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1章 学園
2話 神
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「なっ!ここは……どこなんだ」
俺は少しでも情報を得ようと周りを見渡すが、 本当に一面真っ白。地平線みたいなのもない。
突如、上空が輝き出した。
「次から次へと……次は何だ?」
俺は手で目を隠しながら、必死に上を見ようとするが、ピカピカ光っているだけで何も見えない。目に痛い光では無いのだが、本当にピカピカ光っているのだ。
「すまないな。人間にこの光は眩し過ぎるか」
男とも女とも取れる中性的な声が聞こえた後、眩しい光がやんだ。
俺は目を慣らすようにゆっくりと目を開ける。そして目の前にいたのは”戦神”という言葉がぴったりな美少女だった。
髪の毛は肩にかかるくらい伸ばしているが、その目は鋭い。かといって怖いかと聞かれたらそうでも無い。普通に可愛い。それに着ている服も体に張り付いているため魅惑の体つきが俺の目にはっきりと映し出されている。
「そんなにおかしいか?」
「い、いや、そうでもない。普通に似合ってるぞ」
「そうか?まぁ、いい。それよりお前を呼び出したのには訳がある」
「それは俺たちが異世界に来たことの説明と謝罪か?または、俺たちの世界が異世界になってたことの説明と謝罪か?」
俺の頭にはそれしか思い浮かばなかった。俺がオークと対面した時に、学園の姿がはっきりと見えたのだ。
そう考えれば、学園全体で異世界に召喚された。または俺たちの世界に魔物だかモンスターが現れて、ラノベ化したとしか考えられない。
そしてこのタイミングの呼び出しである。こう考えれば、説明と謝罪に行き着く。
「ほう、なぜそう思う?」
たった今頭の中で整理したところなんですけど………。
「ははっ!それは知ってるさ。我は神だぞ?相手の思考くらい読めて当然だ」
「………………そっか、そうだよな。俺がいくら頑張っても上には神がいるんだ。だから自惚れるのは間違いだ。うん、ありがとうございます。あなたのおかげでスッキリしました」
さっきまで自惚れてた自分がバカみたいだ。それに部屋でも神様のことを考えたじゃないか。何が天才だ。こんな簡単なことすら考えつかないなんてな。
「あ、うん。何が起きたのか分からないけど、スッキリしたなら良かったよ。
それで今から話したいんだけど、大丈夫?」
「はい、大丈夫です」
この人キャラ作ってるな?今、一瞬だが素が出たぞ?
しかしそんなことを考えたことは神に追求はそれなかった
「分かった。コホン。それで今回は我々神側のミスで起こったことだ。本来ならそなたの所にいる_天上結衣をこの世界に送るはずだったのだ」
天上結衣………?ああ、女子剣道部主将の人か俺は高一で帰宅部で、天上先輩は2年で部活有りだからあんまり関わりがないんだよねぇ
「その天上をこちらの世界に勇者として召喚するはずだったのだが、天上以上に強者の気配を感じてな。その者も呼ぼうと思ったのだが、その力の強さが想像以上でな。逆にこちらが力に振り回されそれを抑えるために力をさらに注いだ結果、時空の軸が、歪み、その歪みにそなたたちの学園が入り込んでしまったという訳だ。そして我々はどうにかして天上だけでもその世界に送り込もうとしたのだが、それすらも失敗し、学園ごとその世界に送り込んだ訳だ」
「………それは俺の考えが正しければ、神様達は天上先輩以外の人も巻き込もうとした結果、俺たちを時空軸に飛ばして、その俺たちをみ話そうしたけど、勝手に着いてきたってことだよな?」
「うむ、そうなるな」
「はぁ!?ふざけんなよ!そんなの立派な誘拐じゃねぇかよ!それなら俺たちを元の世界に戻せよ!」
「すまないが、それは出来ない。我は神ではあるが、我以上に強い力を持った神もいる。そして世界間の移動ができるのは創造神様だけだ」
「だったら、その創造神ってやつを連れてこいよ!直接文句を言ってやる!」
「おい!バカ野郎!その言葉遣いを辞めろ!創造神様にそのような口をきくな!」
「よいよい、気にするな」
その声ば後ろから聞こえた。俺は驚きで咄嗟に飛びずさる。さっきの神も含めると三つ巴のような形になる。
俺は背後にいた神を見ると、その神はさっきの神よりもいい体つきだった。正直、あんなことをした神にこんなことを言いたくないが、人外じみた美しさだ。それだけを言っておこう。
「お前が話の流れからして創造神だな?俺たちを元の世界へ返せ!」
「このバカ!創造神様にそんな口をきくな!消されても知らないぞ!」
「そんなことなんかどうでもいい!たかが俺一人の命で未来が救えるなら安いもんさ!」
「ふむ、未来とな。それはそなたの義理の妹のことだな?」
「なんでそんなこと……そうか。神だったな」
「お主、よくここに来れたな?どうやって来た?」
俺もよく分からないと伝えた。創造神の目が鋭くなる。きっと俺の心を読んでいるのだろう。しかし、しかしいくら読んだところで、知らないものは知らないから、気にする事はない。そんなことより早く世界間の移動を頼まねば。
「この際、俺の考えを覗いてもしょうがないだろ。なら早く答えを出してくれ」
「それもそうだ。なら率直に言うと、そなたたちを元の世界に戻すのは不可能だ」
「はぁ!?なんでだよ!」
「それを今から伝える。そうだな………ならばこう考えるのだ。水の中に石を入れても水はすぐに馴染み、石の部分を空けて適応する。時空軸もそれと同じように考えれば良い。水の中にある石はすぐに抜くことができる。しかし、その水が深海だったらどうなる?水圧で簡単には取り上げられないだろう?それと同じだ」
確かにそう言われたら難しいことだ。
「それは初めの状態でも言えるだろ?俺たちの学校は築50年だ。今の状態は一日すら経ってない。初めにやったのができたなら、今でもできるはずだ」
「………お主は鋭いの。一番面倒なタイプだ。なら説明しようか。さっきアマトから聞いただろう?強者の力に引っ張られたと。その力が人族の枠を超えて、そんじょそこらの神を上回るような資質を持っておってな。その力を抑えるために、他に神々も本気で抑えたのだそうしなければ、その世界どころか他の世界にも影響が与えられるからな。その力を抑えるために妾とアマト、後は下級神や初級神を残してあらかた消えてしまったのだ。だから創造神の妾でも、その強者を戻すのは不可能なのだ。そんなことをしたら妾まで消えてしまうからの。そうしたら今いる世界だけではなく、お主のいた世界まで、全ての世界が滅びてしまうからの」
確かにそうだ。その前に髪を消滅させる力を持った奴が同じ学園にいたことに驚きだ。でもそいつも俺と同じく退屈な日常だったに違いない。俺は既に目標を見つけたが、そいつは目の前にいる創造神くらいしか目標はなさそうだな。後はアマトってやつ。
「………ならばその強者と天上先輩を残してそれ以外を戻してくださいよ」
「ずいぶん自分勝手な意見だ。お主はそういうことを言わないと思っていたが?」
「俺だって重々承知だ。でも未来を助けるにはそれしかないだろう。それ以外の方法で未来を助けられるならそれでも構わないが」
「先程からお主、ずいぶん無礼ではないか?妾は寛大ゆえ許しておるが、これでも人族が、崇める神を束ねているだぞ?」
「はぁ、こちらこそ失望したよ。創造神ならそれくらい分かると思ったけど、期待しすぎだったな。
しょうがない。俺がお前に対して無礼なのは、どう考えてもお前たち神側が、悪いから。それに目の前にいる人族を相手して、そんな酷いこと言われて、崇められる方が凄いだろ」
「海翔!早く創造神様に謝れ!その言葉はダメだ!」
「馬鹿なのはそっちだろ?地球でも神話として残ってるぞ?それに宗教もあるしな。神は信賞必罰をモットーにしてるってな。だから俺は当然の主張をしてるだけ。悪いのはそっち。だから俺は裁判官でお前たちは被告人ってところ。それに戦いになっても絶対に負けない。だって背負ってる物の重みが───」
違いすぎる。俺はそう言おうとしたが、俺の目の前に火の塊が生まれた。
俺は少しでも情報を得ようと周りを見渡すが、 本当に一面真っ白。地平線みたいなのもない。
突如、上空が輝き出した。
「次から次へと……次は何だ?」
俺は手で目を隠しながら、必死に上を見ようとするが、ピカピカ光っているだけで何も見えない。目に痛い光では無いのだが、本当にピカピカ光っているのだ。
「すまないな。人間にこの光は眩し過ぎるか」
男とも女とも取れる中性的な声が聞こえた後、眩しい光がやんだ。
俺は目を慣らすようにゆっくりと目を開ける。そして目の前にいたのは”戦神”という言葉がぴったりな美少女だった。
髪の毛は肩にかかるくらい伸ばしているが、その目は鋭い。かといって怖いかと聞かれたらそうでも無い。普通に可愛い。それに着ている服も体に張り付いているため魅惑の体つきが俺の目にはっきりと映し出されている。
「そんなにおかしいか?」
「い、いや、そうでもない。普通に似合ってるぞ」
「そうか?まぁ、いい。それよりお前を呼び出したのには訳がある」
「それは俺たちが異世界に来たことの説明と謝罪か?または、俺たちの世界が異世界になってたことの説明と謝罪か?」
俺の頭にはそれしか思い浮かばなかった。俺がオークと対面した時に、学園の姿がはっきりと見えたのだ。
そう考えれば、学園全体で異世界に召喚された。または俺たちの世界に魔物だかモンスターが現れて、ラノベ化したとしか考えられない。
そしてこのタイミングの呼び出しである。こう考えれば、説明と謝罪に行き着く。
「ほう、なぜそう思う?」
たった今頭の中で整理したところなんですけど………。
「ははっ!それは知ってるさ。我は神だぞ?相手の思考くらい読めて当然だ」
「………………そっか、そうだよな。俺がいくら頑張っても上には神がいるんだ。だから自惚れるのは間違いだ。うん、ありがとうございます。あなたのおかげでスッキリしました」
さっきまで自惚れてた自分がバカみたいだ。それに部屋でも神様のことを考えたじゃないか。何が天才だ。こんな簡単なことすら考えつかないなんてな。
「あ、うん。何が起きたのか分からないけど、スッキリしたなら良かったよ。
それで今から話したいんだけど、大丈夫?」
「はい、大丈夫です」
この人キャラ作ってるな?今、一瞬だが素が出たぞ?
しかしそんなことを考えたことは神に追求はそれなかった
「分かった。コホン。それで今回は我々神側のミスで起こったことだ。本来ならそなたの所にいる_天上結衣をこの世界に送るはずだったのだ」
天上結衣………?ああ、女子剣道部主将の人か俺は高一で帰宅部で、天上先輩は2年で部活有りだからあんまり関わりがないんだよねぇ
「その天上をこちらの世界に勇者として召喚するはずだったのだが、天上以上に強者の気配を感じてな。その者も呼ぼうと思ったのだが、その力の強さが想像以上でな。逆にこちらが力に振り回されそれを抑えるために力をさらに注いだ結果、時空の軸が、歪み、その歪みにそなたたちの学園が入り込んでしまったという訳だ。そして我々はどうにかして天上だけでもその世界に送り込もうとしたのだが、それすらも失敗し、学園ごとその世界に送り込んだ訳だ」
「………それは俺の考えが正しければ、神様達は天上先輩以外の人も巻き込もうとした結果、俺たちを時空軸に飛ばして、その俺たちをみ話そうしたけど、勝手に着いてきたってことだよな?」
「うむ、そうなるな」
「はぁ!?ふざけんなよ!そんなの立派な誘拐じゃねぇかよ!それなら俺たちを元の世界に戻せよ!」
「すまないが、それは出来ない。我は神ではあるが、我以上に強い力を持った神もいる。そして世界間の移動ができるのは創造神様だけだ」
「だったら、その創造神ってやつを連れてこいよ!直接文句を言ってやる!」
「おい!バカ野郎!その言葉遣いを辞めろ!創造神様にそのような口をきくな!」
「よいよい、気にするな」
その声ば後ろから聞こえた。俺は驚きで咄嗟に飛びずさる。さっきの神も含めると三つ巴のような形になる。
俺は背後にいた神を見ると、その神はさっきの神よりもいい体つきだった。正直、あんなことをした神にこんなことを言いたくないが、人外じみた美しさだ。それだけを言っておこう。
「お前が話の流れからして創造神だな?俺たちを元の世界へ返せ!」
「このバカ!創造神様にそんな口をきくな!消されても知らないぞ!」
「そんなことなんかどうでもいい!たかが俺一人の命で未来が救えるなら安いもんさ!」
「ふむ、未来とな。それはそなたの義理の妹のことだな?」
「なんでそんなこと……そうか。神だったな」
「お主、よくここに来れたな?どうやって来た?」
俺もよく分からないと伝えた。創造神の目が鋭くなる。きっと俺の心を読んでいるのだろう。しかし、しかしいくら読んだところで、知らないものは知らないから、気にする事はない。そんなことより早く世界間の移動を頼まねば。
「この際、俺の考えを覗いてもしょうがないだろ。なら早く答えを出してくれ」
「それもそうだ。なら率直に言うと、そなたたちを元の世界に戻すのは不可能だ」
「はぁ!?なんでだよ!」
「それを今から伝える。そうだな………ならばこう考えるのだ。水の中に石を入れても水はすぐに馴染み、石の部分を空けて適応する。時空軸もそれと同じように考えれば良い。水の中にある石はすぐに抜くことができる。しかし、その水が深海だったらどうなる?水圧で簡単には取り上げられないだろう?それと同じだ」
確かにそう言われたら難しいことだ。
「それは初めの状態でも言えるだろ?俺たちの学校は築50年だ。今の状態は一日すら経ってない。初めにやったのができたなら、今でもできるはずだ」
「………お主は鋭いの。一番面倒なタイプだ。なら説明しようか。さっきアマトから聞いただろう?強者の力に引っ張られたと。その力が人族の枠を超えて、そんじょそこらの神を上回るような資質を持っておってな。その力を抑えるために、他に神々も本気で抑えたのだそうしなければ、その世界どころか他の世界にも影響が与えられるからな。その力を抑えるために妾とアマト、後は下級神や初級神を残してあらかた消えてしまったのだ。だから創造神の妾でも、その強者を戻すのは不可能なのだ。そんなことをしたら妾まで消えてしまうからの。そうしたら今いる世界だけではなく、お主のいた世界まで、全ての世界が滅びてしまうからの」
確かにそうだ。その前に髪を消滅させる力を持った奴が同じ学園にいたことに驚きだ。でもそいつも俺と同じく退屈な日常だったに違いない。俺は既に目標を見つけたが、そいつは目の前にいる創造神くらいしか目標はなさそうだな。後はアマトってやつ。
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「ずいぶん自分勝手な意見だ。お主はそういうことを言わないと思っていたが?」
「俺だって重々承知だ。でも未来を助けるにはそれしかないだろう。それ以外の方法で未来を助けられるならそれでも構わないが」
「先程からお主、ずいぶん無礼ではないか?妾は寛大ゆえ許しておるが、これでも人族が、崇める神を束ねているだぞ?」
「はぁ、こちらこそ失望したよ。創造神ならそれくらい分かると思ったけど、期待しすぎだったな。
しょうがない。俺がお前に対して無礼なのは、どう考えてもお前たち神側が、悪いから。それに目の前にいる人族を相手して、そんな酷いこと言われて、崇められる方が凄いだろ」
「海翔!早く創造神様に謝れ!その言葉はダメだ!」
「馬鹿なのはそっちだろ?地球でも神話として残ってるぞ?それに宗教もあるしな。神は信賞必罰をモットーにしてるってな。だから俺は当然の主張をしてるだけ。悪いのはそっち。だから俺は裁判官でお前たちは被告人ってところ。それに戦いになっても絶対に負けない。だって背負ってる物の重みが───」
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