6 / 89
6 お仕置き※
しおりを挟む
「ちょっと待てよ! 何してんの!」
動けるようになった俺が逃げようとすると、ロイクが摘んでいた俺の乳首をギュッと摘んだ。
「痛いっ!」
「……ファビアン、逃げないでくれ」
は、は、と荒い息のロイクの目が、何かおかしいかもしれない。ギラギラとしていて、俺から目を逸らさない。
「私のモノをファビアンに挿れさせてくれ……頼む」
「ええっ!?」
ロイクが俺のケツの穴からちゅぽんと指を抜くと、ロイクの張り詰めた怒張を取り出した。……でかいし。いや、普通に無理だろ。こんなの入る訳がない。
首をふるふる振る。
「む、無理。挿れるってケツの穴にだろ? そもそも汚いし!」
「洗浄魔法をかけよう」
ロイクは早口で言うと、俺のケツの穴に指を触れた。ポウ、と暖かくなる。こいつマジで洗浄魔法をかけやがった。
あんぐりと口を開けて見ていたら、ロイクが苦しそうに顔を歪める。
「な? 挿れさせてくれ」
な、じゃない。俺は必死に考えた。
「そっ、そんなでかいの挿れたら、ケツが切れる!」
ロイクのイチモツを見ながら言うと、ロイクは自分のと俺のとを見比べる。おい。
「……たっぷり解してあげるからな」
「俺の話聞いてた? ――んぁっ」
ロイクは俺を床に押し倒すと、押し潰すようにのしかかってきた。お、重い!
俺はまだ成長途中だから、ロイクよりもひと回りは小さい。だけど曲りなりにも剣聖だし! と力を込めて押しのけようとしたけど、無駄だった。
ぐぽぐぽと俺のケツの穴を解していくロイクが、もう片方の手で俺の両手を掴んで上で押さえ込む。――そうだよ! こいつ勇者だから馬鹿力なんじゃないか! 力で勝てたことないだろ、俺!
俺、このままロイクに抱かれちゃうのかな。
ロイクには勝てないという諦めが、俺を襲った。酸欠と快感でぼんやりとしていると、脳裏に悲しそうなクロードの綺麗な顔が見える。……なんで今、クロードの顔が?
クロードは多くは語らないけど、気付けばいつも俺の不足しているところを補ってくれていた。俺がありがとうと言うと、「別に」と言ってそっぽを向く癖に。
「ファビアン……!」
ロイクが俺の名を切なそうに呼ぶ。俺はハッと現実に呼び戻されると、最後の抵抗を試みた。
「ロイク! 今なら間に合う! 俺たち仲間だろ!? こんなことは……っ」
「仲間……そうだな」
ロイクのギラギラとした目が、俺を凝視する。
「私はずっとそれを打ち破りたいと願っていた。でもファビアンは純粋だから、嫌われたくなかったから必死でこの気持ちを堪えていた」
「は……?」
打ち破る? ちょっと待てよ。それってまさか、ロイクは俺をずっとそういう目で見ていたってことか?
ロイクが、歯を見せて笑った。
「私はずっと抑えていた。だからこれは、ファビアンが脱がせろと言ったせいだ」
「え、ちょっと待っ……んああっ!」
ズン! と固い重量物が、突然俺の体内に侵入してくる。ミチミチと内壁を割って押し進んでいっているのは、ロイクの熱棒だ。苦しくて息が出来ない。
「い……っ無理っ、ごめんなさいロイク、ごめん……っ!」
俺がロイクに脱がせてと言ったから、ロイクの理性が吹っ飛んだんだ。悪いのは俺。
勝手に出てくる涙をロイクが舌で舐め取ると、微笑んだ。
「許さない。悪い子にはお仕置きしないと。ねえ、ファビアン?」
「や、やだ……っ」
「大丈夫。気持ちよくなれる筈だよ」
「ひ……っ」
ぐ、ぐ、と少しずつ押し込まれていくロイクの太い雄の前に、俺は情けない小さな悲鳴を上げるしかできない。
ロイクが、俺の目を見つめて言った。
「私が最初に手に入れたんだ。誰にもやるものか」
「何言って……っあ、あ、あああっ!」
穴の周りの皮膚が張り裂けそうなくらいに広がる中、とうとうロイクの雄が俺の中に入ってしまった。ロイクが俺の手を押さえていない方の手で、俺の下腹部に触れる。
「ほら、分かる? ここに私がいる」
「や、やだあ……っ」
涙と鼻水でぐちょぐちょになった俺を見て、ロイクは心底幸せそうに微笑んだ。そのまま手をずらして俺の萎えてしまった雄を握り締める。
「ファビアンも気持ちよくなろうね? 私に任せてくれればいいから、ファビアンはただ感じていてくれ」
「――ッ」
獲物を捕らえた時のような勝者の笑みを浮かべたロイクは、ふうー、ふうー、と興奮した息を繰り返した後、緩やかに腰を振り始めた。
苦しい、痛い。勝手に出てくる涙と、自分のものじゃないみたいな呻き声。
こんなの、気持ちよくなんてなれない。無理だよ、無理――。そう思っていた時。
「……んんっ!?」
ロイクの亀頭が俺の内壁のとある一箇所を擦っていった瞬間、死霊とは別の痺れが脳天まで走った。なんだこれ!
「ああ、ここかな? よかった、ちゃんと感じられるね」
「な、な……っ」
ロイクは歯で俺の上の服をまくっていくと、何故かピンと立ってしまっている乳首を見て目を細める。
「……可愛い。ずっとここに齧り付きたいと思っていたんだ」
「ま、ま……っ」
俺は先程から、待ってしか言ってない気がする。だけどロイクが待つ訳もなく、俺の小さな突起に顔を近づけてパクリと口に含んでしまった。ぬめりと固い舌先が当たった感覚の後。
「いっ!」
「ふふ、食べないから安心して」
「痛いっ痛いよっ」
ロイクが俺の乳首に歯を立てたのだ。イ、と歯で乳首を挟んだまま、ロイクが俺を見る。
「逃げない? そうしたら痛いことはなしにしてあげるよ」
どちらにしろ、勇者からは逃げられやしない。向こうで待っているオリヴィアとクロードだって、クロードの魔力があったら何とかなったかもしれないけど、今クロードは魔力枯渇の状態だ。
「に、逃げない、から……」
「……じゃあ、優しくしてあげるね」
ロイクは微笑むと、乳首から口を離した。俺の手首も離すと、上半身を起こす。
おしまい? やめてくれるのかな?
一瞬期待したけど、違った。
ロイクは両手で俺の腰を掴むと、口を開けて微笑みながら俺を見下ろした。
捕食者の笑みだった。
先程までの緩やかな動きから一転、ロイクは激しく俺を突き上げ始める。
「ひゃ……っあっあっあっ!」
「ファビアン、鳴いて、もっと可愛く鳴いて」
愛しそうに俺の名を呼ぶロイクの下腹部が俺の尻に当たる度に、パンパンという破裂音が地下墓地に鳴り響いた。
「はあっ、あ、んんっ!」
ロイクが俺を穿つ度に、石床で俺の皮膚が擦れて痛む。でもただ痛いだけと思っていた身体の中が、徐々に快楽を覚え始めていた。
ゴツゴツと奥まで突き刺され、俺の声は枯れ、頭は真っ白になる。
「――ファビアンッ!」
「うああ……っ!」
ロイクが俺の中に熱い液体をぶちまける頃、俺はいつの間にか自分で扱いていた俺の分身から、二度目の射精をしていたのだった。
動けるようになった俺が逃げようとすると、ロイクが摘んでいた俺の乳首をギュッと摘んだ。
「痛いっ!」
「……ファビアン、逃げないでくれ」
は、は、と荒い息のロイクの目が、何かおかしいかもしれない。ギラギラとしていて、俺から目を逸らさない。
「私のモノをファビアンに挿れさせてくれ……頼む」
「ええっ!?」
ロイクが俺のケツの穴からちゅぽんと指を抜くと、ロイクの張り詰めた怒張を取り出した。……でかいし。いや、普通に無理だろ。こんなの入る訳がない。
首をふるふる振る。
「む、無理。挿れるってケツの穴にだろ? そもそも汚いし!」
「洗浄魔法をかけよう」
ロイクは早口で言うと、俺のケツの穴に指を触れた。ポウ、と暖かくなる。こいつマジで洗浄魔法をかけやがった。
あんぐりと口を開けて見ていたら、ロイクが苦しそうに顔を歪める。
「な? 挿れさせてくれ」
な、じゃない。俺は必死に考えた。
「そっ、そんなでかいの挿れたら、ケツが切れる!」
ロイクのイチモツを見ながら言うと、ロイクは自分のと俺のとを見比べる。おい。
「……たっぷり解してあげるからな」
「俺の話聞いてた? ――んぁっ」
ロイクは俺を床に押し倒すと、押し潰すようにのしかかってきた。お、重い!
俺はまだ成長途中だから、ロイクよりもひと回りは小さい。だけど曲りなりにも剣聖だし! と力を込めて押しのけようとしたけど、無駄だった。
ぐぽぐぽと俺のケツの穴を解していくロイクが、もう片方の手で俺の両手を掴んで上で押さえ込む。――そうだよ! こいつ勇者だから馬鹿力なんじゃないか! 力で勝てたことないだろ、俺!
俺、このままロイクに抱かれちゃうのかな。
ロイクには勝てないという諦めが、俺を襲った。酸欠と快感でぼんやりとしていると、脳裏に悲しそうなクロードの綺麗な顔が見える。……なんで今、クロードの顔が?
クロードは多くは語らないけど、気付けばいつも俺の不足しているところを補ってくれていた。俺がありがとうと言うと、「別に」と言ってそっぽを向く癖に。
「ファビアン……!」
ロイクが俺の名を切なそうに呼ぶ。俺はハッと現実に呼び戻されると、最後の抵抗を試みた。
「ロイク! 今なら間に合う! 俺たち仲間だろ!? こんなことは……っ」
「仲間……そうだな」
ロイクのギラギラとした目が、俺を凝視する。
「私はずっとそれを打ち破りたいと願っていた。でもファビアンは純粋だから、嫌われたくなかったから必死でこの気持ちを堪えていた」
「は……?」
打ち破る? ちょっと待てよ。それってまさか、ロイクは俺をずっとそういう目で見ていたってことか?
ロイクが、歯を見せて笑った。
「私はずっと抑えていた。だからこれは、ファビアンが脱がせろと言ったせいだ」
「え、ちょっと待っ……んああっ!」
ズン! と固い重量物が、突然俺の体内に侵入してくる。ミチミチと内壁を割って押し進んでいっているのは、ロイクの熱棒だ。苦しくて息が出来ない。
「い……っ無理っ、ごめんなさいロイク、ごめん……っ!」
俺がロイクに脱がせてと言ったから、ロイクの理性が吹っ飛んだんだ。悪いのは俺。
勝手に出てくる涙をロイクが舌で舐め取ると、微笑んだ。
「許さない。悪い子にはお仕置きしないと。ねえ、ファビアン?」
「や、やだ……っ」
「大丈夫。気持ちよくなれる筈だよ」
「ひ……っ」
ぐ、ぐ、と少しずつ押し込まれていくロイクの太い雄の前に、俺は情けない小さな悲鳴を上げるしかできない。
ロイクが、俺の目を見つめて言った。
「私が最初に手に入れたんだ。誰にもやるものか」
「何言って……っあ、あ、あああっ!」
穴の周りの皮膚が張り裂けそうなくらいに広がる中、とうとうロイクの雄が俺の中に入ってしまった。ロイクが俺の手を押さえていない方の手で、俺の下腹部に触れる。
「ほら、分かる? ここに私がいる」
「や、やだあ……っ」
涙と鼻水でぐちょぐちょになった俺を見て、ロイクは心底幸せそうに微笑んだ。そのまま手をずらして俺の萎えてしまった雄を握り締める。
「ファビアンも気持ちよくなろうね? 私に任せてくれればいいから、ファビアンはただ感じていてくれ」
「――ッ」
獲物を捕らえた時のような勝者の笑みを浮かべたロイクは、ふうー、ふうー、と興奮した息を繰り返した後、緩やかに腰を振り始めた。
苦しい、痛い。勝手に出てくる涙と、自分のものじゃないみたいな呻き声。
こんなの、気持ちよくなんてなれない。無理だよ、無理――。そう思っていた時。
「……んんっ!?」
ロイクの亀頭が俺の内壁のとある一箇所を擦っていった瞬間、死霊とは別の痺れが脳天まで走った。なんだこれ!
「ああ、ここかな? よかった、ちゃんと感じられるね」
「な、な……っ」
ロイクは歯で俺の上の服をまくっていくと、何故かピンと立ってしまっている乳首を見て目を細める。
「……可愛い。ずっとここに齧り付きたいと思っていたんだ」
「ま、ま……っ」
俺は先程から、待ってしか言ってない気がする。だけどロイクが待つ訳もなく、俺の小さな突起に顔を近づけてパクリと口に含んでしまった。ぬめりと固い舌先が当たった感覚の後。
「いっ!」
「ふふ、食べないから安心して」
「痛いっ痛いよっ」
ロイクが俺の乳首に歯を立てたのだ。イ、と歯で乳首を挟んだまま、ロイクが俺を見る。
「逃げない? そうしたら痛いことはなしにしてあげるよ」
どちらにしろ、勇者からは逃げられやしない。向こうで待っているオリヴィアとクロードだって、クロードの魔力があったら何とかなったかもしれないけど、今クロードは魔力枯渇の状態だ。
「に、逃げない、から……」
「……じゃあ、優しくしてあげるね」
ロイクは微笑むと、乳首から口を離した。俺の手首も離すと、上半身を起こす。
おしまい? やめてくれるのかな?
一瞬期待したけど、違った。
ロイクは両手で俺の腰を掴むと、口を開けて微笑みながら俺を見下ろした。
捕食者の笑みだった。
先程までの緩やかな動きから一転、ロイクは激しく俺を突き上げ始める。
「ひゃ……っあっあっあっ!」
「ファビアン、鳴いて、もっと可愛く鳴いて」
愛しそうに俺の名を呼ぶロイクの下腹部が俺の尻に当たる度に、パンパンという破裂音が地下墓地に鳴り響いた。
「はあっ、あ、んんっ!」
ロイクが俺を穿つ度に、石床で俺の皮膚が擦れて痛む。でもただ痛いだけと思っていた身体の中が、徐々に快楽を覚え始めていた。
ゴツゴツと奥まで突き刺され、俺の声は枯れ、頭は真っ白になる。
「――ファビアンッ!」
「うああ……っ!」
ロイクが俺の中に熱い液体をぶちまける頃、俺はいつの間にか自分で扱いていた俺の分身から、二度目の射精をしていたのだった。
20
お気に入りに追加
181
あなたにおすすめの小説

実はαだった俺、逃げることにした。
るるらら
BL
俺はアルディウス。とある貴族の生まれだが今は冒険者として悠々自適に暮らす26歳!
実は俺には秘密があって、前世の記憶があるんだ。日本という島国で暮らす一般人(サラリーマン)だったよな。事故で死んでしまったけど、今は転生して自由気ままに生きている。
一人で生きるようになって数十年。過去の人間達とはすっかり縁も切れてこのまま独身を貫いて生きていくんだろうなと思っていた矢先、事件が起きたんだ!
前世持ち特級Sランク冒険者(α)とヤンデレストーカー化した幼馴染(α→Ω)の追いかけっ子ラブ?ストーリー。
!注意!
初のオメガバース作品。
ゆるゆる設定です。運命の番はおとぎ話のようなもので主人公が暮らす時代には存在しないとされています。
バースが突然変異した設定ですので、無理だと思われたらスッとページを閉じましょう。
!ごめんなさい!
幼馴染だった王子様の嘆き3 の前に
復活した俺に不穏な影1 を更新してしまいました!申し訳ありません。新たに更新しましたので確認してみてください!
日本一のイケメン俳優に惚れられてしまったんですが
五右衛門
BL
月井晴彦は過去のトラウマから自信を失い、人と距離を置きながら高校生活を送っていた。ある日、帰り道で少女が複数の男子からナンパされている場面に遭遇する。普段は関わりを避ける晴彦だが、僅かばかりの勇気を出して、手が震えながらも必死に少女を助けた。
しかし、その少女は実は美男子俳優の白銀玲央だった。彼は日本一有名な高校生俳優で、高い演技力と美しすぎる美貌も相まって多くの賞を受賞している天才である。玲央は何かお礼がしたいと言うも、晴彦は動揺してしまい逃げるように立ち去る。しかし数日後、体育館に集まった全校生徒の前で現れたのは、あの時の青年だった──

いっぱい命じて〜無自覚SubはヤンキーDomに甘えたい〜
きよひ
BL
無愛想な高一Domヤンキー×Subの自覚がない高三サッカー部員
Normalの諏訪大輝は近頃、謎の体調不良に悩まされていた。
そんな折に出会った金髪の一年生、甘井呂翔。
初めて会った瞬間から甘井呂に惹かれるものがあった諏訪は、Domである彼がPlayする様子を覗き見てしまう。
甘井呂に優しく支配されるSubに自分を重ねて胸を熱くしたことに戸惑う諏訪だが……。
第二性に振り回されながらも、互いだけを求め合うようになる青春の物語。
※現代ベースのDom/Subユニバースの世界観(独自解釈・オリジナル要素あり)
※不良の喧嘩描写、イジメ描写有り
初日は5話更新、翌日からは2話ずつ更新の予定です。
完結・オメガバース・虐げられオメガ側妃が敵国に売られたら激甘ボイスのイケメン王から溺愛されました
美咲アリス
BL
虐げられオメガ側妃のシャルルは敵国への貢ぎ物にされた。敵国のアルベルト王は『人間を食べる』という恐ろしい噂があるアルファだ。けれども実際に会ったアルベルト王はものすごいイケメン。しかも「今日からそなたは国宝だ」とシャルルに激甘ボイスで囁いてくる。「もしかして僕は国宝級の『食材』ということ?」シャルルは恐怖に怯えるが、もちろんそれは大きな勘違いで⋯⋯? 虐げられオメガと敵国のイケメン王、ふたりのキュン&ハッピーな異世界恋愛オメガバースです!
【完結】愛執 ~愛されたい子供を拾って溺愛したのは邪神でした~
綾雅(ヤンデレ攻略対象、電子書籍化)
BL
「なんだ、お前。鎖で繋がれてるのかよ! ひでぇな」
洞窟の神殿に鎖で繋がれた子供は、愛情も温もりも知らずに育った。
子供が欲しかったのは、自分を抱き締めてくれる腕――誰も与えてくれない温もりをくれたのは、人間ではなくて邪神。人間に害をなすとされた破壊神は、純粋な子供に絆され、子供に名をつけて溺愛し始める。
人のフリを長く続けたが愛情を理解できなかった破壊神と、初めての愛情を貪欲に欲しがる物知らぬ子供。愛を知らぬ者同士が徐々に惹かれ合う、ひたすら甘くて切ない恋物語。
「僕ね、セティのこと大好きだよ」
【注意事項】BL、R15、性的描写あり(※印)
【重複投稿】アルファポリス、カクヨム、小説家になろう、エブリスタ
【完結】2021/9/13
※2020/11/01 エブリスタ BLカテゴリー6位
※2021/09/09 エブリスタ、BLカテゴリー2位
男装の麗人と呼ばれる俺は正真正銘の男なのだが~双子の姉のせいでややこしい事態になっている~
さいはて旅行社
BL
双子の姉が失踪した。
そのせいで、弟である俺が騎士学校を休学して、姉の通っている貴族学校に姉として通うことになってしまった。
姉は男子の制服を着ていたため、服装に違和感はない。
だが、姉は男装の麗人として女子生徒に恐ろしいほど大人気だった。
その女子生徒たちは今、何も知らずに俺を囲んでいる。
女性に囲まれて嬉しい、わけもなく、彼女たちの理想の王子様像を演技しなければならない上に、男性が女子寮の部屋に一歩入っただけでも騒ぎになる貴族学校。
もしこの事実がバレたら退学ぐらいで済むわけがない。。。
周辺国家の情勢がキナ臭くなっていくなかで、俺は双子の姉が戻って来るまで、協力してくれる仲間たちに笑われながらでも、無事にバレずに女子生徒たちの理想の王子様像を演じ切れるのか?
侯爵家の命令でそんなことまでやらないといけない自分を救ってくれるヒロインでもヒーローでも現れるのか?

【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。

オッサン、エルフの森の歌姫【ディーバ】になる
クロタ
BL
召喚儀式の失敗で、現代日本から異世界に飛ばされて捨てられたオッサン(39歳)と、彼を拾って過保護に庇護するエルフ(300歳、外見年齢20代)のお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる