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翌日。
「村の外でひと晩を過ごすなんて危険ですよ!」
「そうだぞアーウィン、まだ時間はある! 焦らないでいいんだからな!」
と騒ぐ小人族と巨人族に、ワドナンさんが呆れ顔で「この辺りに猛獣はいないぞ」と言ってくれた。お陰で二人は納得いってなさそうな表情ながらも、それ以上引き止めはしなかった。
ワドナンさん、ありがとう! という気持ちでワドナンさんを振り返ると、パッと目が合う。ワドナンさんは口を歪めると、プイッとそっぽを向いた。
でも、これまであった分厚い壁が少し薄くなった気がする。きっかけは多分、昨日の僕の家族の話だろう。あれ以降、ワドナンさんの刺々した雰囲気が若干弱まったような気がする。
どうしてなのかは正直気にはなったけど、あまり個人的なことを聞くなと釘を刺されている。でも守り人の文化については調査とは関係なく興味があるので、もう少し打ち解けてきたら少しずつ様子を見て聞いていこうと思った。急がば回れだ。
「じゃあいってきますね!」
少し大きめの鞄を背負い、ウロウロしている二人に軽く手を振った。
「食料は持ちましたか!?」
「夜は冷えるぞ! 毛布は持ったのか!?」
「現地調達しますんでご心配なくー!」
半ば振り切る形で、「じゃあっ!」とピャーッと音が出そうな勢いで祭壇へ駆けていく。過保護具合が加速している気がする。この間は仲間として認めてもらった気がしたけど、外泊となるとまた違うのかもしれない。
子供じゃないのに……と心の中で溜息を吐いた。
誰もついてきていないことを確認しつつ、祭壇の間に駆け込む。祭壇の上にはすでにラータが待ち構えていて、僕を見るとぴょんと地面に飛び降りた。
「キッ」
遅いぞ、とでも言ってそうな雰囲気で鳴かれる。ラータは前を向くと、すぐに緑の壁に飛び込んでいった。僕も遅れて草木を掻き分け壁を通り抜ける。
「アーウィン! おはよう!」
僕が来るのを待ち構えていたユグが、最高の笑顔で駆け寄ってきた。がばりと腕に僕を抱く。そしてすぐに、熱い息と共に恒例となりつつある深いキスがやってきた。
「はん……っ、ユグ、うん……っ」
怪しい甘い声が、僕の鼻を抜けていく。上顎をくすぐられ、口の力が抜けたところで舌を絡められていった。あっという間にとろとろにされる。……ユグのキスの成長速度が恐ろしいよ。
まだまだ足りないとばかりに、何度も顔の位置を入れ替えるユグ。口が少しだけ離れる瞬間、暖かくてしっとりとしたユグの息が頬に拭き掛かる。その度に、背筋がゾクゾクして身体が小刻みに震えた。どうして震えるんだろう。ちっとも怖くなんかないのに、不思議だ。
「アーウィン、会いたかった……!」
「んふ、ユグ、僕も、……んむぅ」
離したくないというユグの気持ちが伝わってくる熱烈なキスは、今日も激しかった。当たり前のように受け入れてしまっている自分の心がさっぱり分からないけど、とりあえず……僕ももっとしていたいから、自分からも舌を絡めていく。
顎がお互いの唾で濡れても、ちっとも汚いとは思えないのが不思議だった。とにかく、ユグが愛しくて可愛くて仕方がない。僕は一体どうしちゃったんだろう。
ユグの舌が僕の歯茎をなぞっていく。
実は、毎朝ユグとキスするようになってから、僕の歯磨きは念入りになった。だって、万が一食べかすとかが残っていたら恥ずかしいし。
ユグはどうかというと、何かの葉でも噛んでいたのか、口の中から爽やかな香りと味がしていた。
「あれ、ユグ……スッキリした味がする……?」
「うん、好き?」
「うん……っ」
ユグも僕と同じ気持ちなのかなと思うと、何だかこそばゆい。
僕がとろんと溶けきったところで、ユグがゆっくりと顔を離した。
伸ばしていた互いの舌が離れると、僕らを繋いでいた銀糸がぷつりと切れる。ユグは名残惜しそうに口の周りを舌で舐め取ると、僕を見てくすぐったそうに笑った。
「アーウィン、真っ赤。可愛い」
「えっ、え、あ、ええと……っ」
顔が火照っている自覚はある。しかも情けないことに、力が入らない。
くったりとユグの弾力のある胸にもたれかかると、ユグは嬉しそうに受け止めてくれた。その後、さっと自然に横抱きに抱え上げられる。移動手段が抱えられることにも、段々慣れてきている自分が怖い。
「アーウィン、行く……行こう、か」
「ふえ、う、うん……」
まだハアハアと荒い息をしている僕の瞼に、チュッとキスを落とされる。口角をキュッと上げると同時に、軽やかに駆け出すユグ。
黄金色の瞳に朝日が映り込む。褐色の肌は瑞々しくて、触れるとしっとりと僕に貼り付いた。
――ユグは美しい。
目が釘付けになった。ユグはどこもかしこも力強い生命力に満ち溢れていて、綺麗だ。まるで世界樹そのものみたいに。
「掴まって!」
「あ、うん!」
楽しそうに口を開けて笑いかけるユグ。つられて僕も笑顔になった。
移動速度がぐんぐん上がっていく。森林独特の深い空気が、心地いい風となって僕の顔面に吹き付けてきた。
タンッ! と地面を大きく蹴ると同時に、浮遊感が僕を襲う。上昇から落下に切り替わる瞬間がどうしても慣れなくて、ぎゅっとユグにしがみついた。ユグの黄金色の瞳が優しい弧を描き、僕を見つめる。
僕の方がお兄さんなのに、ユグは逞しくて底なしに優しい。
それでも僕は、ユグの笑顔を守りたい。いや、絶対に守ってみせるんだ。
改めて、強く心に誓った。
◇
ユグと二人がかりで昨日に引き続き作業をしていく。
お昼にはユグに抱かれて果物を摘み取り、手がベタベタになると水場に行き休憩をした。
聖域がある場所は高度があるからか、直射日光は強い。だけど、太陽が雲に隠れると途端にピリッと冷たい風で肌が冷えた。
「そういえば、ユグはどこで寝泊まりしてるの? 朝晩は冷えるんじゃない?」
芝生になった場所に寝転びながら、ユグに尋ねる。
ユグは僕の頭のすぐ横で胡座を掻いていた。弛緩した様子に、僕も穏やかな気持ちになる。
涼やかな風が、ユグの緑がかった黒髪を柔らかく撫でた。腰まで届く髪は艷やかで、とても綺麗でつい見惚れてしまう。
「アーウィン、と、会った場所。あそこ、が、オレの家」
「えっ、そうだったの!?」
驚いて目を見開く。つまりユグは突然家に滑り落ちてきた人を看病して、特別な時にしか食べないという実まで採ってきて僕を助けてくれたのか。
じん、と胸が熱くなった。やっぱりユグは最高に優しい子なんだ。理不尽だったこれまでの人生を払拭できるような楽しい人生を、何としてでもユグに歩ませたい。
「……ユグ、見ず知らずの僕を助けてくれて、本当にありがとう」
膝の上に置かれたユグの手の上に、僕の手を重ねた。
「ううん、アーウィン、が、オレ、を見て笑ってくれて、すごく嬉し、かった」
「……僕、笑ったっけ?」
全然記憶にない。というか全身痛くてそれどころじゃなかった気がするんだけど。
ユグは少し前屈みになると、片手を僕の頬に愛おしげに這わせてきた。
「うん。アーウィン、は、ありがとうって、言ってくれた」
あ、言ったかもしれない。保守派の人だと拙いよなあと思って、愛想笑いをした記憶はある。
「その後、アーウィン、が、名前くれた」
「ユグ……」
さらりと、黒髪のカーテンが僕の視界を隠す。
中心に輝くのは、熱を持った黄金色の輝きだ。
僕を惹きつけて止まない、真っ直ぐな眼差し。
「だからオレ、は、名前、を、くれた、アーウィンのもの」
「……へ?」
神々しいまでに整った顔が、ゆっくりと近付いてくる。
「アーウィンの為、なら、オレ、何でもできる」
「ユグ、」
「オレ、は、アーウィン、が、大好き」
は、と温かい息が顔に触れたと思った直後。
ユグの柔らかい唇が、僕の唇を奪った。
「村の外でひと晩を過ごすなんて危険ですよ!」
「そうだぞアーウィン、まだ時間はある! 焦らないでいいんだからな!」
と騒ぐ小人族と巨人族に、ワドナンさんが呆れ顔で「この辺りに猛獣はいないぞ」と言ってくれた。お陰で二人は納得いってなさそうな表情ながらも、それ以上引き止めはしなかった。
ワドナンさん、ありがとう! という気持ちでワドナンさんを振り返ると、パッと目が合う。ワドナンさんは口を歪めると、プイッとそっぽを向いた。
でも、これまであった分厚い壁が少し薄くなった気がする。きっかけは多分、昨日の僕の家族の話だろう。あれ以降、ワドナンさんの刺々した雰囲気が若干弱まったような気がする。
どうしてなのかは正直気にはなったけど、あまり個人的なことを聞くなと釘を刺されている。でも守り人の文化については調査とは関係なく興味があるので、もう少し打ち解けてきたら少しずつ様子を見て聞いていこうと思った。急がば回れだ。
「じゃあいってきますね!」
少し大きめの鞄を背負い、ウロウロしている二人に軽く手を振った。
「食料は持ちましたか!?」
「夜は冷えるぞ! 毛布は持ったのか!?」
「現地調達しますんでご心配なくー!」
半ば振り切る形で、「じゃあっ!」とピャーッと音が出そうな勢いで祭壇へ駆けていく。過保護具合が加速している気がする。この間は仲間として認めてもらった気がしたけど、外泊となるとまた違うのかもしれない。
子供じゃないのに……と心の中で溜息を吐いた。
誰もついてきていないことを確認しつつ、祭壇の間に駆け込む。祭壇の上にはすでにラータが待ち構えていて、僕を見るとぴょんと地面に飛び降りた。
「キッ」
遅いぞ、とでも言ってそうな雰囲気で鳴かれる。ラータは前を向くと、すぐに緑の壁に飛び込んでいった。僕も遅れて草木を掻き分け壁を通り抜ける。
「アーウィン! おはよう!」
僕が来るのを待ち構えていたユグが、最高の笑顔で駆け寄ってきた。がばりと腕に僕を抱く。そしてすぐに、熱い息と共に恒例となりつつある深いキスがやってきた。
「はん……っ、ユグ、うん……っ」
怪しい甘い声が、僕の鼻を抜けていく。上顎をくすぐられ、口の力が抜けたところで舌を絡められていった。あっという間にとろとろにされる。……ユグのキスの成長速度が恐ろしいよ。
まだまだ足りないとばかりに、何度も顔の位置を入れ替えるユグ。口が少しだけ離れる瞬間、暖かくてしっとりとしたユグの息が頬に拭き掛かる。その度に、背筋がゾクゾクして身体が小刻みに震えた。どうして震えるんだろう。ちっとも怖くなんかないのに、不思議だ。
「アーウィン、会いたかった……!」
「んふ、ユグ、僕も、……んむぅ」
離したくないというユグの気持ちが伝わってくる熱烈なキスは、今日も激しかった。当たり前のように受け入れてしまっている自分の心がさっぱり分からないけど、とりあえず……僕ももっとしていたいから、自分からも舌を絡めていく。
顎がお互いの唾で濡れても、ちっとも汚いとは思えないのが不思議だった。とにかく、ユグが愛しくて可愛くて仕方がない。僕は一体どうしちゃったんだろう。
ユグの舌が僕の歯茎をなぞっていく。
実は、毎朝ユグとキスするようになってから、僕の歯磨きは念入りになった。だって、万が一食べかすとかが残っていたら恥ずかしいし。
ユグはどうかというと、何かの葉でも噛んでいたのか、口の中から爽やかな香りと味がしていた。
「あれ、ユグ……スッキリした味がする……?」
「うん、好き?」
「うん……っ」
ユグも僕と同じ気持ちなのかなと思うと、何だかこそばゆい。
僕がとろんと溶けきったところで、ユグがゆっくりと顔を離した。
伸ばしていた互いの舌が離れると、僕らを繋いでいた銀糸がぷつりと切れる。ユグは名残惜しそうに口の周りを舌で舐め取ると、僕を見てくすぐったそうに笑った。
「アーウィン、真っ赤。可愛い」
「えっ、え、あ、ええと……っ」
顔が火照っている自覚はある。しかも情けないことに、力が入らない。
くったりとユグの弾力のある胸にもたれかかると、ユグは嬉しそうに受け止めてくれた。その後、さっと自然に横抱きに抱え上げられる。移動手段が抱えられることにも、段々慣れてきている自分が怖い。
「アーウィン、行く……行こう、か」
「ふえ、う、うん……」
まだハアハアと荒い息をしている僕の瞼に、チュッとキスを落とされる。口角をキュッと上げると同時に、軽やかに駆け出すユグ。
黄金色の瞳に朝日が映り込む。褐色の肌は瑞々しくて、触れるとしっとりと僕に貼り付いた。
――ユグは美しい。
目が釘付けになった。ユグはどこもかしこも力強い生命力に満ち溢れていて、綺麗だ。まるで世界樹そのものみたいに。
「掴まって!」
「あ、うん!」
楽しそうに口を開けて笑いかけるユグ。つられて僕も笑顔になった。
移動速度がぐんぐん上がっていく。森林独特の深い空気が、心地いい風となって僕の顔面に吹き付けてきた。
タンッ! と地面を大きく蹴ると同時に、浮遊感が僕を襲う。上昇から落下に切り替わる瞬間がどうしても慣れなくて、ぎゅっとユグにしがみついた。ユグの黄金色の瞳が優しい弧を描き、僕を見つめる。
僕の方がお兄さんなのに、ユグは逞しくて底なしに優しい。
それでも僕は、ユグの笑顔を守りたい。いや、絶対に守ってみせるんだ。
改めて、強く心に誓った。
◇
ユグと二人がかりで昨日に引き続き作業をしていく。
お昼にはユグに抱かれて果物を摘み取り、手がベタベタになると水場に行き休憩をした。
聖域がある場所は高度があるからか、直射日光は強い。だけど、太陽が雲に隠れると途端にピリッと冷たい風で肌が冷えた。
「そういえば、ユグはどこで寝泊まりしてるの? 朝晩は冷えるんじゃない?」
芝生になった場所に寝転びながら、ユグに尋ねる。
ユグは僕の頭のすぐ横で胡座を掻いていた。弛緩した様子に、僕も穏やかな気持ちになる。
涼やかな風が、ユグの緑がかった黒髪を柔らかく撫でた。腰まで届く髪は艷やかで、とても綺麗でつい見惚れてしまう。
「アーウィン、と、会った場所。あそこ、が、オレの家」
「えっ、そうだったの!?」
驚いて目を見開く。つまりユグは突然家に滑り落ちてきた人を看病して、特別な時にしか食べないという実まで採ってきて僕を助けてくれたのか。
じん、と胸が熱くなった。やっぱりユグは最高に優しい子なんだ。理不尽だったこれまでの人生を払拭できるような楽しい人生を、何としてでもユグに歩ませたい。
「……ユグ、見ず知らずの僕を助けてくれて、本当にありがとう」
膝の上に置かれたユグの手の上に、僕の手を重ねた。
「ううん、アーウィン、が、オレ、を見て笑ってくれて、すごく嬉し、かった」
「……僕、笑ったっけ?」
全然記憶にない。というか全身痛くてそれどころじゃなかった気がするんだけど。
ユグは少し前屈みになると、片手を僕の頬に愛おしげに這わせてきた。
「うん。アーウィン、は、ありがとうって、言ってくれた」
あ、言ったかもしれない。保守派の人だと拙いよなあと思って、愛想笑いをした記憶はある。
「その後、アーウィン、が、名前くれた」
「ユグ……」
さらりと、黒髪のカーテンが僕の視界を隠す。
中心に輝くのは、熱を持った黄金色の輝きだ。
僕を惹きつけて止まない、真っ直ぐな眼差し。
「だからオレ、は、名前、を、くれた、アーウィンのもの」
「……へ?」
神々しいまでに整った顔が、ゆっくりと近付いてくる。
「アーウィンの為、なら、オレ、何でもできる」
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