11 / 37
いつもの君に恋してる《白亜編》
王子様は、琥太郎なんだよなぁ*《11》
しおりを挟むアレの話しになると、呆れたり、やれやれだったり。
でも、可愛い可愛い、ちょっとアホな僕の恋人。
「琥太郎のバーカ」
解んないんだなぁ。まあ、解らないようにしてるんだけど。あの最中だって、演技…まではいかないけど、するよね?僕がぶっちゃけて言えば、うん、過剰表現すると、琥太郎が、してる最中でも喜ぶのが解るんだ。
熱く、琥太郎の海綿体に血が通う感じ、解る。膨らんで、大きくなって、ジェルがなければひとつになってしまいそうな陶酔感。
まあ、通常モードも確かにデカいけど。長ナスの真ちゃんほどじゃない。
あ、育ちすぎの特売のズッキーニか。
でもさ、アソコの大きさなんて、好きな人のモノかどうかなんだよね。やけにこだわるヒトいるけどさ。したかったら出来るくらいでいいんじゃないかなぁ。
それに、好きじゃないヒトのアソコなんてただのソーセージと同じ。気にもならない。まあ、『まあご立派』っていう真ちゃんは除く。
僕は琥太郎としてるとき、琥太郎が心地良さそうにしていないと気持ち良くなれない。
《今日の反省》
その日、めちゃくちゃした。
最後まで、入れた。
めちゃくちゃ良かった。意識飛ばした。僕は乱れると相当にエロいらしい。いちいち覚えちゃいねぇよ、そんなこと。
「きもちいいのぉ!ああっいいっそこいいのぉっ!」
とか、
「琥太郎の大きいのはやくぅ!やぁんっ大きいくて熱いの、いいっ!」
……とかさぁ
「やだぁあ!いじわるしないでぇ、はやくぅ!でる、でちゃうからぁ!」
………とかさぁ
琥太郎曰く、だがあげたらキリがない……。まったく。
嬉々として自分の真っ最中を感情移入して語られる僕は、穴があったら入りたいよ。
でも、琥太郎なら、いい。でも、最後に言うことは、いつも同じみたい。自分でも解る。
『………僕の王子様は、琥太郎だよ』
10
お気に入りに追加
10
あなたにおすすめの小説
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。



ある辺境伯の後悔
だましだまし
恋愛
妻セディナを愛する辺境伯ルブラン・レイナーラ。
父親似だが目元が妻によく似た長女と
目元は自分譲りだが母親似の長男。
愛する妻と妻の容姿を受け継いだ可愛い子供たちに囲まれ彼は誰よりも幸せだと思っていた。
愛しい妻が次女を産んで亡くなるまでは…。
悪役令嬢でも素材はいいんだから楽しく生きなきゃ損だよね!
ペトラ
恋愛
ぼんやりとした意識を覚醒させながら、自分の置かれた状況を考えます。ここは、この世界は、途中まで攻略した乙女ゲームの世界だと思います。たぶん。
戦乙女≪ヴァルキュリア≫を育成する学園での、勉強あり、恋あり、戦いありの恋愛シミュレーションゲーム「ヴァルキュリア デスティニー~恋の最前線~」通称バル恋。戦乙女を育成しているのに、なぜか共学で、男子生徒が目指すのは・・・なんでしたっけ。忘れてしまいました。とにかく、前世の自分が死ぬ直前まではまっていたゲームの世界のようです。
前世は彼氏いない歴イコール年齢の、ややぽっちゃり(自己診断)享年28歳歯科衛生士でした。
悪役令嬢でもナイスバディの美少女に生まれ変わったのだから、人生楽しもう!というお話。
他サイトに連載中の話の改訂版になります。

王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。

甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。
海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。
ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。
「案外、本当に君以外いないかも」
「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」
「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」
そのドクターの甘さは手加減を知らない。
【登場人物】
末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。
恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる?
田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い?
【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる