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アルミス編
第38話 模擬戦1
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アルミス帝国へ来てから一週間経ち、アスト達は毎日試合をしてくれと追いかけられていた
精霊術を駆使して逃げてはすぐに見つかるを繰り返している
最終的にはアリスに止められていた
「しつこ過ぎんだろ」
「実力行使してしまえばいいのに。何でしないんだ?」
「国同士の喧嘩とかになるかもしれないだろ」
「五大貴族でもそれは止められませんので仕方がないんです」
「だったら一度試合をしてやればいいんじゃないか?」
「「「「嫌だ」」」」
アスト達はコクロが寝ている時に試合をしたのだが終わったあとにもう一度お願いしますと何度も言われたため試合をした
しかしそれは不公平だと他の生徒達が騒ぎ出し二百人の生徒が試合を申し込んできた
もうこの帝国の生徒とは試合はしないと心に決めたのだ
「ならアリスに同行してもらえばいいと思うが?」
「それがいいかもしれない」
「何度も止めてくれてるしね」
「言ってくる」
テラは部屋から出てアリスの所へ向かった
数分後
アリスを連れて戻ってきたが後ろにはレナもいた
「事情は聞いたわ。ここにいる間は同行してほしいと」
「ああ。お願いしてもいいか?」
「いいわよ。その代わりレナも一緒で」
「そっちのほうがいいかもしれないな」
そしてアリスとレナが同行してくれるようになり、試合を申し込んでくる生徒が激減した
遠征があと二日で終わる頃
アスト達は帝国の代表と模擬戦を行うことになった
ほぼ何してもいいと言う皇帝の雑なルール説明をされた
現在は帝国の闘技場に来て代表の生徒達と戦う準備をしていた
この試合が終わるとアリスとの試合がある
負けてしまうと代表のアスト達が帝国側へ転入することになっていた
王都側が勝つとアリスが転入となっている
「では始めますのでフィールドに来てください」
フィールドは森のようになっており走りづらく、植物の精霊の力を使いやすいところだ
「では、はじめ!」
アスト達は言われてすぐに一心同体を使い空を飛ぶ
サラは飛べないのでアストに抱きかかえられていた
「見つけたよ」
「ホントだ。……あれって」
「うわっ。ナルシ王子じゃん」
アイカ達は帝国の王子をナルシ王子と呼び嫌っている
「ねえアストぉ」
「潰してくるからサラを私に」
「はい」
アストはサラをテラに渡しナルシ王子の所へ向かっていく三人を眺めていた
精霊術を駆使して逃げてはすぐに見つかるを繰り返している
最終的にはアリスに止められていた
「しつこ過ぎんだろ」
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「国同士の喧嘩とかになるかもしれないだろ」
「五大貴族でもそれは止められませんので仕方がないんです」
「だったら一度試合をしてやればいいんじゃないか?」
「「「「嫌だ」」」」
アスト達はコクロが寝ている時に試合をしたのだが終わったあとにもう一度お願いしますと何度も言われたため試合をした
しかしそれは不公平だと他の生徒達が騒ぎ出し二百人の生徒が試合を申し込んできた
もうこの帝国の生徒とは試合はしないと心に決めたのだ
「ならアリスに同行してもらえばいいと思うが?」
「それがいいかもしれない」
「何度も止めてくれてるしね」
「言ってくる」
テラは部屋から出てアリスの所へ向かった
数分後
アリスを連れて戻ってきたが後ろにはレナもいた
「事情は聞いたわ。ここにいる間は同行してほしいと」
「ああ。お願いしてもいいか?」
「いいわよ。その代わりレナも一緒で」
「そっちのほうがいいかもしれないな」
そしてアリスとレナが同行してくれるようになり、試合を申し込んでくる生徒が激減した
遠征があと二日で終わる頃
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ほぼ何してもいいと言う皇帝の雑なルール説明をされた
現在は帝国の闘技場に来て代表の生徒達と戦う準備をしていた
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負けてしまうと代表のアスト達が帝国側へ転入することになっていた
王都側が勝つとアリスが転入となっている
「では始めますのでフィールドに来てください」
フィールドは森のようになっており走りづらく、植物の精霊の力を使いやすいところだ
「では、はじめ!」
アスト達は言われてすぐに一心同体を使い空を飛ぶ
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「ホントだ。……あれって」
「うわっ。ナルシ王子じゃん」
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「ねえアストぉ」
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