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第二章 従う事への教育
間話「もしも、エリヴァルが侍女調教を受けたとしたら? その1」
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in衣装部屋
「これが、侍女としてのエリヴァル様のお衣装でしてよ。王家の子女がお勤めのためのエプロンドレスを着るのはお恥ずかしい事ですが、公爵家の侍女は名誉職ですわ」
レミエールが大人しく衣装に着替えるエリヴァルの腕を支えて、極端に丈の短いドレスが彼女を飾る。何度か着心地を確かめたエリヴァルは、王族らしい優美な微笑みでクロームファラに語りかけた。
「ボクにヒップを丸出しの侍女服を着せるだなんて、クロームファラだったか…な? 君は随分と淫らな貴族のようだね。ご覧よ、ボクの秘芯は熱くもなっていないんだ。貴方がたに指先で蹂躙されて、蜜を垂らしながら着替えさせられるはずなのに…。これでは、乾ききってしまうよ」
「エリヴァル様。そのような淫らなお姿で、私たちの前にお道具を晒すだなんて…」
「何が淫らだと言うのさ? 卑猥なドレスを渡してきて、着替えさせたのは二人の方だろ? 責任を取ってボクで遊んでくれないと、拗ねてしまうよ。さあ、貴族らしく罰を与えて、ボクのお道具とやらを満たしてくれるかな?」
in屋敷内
「……この先が炊事場で、バスタブの湯沸かしのための釜はお二階にもございます」
手首と膝に付けられた黒い布と首の環に揺られ、エリヴァルイウスは楽しそうに絨毯の上を歩いた。
「ほら、ご覧よクロームファラ。小間使いが、わざわざボクの姿を見てくれている。姫君らしく、ヒップを掲げてボクは歩けているかな? それとも、貴方はボクに罰を与えたくなって、秘芯に鞭を差し込んでくれるのかな…?」
「エリヴァル様。ご自身の姿を晒されて、お恥ずかしいとはお思いになられないのですか…?」
「どうして? ボクは、生まれながらのお人形だからね。民衆に姿を晒すのが公務なのだから、下から蜜を垂らして淫らな身体を見せつけるのも、姫君としてのお勤めなんじゃないかな? 何だったら、その手にした鉄棒でボクを括って、酷く責めたっていいんだよ? レイチェル夫人はボクを辱めたいんだろ、好きなだけ痛ぶって、ボクを可愛がっておくれよ」
in倉庫部屋
「さ、さあ、エリヴァル様。午後のお勤めは、予定を変更してお掃除に致しましたわ。平民の気持ちになって、お役目を果たしましょう」
倉庫の中に押し込まれたエリヴァルは、クロームファラに秘芯へ触るように淫らに誘った。思わず手が伸びてしまいそうになり、必死で止めようとすると、逆に首のリードを引き寄せられてしまった。
「ほら、もうこんなに熱くなっているだろ…? 貴族の侍女がお務めを果たしたくて、ボクをこんな場所に引き込んだんだろ? そろそろ、侍女としてのお役目を果たしてくれなくてはね」
「な、何をなさるのですか…! んっ、あっ、いや…」
唇を勢いよく吸われ、クロームファラのエプロンドレスに手を差し込まれた。舌をエリヴァルに撫で回されて抵抗を失い、差し込まれた指先は秘芯の奥で激しく踊った。
in夕食
「——こちらが本日の前菜でございます。当家で朝採りしたお野菜を使い、北方のソースと細かく刻んだ木の実で合わせました」
何もない皿を前にしたエリヴァルイウスは、酷く不機嫌な顔になってテーブルに置かれたカトラリーを床へと投げつけた。
「スペンス料理長。これのどこが、前菜だと言うんだい? 君は言語に問題がある様だね。もう一度聞くけど、これの何処が前菜に見えると言うんだ? ボクは食事に対する冗談が大嫌いだよ。空の皿を食べろと言うなら、まずは君が工具で砕いてからお腹に収めてくれるかな?」
「し、しかし。こちらは丹精に作り上げました、前菜でして」
怒りに震えたエリヴァルは手にした皿を壁に投げつけ、食前酒はグラスごとスペンス料理長の横を掠めた。
「ボクは、食事に対して冗談を言われるのが大嫌いなんだ。ご覧よ、君が前菜だと言っていたお皿はガラスになってしまった。ここに、ラディッシュも他の野菜も何も載せられないよね? それとも、この破片が料理だとでも言いたいのかい? 公爵家の料理人は随分と気狂いなんだね。次また何もない皿を出してきたら、ボクはきっとこのお屋敷を燃やしてしまうよ」
「……はっ、はい。その、すぐにお作りします」
「悪いけど、これは本気だからね。ちゃんと作らないと言うなら、そんな料理人の手は切り取ってしまえばいいんだ。自分で出来ないなら、ボクがナイフで切り刻んであげるよ。ああ、そうだ、デザートは三人分用意してくれるかな。夜に食べる菓子箱も忘れずに、紅茶にはレモンを添えて、メインディッシュの鹿肉は大きめに切ってくれると嬉しいよ…。従順な料理長なら、もちろん出来るね?」
「これが、侍女としてのエリヴァル様のお衣装でしてよ。王家の子女がお勤めのためのエプロンドレスを着るのはお恥ずかしい事ですが、公爵家の侍女は名誉職ですわ」
レミエールが大人しく衣装に着替えるエリヴァルの腕を支えて、極端に丈の短いドレスが彼女を飾る。何度か着心地を確かめたエリヴァルは、王族らしい優美な微笑みでクロームファラに語りかけた。
「ボクにヒップを丸出しの侍女服を着せるだなんて、クロームファラだったか…な? 君は随分と淫らな貴族のようだね。ご覧よ、ボクの秘芯は熱くもなっていないんだ。貴方がたに指先で蹂躙されて、蜜を垂らしながら着替えさせられるはずなのに…。これでは、乾ききってしまうよ」
「エリヴァル様。そのような淫らなお姿で、私たちの前にお道具を晒すだなんて…」
「何が淫らだと言うのさ? 卑猥なドレスを渡してきて、着替えさせたのは二人の方だろ? 責任を取ってボクで遊んでくれないと、拗ねてしまうよ。さあ、貴族らしく罰を与えて、ボクのお道具とやらを満たしてくれるかな?」
in屋敷内
「……この先が炊事場で、バスタブの湯沸かしのための釜はお二階にもございます」
手首と膝に付けられた黒い布と首の環に揺られ、エリヴァルイウスは楽しそうに絨毯の上を歩いた。
「ほら、ご覧よクロームファラ。小間使いが、わざわざボクの姿を見てくれている。姫君らしく、ヒップを掲げてボクは歩けているかな? それとも、貴方はボクに罰を与えたくなって、秘芯に鞭を差し込んでくれるのかな…?」
「エリヴァル様。ご自身の姿を晒されて、お恥ずかしいとはお思いになられないのですか…?」
「どうして? ボクは、生まれながらのお人形だからね。民衆に姿を晒すのが公務なのだから、下から蜜を垂らして淫らな身体を見せつけるのも、姫君としてのお勤めなんじゃないかな? 何だったら、その手にした鉄棒でボクを括って、酷く責めたっていいんだよ? レイチェル夫人はボクを辱めたいんだろ、好きなだけ痛ぶって、ボクを可愛がっておくれよ」
in倉庫部屋
「さ、さあ、エリヴァル様。午後のお勤めは、予定を変更してお掃除に致しましたわ。平民の気持ちになって、お役目を果たしましょう」
倉庫の中に押し込まれたエリヴァルは、クロームファラに秘芯へ触るように淫らに誘った。思わず手が伸びてしまいそうになり、必死で止めようとすると、逆に首のリードを引き寄せられてしまった。
「ほら、もうこんなに熱くなっているだろ…? 貴族の侍女がお務めを果たしたくて、ボクをこんな場所に引き込んだんだろ? そろそろ、侍女としてのお役目を果たしてくれなくてはね」
「な、何をなさるのですか…! んっ、あっ、いや…」
唇を勢いよく吸われ、クロームファラのエプロンドレスに手を差し込まれた。舌をエリヴァルに撫で回されて抵抗を失い、差し込まれた指先は秘芯の奥で激しく踊った。
in夕食
「——こちらが本日の前菜でございます。当家で朝採りしたお野菜を使い、北方のソースと細かく刻んだ木の実で合わせました」
何もない皿を前にしたエリヴァルイウスは、酷く不機嫌な顔になってテーブルに置かれたカトラリーを床へと投げつけた。
「スペンス料理長。これのどこが、前菜だと言うんだい? 君は言語に問題がある様だね。もう一度聞くけど、これの何処が前菜に見えると言うんだ? ボクは食事に対する冗談が大嫌いだよ。空の皿を食べろと言うなら、まずは君が工具で砕いてからお腹に収めてくれるかな?」
「し、しかし。こちらは丹精に作り上げました、前菜でして」
怒りに震えたエリヴァルは手にした皿を壁に投げつけ、食前酒はグラスごとスペンス料理長の横を掠めた。
「ボクは、食事に対して冗談を言われるのが大嫌いなんだ。ご覧よ、君が前菜だと言っていたお皿はガラスになってしまった。ここに、ラディッシュも他の野菜も何も載せられないよね? それとも、この破片が料理だとでも言いたいのかい? 公爵家の料理人は随分と気狂いなんだね。次また何もない皿を出してきたら、ボクはきっとこのお屋敷を燃やしてしまうよ」
「……はっ、はい。その、すぐにお作りします」
「悪いけど、これは本気だからね。ちゃんと作らないと言うなら、そんな料理人の手は切り取ってしまえばいいんだ。自分で出来ないなら、ボクがナイフで切り刻んであげるよ。ああ、そうだ、デザートは三人分用意してくれるかな。夜に食べる菓子箱も忘れずに、紅茶にはレモンを添えて、メインディッシュの鹿肉は大きめに切ってくれると嬉しいよ…。従順な料理長なら、もちろん出来るね?」
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