ごっそり

ストレートダーク

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再開のフラワーズ

ちょっとした話

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レオは高校時代からこの世の中が汚いと思いだした。いじめ、虐待、DVといったけして弱くないのになんらかの権利を行使してる奴が許せなかった。別に自分自身があった訳ではない。日本人の父とロシア人の母のもとに生まれたレオは幸せに暮らしていた。ニュースを理解するにつれて自分の生活では考えられないほどの事件が起きている事に気づく。スタイルが良くモテるね!と言われるがあまり自分には自覚がなかった。しかし良く見渡せば周りにもいじめなどがあり絶望した。ある日同じクラスの連中が女性にちょっかいをかけていた。無理矢理連れて行こうとしているのは大門と言うやつとその仲間2人。レオは止めに入る。しかしどんなにレオの身長が高くガタイが良くてもさすがの3人相手はキツかった。2人に抑えられ顔の前には大門が足の裏で顔面を蹴る姿勢をしている。昔からあまり男性人には良く思わない奴もいる事は知っていた。「人気者がいちいち目障りなんだよ‼︎」蹴るかかる寸前大門が倒れた。目をつぶっていて良く分からなかったがそこには見たことある、こいつも同じクラスの天野が立っていた。別に仲が良いわけでは無いが前から天野は目を引いた。世間から離れ1人自由な感じに憧れていた。感謝を告げようとしたら「俺もこう言う奴嫌いだから」と天野は後の2人を睨んだ。気迫に負けたのか2人は逃げていく。しかし途中で天野に1人また1人と捕まった。誰かが止めに入らなければ2人もタダじゃ済まなかっただろう。
とりあえず女性の証言により私たちは何もなかった。次の日天野に礼を言おうとしたら登校中に意外にも向こうから話かけてきた。「お前もこっち側だろ」良く言ってる意味が分からなかったが少しわかった気がした。その日から天野と連むことが多くなった。大門は5日間の入院、残りの2人は当分自宅療養になった。お互い同情するつもりはなかった「この世は泥だ」天野の口癖だった。
いつものように天野との独特の会話をして帰宅途中女の子が声をかけてきた。よく見たらこの前助けた女の子だった。レオは正面から見た時この子の可愛さに見惚れてしまった。「この前は助けてくれてありがとうございます。」「いや、性別による危険の違いって不公平だから」レオは変な言い回しをしてしまった。ただ許せなかったのは確かである。「今度デートしてください。今度デートしてください。北葉雪乃です。」唐突な誘い‼︎レオは思わず笑ってしまった。「今からどっかカフェでも行く?」「いや今からは忙しいので今度の土曜日にでも」まともな提案を逆に断られてしまった。いつもなら気乗りしないのだがこの子の事が知りたいと思うようになった。「いいよ。午後いちからでいい?」2人は連絡先を交換して集合場所を決めた。午後いちからにしたのはカフェだけで済みそうだからだ。でも少し幸せだった。最近は辛い思いばっかりだここ数日
 きっかけは天野の一言「正直ものがバカを見る世界ってくそだよな」レオは「当たり前の事だけどな」「なぁ俺たちで世直ししないか?不貞な奴に天誅を‼︎」
「何すんだよ」
「街を回るのさ‼︎困ってたり、噂でも良くない奴は排除する」
そういって天野はカツアゲ、街の不良、半グレに喧嘩を売り出した。大抵のやつはレオの体の大きさに驚き逃げていく者がほとんどだった。たまに喧嘩に乗って来た場合は力の前ままに相手が降参するまで戦った‼︎降参すれば助けてやるのがレオだったが天野はとことん相手を痛ぶる‼︎基本的に天野をレオが押さえて大体終わる。
 予定時刻少し前に行くと雪乃はすでについていた。2人で喫茶店に入りいろいろ話した。献血をされてるように綺麗に雪乃に惹かれていってる。骨抜きなのに…
 そこから付き合うには日にちは要らなかった。3回目のデートの時に好きだと伝えてみた。「これから私が手当してあげるからね」彼女の答えだった。その時レオは喧嘩の経験を生かして警察になるのもありかな~なんて思った‼︎
 ある日天野と世直しをしていると着信がなった‼︎「ククク笑い声」誰だ?天野は後ろで何が起きたかわからない顔をしている?「レオ助けて」電話の向こうからかすかに聞こえた‼︎「復讐でした~」電話が切れた。雪乃に電話する…繋がらない慌てていると天野が落ち着かせる‼︎2人で探したが見つからなかった‼︎学校近くの河川敷の川のすぐそばで女の子が倒れていた事を知ったのはそれから3時間後の事だった。雪乃は病院先で息を引き取った。警察に行っても事故死と追い払うように言われた。何も信用できない。ふと隣にいた天野が「大門だったんじゃないか?」と言った‼︎合点が言った。あの声は紛れもなく大門だった。「大門たちの所に行こう」久々に私が口にした言葉だった。学校帰り3人でいるところを見かけた。天野が2人をぶん殴り人気のないところでロープとガムテープを使って何かしている。天野は止めないことにした。天野は唯一正しい男だった。レオは大門に歩み寄り「出来心、自首するから」と何か言っていた。思うまま痛めつけた。のちに新聞に載る死者3名を残して。これからどうする?レオが天野に聞いた。大丈夫‼︎ちょっと来いと言われ向かって行くと古い倉庫があった。中に入った途端驚いた。30人近くいた。2人に気づいた30人はこちらを見ると皆お辞儀をして道を開けた。奥には2つ席があったレオは一つの椅子を勧められたが動揺で座れなかった。すると天野は座り「今日をもって「律」を結成する。」会場は少しどよめいた。天野はレオを見て「ここにいるのは俺たちがいじめ、カツアゲから守った人たちや噂を聞いて来てくれた人の一部だよ」「一部?」「遠くにいる人はまだ来れないからね‼︎後々みんなには伝えるけど、一緒にユートピアを作ろう。俺たちが保安隊だ‼︎」同様はあまりなかった。両親に会えない悲しさがあるがこれが正義なら仕方がない。頬に痛みを感じた。喧嘩の時だろうか?財布に雪乃が入れてくれた絆創膏を手に取りやっぱりやめた。
 数年後また絆創膏を眺めていた。「レオ様天道院様がそろそろ来いと」「あぁわかった」深夜の船へ向かった。
 
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