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第十三話-2

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「ウォルフのアナルはいい子だ。すぐ飲み込めそう」
「ぅ、え……え?ちょ、……フレッドッ……」

 散々舐められ唾液をたっぷり含まされたアナルは、とろとろに解れていた。そこへフレデリックの亀頭が押しつけられ、制止する間もなく入りこんでくる。

 ず、ぷ、ぷぷぷ、とゆっくり内壁を擦り上げながら熱いペニスが進んできた。こつん、と腹の中の行き止まりを押される感じがして、苦しさに小さく呻く。

 でもフレデリックのモノはまだ根元まで入っていないようで、はふはふと息をつきながら俺は頭を振った。枕に俺の黒髪がぱさりと当たる。

 オーギュスト達に言われて髪を伸ばし始めてから、まだ数ヶ月だが首に掛るくらいは伸びていた。その髪をフレデリックは愛おしそうに一房手に取って、ちゅ、と口づける。

「あとで切った髪が欲しいな」
「は、……なん、……なんで、……」
「黒魔術に髪とか爪とかは必須で」
「……なんに、つか、……っんぁ、あ、あ!」

 俺の片足を肩まで担ぎ上げ、ズプン、と深くまで突き上げてきた。

 前に覚えがある、エルヴェに魔道具で突かれたあの痛いところが、また押し上げられている。ひ、と身体が強ばり、あの痛みと強烈な快感を思い出して震えた。ぎゅっと身体に力が入って、両手を突っぱるようにしてフレデリックの胸を押し遣る。

 するとフレデリックは俺の嫌がる手首を捕まえて楽しそうに笑った。ちゅう、と手首にまで吸い痕がつけられた。

「んー?もしかして結腸抜かれた事あるのか」
「まどうぐ、……ま、どうぐで、……んっ、ぁ……」
「また怪しいオモチャ作って……いやアデラの入れ知恵かこれは」

 こつ、こつ、と亀頭が思いのほか優しく結腸の入口をこねる。
 ぶるぶると震える俺の腰を撫で擦ったり、全身性感帯のあちこちを弄ってフレデリックは俺の緊張を解していった。

 そして最後に狙われたのが乳首だった。いまだにシャツは着ていて、胸だけ露出するようにボタンを開けられている。むにっと胸筋を掴まれて乳輪ごと食まれ、ちろちろと舌でねぶられた。

 不意に両手でグイッと胸筋を上に寄せられる。そうやってふくらみを強調するようにしてからフレデリックは嬉々として乳首を弄り始めた。
 そんな風に寄せると男の胸筋でも確かに女の乳房みたいに見える。カアッと頬に熱が上って、やめろ、と拒絶の声が漏れた。

「な、ん、……女の乳房じゃない、てっ……」
「ウォルフはさ、全体的な骨格はあんまり育たなかったけど筋肉は結構ついたな。腰は細いしハラも腹筋で絞っちゃってるけど。見事な逆三角形というか、胸筋だけはふくらんで厚みがあって……触ってみたいなってずっと思ってた。ほら、掴めるし、揉み心地もいいし」
「ぁ、ん、あ、ひっ……や、め……揉むなって、おいっ!」

 たぷたぷと両手で胸筋を揉まれ、声を上げた。振り払おうと手を動かすけど、フレデリックは笑いながらそれをかわして俺の鼻先に口づけてくる。腕は見事に空ぶった。

 それで気が抜けたのを見計らいズンッと一気に突き上げられた。魔道具なんかよりずっと太い亀頭が結腸口を割って入り込んでくる。
 ずっぷりとそこにめり込み、ゆさゆさと揺らされると目の前がちかちか明滅するような感じがした。

 仰け反った背に強い快感が弾けて、息が止まりそうになって、俺はぎゅうっとフレデリックに抱きついた。

「あ、ぅ、ぁ、ひ、……あ、あ、あ!くるし、ぃ、やだ、そこ、いやだぁ、……フレッドッ……」
「イヤじゃないだろ。気持ち良い、だって。潮吹いてびしょびしょになってるし、ここも」
「んっ、ん、ぁ、……、やだ、……ぁ、やだ、……も、イク、イクッ……」
「好きなだけイッていいから、……ほら、気持ち良いって。言って」
「ふ、あ、……き、……」
「『気持ち良い』って」
「きも、ち、いっ……ふれっど……」
「……。『好き』って言って」
「すき、すき、……う、あ、……ああっ、きもちい、すきぃっ……」


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