幼き二人がのぞむストラーダ

王子

文字の大きさ
上 下
1 / 1

幼き二人がのぞむストラーダ

しおりを挟む
しおりを挟む

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

量子の檻 - 遺言の迷宮

葉羽
ミステリー
天才高校生探偵の神藤葉羽は、幼馴染の望月彩由美とともに、不可解な遺言の謎に挑む。量子暗号技術を駆使した遺言は、解読されるたびに新たな謎を生み出し、葉羽たちを現実と幻想が交錯する世界へと誘う。彼らは遺言の真意を追う中で、自身の過去と向き合い、互いの感情を探り合う。しかし、遺言の背後に潜む恐ろしい真実が、二人の運命を思わぬ方向へ導いていく。

若月骨董店若旦那の事件簿~水晶盤の宵~

七瀬京
ミステリー
 秋。若月骨董店に、骨董鑑定の仕事が舞い込んできた。持ち込まれた品を見て、骨董屋の息子である春宵(しゅんゆう)は驚愕する。  依頼人はその依頼の品を『鬼の剥製』だという。  依頼人は高浜祥子。そして持ち主は、高浜祥子の遠縁に当たるという橿原京香(かしはらみやこ)という女だった。  橿原家は、水産業を営みそれなりの財産もあるという家だった。しかし、水産業で繁盛していると言うだけではなく、橿原京香が嫁いできてから、ろくな事がおきた事が無いという事でも、有名な家だった。  そして、春宵は、『鬼の剥製』を一目見たときから、ある事実に気が付いていた。この『鬼の剥製』が、本物の人間を使っているという事実だった………。  秋を舞台にした『鬼の剥製』と一人の女の物語。

あの鮮やかすぎる紅葉の下には

桐原真保
ミステリー
 不慮の事故で亡くなった父親の死から10年以上過ぎたある時、母親は突然断捨離をして新しい生活を始める宣言をした。三人の子供たちは京都の郊外にある亀岡の実家に呼ばれ、それぞれの思い出の写真やら持ち物を処分しろ、と言われる。三人の子供たちの末っ子、彩奈はアルバムを見ているうちに、奇妙なことが気になった。父親の亡くなった山荘から続く緩やかな山の斜面に、父親の持ち物が写っていた。  彩奈はその写真を撮ったアマチュア写真家に会いに行く……。

考える椅子

HAHAH-TeTu
ミステリー
長く使われた物にはある種の霊魂が宿ると言われます、そんな椅子紹介したいと思います。

仏眼探偵 ~樹海ホテル~

菱沼あゆ
ミステリー
  『推理できる助手、募集中。   仏眼探偵事務所』  あるとき芽生えた特殊な仏眼相により、手を握った相手が犯人かどうかわかるようになった晴比古。  だが、最近では推理は、助手、深鈴に丸投げしていた。  そんな晴比古の許に、樹海にあるホテルへの招待状が届く。 「これから起きる殺人事件を止めてみろ」という手紙とともに。  だが、死体はホテルに着く前に自分からやってくるし。  目撃者の女たちは、美貌の刑事、日下部志貴に会いたいばかりに、嘘をつきまくる。  果たして、晴比古は真実にたどり着けるのか――?

正夢

星名雪子
ミステリー
29歳の渚は火事に巻き込まれる夢を幼い頃から見続けている。最後は決まって一人の男性に救出され生還するのだが、彼女にとっては悪夢だった。だが、不思議とその男性に対しては恐怖心を抱く事はなく気が付くと恋心が芽生えていた。例え現実で危険な目に遭うとしても、正夢になって欲しいと願うようになっていた。 その一方で渚は夢の内容に違和感を覚えていた。男性が自分の名前を知っていること、火事の原因は事故ではなく放火の可能性があること、その犯人が自分を救ってくれた男性の可能性があること……。 30歳の誕生日を迎えた日の夜、毎晩見続けていた悪夢が変化。渚を救った男性はハヤテという名前で彼女と同じ境遇だった。意気投合し、二人は夢の中で急接近。「正夢になる」と渚は確信した。だが、ハヤテは自分を殺そうとした犯人かもしれない。果たして彼は自分の「運命の人」か「犯罪者」か。悩んだ彼女は彼の正体を突き止めるため、ある行動を起こす。 一方、渚の婚約者である楓は彼女から夢の話を打ち明けられ呆然とする。悪夢のせいで精神を病んでしまったと思い込んだ楓は何とか彼女を救いたい一心である計画を実行する。 火事の原因は事故か?放火か? 放火だとしたら犯人は一体誰なのか? 三角関係の結末は? 渚、楓、ハヤテ。それぞれの思惑が交錯しながら進む、ラブストーリー×ミステリー×ファンタジー。 ロックバンド「スピッツ」の名曲「正夢」「渚」「楓」「ハヤテ」「運命の人」からインスピレーションを受けて書いた作品です。作中に曲のイメージを散りばめてみましたので、スピッツの曲を知っている方、好きな方にはその点も楽しんで頂けたら幸いです。 ※ミステリー初挑戦のため、雑なところや矛盾点があるかもしれませんが温かい目で見守って頂けると幸いです。

この満ち足りた匣庭の中で 二章―Moon of miniature garden―

至堂文斗
ミステリー
それこそが、赤い満月へと至るのだろうか―― 『満ち足りた暮らし』をコンセプトとして発展を遂げてきたニュータウン、満生台。 更なる発展を掲げ、電波塔計画が進められ……そして二〇一二年の八月、地図から消えた街。 鬼の伝承に浸食されていく混沌の街で、再び二週間の物語は幕を開ける。 古くより伝えられてきた、赤い満月が昇るその夜まで。 オートマティスム、鬼封じの池、『八〇二』の数字。 ムーンスパロー、周波数帯、デリンジャー現象。 ブラッドムーン、潮汐力、盈虧院……。 ほら、また頭の中に響いてくる鬼の声。 逃れられない惨劇へ向けて、私たちはただ日々を重ねていく――。 出題篇PV:https://www.youtube.com/watch?v=1mjjf9TY6Io

伏魔殿の闇 嘘をついているのは誰か?

ダジリ
ミステリー
ツインホテル事件以降、御神達は暫し平穏の時を過ごしていた。 しかし、ある日の放課後、ファミレスで食事をしていた御神達に南野浩平という大学生が御神の元を訪ねてきた。 主催者Xから南野に届いたのは殺人ダウト、通称「MD」の招待状。南野は自分の代わりに御神にMDの参加を依頼してきたのだ。 MDの参加プレイヤーは八人でプレイヤー全員は主催者X側が用意した自分自身のこれまでの人生に関する質問項目24個に事前に回答し、ゲーム最中に質問をプレイヤーがその中から一つ選び、八人全員が回答を発表しなければならない。 MDは一週間おきに合計三回行われ一ゲームに付き、質問は八回で各プレイヤーが順番に必ず一回ずつ質問を選ぶ。 プレイヤーは一回のゲームに付き、必ず嘘を二回付かなければならず、嘘の回答をしたプレイヤーをその任意に嘘を付いたプレイヤーも含め、プレイヤー同士が任意に「ダウト宣言」をし、その者を探り合うゲーム。 ライフポイントは予めプレイヤー全員に3ポイント配布され、プレイヤー同士は回答を読み合い、仮に嘘を見破ったら、ライフポイントが加算され、嘘を見破られたプレイヤーはライフポイントが減算され、プレイイヤー八人が騙した、騙されたで合計24ポイントの奪い合いだ。 ゲーム終了の時点でプレイヤーが持っているライフポイントが一番高い者が優勝、ゲーム最中やゲーム終了時点でライフポイントが0になった時点で、そのプレイヤーは敗者となり、プレイヤー八人の中に潜んでいる「フクマデン」によって殺害される。 御神は南野の要求を受け入れ、代わりにID名、「DAI」で参加する事になり、後日、第一回目のMDが開催された。 果たして、御神はMDを無事潜り抜けられるのだろうか? MDの敗者は殺されるのだろうか? フクマデンの正体を見破る事は出来るのだろうか? 最後まで騙されるストーリー展開―「伏魔殿の闇」

処理中です...