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プロローグ
婚約破棄.2
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「貴方とは今日、いえ今から赤の他人となります。跪きなさい。」
「そうよ、そうよこのエリス様がいながら平民のあばずれと出掛けるなんてあり得ないわ」
エリス、じゃなくメメリアル公爵令嬢は俺の元婚約者なんだ。とにかく我儘で、俺の顔が気に入ったといい婚約者にされた。でも公爵令嬢だから誰も注意出来ないある意味可哀想な人だ。そして取り巻きのアリーメ…、アナース…まっ、まあ仮に取り巻きAとしておこうかな。取り巻きAが言っている平民とは冒険者で生活しているセレナという俺が尊敬する幼馴染だ。ただ俺の顔に一目惚れしたメメリアル公爵令嬢がよく話すセレナに嫉妬して盗賊に襲わせたみたいで、もうこれ以上迷惑をかけたくなくて会う頻度を減らしてたまに一緒に出かけていたんだ。
それさえ、許されないのか。こんなやつの為に鍛錬していた事が恥ずかしい。
この国は女尊男卑というか、差別が少ないからこんなやつでも一応は剣聖で将来は第1王女殿下の近衛騎士団長になることが決まっている。そんな婚約者の横に並べるように近衛騎士団の方々や魔法師団に弟子入りして現近衛騎士団長に認められるようになった矢先に…婚約破棄か。俺の努力は何だったんだろうか。
といいうか、こんなに頑張るようになったきっかけは何だったかな?
いつからか、会えば暴言・暴力を振るわれもっと強くなれば愛してくれると思っていたみたいだ。まるで洗脳されていた、いやもう終わったことだ。今の学園には王族がいないから公爵令息、令嬢が権力を持っている=嫌われたら終わりと言う、だから冒険者にでもなって父さん達に迷惑をかけないようにするか。
そうと決まれば元気が出てきた。
ギルドへやってきた。この国には冒険者ギルド、商業ギルド、生産ギルドがあり、冒険者ギルドはお金を積めば誰でも依頼できる。だから、最低のFランクでも依頼を受けることが出来る。ランクはF.E.D.C.B.A.S.SS.SSSランクがあり、SS.SSSランクは国に1人居ると災害が来ても安心と言われるぐらい強く世界に8人しかいない。会えるだけでも奇跡と言われるぐらいだ。
「そうよ、そうよこのエリス様がいながら平民のあばずれと出掛けるなんてあり得ないわ」
エリス、じゃなくメメリアル公爵令嬢は俺の元婚約者なんだ。とにかく我儘で、俺の顔が気に入ったといい婚約者にされた。でも公爵令嬢だから誰も注意出来ないある意味可哀想な人だ。そして取り巻きのアリーメ…、アナース…まっ、まあ仮に取り巻きAとしておこうかな。取り巻きAが言っている平民とは冒険者で生活しているセレナという俺が尊敬する幼馴染だ。ただ俺の顔に一目惚れしたメメリアル公爵令嬢がよく話すセレナに嫉妬して盗賊に襲わせたみたいで、もうこれ以上迷惑をかけたくなくて会う頻度を減らしてたまに一緒に出かけていたんだ。
それさえ、許されないのか。こんなやつの為に鍛錬していた事が恥ずかしい。
この国は女尊男卑というか、差別が少ないからこんなやつでも一応は剣聖で将来は第1王女殿下の近衛騎士団長になることが決まっている。そんな婚約者の横に並べるように近衛騎士団の方々や魔法師団に弟子入りして現近衛騎士団長に認められるようになった矢先に…婚約破棄か。俺の努力は何だったんだろうか。
といいうか、こんなに頑張るようになったきっかけは何だったかな?
いつからか、会えば暴言・暴力を振るわれもっと強くなれば愛してくれると思っていたみたいだ。まるで洗脳されていた、いやもう終わったことだ。今の学園には王族がいないから公爵令息、令嬢が権力を持っている=嫌われたら終わりと言う、だから冒険者にでもなって父さん達に迷惑をかけないようにするか。
そうと決まれば元気が出てきた。
ギルドへやってきた。この国には冒険者ギルド、商業ギルド、生産ギルドがあり、冒険者ギルドはお金を積めば誰でも依頼できる。だから、最低のFランクでも依頼を受けることが出来る。ランクはF.E.D.C.B.A.S.SS.SSSランクがあり、SS.SSSランクは国に1人居ると災害が来ても安心と言われるぐらい強く世界に8人しかいない。会えるだけでも奇跡と言われるぐらいだ。
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