……走馬灯での声じゃない、これは今ボクに語り掛けている。それにこの声何処かで聞いた。一体どこだっけ? 考えても分からないな。
それに声がガザガサで分からない。
力を解放せよ解放せよって、ボクは魔力のない無能。隠し持った力なんかない。
『ならば我が解放してやろう』
誰なんだよお前は? ボクの問いに返ってくる言葉はなかった。
体に力がみなぎってくる。思考が巡る。声が脳内に響き渡る。ユウナさんが悲しんでいる。いい加減に起きないとな。
「えっ? クロ君の魔道具が反応している」
「ドルグア=ユース。お前を拘束する……!?」
「なんでお前生きてるんだよ!」
「あー腹が痛い」
ボクは走馬灯から現実に戻され、ドルグアの方を見ると、白と黒の混合したローブを着ている人物が二、三にいる。
見る感じ、ドルグアを拘束しようとしているって所か。まぁその本人はボクが生きてる事に驚愕している。
本当っ失礼な話しだ。
腹部に多少の痛みは残っているが、傷は塞がっている、血も大して出ていないが服に穴が空いてる。
腕を回したりして体を簡単に動かす、腹部の痛み以外に異常はない。
一つ挙げるとすれば魔力が体に巡っている。
今までに感じた事がない感覚。違うな部分的には今までも感じていた。
良い例を挙げるとすればリグに執事長。この二人の戦闘の時だろう。
気分もいいし、体の調子が信じられない程いい。自分自身に関心を持っていた時、右のポケットから高濃度の魔力を感じる。
取り出すと鎖で巻かれている黒い本。
それにドルグアが異常に反応した。
「こいつも魔道具と同等の物を持っているじゃねぇか」
「ドルグア往生際が悪いぞ」
「待て! クロ、君は無事なのか?」
ローブの人物がドルグアに接近し、拘束の準備していたが理事長に待ったを掛けられる。そしてボクに対して体の調子を問う。
「ええ、この闘いをやるよりも調子がいいですよ」
「そうか。ならば一つ聞こう。この場をどう思う? ドルグアはルールを破り、君を殺そうとした。このまま拘束しても」
「ご冗談を、このまま終わるとか。ボクの怒りが収まらないですよ」
ユウナさんを遠回し、部分的に侮辱をしてしまった。このまま終わる訳にはいかない。
「君たち下がってよし、それでは今度こそルールに載っての昇格戦」
「は? 冗談だろ? 魔道具ありでいいだろ!」
「ドルグア口を慎め!」
「実際そうだろ? 目の前の主人は魔道具頼りの落ちこぼれ! ポンコツ! リステリの出来損ないじゃないか」
「良いんじゃないすか? 魔道具ありで。その代わり殺す気でいくからな」
ボクの言葉を聞いてドルグアたちは黙る。それに観客席も静かになる。
ただ一つ、右手にある黒い本だけが鎖を破ろうと動いている。
ガタンと音がすると共に、黒い本は片手間に収まる。
次の瞬間、ビリッと肉体にで電流が走る。決して痛い訳ではない。
逆に力を湧く、独りでに本が動く。
まるで何かに反応しているようだ。ボクの体も自然と動く。ある一点の場所に視線を向ける。
そこにはユウナさんがおり、刀剣袋もまた独りがてに動いている。
黒い本とあの魔道具は共鳴している。
自分の力を解放し倒せ言っている、ドルグアの方に体を向ける。
少し口角を上げ笑ってみた。するとドルグアは右手にある魔道具。それで容赦なく突き刺そうとしてきた。
「なっ!? 何故刃が通らない!」
ドルグアは面を喰らった表情で、今目の前に起きている事を理解できていない。
魔道具はボクの眼前で止まる。
防いだ訳でも魔力も使っていない。
ただ勝手に止まっている。だけど表現するとすれば何かに阻まれている。
「そういえば肉体に魔法が覆っているだけ? それってこうか?」
軽く拳を握りゆっくりと出す、ドルグアに当たった。
次の刹那、ドルグアは吹き飛び、観客の人間が気付く頃には、柱の壁に埋まっていた。
ただ軽く当てただけなのに、一瞬であんな所に飛ぶ。ただの試しでやってみた物。
自分でも驚きを隠せていない。ドルグアの表現は正しく、今現在においてはボクの体は魔法が覆っている。
魔力と魔法がっていった方が正しいのかもしれない。
「くっそがァァァ! 炎火」
壁の向こう側からドルグアの雄叫びが、聞こえると同時に火、炎の球体が真っ直ぐ向かってくる。
昔のボクならば慌てていたな。今は妙に冷静でいれる。 あぁ気分がいい。感覚的にいうとリグを倒した時と一緒。
「火球」
ドルグアが放った炎の球体に比べ、ボクは見慣れている火球を放つ。
今ボク魔法を放ってた。嬉しい筈なのに今は極も当然と思えている。
お互いの魔法が衝突し爆散する。周囲には火の粉が広がる。
火の粉はだんだんと大きくなり、火の柱と変貌する。
「火柱」
ボクは火の柱で新たな詠唱をする。火の柱を媒体にし新たな魔法を放つ。
火の柱から無数の火の粉がドルグアを襲い燃やす。
「あっあぁ、あっつい!! 誰か助けろ!」
ドルグアは悲鳴を上げながら、悶え苦しんでいるのだろ、壁からあまり出て来ないから分からない。
左手をドルグアの方向に向けると。
「そこまで! 勝負あり」
と、理事長の勝負終了の合図が入る。
どこからともなく、水が現れ、ドルグアの方面に流れていた。
火の柱も水に流されジュッと音をたて消えた。
これで勝負は終わりかと、不完全燃焼感に襲われていた。
その時、理事長はボクの目の前に現れる。
音も気配もなく現れたな。もしかして今からこの人やるのか?
「これで勝負は終わりだ。後はワシたちに任せ、君は帰っていいよ」
「うっす」
お言葉に甘えて、後は理事長たちに任せる事にした。
踵を返し、入り口に向かっていると、観客から拍手の歓声が合った。
足を止め、観客席に向かって一礼をする。
この時まだ気付いてなかったが、右手に合った黒い本はいつの間にか、ポケットの中に入ってた。
◇
0
お気に入りに追加
25
あなたにおすすめの小説
地上最強ヤンキーの転生先は底辺魔力の下級貴族だった件
フランジュ
ファンタジー
地区最強のヤンキー・北条慎吾は死後、不思議な力で転生する。
だが転生先は底辺魔力の下級貴族だった!?
体も弱く、魔力も低いアルフィス・ハートルとして生まれ変わった北条慎吾は気合と根性で魔力差をひっくり返し、この世界で最強と言われる"火の王"に挑むため成長を遂げていく。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
【宮廷魔法士のやり直し!】~王宮を追放された天才魔法士は山奥の村の変な野菜娘に拾われたので新たな人生を『なんでも屋』で謳歌したい!~
夕姫
ファンタジー
【私。この『なんでも屋』で高級ラディッシュになります(?)】
「今日であなたはクビです。今までフローレンス王宮の宮廷魔法士としてお勤めご苦労様でした。」
アイリーン=アドネスは宮廷魔法士を束ねている筆頭魔法士のシャーロット=マリーゴールド女史にそう言われる。
理由は国の禁書庫の古代文献を持ち出したという。そんな嘘をエレイナとアストンという2人の貴族出身の宮廷魔法士に告げ口される。この2人は平民出身で王立学院を首席で卒業、そしてフローレンス王国の第一王女クリスティーナの親友という存在のアイリーンのことをよく思っていなかった。
もちろん周りの同僚の魔法士たちも平民出身の魔法士などいても邪魔にしかならない、誰もアイリーンを助けてくれない。
自分は何もしてない、しかも突然辞めろと言われ、挙句の果てにはエレイナに平手で殴られる始末。
王国を追放され、すべてを失ったアイリーンは途方に暮れあてもなく歩いていると森の中へ。そこで悔しさから下を向き泣いていると
「どうしたのお姉さん?そんな収穫3日後のラディッシュみたいな顔しちゃって?」
オレンジ色の髪のおさげの少女エイミーと出会う。彼女は自分の仕事にアイリーンを雇ってあげるといい、山奥の農村ピースフルに連れていく。そのエイミーの仕事とは「なんでも屋」だと言うのだが……
アイリーンは新規一転、自分の魔法能力を使い、エイミーや仲間と共にこの山奥の農村ピースフルの「なんでも屋」で働くことになる。
そして今日も大きなあの声が聞こえる。
「いらっしゃいませ!なんでも屋へようこそ!」
と

東京異世界派遣 ーー現場はいろんな異世界!依頼を受けて、職業、スキル設定して派遣でGO!
大濠泉
ファンタジー
当社《東京異世界派遣株式会社》では、転送機で異世界へ派遣しております。
細胞サイズまで情報化して転送しますので、厳密に言えば、転送するたびに存在としては死んでから再生することになります。
さらに、体内に埋め込まれたナノマシンによって、異世界での現地適応を果たしておりますから、派遣依頼に応じて設定した〈勇者〉とか〈聖女〉〈魔法使い〉といった役割を全うしてもらいます。
ちなみに、〈俺様キャラの男〉や、〈ホスト狂いの女〉を派遣することになってしまったのは、バイト募集に応じてくれたのが、この二人だけだったからであって、他意はありません。あしからず。
※勘違い系コメディーです。
※小説家になろう・カクヨムにも投稿しています。
【完結】ご都合主義で生きてます。-商売の力で世界を変える。カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく-
ジェルミ
ファンタジー
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
その条件として女神に『面白楽しく生活でき、苦労をせずお金を稼いで生きていくスキルがほしい』と無理難題を言うのだった。
困った女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
この味気ない世界を、創生魔法とカスタマイズ可能なストレージを使い、美味しくなる調味料や料理を作り世界を変えて行く。
はい、ご注文は?
調味料、それとも武器ですか?
カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく。
村を開拓し仲間を集め国を巻き込む産業を起こす。
いずれは世界へ通じる道を繋げるために。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。
大魔法Hit!インパクト
夏々蜜柑
ファンタジー
主人公カツミは美術部員。クラスメートの麻美と茂も同部の仲間だ。物の印象を様々なに記号化して描くのが得意でイマジネーション能力豊かな高校生。
日常の一歩下、現世と異なる魔法力を法則とする世界があった。大陸に出現した邪道機械との戦いの切り札としてカツミは召還されてしまう。
カツミを呼び出した魔法使いラヌは雷と火を極めた強力な術者だった。砦の主人と呼ばれ、領域を統治し、理力が高く威厳ある少女だった。しかし彼女の魔力でも邪道機械には歯が立たない。ラヌはカツミの世界の法則をイメージを介して転用させろと言う。あまりの強引さに渋々応じたカツミだったが、自分の空想をラヌに武装させてしまい、激しい怒りと当惑を買うものの、その威力は絶大だった。遠慮がちで平和主義のカツミと誇り高く激しい性格のラヌはコンビを組んで戦うことになる。
二人の戦いはこの世界の何を変えるのか――――

ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。

ブラックギルドマスターへ、社畜以下の道具として扱ってくれてあざーす!お陰で転職した俺は初日にSランクハンターに成り上がりました!
仁徳
ファンタジー
あらすじ
リュシアン・プライムはブラックハンターギルドの一員だった。
彼はギルドマスターやギルド仲間から、常人ではこなせない量の依頼を押し付けられていたが、夜遅くまで働くことで全ての依頼を一日で終わらせていた。
ある日、リュシアンは仲間の罠に嵌められ、依頼を終わらせることができなかった。その一度の失敗をきっかけに、ギルドマスターから無能ハンターの烙印を押され、クビになる。
途方に暮れていると、モンスターに襲われている女性を彼は見つけてしまう。
ハンターとして襲われている人を見過ごせないリュシアンは、モンスターから女性を守った。
彼は助けた女性が、隣町にあるハンターギルドのギルドマスターであることを知る。
リュシアンの才能に目をつけたギルドマスターは、彼をスカウトした。
一方ブラックギルドでは、リュシアンがいないことで依頼達成の効率が悪くなり、依頼は溜まっていく一方だった。ついにブラックギルドは町の住民たちからのクレームなどが殺到して町民たちから見放されることになる。
そんな彼らに反してリュシアンは新しい職場、新しい仲間と出会い、ブッラックギルドの経験を活かして最速でギルドランキング一位を獲得し、ギルドマスターや町の住民たちから一目置かれるようになった。
これはブラックな環境で働いていた主人公が一人の女性を助けたことがきっかけで人生が一変し、ホワイトなギルド環境で最強、無双、ときどきスローライフをしていく物語!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる