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45 獅子族の罪
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「この長い嘘の始まりですが……先代神子様は、ひとりの青年と恋に落ちておりました」
先代神子は、当時は今よりも数が多かった狼族の青年と見合いの場で知り合い、運命と巡り合ったかの如く惹かれ合った。当時は猫族の獣王が帝国を治めていて、恋する二人を羨ましいと思って見ながらも、二人の意思を尊重して結婚を認めてくれた。何故なら――。
「神話の中で神が付けた条件は、『神子が愛する者との子が、次の獣王になる』なのです。つまり、神子の番いは神子が愛する者でなければならない。これを破った場合、世界は再び滅びへと向かうのです」
獣王が言った途端、ザワザワッと周囲にいた人たちが騒ぎ始めた。え? なになに? 訳が分からなくてグイードを振り返ると、難しい顔をしたグイードが補足説明してくれた。
「オレが聞いている神話には、そんなものはなかった。ただ単に、神子の子が獣王になる、としか聞いてない」
「え、それって……愛する者との子って部分がいつの間にか省かれていたってこと?」
「その通りです、神子様」
俺の問いかけには、膝を突いたままの獣王が答えた。
「先代神子の時代までは、神子様が愛する相手であることが常識であったのです。ですが、この時獅子族の代表であった男が神子様を諦め切れず、神子様を拉致、監禁。無理やり手籠めにしてしまったのです」
当然、突然神子を攫われた狼族の青年は神子を探した。だけど、探している最中に獅子族の刺客にやられ、帰らぬ人となってしまう。愛する青年との再会だけを励みに必死で抵抗を続けていた神子の前に、一向に自分になびかないことに苛立った獅子族の男が投げて寄越したもの。
それは、愛する青年の首、だった。
「なんて酷いことを……!」
獣王が、重々しく頷く。
「唯一の心の支えであった青年の死を目の当たりにした神子様は、気が触れておしまいになられました。以来、何も見ず、何も反応せず、人形のようになってしまわれたという記録が残っております」
「当たり前だよ……!」
俺も、宰相に同じようなことをされるところだったんだ。とてもじゃないけど他人事には思えなかった。
「それでも獅子族の男は、諦め切れませんでした。連日神子様を大量の媚薬を用いて犯し続けたそうです」
あまりの内容に、誰もが言葉を失っていた。宰相だけが、ギラギラとした目を獣王に向けている。
「表向きに神子様が行方不明になられてから一年ほど経ちましたが、瑞兆が現れた暫くの後、神子様がご懐妊されたという報告と共に獅子族の男が獣王城へやって参りました。猫族の獣王は懐疑的で、狼族の青年の姿が見えないことについても言及しましたが、獅子族の男は『狼族の青年が突如いなくなり、傷心で病んでしまわれた神子様を自分が癒やして差し上げた』とのたまったのです」
反吐が出そうな内容に、思わず毒づいた。
「最低だな」
「仰る通りです。ですが、当時の常識では、愛する者との間にしか子はできないとありました。つまり、神子様は事実獅子族の男に思いを寄せている、と判断されたのです」
獣王が、忌々しげに吐き捨てるように続ける。
「実際のところは、媚薬で酩酊させられた神子が閨の相手を狼族の青年と錯覚したのだろうと見られております。何故そう言えるかというと、獅子の子を産み落とした神子様は、己の子を見た瞬間完全に発狂し、一度も子を腕に抱くことのないまま命を断たれてしまわれたからです」
「……可哀想に」
他に、何と言っていいのか分からないくらい悲しくなった。お腹の中で育っている間は、愛する相手との子だと思えていたのかもしれない。なのに出てきた子は別の種族の子で。さぞや恐ろしかっただろう。さぞや悔しかっただろうと思う。
目を伏せながら、獣王は語る。
「獅子族の子は、次代獣王として猫族の獣王の元で教育を受けた後、獣王の座を引き継ぎました。そして獅子族の男は、宰相として子の補佐に就いたのです」
「えっ、宰相?」
こくりと獣王が頷いた。
「狼族を激しく憎んだ宰相は、狼族を意図的に帝都の外に追い出しにかかりました。以前は時と場合により獣化することも可とされていたものが、獣化したら恥ずかしいものだという常識を帝都に植え付けたのはこの時代です。こうして獣化の人口が多い狼族を筆頭とした種族は、人化できる者以外、帝都へ入ることが叶わなくなりました」
「酷い以外の言葉がないんだけど」
「仰る通りとしか……。そして愛した神子は命を落としたものの、これで未来は安泰だと思っていた宰相ですが、ここで誤算がありました」
まだあるのか。聞いているだけで叫びたくなるくらい胸が締め付けられているっていうのに。
「誤算?」
「はい。神子様の血を濃く受け継ぐ身体は、本来であれば百年の時を若々しい状態で生きることができます」
嫌な予感がした。多分、俺の予想は当たってる。顔をしかめて、獣王の言葉を待った。
「ですが、獣王は普通のその他の獣人と同じように年を取っていってしまったのです」
事情を知らなかった獣王は、父である宰相を問い詰めた。そこで初めて語られた父が犯した重罪に、獣王は夢であってほしいと心の底から願ったんだそうだ。
「神子様の血がお前に流れているのは事実だ。だから堂々と胸を張っていけ」と父である宰相に言われたものの、国民だけでなく神をも欺いている罪悪感が拭えず、獣王は黄金の仮面を作り、老いていく自分の顔を隠した。
老いていく姿は、宝珠の加護を受けられなかった証拠そのもの。獣王自身には何の罪がなくても、直視することは難しかったんだ。
「やがて徐々に老いを隠せなくなってきた獣王の前に、宰相と宰相の補佐となった腹違いの弟が、姿形が若かりし頃の獣王に似通った全く血縁関係にない、獅子族の男を連れてきました」
それまで固唾を呑んで話を聞いていた人たちが、ざわつき始める。そりゃ当然だ。俺だって驚きで声が出ないだけで、「お前ら本当何やってんの?」って言いたいもん。
「それが私の祖父です」
獣王の静かな目が、俺に向けられた。
「祖父がどうしてこんなとんでもない役を引き受けることになったのかは分かりません。ですが父の代になった頃には、すでに私の一族は獣国を欺く重罪人一家と成り果てておりました。当然のことながら、私にも後を継ぐ以外の選択肢は残されておらず……」
獣王が、転がって睨みつけてきている宰相を見る。
「そこにいる宰相は、先代神子様を狂わせた男の孫にあたる者です。獣王である私たちを、ひいては獣国を裏から操り我が物としました。獅子族至上主義を押し進め、一度獣化が進んだ他種族が神子様の寵愛を受けて返り咲かないよう他種族間での婚姻を禁ずる法を制定したのも、宰相一家が牛耳るようになってからです。重罪人であることに間違いはないでしょう」
あっ! 例の謎法律の話じゃん!
「えっ、その法律ってそういう意味だったの?」
「はい。獣化が進んだ種族が競争から弾かれれば、競争相手が減りますから」
「むー! うー!」
再び宰相が喚き始めたところで、獣王が「喋らせろ」と指示をした。兵が口に噛ませていた布を取ると、宰相はここぞとばかりに怒鳴り始める。
「獅子族の獣王が先代神子の子であったことは確かなのだぞ! それを乗っ取ったお前たち一族こそが重罪人だ!」
「そうですね、そうだと思います」
獣王はあくまで静かに受け答えする。
「我々は次の神子降臨まで、国を守ったのだぞ! それを重罪人とは何だ!」
「守ったのは、獅子族の特権だけでしょう」
「お前もその特権を享受していたではないかッ!」
宰相の言葉に、獣王は頷いた。
「その通りです。苦しくて辛くて長い時間でした。だが、ようやくこれで解放される」
「貴様――ッ!」
暴れまくる宰相に、獣王が薄く笑いかける。手をスッと伸ばすと、獣王の手から闇の触手がブワッと伸びていき、「うわあああっ!」と叫ぶ宰相に襲いかかった。球体になった闇に包まれた宰相の声が、ピタリと止まる。
あ、これ俺が連れ去られたやつと同じのだ。
獣王がくるりと振り向いた。スッキリとした爽快な表情って言えばいいんだろうか。憑き物が落ちたようなその顔を見て、獣王は心底自分を偽り続けている今の状況が嫌だったんだと分かった。……この人も犠牲者じゃないか。そりゃいつも浮かない顔をしてた筈だよ。
「神子様。死罪でも何でも、何なりと申し付けて下さい。全ての罪を認め、抵抗は致しませぬ故」
「えっ?」
再び額を付けて叩頭してしまった獣王。俺は困って困って困り果てて――。
「あ、じゃあこうしよう!」
ポン、と手を叩いた。
先代神子は、当時は今よりも数が多かった狼族の青年と見合いの場で知り合い、運命と巡り合ったかの如く惹かれ合った。当時は猫族の獣王が帝国を治めていて、恋する二人を羨ましいと思って見ながらも、二人の意思を尊重して結婚を認めてくれた。何故なら――。
「神話の中で神が付けた条件は、『神子が愛する者との子が、次の獣王になる』なのです。つまり、神子の番いは神子が愛する者でなければならない。これを破った場合、世界は再び滅びへと向かうのです」
獣王が言った途端、ザワザワッと周囲にいた人たちが騒ぎ始めた。え? なになに? 訳が分からなくてグイードを振り返ると、難しい顔をしたグイードが補足説明してくれた。
「オレが聞いている神話には、そんなものはなかった。ただ単に、神子の子が獣王になる、としか聞いてない」
「え、それって……愛する者との子って部分がいつの間にか省かれていたってこと?」
「その通りです、神子様」
俺の問いかけには、膝を突いたままの獣王が答えた。
「先代神子の時代までは、神子様が愛する相手であることが常識であったのです。ですが、この時獅子族の代表であった男が神子様を諦め切れず、神子様を拉致、監禁。無理やり手籠めにしてしまったのです」
当然、突然神子を攫われた狼族の青年は神子を探した。だけど、探している最中に獅子族の刺客にやられ、帰らぬ人となってしまう。愛する青年との再会だけを励みに必死で抵抗を続けていた神子の前に、一向に自分になびかないことに苛立った獅子族の男が投げて寄越したもの。
それは、愛する青年の首、だった。
「なんて酷いことを……!」
獣王が、重々しく頷く。
「唯一の心の支えであった青年の死を目の当たりにした神子様は、気が触れておしまいになられました。以来、何も見ず、何も反応せず、人形のようになってしまわれたという記録が残っております」
「当たり前だよ……!」
俺も、宰相に同じようなことをされるところだったんだ。とてもじゃないけど他人事には思えなかった。
「それでも獅子族の男は、諦め切れませんでした。連日神子様を大量の媚薬を用いて犯し続けたそうです」
あまりの内容に、誰もが言葉を失っていた。宰相だけが、ギラギラとした目を獣王に向けている。
「表向きに神子様が行方不明になられてから一年ほど経ちましたが、瑞兆が現れた暫くの後、神子様がご懐妊されたという報告と共に獅子族の男が獣王城へやって参りました。猫族の獣王は懐疑的で、狼族の青年の姿が見えないことについても言及しましたが、獅子族の男は『狼族の青年が突如いなくなり、傷心で病んでしまわれた神子様を自分が癒やして差し上げた』とのたまったのです」
反吐が出そうな内容に、思わず毒づいた。
「最低だな」
「仰る通りです。ですが、当時の常識では、愛する者との間にしか子はできないとありました。つまり、神子様は事実獅子族の男に思いを寄せている、と判断されたのです」
獣王が、忌々しげに吐き捨てるように続ける。
「実際のところは、媚薬で酩酊させられた神子が閨の相手を狼族の青年と錯覚したのだろうと見られております。何故そう言えるかというと、獅子の子を産み落とした神子様は、己の子を見た瞬間完全に発狂し、一度も子を腕に抱くことのないまま命を断たれてしまわれたからです」
「……可哀想に」
他に、何と言っていいのか分からないくらい悲しくなった。お腹の中で育っている間は、愛する相手との子だと思えていたのかもしれない。なのに出てきた子は別の種族の子で。さぞや恐ろしかっただろう。さぞや悔しかっただろうと思う。
目を伏せながら、獣王は語る。
「獅子族の子は、次代獣王として猫族の獣王の元で教育を受けた後、獣王の座を引き継ぎました。そして獅子族の男は、宰相として子の補佐に就いたのです」
「えっ、宰相?」
こくりと獣王が頷いた。
「狼族を激しく憎んだ宰相は、狼族を意図的に帝都の外に追い出しにかかりました。以前は時と場合により獣化することも可とされていたものが、獣化したら恥ずかしいものだという常識を帝都に植え付けたのはこの時代です。こうして獣化の人口が多い狼族を筆頭とした種族は、人化できる者以外、帝都へ入ることが叶わなくなりました」
「酷い以外の言葉がないんだけど」
「仰る通りとしか……。そして愛した神子は命を落としたものの、これで未来は安泰だと思っていた宰相ですが、ここで誤算がありました」
まだあるのか。聞いているだけで叫びたくなるくらい胸が締め付けられているっていうのに。
「誤算?」
「はい。神子様の血を濃く受け継ぐ身体は、本来であれば百年の時を若々しい状態で生きることができます」
嫌な予感がした。多分、俺の予想は当たってる。顔をしかめて、獣王の言葉を待った。
「ですが、獣王は普通のその他の獣人と同じように年を取っていってしまったのです」
事情を知らなかった獣王は、父である宰相を問い詰めた。そこで初めて語られた父が犯した重罪に、獣王は夢であってほしいと心の底から願ったんだそうだ。
「神子様の血がお前に流れているのは事実だ。だから堂々と胸を張っていけ」と父である宰相に言われたものの、国民だけでなく神をも欺いている罪悪感が拭えず、獣王は黄金の仮面を作り、老いていく自分の顔を隠した。
老いていく姿は、宝珠の加護を受けられなかった証拠そのもの。獣王自身には何の罪がなくても、直視することは難しかったんだ。
「やがて徐々に老いを隠せなくなってきた獣王の前に、宰相と宰相の補佐となった腹違いの弟が、姿形が若かりし頃の獣王に似通った全く血縁関係にない、獅子族の男を連れてきました」
それまで固唾を呑んで話を聞いていた人たちが、ざわつき始める。そりゃ当然だ。俺だって驚きで声が出ないだけで、「お前ら本当何やってんの?」って言いたいもん。
「それが私の祖父です」
獣王の静かな目が、俺に向けられた。
「祖父がどうしてこんなとんでもない役を引き受けることになったのかは分かりません。ですが父の代になった頃には、すでに私の一族は獣国を欺く重罪人一家と成り果てておりました。当然のことながら、私にも後を継ぐ以外の選択肢は残されておらず……」
獣王が、転がって睨みつけてきている宰相を見る。
「そこにいる宰相は、先代神子様を狂わせた男の孫にあたる者です。獣王である私たちを、ひいては獣国を裏から操り我が物としました。獅子族至上主義を押し進め、一度獣化が進んだ他種族が神子様の寵愛を受けて返り咲かないよう他種族間での婚姻を禁ずる法を制定したのも、宰相一家が牛耳るようになってからです。重罪人であることに間違いはないでしょう」
あっ! 例の謎法律の話じゃん!
「えっ、その法律ってそういう意味だったの?」
「はい。獣化が進んだ種族が競争から弾かれれば、競争相手が減りますから」
「むー! うー!」
再び宰相が喚き始めたところで、獣王が「喋らせろ」と指示をした。兵が口に噛ませていた布を取ると、宰相はここぞとばかりに怒鳴り始める。
「獅子族の獣王が先代神子の子であったことは確かなのだぞ! それを乗っ取ったお前たち一族こそが重罪人だ!」
「そうですね、そうだと思います」
獣王はあくまで静かに受け答えする。
「我々は次の神子降臨まで、国を守ったのだぞ! それを重罪人とは何だ!」
「守ったのは、獅子族の特権だけでしょう」
「お前もその特権を享受していたではないかッ!」
宰相の言葉に、獣王は頷いた。
「その通りです。苦しくて辛くて長い時間でした。だが、ようやくこれで解放される」
「貴様――ッ!」
暴れまくる宰相に、獣王が薄く笑いかける。手をスッと伸ばすと、獣王の手から闇の触手がブワッと伸びていき、「うわあああっ!」と叫ぶ宰相に襲いかかった。球体になった闇に包まれた宰相の声が、ピタリと止まる。
あ、これ俺が連れ去られたやつと同じのだ。
獣王がくるりと振り向いた。スッキリとした爽快な表情って言えばいいんだろうか。憑き物が落ちたようなその顔を見て、獣王は心底自分を偽り続けている今の状況が嫌だったんだと分かった。……この人も犠牲者じゃないか。そりゃいつも浮かない顔をしてた筈だよ。
「神子様。死罪でも何でも、何なりと申し付けて下さい。全ての罪を認め、抵抗は致しませぬ故」
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再び額を付けて叩頭してしまった獣王。俺は困って困って困り果てて――。
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