モブですがなにか？

おれ、モブAだよね？

会社に出社しなきゃと毎日満員電車に乗らなきゃならんの辛いんだよなオマケに座れないんだよなこの時間帯と両手を吊革に手を挙げて冤罪対策だこんな窮屈な中で面倒事はごめんだ！
「押すなよ、」「誰だよ、押してるのよ」と言う声が聞こえる。その中で、ドア側の女性が何か嫌そう顔しながら体を、くねらせ何かから逃げるようにしている。あれ？あの子総務課の子だよな？「すみません知り合いの子が居るので通らせて貰えますか？」と言いながら近寄ったそしてちかよって分かった痴漢だその手の先を確認し男の手を掴むと同時に耳元で「総務課の子だよね？一旦次の駅で降りよう？怖かったでしょ安心してね」と言った彼女は、頷いて駅に着いた瞬間「すみません降ります通してください」そして触っていた男の手を強く握りながら話せと言わんばかりの抵抗だったが激痛が走る手首の部位を強く押しながら無理やりひっぱっておろした。近くにいた駅員に事情を説明し警察官が来た。容疑を否認しているが、俺の目は誤魔化されない証拠のためスマホ動画モードで取ったものを見せた。彼女のためにも別の部屋で、警察官に見せ現行犯逮捕となった会社に電話し課長に俺は遅刻すると伝え総務課には俺から事情を説明し休ませたやって欲しいと嘆願した後他の人にに風邪としてあげてください彼女の名誉のためにもと強くお願いをした。こんなこと出来るの同じ社内の人だからできるのであって知らない人なら駅員に引き渡してさよならですますところだ。と言うか俺ってほとほとこう言うのに巻き込まれるのな？嫌になる2~3本早めの電車に乗ればよかったとつくづく思う
彼女は「あの～営業部の方ですよね？確か名前は」と言いかけた時に、しーと自分の口に指を立てお願いだから言わないでね？と言わんばかり行動を取り「最寄り駅まで送るよ今日のことは忘れるんだよどこの誰だか知らない人に熱で倒れて助けて貰ったと言えば良いから話はオタクの課長に話つけてるからね明日はいつもより早いすいた電車て来るんだよ？」と言って彼女の家の最寄り駅まで送っていったすっかり昼飯時の時間になってしまい弁当を買い会社の近くの公園で昼飯を食べた、それから会社に行き課長に頭を下げ遅刻の件を謝罪した。社会人の礼儀というものだ課長は肩を叩き「お疲れさん総務の課長からも礼を言われたよ。事情が事情だから半休扱いにしておいたよ」と言われ課長に頭を下げながら「有難うございます！」と言った午後から営業廻りだ。得意様先に回って何とか、貢献しなきゃなと思った、何とか2件契約は取れたが、ノルマにはまだまだ届かない胃が痛くなる営業は、このノルマ性がなけられば気楽な仕事なんだがな～これも営業の性よ諦めて回るしかない会社から呼び出し電話だまた怒られるんだろうなと思いながら電話に出た「お前今どこにいる？」おれ、「まだ契約2件しか取れてないのでもう少し回ろうかと思ってますが」課長は、「もういいから帰社しろ」と言われた俺は「畏まりましたすぐ帰社します。」頭が追いつかない課長の口調が慌てていた何かあったのだろうか？予定を切り上げて急いで戻った。営業課長と総務課長それに社長？何この顔ぶれ俺何か悪いことした？と思いつく事を考えた。何もしてない！社長が、頭を下げてきた？なぜ？
「すみませんなぜ社長が頭下げてるのかわからないのてすが？何故ですか？」と質問した
「今朝電車で痴漢から助けた女子社員のこたなんだがな？社長のお嬢様らしくてな？礼がしたいとの仰せでな？総務課長も彼女の心理的配慮が完璧で、感動したとのことでな社長から褒賞金と夕食のご招待を受けたんだよ。お前！」
はぁ～何それ俺ただ同僚の子を助けただけだよ社長令嬢助けてないけどなんの事？はぁ～何、なんなのそれ訳が分からないんだけど？
総務課長が説明し始めた「今朝電車にて助けた女子社員は社長のご令嬢てなうちの課でお預かりしていてな普通のOLのように振る舞いたいとの仰せでな電車通勤されていたんだよそれがこの騒ぎになった所を君が助けたんだよで御礼がしたいとのご本人たってのご希望があってなこれから会食をしに行くことになったんだが着いてきてくれるかな？」それはついてこいと同義だ選択値がないどうしてこうなった。当たり前の事しただけ！ただ相手が同僚だっただけ！
訳が分からん断る口実を探さねば業績がまだ達成していない言い訳にならないか？この流れでは弱い他にないか？探せ逃れる案を兎に角探すんだ。取り敢えず「あの社長頭を上げてください自分はたまたまあの電車乗り合わせていただけで同僚に挨拶しようとしただけです。そしてたまたま痴漢行為をした人間を捕まえたにすぎませんですから褒賞金だの会食だのされる立場にございません、それに営業ノルマが振るわない下っ端にそのような高待遇は、身に余りますですのでこの話はなかったことにしてあただけなあでしょうか？後ご提案なのですがしばらく落ち着くまでお嬢様なきゅかわお与えになり復帰の際は会社の近くまで来るまで来られ気づかれないように歩いて出社というのはいかがでしょうかこれなら安全かと存じ上げますが？」
と言った。社長は「君の意見は尊重しよう、がしかし会食はさせもらうぞ！」俺「理由はなんですか？」社長「娘の頼みだからだ」俺「理由になってません自分は当たり前のことを当たり前にこなしただけで、礼をされる覚えもなければそれに値する行為もしておりませんですので先程のご提案で済ませたいのですよではまだ契約がとれてない本日のノルマがございますのでこれにて失礼致します。」と部屋を後にした。