いつか帰ってくるよと君は泣いた

カシューナッツ

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いつもの君に恋してる《白亜編》

王子様は、琥太郎なんだよなぁ*《11》

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アレの話しになると、呆れたり、やれやれだったり。
でも、可愛い可愛い、ちょっとアホな僕の恋人。

「琥太郎のバーカ」

解んないんだなぁ。まあ、解らないようにしてるんだけど。あの最中だって、演技…まではいかないけど、するよね?僕がぶっちゃけて言えば、うん、過剰表現すると、琥太郎が、してる最中でも喜ぶのが解るんだ。

熱く、琥太郎の海綿体に血が通う感じ、解る。膨らんで、大きくなって、ジェルがなければひとつになってしまいそうな陶酔感。

まあ、通常モードも確かにデカいけど。長ナスの真ちゃんほどじゃない。
あ、育ちすぎの特売のズッキーニか。



でもさ、アソコの大きさなんて、好きな人のモノかどうかなんだよね。やけにこだわるヒトいるけどさ。したかったら出来るくらいでいいんじゃないかなぁ。

それに、好きじゃないヒトのアソコなんてただのソーセージと同じ。気にもならない。まあ、『まあご立派』っていう真ちゃんは除く。




僕は琥太郎としてるとき、琥太郎が心地良さそうにしていないと気持ち良くなれない。






《今日の反省》

その日、めちゃくちゃした。
最後まで、入れた。

めちゃくちゃ良かった。意識飛ばした。僕は乱れると相当にエロいらしい。いちいち覚えちゃいねぇよ、そんなこと。



「きもちいいのぉ!ああっいいっそこいいのぉっ!」

とか、

「琥太郎の大きいのはやくぅ!やぁんっ大きいくて熱いの、いいっ!」

……とかさぁ

「やだぁあ!いじわるしないでぇ、はやくぅ!でる、でちゃうからぁ!」

………とかさぁ

琥太郎曰く、だがあげたらキリがない……。まったく。
嬉々として自分の真っ最中を感情移入して語られる僕は、穴があったら入りたいよ。

でも、琥太郎なら、いい。でも、最後に言うことは、いつも同じみたい。自分でも解る。




『………僕の王子様は、琥太郎だよ』
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