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第3章 アレクを狙って
第834話 天才赤ちゃん大樹とマンテじぃじの共闘オーク狩り!
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冒険者二人は、魔物の叫び声がした森の奥に向かい、切り落とされたコカトリスの首を発見した。
「コカトリス!?しかも、綺麗に首を両断してやがるな。この綺麗な切り口からして、やはり只者ではないな」
「あっちを見てきたけど、コカトリスは猛毒の霧を撒くのに精一杯だったようね。それより、これを見て。石化を自ら解いているわ!普通魔法を使ったら、痕跡が残るのはおかしいもの」
ザギトは、コカトリスの大きな頭を持ち上げて切り口の断面を観察していると、辺りを見ていた双剣使いの女性は、大樹が魔力で無理矢理破壊した石化の破片を持ってやってきた。
「おいおい、それが本当なら解いたんじゃなく、破壊したんだろうな。それが事実なら化け物だぞ。セリーナ、調査を中断することも出来るが、どうする?」
ザギトは、これ以上は危険だと判断して撤退を考えたが、同じパーティーであるセリーナの考えも聞こうとした。
「本当なら、中断すべきだと思うわ。でも、私達もAランクよ。コカトリスを瞬殺する人物がいるなら間近で見てみたいじゃない。それに、ザギトも最近刺激が足りないって言ってなかった?」
セリーナは、Aランクの冒険者として、自分達よりも強い人物が誰なのか気になって仕方ない。
「はぁ、わかったわかった。確かに、こんなことが出来るやつがいるなら気になるしな。それに、仲間にもしたい」
「フフッ、ザギトならそう言うと思った。足跡があるわ。こっちに、行ってみましょう」
マンテ爺は、コカトリスのように、すぐにオークキングを見つけることが出来ず、歩いて捜索に向かったようで、ザギトとセリーナは、足取りを掴むことが出来た。
◆
マンテ爺は、大樹を抱えて、オークの気配を探りながら歩いていた。すると、2体の狩りを済ませたオークが歩いているのを見つけて、後を追ってオークの集落を発見した。
「運がええわい。あそこに、一際目立つオーラを放っているのが、オークキングじゃな。それに、ハイオークとオークジェネラルもおるわい。大樹、当分肉には困らんぞい」
大量のオーク肉が手に入るとわかり、魔物の国の食糧事情が改善されると思ったマンテ爺は、狩人の目になる。
「僕食べれないけど、みんなが喜ぶなら頑張るでしゅよ。魔法連発するでしゅ」
木の上から様子を窺っていたのだが、大樹はマンテ爺の腕から抜け出して、木の枝に着地をした。そして、人差し指を立てると、人差し指の周りに円形の輪ができた。
それを、何の前触れもなく、オークの集落に投げる。
「なんじゃ!?あれは?新技か!?」
マンテ爺は、目を丸くして驚く。何が起こったかというと、大樹の投げた円形の輪がいくつにも分裂して、何体ものオークの首を切り落としているのだ。
「でしゅでしゅ。オレールおじちゃんと作ったでしゅ。僕は、魔法分裂のスキルがあったでしゅから、魔力操作をいっぱい修行したでしゅ」
言葉足らずではあるが、マンテ爺はすぐに意味を理解した。風魔法をスキルで分裂させて、高度な魔力操作で自在に大量の分裂した風魔法を操ったのである。
「天才じゃな......ん?ジェネラルが動き出したようじゃぞ。ワシが、オークとジェネラルを相手しとる間に、大樹がキングを倒すのはどうじゃ?」
「わ~いでしゅ。パスクお兄ちゃんに教えて貰った技で倒すでしゅ」
大樹の天才的な力と石化から抜け出すほどの魔力を見て、オークキング相手でも問題ないと判断した。
「ワシが、引きつけるのを待つんじゃぞ。合図を出したら、あの台座で、のさばっとるあやつを倒すんじゃ」
「わかったでしゅ。じぃじと一緒に戦えるのやったでしゅ」
赤ん坊である時点で戦いなど現実ではありえないのだが、いつも置いてけぼりを食らっていた大樹は寂しさを感じていた。そして、遂に共闘出来る日が来て胸を躍らせる。
「ワシは、先に行くぞい」
マンテ爺は、木から飛び降りて生き残ったオークをズバズバと切っていく。そして、その様子を見たジェネラルが激怒してマンテ爺に襲い掛かる。
「大樹、今じゃ!派手に暴れてよいぞい」
「わ~い!行くでしゅ!突撃でしゅ」
マンテ爺は、大声で大樹を呼ぶと、大樹は足に力を入れて、アレクに向かって突撃した以上の威力でオークキングに向かって飛んでいく。
「グォ!?グォォォォ」
「うわぁぁぁ、イタタタでしゅ。やるでしゅね」
オークキングは、悠々とマンテ爺とジェネラルの戦いを観戦しようとしていたが、大樹の突撃に驚き、強靭盾のスキルを使い、大樹を跳ね返した。
大樹は、体が軽いので吹き飛ばされてゴロゴロと転がるが、無傷で立ち上がる。
「グォォォォ、ジジイの肉は不味いと思っていたところに、柔らかそうな赤ん坊の肉!骨の髄まで堪能してやろう」
オークキングは、流暢に人の言葉を話すネームド持ちであった。そして、完全に狙った大樹に対して、オークキングは棍棒を構えて走り出して、そのまま大樹目掛けて棍棒を振り下ろした。
「カ゚ァッハハハハ、多少潰れてしまったであろうが、ゆっくり......なんだとぉぉぉ」
「びっくりしたでしゅ。でも、ノックスおじちゃんの方が、もっと強いでしゅ。食らえでしゅ」
潰れたと思った大樹だったが、なんと片手で棍棒を受け止めていた。しかも、全身を包むように魔装甲を纏っている。
そして、大樹は魔力を爆発させて棍棒とオークキングの着ていた鎧を粉々にした。
「グォォォォ、何だ!?この赤ん......」
鎧まで粉々にされて驚き後退りしたオークキングに対して、大樹は飛び上がり、先程よりも巨大な円形の輪を手から放ち、オークキングの首を刎ねた。
「わ~いでしゅ!勝ったでしゅ」
「強靭盾をいとも簡単に破壊する魔力だとはのぅ。末恐ろしいわい。じゃが、今は大樹を褒めてやらんとのぅ」
オークキングを倒した大樹は、ぴょんぴょん飛び跳ねて喜びを見せる。
マンテ爺は、オークとジェネラルを全て切り倒して、大樹の戦いを見ていたが、どこまで強くなるのか恐ろしくなってしまう。だが、今は労いと褒める時間だと思い駆け寄るのだった。
「コカトリス!?しかも、綺麗に首を両断してやがるな。この綺麗な切り口からして、やはり只者ではないな」
「あっちを見てきたけど、コカトリスは猛毒の霧を撒くのに精一杯だったようね。それより、これを見て。石化を自ら解いているわ!普通魔法を使ったら、痕跡が残るのはおかしいもの」
ザギトは、コカトリスの大きな頭を持ち上げて切り口の断面を観察していると、辺りを見ていた双剣使いの女性は、大樹が魔力で無理矢理破壊した石化の破片を持ってやってきた。
「おいおい、それが本当なら解いたんじゃなく、破壊したんだろうな。それが事実なら化け物だぞ。セリーナ、調査を中断することも出来るが、どうする?」
ザギトは、これ以上は危険だと判断して撤退を考えたが、同じパーティーであるセリーナの考えも聞こうとした。
「本当なら、中断すべきだと思うわ。でも、私達もAランクよ。コカトリスを瞬殺する人物がいるなら間近で見てみたいじゃない。それに、ザギトも最近刺激が足りないって言ってなかった?」
セリーナは、Aランクの冒険者として、自分達よりも強い人物が誰なのか気になって仕方ない。
「はぁ、わかったわかった。確かに、こんなことが出来るやつがいるなら気になるしな。それに、仲間にもしたい」
「フフッ、ザギトならそう言うと思った。足跡があるわ。こっちに、行ってみましょう」
マンテ爺は、コカトリスのように、すぐにオークキングを見つけることが出来ず、歩いて捜索に向かったようで、ザギトとセリーナは、足取りを掴むことが出来た。
◆
マンテ爺は、大樹を抱えて、オークの気配を探りながら歩いていた。すると、2体の狩りを済ませたオークが歩いているのを見つけて、後を追ってオークの集落を発見した。
「運がええわい。あそこに、一際目立つオーラを放っているのが、オークキングじゃな。それに、ハイオークとオークジェネラルもおるわい。大樹、当分肉には困らんぞい」
大量のオーク肉が手に入るとわかり、魔物の国の食糧事情が改善されると思ったマンテ爺は、狩人の目になる。
「僕食べれないけど、みんなが喜ぶなら頑張るでしゅよ。魔法連発するでしゅ」
木の上から様子を窺っていたのだが、大樹はマンテ爺の腕から抜け出して、木の枝に着地をした。そして、人差し指を立てると、人差し指の周りに円形の輪ができた。
それを、何の前触れもなく、オークの集落に投げる。
「なんじゃ!?あれは?新技か!?」
マンテ爺は、目を丸くして驚く。何が起こったかというと、大樹の投げた円形の輪がいくつにも分裂して、何体ものオークの首を切り落としているのだ。
「でしゅでしゅ。オレールおじちゃんと作ったでしゅ。僕は、魔法分裂のスキルがあったでしゅから、魔力操作をいっぱい修行したでしゅ」
言葉足らずではあるが、マンテ爺はすぐに意味を理解した。風魔法をスキルで分裂させて、高度な魔力操作で自在に大量の分裂した風魔法を操ったのである。
「天才じゃな......ん?ジェネラルが動き出したようじゃぞ。ワシが、オークとジェネラルを相手しとる間に、大樹がキングを倒すのはどうじゃ?」
「わ~いでしゅ。パスクお兄ちゃんに教えて貰った技で倒すでしゅ」
大樹の天才的な力と石化から抜け出すほどの魔力を見て、オークキング相手でも問題ないと判断した。
「ワシが、引きつけるのを待つんじゃぞ。合図を出したら、あの台座で、のさばっとるあやつを倒すんじゃ」
「わかったでしゅ。じぃじと一緒に戦えるのやったでしゅ」
赤ん坊である時点で戦いなど現実ではありえないのだが、いつも置いてけぼりを食らっていた大樹は寂しさを感じていた。そして、遂に共闘出来る日が来て胸を躍らせる。
「ワシは、先に行くぞい」
マンテ爺は、木から飛び降りて生き残ったオークをズバズバと切っていく。そして、その様子を見たジェネラルが激怒してマンテ爺に襲い掛かる。
「大樹、今じゃ!派手に暴れてよいぞい」
「わ~い!行くでしゅ!突撃でしゅ」
マンテ爺は、大声で大樹を呼ぶと、大樹は足に力を入れて、アレクに向かって突撃した以上の威力でオークキングに向かって飛んでいく。
「グォ!?グォォォォ」
「うわぁぁぁ、イタタタでしゅ。やるでしゅね」
オークキングは、悠々とマンテ爺とジェネラルの戦いを観戦しようとしていたが、大樹の突撃に驚き、強靭盾のスキルを使い、大樹を跳ね返した。
大樹は、体が軽いので吹き飛ばされてゴロゴロと転がるが、無傷で立ち上がる。
「グォォォォ、ジジイの肉は不味いと思っていたところに、柔らかそうな赤ん坊の肉!骨の髄まで堪能してやろう」
オークキングは、流暢に人の言葉を話すネームド持ちであった。そして、完全に狙った大樹に対して、オークキングは棍棒を構えて走り出して、そのまま大樹目掛けて棍棒を振り下ろした。
「カ゚ァッハハハハ、多少潰れてしまったであろうが、ゆっくり......なんだとぉぉぉ」
「びっくりしたでしゅ。でも、ノックスおじちゃんの方が、もっと強いでしゅ。食らえでしゅ」
潰れたと思った大樹だったが、なんと片手で棍棒を受け止めていた。しかも、全身を包むように魔装甲を纏っている。
そして、大樹は魔力を爆発させて棍棒とオークキングの着ていた鎧を粉々にした。
「グォォォォ、何だ!?この赤ん......」
鎧まで粉々にされて驚き後退りしたオークキングに対して、大樹は飛び上がり、先程よりも巨大な円形の輪を手から放ち、オークキングの首を刎ねた。
「わ~いでしゅ!勝ったでしゅ」
「強靭盾をいとも簡単に破壊する魔力だとはのぅ。末恐ろしいわい。じゃが、今は大樹を褒めてやらんとのぅ」
オークキングを倒した大樹は、ぴょんぴょん飛び跳ねて喜びを見せる。
マンテ爺は、オークとジェネラルを全て切り倒して、大樹の戦いを見ていたが、どこまで強くなるのか恐ろしくなってしまう。だが、今は労いと褒める時間だと思い駆け寄るのだった。
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