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第25話
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俺は現世から来たと思われるやつに出会った。
そしてそいつに話を聞くべく待っている所である。
「ったく」
そいつが店から出てこないのだ。
さっきから待っているが約30分以上待っている。
これはあれなのか?
女性の買い物は文句を言わずに待ちましょうってか
まぁ知らねぇけど。
ガヤガヤ ワイワイ
「それはともかくこの街は人がほんとに多いな」
俺が席に座って待っている間にも無数の人が出歩いている。
周りを見渡すと様々な役職のやつがいるな。
鎧に身を守っているやつもいれば、明らかに魔術師みたいなやつもいる。
「やっぱ異世界に来たんだな」
と思ってしまう。
それはそうだ。現世なら鎧も魔術師もないからだ。
「それはそうとて、あいつ遅すぎるだろ」
そろそろ店に戻ろうと考えてしまう。
いやでもカッコ悪くないか?それ
おれは「店の外で待ってる」とかいうカッコつけ店を出てきている。
それで遅いと呼びにいってよいものだろうか。
「もう少しだけ待つか」
俺は結局待つことを選択。
「おっ」
暇なので風景を見ていた時だった。
「あれルナじゃね?」
そこにルナの姿があった。
ルナとは俺をここセントラルまで運んでくれた命の恩人だ。おや足の恩人の間違いかもしれない。
「暇だし声かけてみるか」
俺は席を立つ。
「ルナ~」
と呼んでみる。反応はない。
声が小さかったのか?
聞こえてないようなのでもう少し近づいて呼んでみることにしよう。
「え?」
ルナは何人かの大人に囲まれていた。
「あいつなにやったんだ…」
なにかやってるから囲まれているのだろう。
仲介に行きたいが俺にはそんな度胸はない。
「やめてください…」
ルナの声が聞こえた。
「これはヤバいやつなんじゃ?」
俺でも分かる修羅場感。
そう思ったのもつかの間ルナが路地裏に連れていかれる。
「おいおい」
さすがにやりすぎじゃないのか?
いくらなにかやらかしたとはいっても子供相手に大人が複数人は度が過ぎている。
「どうするかな…」
俺も割り込んだら色々めんどくさくなるのは確定している。
「まぁ話だけは盗み聞きするか」
とりあいず相手の出方を観察することにした。
しかし見つかってしまったら?
まぁ考える暇はない。
無事に帰れることを願おう。
そしてそいつに話を聞くべく待っている所である。
「ったく」
そいつが店から出てこないのだ。
さっきから待っているが約30分以上待っている。
これはあれなのか?
女性の買い物は文句を言わずに待ちましょうってか
まぁ知らねぇけど。
ガヤガヤ ワイワイ
「それはともかくこの街は人がほんとに多いな」
俺が席に座って待っている間にも無数の人が出歩いている。
周りを見渡すと様々な役職のやつがいるな。
鎧に身を守っているやつもいれば、明らかに魔術師みたいなやつもいる。
「やっぱ異世界に来たんだな」
と思ってしまう。
それはそうだ。現世なら鎧も魔術師もないからだ。
「それはそうとて、あいつ遅すぎるだろ」
そろそろ店に戻ろうと考えてしまう。
いやでもカッコ悪くないか?それ
おれは「店の外で待ってる」とかいうカッコつけ店を出てきている。
それで遅いと呼びにいってよいものだろうか。
「もう少しだけ待つか」
俺は結局待つことを選択。
「おっ」
暇なので風景を見ていた時だった。
「あれルナじゃね?」
そこにルナの姿があった。
ルナとは俺をここセントラルまで運んでくれた命の恩人だ。おや足の恩人の間違いかもしれない。
「暇だし声かけてみるか」
俺は席を立つ。
「ルナ~」
と呼んでみる。反応はない。
声が小さかったのか?
聞こえてないようなのでもう少し近づいて呼んでみることにしよう。
「え?」
ルナは何人かの大人に囲まれていた。
「あいつなにやったんだ…」
なにかやってるから囲まれているのだろう。
仲介に行きたいが俺にはそんな度胸はない。
「やめてください…」
ルナの声が聞こえた。
「これはヤバいやつなんじゃ?」
俺でも分かる修羅場感。
そう思ったのもつかの間ルナが路地裏に連れていかれる。
「おいおい」
さすがにやりすぎじゃないのか?
いくらなにかやらかしたとはいっても子供相手に大人が複数人は度が過ぎている。
「どうするかな…」
俺も割り込んだら色々めんどくさくなるのは確定している。
「まぁ話だけは盗み聞きするか」
とりあいず相手の出方を観察することにした。
しかし見つかってしまったら?
まぁ考える暇はない。
無事に帰れることを願おう。
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