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王立学校編
第8話 嫌がらせ
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合格発表から一週間後…
「はぁ」
アストはため息をした
(何で嫌がらせを受けなきゃならないんだ)
合格した次の日からアストへの嫌がらせが多く見られ、それも試験中に不満を持った者たちが集まり一週間嫌がらせをしている
(完全に目つけられたな)
「おい!劣等生!!」
劣等生と言われた方をみると
「精霊も使えない劣等生が俺の前を歩くんじゃねえ!!!」
「そうだそうだ!!キース様の前を通るな!!汚れるだろ」
そう言われ思いっきりふっ飛ばされた
(殴りたい。けど五大貴族の子のキースがいるからなー…しょうがないか)
殴りたいという衝動にかられたが、こらえて歩きだす
「おい!無視するんじゃねえよ!!」
キースが無視されたことに耐えられなかったのかアストの肩を無理やり引っ張ろうとしたとき
「やめなさいよ」
凛とした声が聞こえた
振り向くと水色の髪のショートヘアで目が海のような色をした少女が立っていた
「チッ」
キースが舌打ちしながら歩いて行った
それを遠目で見ながら
「大丈夫だった?」
優しく声をかけられた
「大丈夫です。あなたは?」
「あ、私は五大貴族の2年のテラよ」
「アストです。助けてくれてありがとうございました」
礼をいうと
「あなた、何か隠してない?」
(なんでわかったんだ!?)
「いえ、何も隠してないですよ。なぜ隠していると?」
「あなたの魔力量が凄いからよ。私は人の魔力量を見ることができるの」
(厄介な人にあったな、それに魔力量を見ることができるか….魔眼か)
魔眼にはいろんな種類があり魅了眼、破眼などや他にも様々である
「そうでしたか」
「ええ、(でもあなたのことが気になったから助けたのもあるけど」
「え」
「あっ、なんでもないわよ!?それより何かあったら言いなさい。助けてあげるから」
(なんて優しい先輩なんだ!!それに可愛い!!)
「はい!」
「授業が始まる前に気をつけて教室に戻りなさいよ」
「分かりました」
~~~~~~~~~~~~~
(はぁ、授業めんどくさいなー。わかることしか言ってないし)
アストはフィルに3歳の頃からものすごい量の勉強をさせられていて、今している授業がつまらなかった
(あの先輩何クラスなんだろう…)
高速でチョークが額目掛けて飛んできたのに気づいて掴み
おどけていった
「なんですか?」
「んですかではない。わかるからと言ってぼーっとするな。そんなに俺の授業がつまらないのか?」
「はい!つまらないです!!」
高速のチョークが額にぶつかり意識をかられた
「はぁ」
アストはため息をした
(何で嫌がらせを受けなきゃならないんだ)
合格した次の日からアストへの嫌がらせが多く見られ、それも試験中に不満を持った者たちが集まり一週間嫌がらせをしている
(完全に目つけられたな)
「おい!劣等生!!」
劣等生と言われた方をみると
「精霊も使えない劣等生が俺の前を歩くんじゃねえ!!!」
「そうだそうだ!!キース様の前を通るな!!汚れるだろ」
そう言われ思いっきりふっ飛ばされた
(殴りたい。けど五大貴族の子のキースがいるからなー…しょうがないか)
殴りたいという衝動にかられたが、こらえて歩きだす
「おい!無視するんじゃねえよ!!」
キースが無視されたことに耐えられなかったのかアストの肩を無理やり引っ張ろうとしたとき
「やめなさいよ」
凛とした声が聞こえた
振り向くと水色の髪のショートヘアで目が海のような色をした少女が立っていた
「チッ」
キースが舌打ちしながら歩いて行った
それを遠目で見ながら
「大丈夫だった?」
優しく声をかけられた
「大丈夫です。あなたは?」
「あ、私は五大貴族の2年のテラよ」
「アストです。助けてくれてありがとうございました」
礼をいうと
「あなた、何か隠してない?」
(なんでわかったんだ!?)
「いえ、何も隠してないですよ。なぜ隠していると?」
「あなたの魔力量が凄いからよ。私は人の魔力量を見ることができるの」
(厄介な人にあったな、それに魔力量を見ることができるか….魔眼か)
魔眼にはいろんな種類があり魅了眼、破眼などや他にも様々である
「そうでしたか」
「ええ、(でもあなたのことが気になったから助けたのもあるけど」
「え」
「あっ、なんでもないわよ!?それより何かあったら言いなさい。助けてあげるから」
(なんて優しい先輩なんだ!!それに可愛い!!)
「はい!」
「授業が始まる前に気をつけて教室に戻りなさいよ」
「分かりました」
~~~~~~~~~~~~~
(はぁ、授業めんどくさいなー。わかることしか言ってないし)
アストはフィルに3歳の頃からものすごい量の勉強をさせられていて、今している授業がつまらなかった
(あの先輩何クラスなんだろう…)
高速でチョークが額目掛けて飛んできたのに気づいて掴み
おどけていった
「なんですか?」
「んですかではない。わかるからと言ってぼーっとするな。そんなに俺の授業がつまらないのか?」
「はい!つまらないです!!」
高速のチョークが額にぶつかり意識をかられた
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