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~烈風編~
第五話……死闘
しおりを挟む今日の空は……。
リアルの空は核戦争の歴史の足跡が色濃いが、今日はゲームの中のそらは…今はそれどころじゃない?
「がるるるる…(うまそうなブタがいるぞ~)」
(´;ω;`) ひぇぇぇ~助ちけて~。
……タヌキとウサギは拙者の後ろに素早く隠れた。
「「兄者マカセタ!」」
Σ( ̄□ ̄|||) 「…ぇ? …こういう時だけずるくござらない?」
【システム通知】 … 長男に決定しました。称号【家長】を習得!
(`・ω・´)シ 「おっし! やったろうでござる!」
……。
…………。
…………(ポチポチ)
(。´・ω・) ぇ~っと 【システム】→【緊急ログアウト】
【システム通知】 … 【注意】PTメンバーからの親密値が下がりますがよろしいですか?
(´@ω@) … 「……なこといったって…命あってのものだねでござろう?」
(;゜∀゜) (゜∀゜メ)人(゜∀゜メ) ぢぃ~(非難の目線)
(;’∀’)… わ……わかりましたよ …少しは頑張ってみるでござる。。。
(。´・ω・)? 装備キットに武器らしきものは?
ゴソゴソ。
(´・ω・`)/ ←【ひのきの棒】を装備した。
「さぁ! 準備完了!?」
……【タヌキ】は【ウサギ】を連れて退避スキル【土遁の術】を発動!
Σ( ̄□ ̄|||) 「ぇ~!? 拙者だけでやるの?」
しかたござらぬ……。
(;`・ω・)/ 「いざ往かむ!」
狼さんA「しゃらくせえぇぇ! ブタめ!」
狼さんB「はやくトンテキになりやがれ!」
狼さんC「このブタめ! 女王様とお呼び!」
……(;’∀’) ??
【1ターン目】
「ブヒィ!?」
(;’∀’) あっ…ビビッて足元がふらついたでござる。
【システム通知】 … スキル【豚足】発動します!
しかも、ふらついたついでに拙者は石ころにつまずき……、
……、
……、
こけた……。
『口の中に砂が…ぺっぺ……ジャリジャリ』
……結果、
拙者のお腹の下で3匹の狼が圧死! こけた拍子にスナップが効いて、手を離した【ヒノキの棒】が狼一匹を直撃し、刺殺!? それを見たもう一匹は遁走~♪ (…戦後述解・引用【東方変人録】及び【豚舌煮集】より)
……( ゜∀゜) (゜∀゜) (゜∀゜ ) 「「…さすがはアニキすげ~♪」」 「…でござろ?(ひきつり感MAX)」
ヾ(゜∀゜)人(゜∀゜)人(゜∀゜)ノ ぽこうさぶひぃ~♪
【システム通知】 … レベルが15になりました~♪
(∩´∀`)∩ おしゃ~♪ イケイケでチョベリグでござるな~♪
☆彡☆彡☆彡 ぐぉ~んぐぉ~んぐぉ~ん ……ピコピコピコポンポン ☆彡☆彡☆彡
【システム通知】 … 【緊急】…サーバーと遮断されました。
『ぇ~いいとこだったのに……なんだよコレ??』
暫しの暗転ののち……。
「……一体いつまでゲームやってんだよ!?」
拙者はブチ切れた母上に引きずられ夕餉に相成った。
「母上…今日のご飯は?」
「ん? 父ちゃんとあんたが好きな豚骨ラーメンよ」
(∩´∀`)∩ やった~♪
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