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26.5話
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さてどうするか。
俺は善意の心で助けようとしたんだがな。
後ろからもう1人来るとは予想外だった。
某名探偵の冒頭シーンみたいな感じだ。
「お前この宝石をどこで手に入れた?」
連中の1人が聞いてくる。
「忘れた」
しらばっくれてみる
「誤魔化してもムダだ」
「くっ」
「とりあいずこの宝石は貰っとくぜ」
宝石が入った鞄ごと盗まれそうになる。
宝石は最悪どうでもいいが、本を盗られるのは困る。
「おい!」
「なんだ?」と連中が振り向いた瞬間
連中の1人が倒れた
「痛ってぇ」
なにかで殴られたようだ。
しかし一体誰が?
「そいつに夢中で私を忘れてたようね」
あの女だった。
確かに連中は宝石に夢中で他のことは見ていなかった。
「くそっ」
あちらも反撃してくる。
「どりゃ」
しかしなぎ倒す。
こんなの映画とかでしか見たことないぞ?
そしてあっという間に倒してしまう。
これ俺出てくる意味あった?
まぁ行動が重要だからね
「ケガはない?」
こちらに話しかけてくる。
「あぁ」と返事をする
「君は?」
「大丈夫です」
とルナにも確認をする。
「助かった」
「お互い様よ」
「え?」
「注意を引いてくれたでしょ?」
「まぁな」
ほらね!役に立ってた
「よし!取り返した」
と鞄を奪う
「トーマさん私のせいで…」
「いや、気にするな」
「これは遠回しに考えたら俺の宝石が原因だからな」
と笑って見せる
「はい!」
とルナにも笑顔が戻る。
これは良いことしたという感情に浸る。
「ちょっと!」
そんなこともつかの間あいつが割り込んでくる。
「最終的に助けたのは私なんですけど!」
「はぁ?!」
こいつは面倒の集大成みたいなやつだな。笑
俺は善意の心で助けようとしたんだがな。
後ろからもう1人来るとは予想外だった。
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連中の1人が聞いてくる。
「忘れた」
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「くっ」
「とりあいずこの宝石は貰っとくぜ」
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「おい!」
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しかし一体誰が?
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「どりゃ」
しかしなぎ倒す。
こんなの映画とかでしか見たことないぞ?
そしてあっという間に倒してしまう。
これ俺出てくる意味あった?
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とルナにも笑顔が戻る。
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「ちょっと!」
そんなこともつかの間あいつが割り込んでくる。
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