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第91話
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「ルナちゃん?いる?」
「いますよ」
「ほんとに?」
「います」
私の名前は桜川千雪。
今、私は指名手配されています!
「では…ここで問題です!」
「ちょっとっ!…チユキさん!」
「なに?」
「うるさいですよ」
「ごめんなさい」
それでは…気を取り直して、私の頭の中からお送りいたします!
私達は今!どこにいるでしょうか…?
はい!時間切れです!
正解は…………ここです!なんかの箱の中でした!
皆は分かったかな?
それでは…次回にまたお会いしましょう!ではでは~
「はぁ…」
何やってるんだろ…
ついに頭がおかしくなったのかも…
「チユキさん?」
「なに?」
「ここにずっと居る気ですか?」
「え……ま、まぁその気だけど…」
「まずくないですか……?」
「確かに…」
別に私だって、ここで永遠に逃走を続けるとは思っていない。
でも…見つかった時が怖い!
ここって異世界だからさ、処刑とかされるのかな……
「私によい策がありますよ」
「え!」
「うるさいです」
「ご、ごめん」
ルナちゃんに策?
これはなにか希望の光的なやつ?!
まぁこれは私が策なんて考えていないのがダメなんだけど…
「で、なにかあるの?」
「はい」
「どうぞ」
「私が乗って来た物があります」
「あ、なるほど」
そう。ルナちゃんはここに商売をしに来ていたのだ。
それが原因でトウマと知り合ったみたいだけど…
「ここからどれぐらい?」
「徒歩一時間ぐらいですね」
「いける!」
「うるさいです」
「ごめん」
同じパターンの繰り返し。
しかし、まさかの徒歩で行ける距離!
そして一時間!
これは絶好のチャンスと言わざるえない。
「じゃあ出版しよう!」
「え…もうですか?」
「え?なにかある?」
「いや…なんでもないです」
絶対なにかあるじゃん…
これぐらい私でも分かる
「なになに?」
「いや…そのっ…こーゆうのって夜とかが良いんじゃ?」
「あ…確かに」
「しばらく待ちましょう」
「はい」
人の数を気にするとは、ルナちゃん、頭が冴えてるなぁ!
とりあいず夜まで待って、そこから移動することにしよう。
そしてたどり着ければこっちのもんよ!
「いますよ」
「ほんとに?」
「います」
私の名前は桜川千雪。
今、私は指名手配されています!
「では…ここで問題です!」
「ちょっとっ!…チユキさん!」
「なに?」
「うるさいですよ」
「ごめんなさい」
それでは…気を取り直して、私の頭の中からお送りいたします!
私達は今!どこにいるでしょうか…?
はい!時間切れです!
正解は…………ここです!なんかの箱の中でした!
皆は分かったかな?
それでは…次回にまたお会いしましょう!ではでは~
「はぁ…」
何やってるんだろ…
ついに頭がおかしくなったのかも…
「チユキさん?」
「なに?」
「ここにずっと居る気ですか?」
「え……ま、まぁその気だけど…」
「まずくないですか……?」
「確かに…」
別に私だって、ここで永遠に逃走を続けるとは思っていない。
でも…見つかった時が怖い!
ここって異世界だからさ、処刑とかされるのかな……
「私によい策がありますよ」
「え!」
「うるさいです」
「ご、ごめん」
ルナちゃんに策?
これはなにか希望の光的なやつ?!
まぁこれは私が策なんて考えていないのがダメなんだけど…
「で、なにかあるの?」
「はい」
「どうぞ」
「私が乗って来た物があります」
「あ、なるほど」
そう。ルナちゃんはここに商売をしに来ていたのだ。
それが原因でトウマと知り合ったみたいだけど…
「ここからどれぐらい?」
「徒歩一時間ぐらいですね」
「いける!」
「うるさいです」
「ごめん」
同じパターンの繰り返し。
しかし、まさかの徒歩で行ける距離!
そして一時間!
これは絶好のチャンスと言わざるえない。
「じゃあ出版しよう!」
「え…もうですか?」
「え?なにかある?」
「いや…なんでもないです」
絶対なにかあるじゃん…
これぐらい私でも分かる
「なになに?」
「いや…そのっ…こーゆうのって夜とかが良いんじゃ?」
「あ…確かに」
「しばらく待ちましょう」
「はい」
人の数を気にするとは、ルナちゃん、頭が冴えてるなぁ!
とりあいず夜まで待って、そこから移動することにしよう。
そしてたどり着ければこっちのもんよ!
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