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新生
共和国軍大本営英雄慰霊墓地 共和国協定千四百四十七年大寒
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呼吸もなく脈もない冬の寒さの中ゆるやかに腐りゆくリザの体にゆるく光の脈をうつステアの心臓を組み込んだのは単なるヤケクソとしか言い様がない。
なにもしないのは耐えられなかった。
幾度かのくちづけもしてみた。息も吹き込んでみた。
リザの心臓はかつてステアから取り出して貪ったそれとは違い、既に肉としても価値の怪しげな状態になっていた。
それでも食べてみれば血抜きをしていない心臓はどんよりとした味で、筋肉のハリも殆どなくなっていた。
何より淀んだ血は泥のようになっていた。
味は。
もはや血の味すら疑わしい。
泥と変わらない。
他人が同じことをすれば、当然誰もが止めようとするだろうし、正気を疑う。
マジンであっても、正気を失ったものとして扱う。
宝玉の心臓をつなぎ輸血用の血液を注いでみたところで実のところリザの体のあちこちは既に綻んでいた。
手を尽くす意味がないことはマジン本人が一番良くわかっていた。
リザの胸を丁寧に縫合し棺に収め、地下の樫の木の根方の祭壇に据えたのは、もちろんマジンの未練だった。
リザの、ゴルデベルグ准将の国葬が執り行われる、という連絡があったのはリザの血を入れ替え胸の穴を塞ぎまんじりとしないままにリザの様子を眺めて二日経った午後だった。
翌日、エリスとアウロラを伴って軍都に赴き、国葬に参列したのは気分転換のようなもの、云ってしまえばどうしようもないことを知った上でリザの死から目を背けたいマジンの気分だった。
よほどエリスとアウロラのほうが潔いと、男の未練をマジン自身が嗤わないではいられなかったが、とても笑う気分にはなれなかった。
一等鷲羽付き宝玉九曜勲章を二人の娘とともに大元帥から直に受け取った時も、意外と冷静だと感じていた。
壇上からホライン少佐が気遣わしげな表情でこちらを見ているのに気がつけたほどだった。
ホライン少佐は左腕を吊っていた。
葬儀式典が終わりホライン少佐を探すと車椅子に座ったワージン将軍が傍らにいた。ワージン将軍はホライン少佐を伴っていて、制服は着ていたがどこか寒そうな姿で車いすに腰掛けていて従兵がついていた。痩せた印象とはいえ将軍に壇上から気がつけなかった程度にマジンはどうかしていると云えた。
「お悔やみ申し上げる。なんと言ってよいかわからない。新婚そうそう、申し訳ない有様だった」
「将軍はその後お加減はいかがですか」
一時は麻痺が体に出ていたワージン将軍も今は回復していた。あちこちの皮膚が剥がれ死の淵をさまようほどに血行が悪くなった者に特有の灰色のシミのような色合いの皮をしてはいたが、声には張りがあって必ずしも体調を心配する様子ではない。
「将軍ともなれば、走ったり跳んだりということがないので問題はない。鉄道がギゼンヌまで伸びてしまえば、もはや勝ったも同然と、油断があったとは思いたくないが、ゴルデベルグ准将のおかげで鍛えた兵の殆どは無事だった。実質的に被害は彼女だけだと云ってもいい。代わりに機材がいくらか失われたわけだが、そうあっても、歴戦の戦功にて鍛えた兵隊の値段に比べれば如何程のこともない。君の娘さんたちも含め聯隊の者たちを葬儀に出せないのは申し訳ないが、これも戦時の軍隊と忍んでくれ。……そちらが娘さんか。ふたりともなかなかしっかりした利発そうな娘さんだ。お母君に似て美人だな」
部下の死には慣れているはずだが、必ずしも遺族と顔を合わせることまでは慣れていない様子で、将軍は幾分緊張した様子でエリスとアウロラに目を向けた。
「彼女は軍人で今は戦争です。酒場の喧嘩で倒れたわけでないと思えば、致し方ないでしょう。今も打つ手が無いというわけではありません」
マジンの言葉をどうとったものか笑いすらせず疑いもせずワージン将軍はうなずいた。
「つもる話も多い。お茶でもどうかね」
ワージン将軍はそういうと高級将校用のサロンに親子を招待した。
よく手入れされたガラスの水槽に色とりどりの魚が泳いでいる光景はどれほどの手間がかかっているかしれたものではないが、水槽の苔を磨くだけで相当の手間であることは容易に想像ができる。
子供たちは水槽の魚に夢中になっていた。
「ようやく帝国が戦争をしていることを認め、停戦の交渉の準備を始めることになった。前線では君の準備してくれた自動車聯隊が真冬だというのに帝国軍を押し込んでくれている。私も世話になった毒ガスの心配はまだあるが、それはそれとして帝国軍も切り札を使いきったも同然で雪解けまでは大したこともできないだろう。ゲリエくんには、そしてゴルデベルグ准将には我々はなんと云って感謝を表せばすればよいのかわからない。だが、まずはありがとう、我々は君たち二人の尽力によってここまで戦ってこれたと云っても過言ではない。無論多くの者が死力を振り絞ってのことではあるが、それでは足りなかった力を君たち二人は足してくれた」
「妻はともかくボクは無責任極まりない有様でしたので、そこは皆様のお力と誇っていただいたほうが妻も喜びます」
ワージン将軍はニッコリと微笑み、表情を改めた。
「ところが、そう思っているのは我々共和国軍人だけではない」
「どういうことでしょう」
「まだ君のところには話がいっていない様子だね。尤もどう話しても碌な結果にはならないだろうが」
ワージン将軍の不吉な云いようにマジンも眉をひそめる。
「大議会で何かありましたか」
「帝国が停戦協定の条件に君の身柄の引き渡しを求めてきた」
「どういうことでしょう」
「どうやら、共和国の勝利の立役者は君だということらしい。帝国にとっては」
皮肉げにワージン将軍が口元を歪めた。本人はそのつもりだろうが唇の麻痺のせいか口元が震えている。
「光栄なこと、というべきなのか、舐められたものだというべきなのか迷うところですがどうすればよいのでしょう」
「正直まるでわからない。だが、大議会ではほとんど常にもういいだろうという意見が蔓延している」
「リザが無事であれば、帝国に新婚旅行というのはそれはそれで楽しかったかもしれませんが、今となっては恨みしかありません」
そう聞いてワージン将軍は気の毒そうに安堵の溜息をついた。
「まだ君のところに話がいっていない以上はなにがどうということもあるわけではないが、君に直接類が及ぶことだからね。伝えておきたかった」
礼を言うとワージン将軍は鷹揚に笑った。
「――もうすぐ戦争も終わる。どういう形にせよ。およそ共和国においては数々の課題を突きつけられる戦争だったよ。装甲歩兵旅団は春、交代の陣容を待って引き上げてくるだろう。鉄道が威力を発揮しているとはいえ、装甲歩兵旅団の前線での整備は軍の一般輜重には荷が重すぎる。現場の兵隊としては下がる方も残る方も不満の残る決定だろうが、自動車整備の部品を喰ったり食わせたりするわけにはゆかない以上、兵站を預かる参謀や後方との輜重の往復を心配する部隊長にしてみれば、手持ちの行李以外のことも考えに入れる必要がある。
だが、君たちの示した様々は戦争の技術というものの一切合財をありとあらゆる面から塗り替えることになる。戦場にいた我々のみならず大本営の者たちもその変化をそれぞれに思い描くことになったはずだし、そうでなければこの次の戦争には勝てない。今次の作戦では臨時編制だったが、二箇の聯隊は元通りの自動車聯隊としてではなく統合され装甲歩兵旅団として正規編制されることに決まるだろう。
兵を失わずに戦うことが出来るなどというものが如何に虫の良いものか、と云う話とは全く別に准将はそれも兵站のなす判断であると我々に示してくれた。
戦場で一兵も失わずに勝利する例というものは、古今を紐解いてみれば実は少ないというわけではない。およそ数次にわたって万全に繰り返せるものでないことも事実だが、それさえも将兵の心がけ、兵站の采配、将帥の責任としておこなわれる戦争の成り行きでしかない。
兵站本部は兵の損失は兵站の指導の徹底で減らせると言い出すようになった。以前から譫言のように謳われていた戦場文学官僚文学の一種であるが、それも前々から云われていたこととは意味合いも変わっている」
ワージン将軍はもう戦争も終わりだと確信したように言った。
マジンとしてはそこまで楽観をする気になれなかったが、負傷をした将軍としてはリザール城塞を事実上の陥落せしめた事態であれば勝利間近と考える気分は納得できるものではあった。
だが、赦せるものではなかった。
なにもしないのは耐えられなかった。
幾度かのくちづけもしてみた。息も吹き込んでみた。
リザの心臓はかつてステアから取り出して貪ったそれとは違い、既に肉としても価値の怪しげな状態になっていた。
それでも食べてみれば血抜きをしていない心臓はどんよりとした味で、筋肉のハリも殆どなくなっていた。
何より淀んだ血は泥のようになっていた。
味は。
もはや血の味すら疑わしい。
泥と変わらない。
他人が同じことをすれば、当然誰もが止めようとするだろうし、正気を疑う。
マジンであっても、正気を失ったものとして扱う。
宝玉の心臓をつなぎ輸血用の血液を注いでみたところで実のところリザの体のあちこちは既に綻んでいた。
手を尽くす意味がないことはマジン本人が一番良くわかっていた。
リザの胸を丁寧に縫合し棺に収め、地下の樫の木の根方の祭壇に据えたのは、もちろんマジンの未練だった。
リザの、ゴルデベルグ准将の国葬が執り行われる、という連絡があったのはリザの血を入れ替え胸の穴を塞ぎまんじりとしないままにリザの様子を眺めて二日経った午後だった。
翌日、エリスとアウロラを伴って軍都に赴き、国葬に参列したのは気分転換のようなもの、云ってしまえばどうしようもないことを知った上でリザの死から目を背けたいマジンの気分だった。
よほどエリスとアウロラのほうが潔いと、男の未練をマジン自身が嗤わないではいられなかったが、とても笑う気分にはなれなかった。
一等鷲羽付き宝玉九曜勲章を二人の娘とともに大元帥から直に受け取った時も、意外と冷静だと感じていた。
壇上からホライン少佐が気遣わしげな表情でこちらを見ているのに気がつけたほどだった。
ホライン少佐は左腕を吊っていた。
葬儀式典が終わりホライン少佐を探すと車椅子に座ったワージン将軍が傍らにいた。ワージン将軍はホライン少佐を伴っていて、制服は着ていたがどこか寒そうな姿で車いすに腰掛けていて従兵がついていた。痩せた印象とはいえ将軍に壇上から気がつけなかった程度にマジンはどうかしていると云えた。
「お悔やみ申し上げる。なんと言ってよいかわからない。新婚そうそう、申し訳ない有様だった」
「将軍はその後お加減はいかがですか」
一時は麻痺が体に出ていたワージン将軍も今は回復していた。あちこちの皮膚が剥がれ死の淵をさまようほどに血行が悪くなった者に特有の灰色のシミのような色合いの皮をしてはいたが、声には張りがあって必ずしも体調を心配する様子ではない。
「将軍ともなれば、走ったり跳んだりということがないので問題はない。鉄道がギゼンヌまで伸びてしまえば、もはや勝ったも同然と、油断があったとは思いたくないが、ゴルデベルグ准将のおかげで鍛えた兵の殆どは無事だった。実質的に被害は彼女だけだと云ってもいい。代わりに機材がいくらか失われたわけだが、そうあっても、歴戦の戦功にて鍛えた兵隊の値段に比べれば如何程のこともない。君の娘さんたちも含め聯隊の者たちを葬儀に出せないのは申し訳ないが、これも戦時の軍隊と忍んでくれ。……そちらが娘さんか。ふたりともなかなかしっかりした利発そうな娘さんだ。お母君に似て美人だな」
部下の死には慣れているはずだが、必ずしも遺族と顔を合わせることまでは慣れていない様子で、将軍は幾分緊張した様子でエリスとアウロラに目を向けた。
「彼女は軍人で今は戦争です。酒場の喧嘩で倒れたわけでないと思えば、致し方ないでしょう。今も打つ手が無いというわけではありません」
マジンの言葉をどうとったものか笑いすらせず疑いもせずワージン将軍はうなずいた。
「つもる話も多い。お茶でもどうかね」
ワージン将軍はそういうと高級将校用のサロンに親子を招待した。
よく手入れされたガラスの水槽に色とりどりの魚が泳いでいる光景はどれほどの手間がかかっているかしれたものではないが、水槽の苔を磨くだけで相当の手間であることは容易に想像ができる。
子供たちは水槽の魚に夢中になっていた。
「ようやく帝国が戦争をしていることを認め、停戦の交渉の準備を始めることになった。前線では君の準備してくれた自動車聯隊が真冬だというのに帝国軍を押し込んでくれている。私も世話になった毒ガスの心配はまだあるが、それはそれとして帝国軍も切り札を使いきったも同然で雪解けまでは大したこともできないだろう。ゲリエくんには、そしてゴルデベルグ准将には我々はなんと云って感謝を表せばすればよいのかわからない。だが、まずはありがとう、我々は君たち二人の尽力によってここまで戦ってこれたと云っても過言ではない。無論多くの者が死力を振り絞ってのことではあるが、それでは足りなかった力を君たち二人は足してくれた」
「妻はともかくボクは無責任極まりない有様でしたので、そこは皆様のお力と誇っていただいたほうが妻も喜びます」
ワージン将軍はニッコリと微笑み、表情を改めた。
「ところが、そう思っているのは我々共和国軍人だけではない」
「どういうことでしょう」
「まだ君のところには話がいっていない様子だね。尤もどう話しても碌な結果にはならないだろうが」
ワージン将軍の不吉な云いようにマジンも眉をひそめる。
「大議会で何かありましたか」
「帝国が停戦協定の条件に君の身柄の引き渡しを求めてきた」
「どういうことでしょう」
「どうやら、共和国の勝利の立役者は君だということらしい。帝国にとっては」
皮肉げにワージン将軍が口元を歪めた。本人はそのつもりだろうが唇の麻痺のせいか口元が震えている。
「光栄なこと、というべきなのか、舐められたものだというべきなのか迷うところですがどうすればよいのでしょう」
「正直まるでわからない。だが、大議会ではほとんど常にもういいだろうという意見が蔓延している」
「リザが無事であれば、帝国に新婚旅行というのはそれはそれで楽しかったかもしれませんが、今となっては恨みしかありません」
そう聞いてワージン将軍は気の毒そうに安堵の溜息をついた。
「まだ君のところに話がいっていない以上はなにがどうということもあるわけではないが、君に直接類が及ぶことだからね。伝えておきたかった」
礼を言うとワージン将軍は鷹揚に笑った。
「――もうすぐ戦争も終わる。どういう形にせよ。およそ共和国においては数々の課題を突きつけられる戦争だったよ。装甲歩兵旅団は春、交代の陣容を待って引き上げてくるだろう。鉄道が威力を発揮しているとはいえ、装甲歩兵旅団の前線での整備は軍の一般輜重には荷が重すぎる。現場の兵隊としては下がる方も残る方も不満の残る決定だろうが、自動車整備の部品を喰ったり食わせたりするわけにはゆかない以上、兵站を預かる参謀や後方との輜重の往復を心配する部隊長にしてみれば、手持ちの行李以外のことも考えに入れる必要がある。
だが、君たちの示した様々は戦争の技術というものの一切合財をありとあらゆる面から塗り替えることになる。戦場にいた我々のみならず大本営の者たちもその変化をそれぞれに思い描くことになったはずだし、そうでなければこの次の戦争には勝てない。今次の作戦では臨時編制だったが、二箇の聯隊は元通りの自動車聯隊としてではなく統合され装甲歩兵旅団として正規編制されることに決まるだろう。
兵を失わずに戦うことが出来るなどというものが如何に虫の良いものか、と云う話とは全く別に准将はそれも兵站のなす判断であると我々に示してくれた。
戦場で一兵も失わずに勝利する例というものは、古今を紐解いてみれば実は少ないというわけではない。およそ数次にわたって万全に繰り返せるものでないことも事実だが、それさえも将兵の心がけ、兵站の采配、将帥の責任としておこなわれる戦争の成り行きでしかない。
兵站本部は兵の損失は兵站の指導の徹底で減らせると言い出すようになった。以前から譫言のように謳われていた戦場文学官僚文学の一種であるが、それも前々から云われていたこととは意味合いも変わっている」
ワージン将軍はもう戦争も終わりだと確信したように言った。
マジンとしてはそこまで楽観をする気になれなかったが、負傷をした将軍としてはリザール城塞を事実上の陥落せしめた事態であれば勝利間近と考える気分は納得できるものではあった。
だが、赦せるものではなかった。
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