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晩御飯と談話(いっぱい食べる貴方も好き、でもマナーは覚えよう!)
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「いただきまぁす!」
前夜の私の仕草を覚えたのか、ぱぁん! と良い音を立てて手を合わせたベルセさんは、元気いっぱいの笑顔の笑顔もままそう言うと、スープ皿をむんずと掴み、そのままお皿の端に口をつけて一気に飲み干した。
そう、文字通りぐびぐびと飲み干した。
「美味しい!」
本当に美味しかったのだろう。口の周りにいっぱいシチューの滴りをつけたまま、お皿から口を離し、満面の笑みを浮かべたベルセさんは、シチューの水分の部分だけを先に飲み干したようで、お皿に残った野菜やお肉を食べ始めた。
お皿を抱え、ぎゅっと拳を握った形でスプーンを使い、お皿に残った野菜とお肉を口いっぱいに掻っ込む姿は本当にお腹を減らした大型犬らしい。
が、まぁ、マナー違反も甚だしいことこの上ない。
百年の恋も醒めるってもんである。
(恋が醒めるどころか、まだ始まってもないんだけど)
そう、まだ恋は始まってないのだ、イケメンだけど! 可愛いけれど!
(胸躍る恋人な関係でも、番としてのイチャイチャな関係でもなくて、身元引受人と観察保護課の獣人だもんなぁ)
そう、だとすれば、私がやらなければならないことはただ一つ!
「ベルセさん」
「ふぁに(なに)?」
口いっぱいにほおばっているベルセさんの視線がこちらに向いたのを確認して、私は自分のスプーンをもっている手を見せた。
「スプーンの持ち方はこうですよ」
それを見て、聞いた彼は、抱えていたお皿から手を離すと、私の手と自分の手を見比べ、スプーンを持ち直す。
「……こう?」
ちゃんと出来ているのを確認して、私は頷く。
「はい。それから、パンはそのまま食いつかず、こうして一口の大きさにちぎって食べます。お肉は、こうしてナイフとフォークで一口の大きさに切ってから食べましょう?」
それには、ベルセさんは大きく目を開き、きょろきょろと自分の傍に用意されたカトラリーと私の手元を見て、それから首を傾げた。
「……これ、全部使って食べるって事?」
「はい」
頷いた私に、ナイフとフォークを手にしたベルセさんは感心したように言う。
「へぇ~、これしか見た事なかった。なんで武器が置いてあるんだろうって思ってたけど、そうなんだ! 持ち方、これでいい?」
そう言って、私の方にぎこちなく盛ったスプーンを突き出したベルセさんに、私はツキンとした胸の痛みを感じ、つい、確認する。
「もしかして、スプーンしか知らなかった?」
「うん。持ち方? も、初めて知った」
私の真似をしてスプーンの持ち方を変えたせいで、何度もすくっては落としを繰り返し、これ、難しいなぁと試行錯誤しながらも、ベルセさんは答えてくれる。
「こんな風にとがったやつとか、切るためのやつとか、使ったことない。父さんと母さんと一緒に住んでいた時も、使ってなかった。きっと、こんなにたくさん食べる物がある事もなかったから、必要なかったんだな」
そう言いながら、スプーンの上にてんこ盛り、ものすごく絶妙なバランスでもりもり乗った野菜とお肉を、慎重に口に近づけ、最終的には口から迎えに行ったベルセさんはそれを何度か噛んだだけでゴクン、と飲み込んだ。
「いままで、飯は飼い主のところにいるときは、朝と晩に一回。こんな柔らかいパンじゃなくて固いパンと、それから野菜と肉が少しだけ浮いたスープだけだったし、飼い主から雇い主のところに貸し出されているときは、依頼をこなしている合間に、支給された硬い携帯用のパンと干し肉を食ってたよ。あ、たまに気前のいい雇い主にあたると、酒とか、でかい肉とかもくれたけど、他の奴と奪い合いだったから手づかみの方が早くて一杯食えたんだ」
「……え? それって……」
「だから、こうやって誰にもとられないで食べられるのも、温かくておいしいご飯も本当に久しぶり! キルシュちゃんのご飯、すげーおいしい! 最高!」
それだけ言って、今度は手づかみでチキンステーキを持ち上げようとし、呆けている私の顔を見て慌ててフォークとナイフを持って、首を傾げながら肉に突き刺す。
それから何度か首を傾げ、結局両の手に持ったフォークとナイフで串刺しにされたお肉に直接噛みついたベルセさんの姿に、私はあの言葉を思い出す。
――彼の生い立ちを、私達が話すわけには来ません。
(……どんな生活を、彼は送って来たんだろう……)
まだ何も聞いていない、彼の事。
けれど、彼の生い立ちが、生育環境が、どんなものだったのか、食事をしている様子から垣間見れる。
そもそも『飼い主』『雇い主』が同時に存在していること自体がおかしいのだ。
東の国タン・アレスは、身分制度の厳しい世界だと聞いた、種族としては獣人がトップ。しかしその獣人にも細かく厳しくランク付けがされている国。
目の前の彼には、何にもない。
がりがり、とは言わないまでも、冒険者としては痩せた体。
今は清潔な衣類を身に着けているけれど、薄っぺらい鎧と衣類。
ようやく見つけた運命の番よりも、国から逃げることを選ばざるを得ない境遇。
それは、どれだけ過酷な環境だっただろうか。
そう思って、私ははっとする。
(ダメダメ、勝手な憶測で物事を考えて、勝手に同情なんかしちゃ)
ぶるぶるっと頭を軽く振って顔を上げると、心配げにこちらを見ているベルセさんの顔があった。
「キルシュちゃん、どうかした?」
「いいえ」
フルフルっと頭を振って、私は勤めてにこやかな笑顔を作った。
「お食事のマナーをどうやって覚えてもらおうかと思いまして」
「マナー?」
「はい。こうしてお肉を切って食べる事、スープはお皿から食べずにスプーンを使って食べる事。こちらで暮らすのであれば、覚えておかないと、一緒にお出かけして外食する時にも困りますから」
「一緒にお出かけ!?」
私の言葉を聞き、ばん! と椅子を斃す勢いでその場に立ったベルセさんは、耳をピーンと立て、尻尾をさらにぶんぶんと振り、目をキラキラと輝かせた。
「キルシュさんと一緒にいられるなら、勉強は苦手だけど、俺、頑張ってなんでも覚えるよ!」
その言葉に、私は頷く。
「では、今日から、少しずつでいいから始めていきましょうね」
「うん!」
「じゃあ座って食事を食べてください。お食事の時にそうやって立つのは良くないです」
「わかった!」
倒れた椅子を元に戻し、椅子に座って、見よう見まねでナイフとフォークを手に取り、歯型のついたお肉と向き合うベルセさんの姿に微笑ましいものを感じながら、私も、目の前に並べた少し冷め始めた食事を取り始めた。
前夜の私の仕草を覚えたのか、ぱぁん! と良い音を立てて手を合わせたベルセさんは、元気いっぱいの笑顔の笑顔もままそう言うと、スープ皿をむんずと掴み、そのままお皿の端に口をつけて一気に飲み干した。
そう、文字通りぐびぐびと飲み干した。
「美味しい!」
本当に美味しかったのだろう。口の周りにいっぱいシチューの滴りをつけたまま、お皿から口を離し、満面の笑みを浮かべたベルセさんは、シチューの水分の部分だけを先に飲み干したようで、お皿に残った野菜やお肉を食べ始めた。
お皿を抱え、ぎゅっと拳を握った形でスプーンを使い、お皿に残った野菜とお肉を口いっぱいに掻っ込む姿は本当にお腹を減らした大型犬らしい。
が、まぁ、マナー違反も甚だしいことこの上ない。
百年の恋も醒めるってもんである。
(恋が醒めるどころか、まだ始まってもないんだけど)
そう、まだ恋は始まってないのだ、イケメンだけど! 可愛いけれど!
(胸躍る恋人な関係でも、番としてのイチャイチャな関係でもなくて、身元引受人と観察保護課の獣人だもんなぁ)
そう、だとすれば、私がやらなければならないことはただ一つ!
「ベルセさん」
「ふぁに(なに)?」
口いっぱいにほおばっているベルセさんの視線がこちらに向いたのを確認して、私は自分のスプーンをもっている手を見せた。
「スプーンの持ち方はこうですよ」
それを見て、聞いた彼は、抱えていたお皿から手を離すと、私の手と自分の手を見比べ、スプーンを持ち直す。
「……こう?」
ちゃんと出来ているのを確認して、私は頷く。
「はい。それから、パンはそのまま食いつかず、こうして一口の大きさにちぎって食べます。お肉は、こうしてナイフとフォークで一口の大きさに切ってから食べましょう?」
それには、ベルセさんは大きく目を開き、きょろきょろと自分の傍に用意されたカトラリーと私の手元を見て、それから首を傾げた。
「……これ、全部使って食べるって事?」
「はい」
頷いた私に、ナイフとフォークを手にしたベルセさんは感心したように言う。
「へぇ~、これしか見た事なかった。なんで武器が置いてあるんだろうって思ってたけど、そうなんだ! 持ち方、これでいい?」
そう言って、私の方にぎこちなく盛ったスプーンを突き出したベルセさんに、私はツキンとした胸の痛みを感じ、つい、確認する。
「もしかして、スプーンしか知らなかった?」
「うん。持ち方? も、初めて知った」
私の真似をしてスプーンの持ち方を変えたせいで、何度もすくっては落としを繰り返し、これ、難しいなぁと試行錯誤しながらも、ベルセさんは答えてくれる。
「こんな風にとがったやつとか、切るためのやつとか、使ったことない。父さんと母さんと一緒に住んでいた時も、使ってなかった。きっと、こんなにたくさん食べる物がある事もなかったから、必要なかったんだな」
そう言いながら、スプーンの上にてんこ盛り、ものすごく絶妙なバランスでもりもり乗った野菜とお肉を、慎重に口に近づけ、最終的には口から迎えに行ったベルセさんはそれを何度か噛んだだけでゴクン、と飲み込んだ。
「いままで、飯は飼い主のところにいるときは、朝と晩に一回。こんな柔らかいパンじゃなくて固いパンと、それから野菜と肉が少しだけ浮いたスープだけだったし、飼い主から雇い主のところに貸し出されているときは、依頼をこなしている合間に、支給された硬い携帯用のパンと干し肉を食ってたよ。あ、たまに気前のいい雇い主にあたると、酒とか、でかい肉とかもくれたけど、他の奴と奪い合いだったから手づかみの方が早くて一杯食えたんだ」
「……え? それって……」
「だから、こうやって誰にもとられないで食べられるのも、温かくておいしいご飯も本当に久しぶり! キルシュちゃんのご飯、すげーおいしい! 最高!」
それだけ言って、今度は手づかみでチキンステーキを持ち上げようとし、呆けている私の顔を見て慌ててフォークとナイフを持って、首を傾げながら肉に突き刺す。
それから何度か首を傾げ、結局両の手に持ったフォークとナイフで串刺しにされたお肉に直接噛みついたベルセさんの姿に、私はあの言葉を思い出す。
――彼の生い立ちを、私達が話すわけには来ません。
(……どんな生活を、彼は送って来たんだろう……)
まだ何も聞いていない、彼の事。
けれど、彼の生い立ちが、生育環境が、どんなものだったのか、食事をしている様子から垣間見れる。
そもそも『飼い主』『雇い主』が同時に存在していること自体がおかしいのだ。
東の国タン・アレスは、身分制度の厳しい世界だと聞いた、種族としては獣人がトップ。しかしその獣人にも細かく厳しくランク付けがされている国。
目の前の彼には、何にもない。
がりがり、とは言わないまでも、冒険者としては痩せた体。
今は清潔な衣類を身に着けているけれど、薄っぺらい鎧と衣類。
ようやく見つけた運命の番よりも、国から逃げることを選ばざるを得ない境遇。
それは、どれだけ過酷な環境だっただろうか。
そう思って、私ははっとする。
(ダメダメ、勝手な憶測で物事を考えて、勝手に同情なんかしちゃ)
ぶるぶるっと頭を軽く振って顔を上げると、心配げにこちらを見ているベルセさんの顔があった。
「キルシュちゃん、どうかした?」
「いいえ」
フルフルっと頭を振って、私は勤めてにこやかな笑顔を作った。
「お食事のマナーをどうやって覚えてもらおうかと思いまして」
「マナー?」
「はい。こうしてお肉を切って食べる事、スープはお皿から食べずにスプーンを使って食べる事。こちらで暮らすのであれば、覚えておかないと、一緒にお出かけして外食する時にも困りますから」
「一緒にお出かけ!?」
私の言葉を聞き、ばん! と椅子を斃す勢いでその場に立ったベルセさんは、耳をピーンと立て、尻尾をさらにぶんぶんと振り、目をキラキラと輝かせた。
「キルシュさんと一緒にいられるなら、勉強は苦手だけど、俺、頑張ってなんでも覚えるよ!」
その言葉に、私は頷く。
「では、今日から、少しずつでいいから始めていきましょうね」
「うん!」
「じゃあ座って食事を食べてください。お食事の時にそうやって立つのは良くないです」
「わかった!」
倒れた椅子を元に戻し、椅子に座って、見よう見まねでナイフとフォークを手に取り、歯型のついたお肉と向き合うベルセさんの姿に微笑ましいものを感じながら、私も、目の前に並べた少し冷め始めた食事を取り始めた。
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