65 / 129
第55話
しおりを挟む
「お前ら」
「なに?」
「なんですか?」
二人が俺の方に振り向く。
「俺は少し用事ができたから先に行ってくれ」
「用事ぃ?」
桜川が聞いてくる。
イラつく聞き方するの上手すぎだろ。
「…用事だ」
「もしかして…?」
「お前の想像にまかせる」
「ふーん」
「用事ってなんですか?」
ルナが聞いてくる。
「大したことじゃないぞ」
「そーですか…?」
「そうだ」
「なら良いですが…」
なんか意味深な返事返ってきたんだけど…
こいつは深く考えすぎる時があるからな
まぁ出会って一日弱なんですけど…
「じゃあルナちゃん!行こう!」
桜川が言う。
「そうですね!」
ルナもその言葉に対して笑顔で応える。
「じゃあトウマさん!また後で会いましょう!」
「あぁ」
「あんた、逃げるんじゃないわよ」
「分かってるつーの」
なんでこんな疑われないといけないの?
確かにギルのこと忘れてたけどさ…
それでも酷くない?
俺たち仲間じゃないの?
まぁもとを辿れば俺の失態のせいなんですけどね…
「じゃあ俺も行くとしますか」
そう言って換金所を探そうと、近くの地図を探す。
てか、あいつらもう行ったのか?
早くね?
さっきのルナの暗い雰囲気はなんだったんだよ…
切り替え能力早すぎ問題。
「おーあったな」
数分歩いていると街のマップを発見。
こーゆうの小さなことが大切なんですよねぇ
宛もなしに行動しても無駄ってことだ。
「えっと…近くの店はっと…」
マップを見て現在地を確認する。
「門までは結構近いな」
ルナの案内のお陰で、門の近くに来てたらしい。
マジで店に向かうまでに何時間かけてたんだよ…
やっぱマップって大事だな。
「よし!ここに向かおう」
ここから一番近い換金所を目的地にする。
しかし、急がなければ本当に野宿だぞ…
一応あいつらも待たせてるからな…
出来るだけ早く終わらせて、向かわないと行けないな
「なに?」
「なんですか?」
二人が俺の方に振り向く。
「俺は少し用事ができたから先に行ってくれ」
「用事ぃ?」
桜川が聞いてくる。
イラつく聞き方するの上手すぎだろ。
「…用事だ」
「もしかして…?」
「お前の想像にまかせる」
「ふーん」
「用事ってなんですか?」
ルナが聞いてくる。
「大したことじゃないぞ」
「そーですか…?」
「そうだ」
「なら良いですが…」
なんか意味深な返事返ってきたんだけど…
こいつは深く考えすぎる時があるからな
まぁ出会って一日弱なんですけど…
「じゃあルナちゃん!行こう!」
桜川が言う。
「そうですね!」
ルナもその言葉に対して笑顔で応える。
「じゃあトウマさん!また後で会いましょう!」
「あぁ」
「あんた、逃げるんじゃないわよ」
「分かってるつーの」
なんでこんな疑われないといけないの?
確かにギルのこと忘れてたけどさ…
それでも酷くない?
俺たち仲間じゃないの?
まぁもとを辿れば俺の失態のせいなんですけどね…
「じゃあ俺も行くとしますか」
そう言って換金所を探そうと、近くの地図を探す。
てか、あいつらもう行ったのか?
早くね?
さっきのルナの暗い雰囲気はなんだったんだよ…
切り替え能力早すぎ問題。
「おーあったな」
数分歩いていると街のマップを発見。
こーゆうの小さなことが大切なんですよねぇ
宛もなしに行動しても無駄ってことだ。
「えっと…近くの店はっと…」
マップを見て現在地を確認する。
「門までは結構近いな」
ルナの案内のお陰で、門の近くに来てたらしい。
マジで店に向かうまでに何時間かけてたんだよ…
やっぱマップって大事だな。
「よし!ここに向かおう」
ここから一番近い換金所を目的地にする。
しかし、急がなければ本当に野宿だぞ…
一応あいつらも待たせてるからな…
出来るだけ早く終わらせて、向かわないと行けないな
0
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢は始祖竜の母となる
葉柚
ファンタジー
にゃんこ大好きな私はいつの間にか乙女ゲームの世界に転生していたようです。
しかも、なんと悪役令嬢として転生してしまったようです。
どうせ転生するのであればモブがよかったです。
この乙女ゲームでは精霊の卵を育てる必要があるんですが・・・。
精霊の卵が孵ったら悪役令嬢役の私は死んでしまうではないですか。
だって、悪役令嬢が育てた卵からは邪竜が孵るんですよ・・・?
あれ?
そう言えば邪竜が孵ったら、世界の人口が1/3まで減るんでした。
邪竜が生まれてこないようにするにはどうしたらいいんでしょう!?
『無頼勇者の奮闘記』〜無力だった青年が剣豪に至るまで〜
八雲水経・陰
ファンタジー
―「今度こそ、救えるのかと聞いてるんだ。」―
二つの数奇な運命が交差したその日、一人の男の終わらない旅が始まった。
後に、英雄とも死神とも呼ばれる男の人生は静かに、覚醒の時を迎えた――。
大企業の御曹司・吹雪清也は、24歳でありながら自分では何も出来ない青年だった。
これまで一度も自分で何かを成し得た事はない。常に守られ、敷かれたレールの上を歩いて来た。
その道に苦難は無く、成長も意味も無い。残されたのは"未熟な自分と苦悩"だけ。
当の本人は、その現状を快く思っていなかった。いつかは"名字に頼らず生きていく"。それだけが彼の望みであった。
しかし現在まで、彼は自らが求める"無頼"とは程遠い人生を歩んでいた。
そんな中他人を庇って事故死した彼は、女神により"勇者達"の一人として、新たな人生を与えられる。
しかし他の転生者が次々と異能力を得る中で、彼だけは能力の享受を断った。
その根底にある思い、それは"自立への羨望"。自らが目指す姿に至るため、彼は女神の申し出を断ったのだ。
転生先の世界で、彼は多くの経験と仲間との交流を通して成長していく。
そんな中、波瀾万丈に進む冒険の影で、黒衣に身を包んだ一人の男が己の知る"破滅の運命"を変える為、密かに奔走していたのだった――。
300年前から紡がれる巨大な因縁に交わった一人の青年。その影で蠢く1人の男と、彼の知る数奇な運命。
終わらない旅路の果てに彼は何を求めるのか。これは、"全てが始まる物語"――。
〜〜〜〜〜
※基本的に三人称視点です。
※"小説家になろう"でも連載中です。
↓
https://ncode.syosetu.com/n2382gz/
※☆マークは、なろう版と細かい描写の差がある話です。基本的にあちらの方がマイルドです。
※♡マークは、R18相当の性描写があるとして、一部をR18シーン集(アルファポリスに有ります)に移転した話です。
↓
https://www.alphapolis.co.jp/novel/115033031/365529704
※キャラの立ち絵は、キャラメーカーで作った物です。
※3部作で一区切りです。その後の話は、オムニバス形式で完結編に統合します。
魔法使いじゃなくて魔弓使いです
カタナヅキ
ファンタジー
※派手な攻撃魔法で敵を倒すより、矢に魔力を付与して戦う方が燃費が良いです
魔物に両親を殺された少年は森に暮らすエルフに拾われ、彼女に弟子入りして弓の技術を教わった。それから時が経過して少年は付与魔法と呼ばれる古代魔術を覚えると、弓の技術と組み合わせて「魔弓術」という戦術を編み出す。それを知ったエルフは少年に出て行くように伝える。
「お前はもう一人で生きていける。森から出て旅に出ろ」
「ええっ!?」
いきなり森から追い出された少年は当てもない旅に出ることになり、彼は師から教わった弓の技術と自分で覚えた魔法の力を頼りに生きていく。そして彼は外の世界に出て普通の人間の魔法使いの殆どは攻撃魔法で敵を殲滅するのが主流だと知る。
「攻撃魔法は派手で格好いいとは思うけど……無駄に魔力を使いすぎてる気がするな」
攻撃魔法は凄まじい威力を誇る反面に術者に大きな負担を与えるため、それを知ったレノは攻撃魔法よりも矢に魔力を付与して攻撃を行う方が燃費も良くて効率的に倒せる気がした――
虚無の統括者 〜両親を殺された俺は復讐の為、最強の配下と組織の主になる〜
サメ狐
ファンタジー
———力を手にした少年は女性達を救い、最強の組織を作ります!
魔力———それは全ての種族に宿り、魔法という最強の力を手に出来る力
魔力が高ければ高い程、魔法の威力も上がる
そして、この世界には強さを示すSSS、SS、S、A、B、C、D、E、Fの9つのランクが存在する
全世界総人口1000万人の中でSSSランクはたったの5人
そんな彼らを世界は”選ばれし者”と名付けた
何故、SSSランクの5人は頂きに上り詰めることが出来たのか?
それは、魔力の最高峰クラス
———可視化できる魔力———を唯一持つ者だからである
最強無敗の力を秘め、各国の最終戦力とまで称されている5人の魔法、魔力
SSランクやSランクが束になろうとたった一人のSSSランクに敵わない
絶対的な力と象徴こそがSSSランクの所以。故に選ばれし者と何千年も呼ばれ、代変わりをしてきた
———そんな魔法が存在する世界に生まれた少年———レオン
彼はどこにでもいる普通の少年だった‥‥
しかし、レオンの両親が目の前で亡き者にされ、彼の人生が大きく変わり‥‥
憎悪と憎しみで彼の中に眠っていた”ある魔力”が現れる
復讐に明け暮れる日々を過ごし、数年経った頃
レオンは再び宿敵と遭遇し、レオンの”最強の魔法”で両親の敵を討つ
そこで囚われていた”ある少女”と出会い、レオンは決心する事になる
『もう誰も悲しまない世界を‥‥俺のような者を創らない世界を‥‥』
そしてレオンは少女を最初の仲間に加え、ある組織と対立する為に自らの組織を結成する
その組織とは、数年後に世界の大罪人と呼ばれ、世界から軍から追われる最悪の組織へと名を轟かせる
大切な人を守ろうとすればする程に、人々から恨まれ憎まれる負の連鎖
最強の力を手に入れたレオンは正体を隠し、最強の配下達を連れて世界の裏で暗躍する
誰も悲しまない世界を夢見て‥‥‥レオンは世界を相手にその力を奮うのだった。
恐縮ながら少しでも観てもらえると嬉しいです
なろう様カクヨム様にも投稿していますのでよろしくお願いします
これが普通なら、獣人と結婚したくないわ~王女様は復讐を始める~
黒鴉宙ニ
ファンタジー
「私には心から愛するテレサがいる。君のような偽りの愛とは違う、魂で繋がった番なのだ。君との婚約は破棄させていただこう!」
自身の成人を祝う誕生パーティーで婚約破棄を申し出た王子と婚約者と番と、それを見ていた第三者である他国の姫のお話。
全然関係ない第三者がおこなっていく復讐?
そこまでざまぁ要素は強くないです。
最後まで書いているので更新をお待ちください。6話で完結の短編です。
レディース異世界満喫禄
日の丸
ファンタジー
〇城県のレディース輝夜の総長篠原連は18才で死んでしまう。
その死に方があまりな死に方だったので運命神の1人に異世界におくられることに。
その世界で出会う仲間と様々な体験をたのしむ!!
殿下、人違いです。殿下の婚約者はその人ではありません
真理亜
ファンタジー
第二王子のマリウスが学園の卒業パーティーで婚約破棄を突き付けた相手は人違いだった。では一体自分の婚約者は誰なのか? 困惑するマリウスに「殿下の婚約者は私です」と名乗り出たのは、目も眩まんばかりの美少女ミランダだった。いっぺんに一目惚れしたマリウスは、慌てて婚約破棄を無かったことにしようとするが...
剣豪エルフは弟子がほしい!
水母すい
ファンタジー
──拝啓、追放されました。
「剣士は二人もいらない」と、理不尽すぎる理由で冒険者パーティを追放された三流剣士の俺。受け入れてくれるパーティも働き口もなく果てにはギャンブルに手を染めていた俺だったが、あるときエルフの少女(?)に窮地を救われる。
そして、俺を助けた見返りとして彼女はこう言った。
「君、私の弟子になってくれない?」
行く宛てがない元剣士の俺と、ハイスペックで自由人すぎるエルフの彼女。そんな俺たちの奇妙すぎる二人旅は、彼女の暇つぶしから始まった⋯⋯。
*予告無しのタイトル変更あり
*毎日更新がんばります
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる