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「あなたは……イグナシオさまでは、ありませんよね?」
「ご明察、よく分かったね。なかなか、兄上と僕を区別できる人はいない」
侯爵令嬢ファティマの私室へ入ってきたのは、婚約者の公爵令息イグナシオにそっくりの男性だった。
そんな男性は、この世に一人しかいない。
「イグナシオさまの双子の弟君、レアンドロさまですか?」
相手の正体に確信を持つが、どうして訪ねて来たのかまでは分からない。
おそらく、使用人たちはイグナシオだと思って部屋へ通したのだろう。
そうでもなければ、ファティマがひとりでくつろいでいる所へ、未婚の男性を案内したりはしない。
「ご用件をお聞きしますわ」
ほんの少しの警戒心を隠して、ファティマはレアンドロに椅子を勧める。
だが、レアンドロはそれを断る。
「前置きは要らない。手っ取り早く終わらせよう」
「え……?」
ファティマがすべての疑問を口に出すより先に、レアンドロによって長椅子へ押し倒された。
横倒されたファティマの上に、馬乗りになるレアンドロの瞳には仄暗さしかない。
「な、何をするんですか!?」
「無理だろうけど、静かにしてもらおうか。終わるまでは見つかりたくないんだ」
レアンドロは結んでいたタイを解き、それをファティマの口へ突っ込んだ。
呼吸はできるが、喉まで詰められたタイのせいで、声が出せない。
(誰か! 助けて!)
もがくファティマを易々といなし、レアンドロはスカートの中を暴いていく。
ファティマにも、これから何が始まるのか分かってしまった。
(どうして!? イグナシオさまの弟のあなたが……)
ファティマは碌な抵抗もできないうちに、力の差でレアンドロに純潔を奪われてしまう。
それは、あっという間のできごとだった。
「さて、あとは誰かに発見してもらわないと」
声になんの感慨も浮かべず、無表情のレアンドロはファティマを残して出て行った。
長椅子の上では、乱れた髪と流れる涙をそのままに、憐れなファティマが気を失っていた。
◇◆◇◆
その後、家人に見つけられたファティマは、傷物になったことを理由に、イグナシオとの婚約を解消される。
そして代わりに、レアンドロと婚約することになった。
家格の違いもあって、ファティマの両親は公爵家へ強く糾弾できなかったらしい。
「すまん、ファティマ。お前を護ってやれず……」
苦々しい顔つきの父親に謝られたが、起きてしまったものはどうしようもない。
ファティマはイグナシオを想って泣いた。
しかし、ファティマの哀しみを余所に、イグナシオはすぐに新たな婚約者を迎える。
相手はファティマより3歳も若い、同格の侯爵家の令嬢だという。
身ごもっている可能性もあったため、ファティマはすぐにレアンドロと結婚し、一緒に暮らし始めた。
だが、そこで聞かされたのは、思いもよらないイグナシオの話だった。
「お前を抱いたのは、兄上への仕返しのためだった。……兄上は五年前、僕の婚約者に手を出したんだ」
「イグナシオさまが……まさか」
狼狽えるファティマへ、レアンドロは絵空事ではない証拠を見せてくれた。
『私の愛するレアンドロへ』から始まる手紙には、レアンドロの婚約者だった男爵令嬢エルネスタの懺悔が綴られていた。
闇に紛れて夜這われたエルネスタは、相手がレアンドロだと思ったのだそうだ。
しかし朝になってみると、そこにいたのはイグナシオだった。
レアンドロを裏切ってしまった絶望で、エルネスタは自ら命を絶った。
「じゃあ、この手紙は……」
「エルネスタの遺書だ」
レアンドロへの愛があふれる文章に、ファティマは胸が締めつけられる。
エルネスタとレアンドロは、男爵家と公爵家という身分差を越えて、愛を育んでいたそうだ。
「僕は兄上と違って公爵家を継がないから、両親からエルネスタとの付き合いを見逃されていたんだ。だが、兄上はそれが面白くなかったんだろう。なにしろ自分は政略結婚をさせられるんだから」
それにファティマは反論した。
「私とイグナシオさまの間には、愛情がありました。決して、政略だけの関係では――」
「それは嘘だ。兄上は、見よう見まねで恋愛ごっこをしているだけだ。お前の代わりに婚約者となったアブリル嬢へも、さっそく偽りの愛を囁いていたよ」
「嘘だった? 恋愛ごっこ?」
「兄上は人を愛するってことが分かっていない。エルネスタに手を出したのも、興味本位だったんだ。恋愛ってものがどんなものか、味わってみたかったのさ」
「じゃあ、私とも……」
「もし兄上がお前に本気だったなら、こんなに簡単に婚約者のすげ替えが行われるはずがない。もっと両親に抵抗して、お前との婚約を継続させただろう」
ファティマだけが、イグナシオに夢中になっていたのか。
頭の中で、最後に会ったときのイグナシオを思い返す。
申し訳ありませんでしたと謝罪したファティマへ対し、ひとことも口をきかなかったイグナシオ。
怒っているせいだと思っていたが、最初からファティマに無関心だったとしたら、その態度も頷ける。
「私は道化だったんですね……ひとりで盛り上がって……」
「お前は本当に兄上が好きだったんだな。あんな男を好きになる女がいるとは、思ってもいなかったよ」
レアンドロは、ようやくばつの悪い顔をした。
双子の兄弟で、同じ顔で、公爵家を継ぐか継がないかの違いしかない二人。
どっちと結婚することになろうと、たいした差はないだろうと安直に考え、レアンドロは凶行に走った。
「悪かった。僕の復讐のために利用してしまって……。せめて今後は、お前が幸せになれるよう努力する」
しかし、そんなレアンドロの目を掻い潜り、ファティマは悪意にさらされる。
「ご明察、よく分かったね。なかなか、兄上と僕を区別できる人はいない」
侯爵令嬢ファティマの私室へ入ってきたのは、婚約者の公爵令息イグナシオにそっくりの男性だった。
そんな男性は、この世に一人しかいない。
「イグナシオさまの双子の弟君、レアンドロさまですか?」
相手の正体に確信を持つが、どうして訪ねて来たのかまでは分からない。
おそらく、使用人たちはイグナシオだと思って部屋へ通したのだろう。
そうでもなければ、ファティマがひとりでくつろいでいる所へ、未婚の男性を案内したりはしない。
「ご用件をお聞きしますわ」
ほんの少しの警戒心を隠して、ファティマはレアンドロに椅子を勧める。
だが、レアンドロはそれを断る。
「前置きは要らない。手っ取り早く終わらせよう」
「え……?」
ファティマがすべての疑問を口に出すより先に、レアンドロによって長椅子へ押し倒された。
横倒されたファティマの上に、馬乗りになるレアンドロの瞳には仄暗さしかない。
「な、何をするんですか!?」
「無理だろうけど、静かにしてもらおうか。終わるまでは見つかりたくないんだ」
レアンドロは結んでいたタイを解き、それをファティマの口へ突っ込んだ。
呼吸はできるが、喉まで詰められたタイのせいで、声が出せない。
(誰か! 助けて!)
もがくファティマを易々といなし、レアンドロはスカートの中を暴いていく。
ファティマにも、これから何が始まるのか分かってしまった。
(どうして!? イグナシオさまの弟のあなたが……)
ファティマは碌な抵抗もできないうちに、力の差でレアンドロに純潔を奪われてしまう。
それは、あっという間のできごとだった。
「さて、あとは誰かに発見してもらわないと」
声になんの感慨も浮かべず、無表情のレアンドロはファティマを残して出て行った。
長椅子の上では、乱れた髪と流れる涙をそのままに、憐れなファティマが気を失っていた。
◇◆◇◆
その後、家人に見つけられたファティマは、傷物になったことを理由に、イグナシオとの婚約を解消される。
そして代わりに、レアンドロと婚約することになった。
家格の違いもあって、ファティマの両親は公爵家へ強く糾弾できなかったらしい。
「すまん、ファティマ。お前を護ってやれず……」
苦々しい顔つきの父親に謝られたが、起きてしまったものはどうしようもない。
ファティマはイグナシオを想って泣いた。
しかし、ファティマの哀しみを余所に、イグナシオはすぐに新たな婚約者を迎える。
相手はファティマより3歳も若い、同格の侯爵家の令嬢だという。
身ごもっている可能性もあったため、ファティマはすぐにレアンドロと結婚し、一緒に暮らし始めた。
だが、そこで聞かされたのは、思いもよらないイグナシオの話だった。
「お前を抱いたのは、兄上への仕返しのためだった。……兄上は五年前、僕の婚約者に手を出したんだ」
「イグナシオさまが……まさか」
狼狽えるファティマへ、レアンドロは絵空事ではない証拠を見せてくれた。
『私の愛するレアンドロへ』から始まる手紙には、レアンドロの婚約者だった男爵令嬢エルネスタの懺悔が綴られていた。
闇に紛れて夜這われたエルネスタは、相手がレアンドロだと思ったのだそうだ。
しかし朝になってみると、そこにいたのはイグナシオだった。
レアンドロを裏切ってしまった絶望で、エルネスタは自ら命を絶った。
「じゃあ、この手紙は……」
「エルネスタの遺書だ」
レアンドロへの愛があふれる文章に、ファティマは胸が締めつけられる。
エルネスタとレアンドロは、男爵家と公爵家という身分差を越えて、愛を育んでいたそうだ。
「僕は兄上と違って公爵家を継がないから、両親からエルネスタとの付き合いを見逃されていたんだ。だが、兄上はそれが面白くなかったんだろう。なにしろ自分は政略結婚をさせられるんだから」
それにファティマは反論した。
「私とイグナシオさまの間には、愛情がありました。決して、政略だけの関係では――」
「それは嘘だ。兄上は、見よう見まねで恋愛ごっこをしているだけだ。お前の代わりに婚約者となったアブリル嬢へも、さっそく偽りの愛を囁いていたよ」
「嘘だった? 恋愛ごっこ?」
「兄上は人を愛するってことが分かっていない。エルネスタに手を出したのも、興味本位だったんだ。恋愛ってものがどんなものか、味わってみたかったのさ」
「じゃあ、私とも……」
「もし兄上がお前に本気だったなら、こんなに簡単に婚約者のすげ替えが行われるはずがない。もっと両親に抵抗して、お前との婚約を継続させただろう」
ファティマだけが、イグナシオに夢中になっていたのか。
頭の中で、最後に会ったときのイグナシオを思い返す。
申し訳ありませんでしたと謝罪したファティマへ対し、ひとことも口をきかなかったイグナシオ。
怒っているせいだと思っていたが、最初からファティマに無関心だったとしたら、その態度も頷ける。
「私は道化だったんですね……ひとりで盛り上がって……」
「お前は本当に兄上が好きだったんだな。あんな男を好きになる女がいるとは、思ってもいなかったよ」
レアンドロは、ようやくばつの悪い顔をした。
双子の兄弟で、同じ顔で、公爵家を継ぐか継がないかの違いしかない二人。
どっちと結婚することになろうと、たいした差はないだろうと安直に考え、レアンドロは凶行に走った。
「悪かった。僕の復讐のために利用してしまって……。せめて今後は、お前が幸せになれるよう努力する」
しかし、そんなレアンドロの目を掻い潜り、ファティマは悪意にさらされる。
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