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【第二章】赤い地球
第八十六話……ヴェロヴェマの一日♪
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今日の空は雲一つない晴天。
燦燦と太陽の光が降り注ぐ。
じゅ~じゅ~♪
ラム星系の準惑星ツリーアの浜辺にてバーベキュー。
元古代超国家の別荘地だけあって、人工ではあるが優雅な海岸もあった。
防御要塞としての機能は僅かにとどまる構造だった。
「ポコ~♪」
「くま~♪」
「にゃ~♪」
皆楽しそうだ。
えっ、私?
荷物の見張りと肉を焼く係…… (´・ω・`)
……こんがりと肉と野菜が焼けていく。
「まぁ、お嬢ちゃん飲みねぇ!」
「いただきますわ♪」
我が副官殿は、水着姿でシャルンホルスト爺さんのお酌係。
ガンガン飲んでいるお酌係だけど。
まぁ、退役中将には先の戦いで大変世話になったから文句は言えないのだが……。
「おい、小僧!」
「は、はい?」
シャルンホルストさんに呼ばれる。
「お前も飲め!」
「はっ! いただきます」
この世界でも接待はきっと重要である。
現実の世界でも、接待のある飲み屋産業だけでもかなりの経済波及効果があるらしい。
……まぁ、もっとデキル人なら飲みにゅけーしょんなんて要らないのだろうけど……。
「小僧、お前は邪眼持ちか!?」
「……はっきりとは判りませんけど……らしい、ですね……」
「だろうな……、あれだけ離れていて相手に弾が当たるんだものな……」
シャルンホルストさんは静かに空を見上げる。
すこし寂しそうだ。
「その、邪眼ってなんなのですか?」
副官殿が老将に尋ねる。
「古代アヴァロン王国の生物兵器と伝わっている。王国の戦士だけが持つとされる伝説の眼らしい」
「へ……へぇ、で、うちの閣下が戦士?」
「だよな? 戦士らしくないよな! はははっ!」
「ですわね、ははははっ!」
酔っぱらい二人に笑われた。
こんなにイカツイ一つ目巨人なのに、なぜ笑われるんだろう?
……その日は日が暮れるまで、楽しく遊んだ。
ちなみに、邪眼持ちは他にもいる可能性があるらしい。
詳しい能力や誰かはわからないらしいけど……。
☆★☆★☆
――現実世界のアパート。
ぐつぐつ~♪
一人用のコンロで一人用土鍋。
小さいコタツにて一人鍋である。
豚肉に野菜、豆腐にうどん、旬のキノコもはいっている。
こちらの世界の私は二つの眼がある。
ちなみにド近眼に乱視付き。
あっちの世界の眼が羨ましくなる。
現実世界は潜水艦事故の影響で、今でも電気の配給が怪しい。
たまに停電になる。
VRゲームという仕事のため、ディーゼル発電機と燃料を買ってきた。
学生時代に取った危険物の免許が役にたった。
……少々危ないが、今夜も発電機を回したままゲームの世界へ旅立つのだ。
仕事だよ、うん、お仕事。
鍋を洗い、片付けたあと、カプセルに入る。
内側から赤いボタンを押すと、いつものように白い薬剤が噴霧され、意識が消え去った。
☆★☆★☆
――ゲームの世界。
肌が緑色の一つ目巨人。
これが、この世界での私。
ちなみに現在、歯磨き中。
人間より一回り大きい歯ブラシで磨く。
……そもそも、巨人も虫歯になるのかな?
髭をそり、髪をといて軍帽を被る。
いざ、出勤!
まぁ、勤務地イコール自宅なのだけど……。
「おはようございます!」
「おはようございますわ!」
「おはようポコ!」
朝から皆さんお仕事。
私は社長出勤ならぬ、提督出勤。
サラリーマン時代からの夢。
「コーヒーこちらに置きますポコ!」
「ありがとう♪」
美人の副官殿ではなく、タヌキの砲術長が毎朝珈琲をいれてくれる。
……ちなみに、入れてくれる人の外見で味が変わる派だ。
「あ、あちっ!」
「大丈夫ポコ?」
……きっと、罰が当たったらしい。
その日は終日、舌がヒリヒリした。ざまぁない。
朝はヨハンさんを中心に内政会議。
昼からは副官殿を中心に建艦会議。
――そして、夕方からは……。
「アニキ! 立てぇええ!!」
「ぐふ……」
アルベルト王子に扱かれて、陸戦教練だった。
――その後、夕飯を食べた後。
艦載機に乗り、夜間の空中戦訓練。
「おぇ……」
今日も加速と減速のGで吐きました……。
汚くてゴメン。
――さらに、深夜。
「小僧! 寝るな!!」
「はぅ……、はい!」
最近は深夜まで、シャルンホルスト退役中将より戦術教練の座学を受ける。
……提督って結構つらいね。
――こうして、私の一日は終わる。
☆★☆★☆
――カリバーン帝国暦853年10月。
私ことヴェロヴェマ子爵が治めるラム星系は、辺境星域連合国家の一つとして正式に連合に加入。
盟主アメーリア女王を仰ぐ形となった。
私はお礼と報告を兼ねてレオナルド星系へ謁見のため向かう。
ガス状惑星アメーリアにハンニバルは着陸。
その後、副官殿を連れて宮殿に向かった。
――宮殿の中にて、女王様に謁見。
「……主ニハ期待シテオルゾ!」
「はっ!」
女王様は相変わらずの薄布装備。
もはや全体が深いスリット。
熟れた二つのメロンが零れ落ちそうだった……。
……まぁともかく、蛮王様と違って目の保養になる盟主様だった。
こんなことを思っていると、罰があたるかもしれないが……。
「……何をにやにやされているのです?」
案の定その日、副官殿がやたらと怖かった。
☆★☆★☆
カリバーン帝国・辺境連合国家
ヴェロヴェマ子爵領
・ラム星系
【内訳】
惑星(主星) ベル
準惑星 ツーリア
燦燦と太陽の光が降り注ぐ。
じゅ~じゅ~♪
ラム星系の準惑星ツリーアの浜辺にてバーベキュー。
元古代超国家の別荘地だけあって、人工ではあるが優雅な海岸もあった。
防御要塞としての機能は僅かにとどまる構造だった。
「ポコ~♪」
「くま~♪」
「にゃ~♪」
皆楽しそうだ。
えっ、私?
荷物の見張りと肉を焼く係…… (´・ω・`)
……こんがりと肉と野菜が焼けていく。
「まぁ、お嬢ちゃん飲みねぇ!」
「いただきますわ♪」
我が副官殿は、水着姿でシャルンホルスト爺さんのお酌係。
ガンガン飲んでいるお酌係だけど。
まぁ、退役中将には先の戦いで大変世話になったから文句は言えないのだが……。
「おい、小僧!」
「は、はい?」
シャルンホルストさんに呼ばれる。
「お前も飲め!」
「はっ! いただきます」
この世界でも接待はきっと重要である。
現実の世界でも、接待のある飲み屋産業だけでもかなりの経済波及効果があるらしい。
……まぁ、もっとデキル人なら飲みにゅけーしょんなんて要らないのだろうけど……。
「小僧、お前は邪眼持ちか!?」
「……はっきりとは判りませんけど……らしい、ですね……」
「だろうな……、あれだけ離れていて相手に弾が当たるんだものな……」
シャルンホルストさんは静かに空を見上げる。
すこし寂しそうだ。
「その、邪眼ってなんなのですか?」
副官殿が老将に尋ねる。
「古代アヴァロン王国の生物兵器と伝わっている。王国の戦士だけが持つとされる伝説の眼らしい」
「へ……へぇ、で、うちの閣下が戦士?」
「だよな? 戦士らしくないよな! はははっ!」
「ですわね、ははははっ!」
酔っぱらい二人に笑われた。
こんなにイカツイ一つ目巨人なのに、なぜ笑われるんだろう?
……その日は日が暮れるまで、楽しく遊んだ。
ちなみに、邪眼持ちは他にもいる可能性があるらしい。
詳しい能力や誰かはわからないらしいけど……。
☆★☆★☆
――現実世界のアパート。
ぐつぐつ~♪
一人用のコンロで一人用土鍋。
小さいコタツにて一人鍋である。
豚肉に野菜、豆腐にうどん、旬のキノコもはいっている。
こちらの世界の私は二つの眼がある。
ちなみにド近眼に乱視付き。
あっちの世界の眼が羨ましくなる。
現実世界は潜水艦事故の影響で、今でも電気の配給が怪しい。
たまに停電になる。
VRゲームという仕事のため、ディーゼル発電機と燃料を買ってきた。
学生時代に取った危険物の免許が役にたった。
……少々危ないが、今夜も発電機を回したままゲームの世界へ旅立つのだ。
仕事だよ、うん、お仕事。
鍋を洗い、片付けたあと、カプセルに入る。
内側から赤いボタンを押すと、いつものように白い薬剤が噴霧され、意識が消え去った。
☆★☆★☆
――ゲームの世界。
肌が緑色の一つ目巨人。
これが、この世界での私。
ちなみに現在、歯磨き中。
人間より一回り大きい歯ブラシで磨く。
……そもそも、巨人も虫歯になるのかな?
髭をそり、髪をといて軍帽を被る。
いざ、出勤!
まぁ、勤務地イコール自宅なのだけど……。
「おはようございます!」
「おはようございますわ!」
「おはようポコ!」
朝から皆さんお仕事。
私は社長出勤ならぬ、提督出勤。
サラリーマン時代からの夢。
「コーヒーこちらに置きますポコ!」
「ありがとう♪」
美人の副官殿ではなく、タヌキの砲術長が毎朝珈琲をいれてくれる。
……ちなみに、入れてくれる人の外見で味が変わる派だ。
「あ、あちっ!」
「大丈夫ポコ?」
……きっと、罰が当たったらしい。
その日は終日、舌がヒリヒリした。ざまぁない。
朝はヨハンさんを中心に内政会議。
昼からは副官殿を中心に建艦会議。
――そして、夕方からは……。
「アニキ! 立てぇええ!!」
「ぐふ……」
アルベルト王子に扱かれて、陸戦教練だった。
――その後、夕飯を食べた後。
艦載機に乗り、夜間の空中戦訓練。
「おぇ……」
今日も加速と減速のGで吐きました……。
汚くてゴメン。
――さらに、深夜。
「小僧! 寝るな!!」
「はぅ……、はい!」
最近は深夜まで、シャルンホルスト退役中将より戦術教練の座学を受ける。
……提督って結構つらいね。
――こうして、私の一日は終わる。
☆★☆★☆
――カリバーン帝国暦853年10月。
私ことヴェロヴェマ子爵が治めるラム星系は、辺境星域連合国家の一つとして正式に連合に加入。
盟主アメーリア女王を仰ぐ形となった。
私はお礼と報告を兼ねてレオナルド星系へ謁見のため向かう。
ガス状惑星アメーリアにハンニバルは着陸。
その後、副官殿を連れて宮殿に向かった。
――宮殿の中にて、女王様に謁見。
「……主ニハ期待シテオルゾ!」
「はっ!」
女王様は相変わらずの薄布装備。
もはや全体が深いスリット。
熟れた二つのメロンが零れ落ちそうだった……。
……まぁともかく、蛮王様と違って目の保養になる盟主様だった。
こんなことを思っていると、罰があたるかもしれないが……。
「……何をにやにやされているのです?」
案の定その日、副官殿がやたらと怖かった。
☆★☆★☆
カリバーン帝国・辺境連合国家
ヴェロヴェマ子爵領
・ラム星系
【内訳】
惑星(主星) ベル
準惑星 ツーリア
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